マウスピース矯正のインビザラインを検討中の方にはよくホワイトニングに関する質問を受けます。インビザラインの装置は着脱可能なだけではなく、ホワイトニングのマウストレーのような形態をしているため、矯正中であってもホワイトニングできそうなものですよね。今回はそんなインプラント治療中のホワイトニングの可否とリスク、注意点などを名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説をします。 【1】 インビザライン治療中のホワイトニング (1) 可能か不可能か 結論からいうと、インビザライン治療中のホワイトニングは「可能」です。当院でもインビザラインで歯並びを行っている期間中にホワイトニングを受けている人はたくさんいらっしゃいます。もちろん、すべてのケースで可能であるわけではありませんが、マウスピース矯正の中でもインビザラインであれば基本的に治療期間中のホワイトニングが可能となっております。 (2)ホワイトニングを行う場合のリスクは? インビザライン治療中にホワイトニングを行う場合も通常のホワイトニングと同様、知覚過敏の症状が現れる場合があります。いわゆる知覚過敏は、歯がキーンとしみる不快症状を伴うため、不安に感じる方もいるかもしれませんね。ただ、ホワイトニングに伴う知覚過敏はあくまで一時的なものであり、施術からしばらくすると消失します。歯にダメージが蓄積しているわけでもありませんのでご安心ください。 【2】 インビザライン治療中のホワイトニングの注意点 インビザライン治療中にホワイトニングをする場合、いくつか注意しなければならない点があります。 注意点1:色ムラが出ることがある これはインビザラインに限ったことではありませんが、矯正中にホワイトニングをすると、色ムラが出やすいです。なぜなら、矯正中は歯が常に移動しているからです。その時、表面に現れている部分は比較的きれいにホワイトニングできたとしても、歯が動いていく中でホワイトニングされていない部分が出てきます。その結果として色ムラが生じることもあるのです。 注意点2:アタッチメントの部分はホワイトニングできない インビザラインでは「アタッチメント」と呼ばれる突起状のパーツを着けることがあります。レジンで作られた小さな突起で、歯面の一部分を覆うことになるため、その部分だけはホワイトニングを浸透させることができません。つまり、アタッチメントを着けている状態では理想的なホワイトニング効果が得られないのです。 注意点3:知覚過敏の症状が出やすい インビザライン治療中は、普段よりもホワイトニングによる知覚過敏の症状が出やすくなっています。これは歯の移動に伴って、今まで表面に現れていなかった部分が露出するからです。フッ素塗布などを行って歯の石灰化を促すと、そうした症状は徐々に軽くなっていきます。 【3】 ホワイトニングの種類とインビザラインとの相性 ひと言でホワイトニングといっても、いくつかの種類があります。ここではオフィスホワイトニングとホームホワイトニング、セルフホワイトニングの3種類とインビザラインとの相性についてかんたんにご説明します。 (1) オフィスホワイトニング 矯正装置であるアライナーは、オフィスホワイトニングの際に取り外せます。つまり、普段と変わらない状態でホワイトニングを受けられることから、インビザラインとの相性は高いといえるでしょう。 (2) ホームホワイトニング インビザラインとの相性が最も高いのはホームホワイトニングです。自宅で患者さんご自身が施術する方法で、好きな時に歯を白くできます。しかもインビザラインならホワイトニング用のマウストレーを作る必要がないのです。矯正装置であるアライナーがそのままマウストレーの役割を果たすことから、速やかにホワイトニングを始められます。また、インビザライン治療中の方は、アライナーを着けている状態に慣れているため、ホームホワイトニングの薬剤を作用させている時間も普段通りに過ごせます。 (3) セルフホワイトニング ホワイトニングサロンなどで行うセルフホワイトニングも自分で施術する方法です。ただし、歯科医師の監督のもとで行う施術法ではないため、インビザライン治療中の方にはあまりおすすめできません。そもそもセルフホワイトニングでは歯を漂白する処置を行えないことから、十分な効果は期待できないでしょう。何らかのトラブルが起こった際も適切に対処できる体制が整っていないことが予想されるため、少なくともインビザライン治療中の方は避けた方が良いといえます。 【4】 よくある質問 (1) 市販のホワイトニング剤は使用して問題ないか インビザライン治療中のホワイトニングは、歯科医師の監督のもとで行うのが望ましいです。「市販のホワイトニング剤」といっても色々な種類があり、個人輸入されているものは歯や歯茎を傷める恐れがあります。ですから、決して個人で判断はせず、まずは主治医に相談しましょう。主治医の方針によっては、インビザライン治療中でも市販のホワイトニング剤が使える場合もあります。 (2) ホワイトニングを行なうベストなタイミング インビザライン治療中にホワイトニングを行う場合は、アタッチメントが着いていないタイミングがベストです。アタッチメントを設置後はどうしても色ムラが出てしまいます。また、歯の移動がある程度、落ち着いて、知覚過敏の症状が現れにくくなったタイミングも良いといえます。 (3) 矯正中に歯の黄ばみが気になる際の対処法 矯正中に歯の黄ばみがまず歯科医院のクリーニングを受けましょう。当院でも行っているPMTC(ピーエムティーシー)なら、歯ブラシによるブラッシングでは落とせないステインなども効率よく除去できます。また、歯の着色を促すコーヒーや紅茶、色の濃い食べ物を普段から控えることでも黄ばみを予防しやすくなりますよ。 【5】 プルチーノ歯科・名古屋院のご紹介 今回は、インビザライン治療中にホワイトニングを行うリスクや注意点などを名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。インビザラインのアライナーは、ホワイトニングのマウストレーとしても使えるため、矯正中であっても問題なく歯を白くできます。オフィスホワイトニングであれば、何も気にせず普段通りに施術できることでしょう。それでは最後に当院の矯正治療の特徴について、かんたんにご紹介します。 (1) プルチーノ歯科・矯正歯科の矯正治療の特徴 当院ではマウスピース矯正のインビザラインに力を入れております。名古屋でインビザラインによる歯並び治療を検討中の方はぜひプルチーノ歯科・矯正歯科までご相談ください。インビザライン治療中のホワイトニングにも対応しております。ちなみに、当院のホワイトニングは、歯がしみる症状が起こりにくい「スーパーポリリン酸ホワイトニング」を採用しております。不快症状の少ない快適なオフィスホワイトニングを提供いたします。 (2) 設備紹介 名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科のホワイトニングは、「リラクゼーションケアスペース」で施術を受けることができます。通常の診療室にある歯科用チェアではなく、ゆったりと座れるリクライニングチェアでの施術となります。その他、カウンセリングルームやブラッシングコーナー、キッズスペースなどもご用意しております。 (3) プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介 プルチーノ歯科・矯正歯科は、イオンモール新瑞橋内で開業している歯医者さんです。お車でお越しの方はイオンの大型駐車場をご利用いただけます。公共交通機関でも通院しやすい立地となっておりますので、ショッピングのついでにお越しいただけたらと思います。皆さんの人生のターニングポイントとなるような歯科治療を提供いたします。
インビザライン治療は、透明なマウスピースを使うことから、従来のワイヤー矯正よりも始めやすくなっています。歯並びの治療を快適に終える人もたくさんいらっしゃいます。ただ、インビザラインの特徴やデメリットまでしっかり理解していないと、後悔や失敗する可能性もありますので十分にご注意ください。今回の記事ではそんなインビザライン治療で失敗・後悔しないためにやっておく対策や情報取集について名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説します。 はじめに、インビザライン治療の基本についてご説明します。 (1) インビザラインとは インビザラインとは、透明な樹脂製のマウスピースを使った矯正システムです。昨今、人気を集めているマウスピース矯正の代名詞ともいえるもので、世界100カ国以上、累計で1,400万人を超える人が利用しています。1日20~22時間マウスピースを装着して、1~2週間に1回の頻度で新しいものに交換していくシステムです。固定式のワイヤー矯正とは根本的に異なる矯正法といえるでしょう。 (2) インビザラインのメリット ◎見た目が気にならない インビザラインを始めてまず実感することは「装置が目立たない」という点です。インビザラインのマウスピースは透明で薄く、一見すると何も着けていないように見えます。ブラケットやワイヤーのような金属製のパーツを使用することはないため、口元がギラギラと光りません。 ◎食事や歯磨きがしやすい インビザライン矯正では、普段通りに食事と歯磨きを行えます。マルチブラケット装置が着いていると、それだけで食事の味や満足度は大きく変わってしまいますからね。何も着けていない状態で食事ができることはこの上ないメリットといえるでしょう。歯磨きもしやすく、矯正中であっても虫歯や歯周病リスクが大きく上昇することはありません。 ◎装置によるトラブルが少ない インビザラインの装置は、大きなトラブルが起こりにくいです。1~2週間で新しいものに交換することから、衛生面でも優れているといえます。その他、インビザラインには歯の移動に伴う痛みが少ない、装置によって粘膜が刺激されることがほとんどない、などのメリットがあります。 (3) インビザラインのデメリット ◎間食がしにくい インビザラインは、マウスピースを外した状態なら何でも食べられますが、マウスピースを装着している間は水しか口にできません。つまり、間食がしにくいのです。 ◎適応できないことがある インビザラインは、軽度から中等度の歯並びに適した矯正法です。重症度の高い歯並びには適応できないことがあります。 ここからはインビザラインの失敗例をご紹介します。 (1) 歯根が露出した 矯正治療では、歯の動き方や歯並びの状態によって歯根が露出する場合があります。歯根面はエナメル質が分布しておらず、知覚過敏や虫歯のリスクが高くなっています。 (2) 虫歯・歯周病になった インビザライン矯正中に適切なケアを怠ると、虫歯や歯周病になってしまいます。とくにマウスピースのケアが不十分だと細菌が繁殖する原因にもなってしまうため、十分な注意が必要です。 (3) 抜歯で倒れこんだ歯をリカバリーできなかった 抜歯をしたスペースに倒れ込んだ歯は、インビザラインでリカバリーできないことがあります。そのままでは矯正が失敗に終わってしまうため、ワイヤー矯正によるリカバリーが必要となる場合もあります。 (4) 歯列矯正の効果が薄かった インビザラインを実施した結果、十分な矯正の効果が得られない場合もあります。また治療後のアフターケアが不十分であったために後戻りしてしまうケースもございます。インビザラインにも限界があるため、理想的な効果が得られるとは限らないのです。 インビザラインで失敗や後悔しないためには、次のポイントを事前に確認しておきましょう。 (1) かかる費用の公開や明瞭さ インビザラインにかかる費用は、内訳まで細かく情報公開されていることが重要です。実際に治療が始まってから費用がかさんでいって、総額としては想定していたものよりも高くなってしまうケースも珍しくありません。そうした後悔やトラブルを防ぐためにも、費用面に関しては事前にしっかりチェックしておきましょう。 (2) 症状に対応できる技術力や症例数 過去にいろいろな症例をインビザラインで治している実績があると良いです。とくにご自身の歯並びのケースを治した経験があるかどうかは、事前に確認しておいた方が良いです。 (3) 通いやすさや先生との相性 インビザラインで後悔しないためには、先生との相性の良さも重要です。また、自宅から通いやすい立地にあるかどうかもきちんと確認しておきましょう。また治療中に不安なことがあれば相談しやすさというのも重要なポイントです。 次に挙げる症状は、インビザラインで改善できないことが多いです。 症状1:骨格的な異常がある 上の顎が長いことで出っ歯になっていたり、上下の顎のバランスが悪いことで受け口となっていたりするケースは、インビザラインで治すことが難しいです。そうしたケースは顎の骨を削る外科矯正や歯を三次元的に動かすことが得意なワイヤー矯正が適しているといえます。 症状2:たくさんの歯を抜く必要がある スペースの不足が著しく、たくさんの歯を抜かなければならないケースもインビザラインが向いていません。インビザラインは、歯を長い距離、移動させるのには不向きな矯正法だからです。ただし、抜歯症例でもインビザラインで対応できる歯並びはありますので、まずは精密検査を受けることが大切です。 症状3:インプラントがたくさん入っている インプラントは人工歯根がある装置ですが、天然歯のように動かすことはできません。そのためインプラントが埋まっている位置が良くなかったり、たくさんのインプラントが入っていたりする場合は、インビザラインを適応できないこともあります。インプラントが複数入っているケースは、基本的にワイヤー矯正の方が適しているといえるでしょう。 今回は、インビザライン治療で後悔や失敗しないためにやっておきべきことについて、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。最後に当院についても簡単に紹介させていただきます。 (1) 後悔しないため事前相談実施中 当院では、インビザラインで後悔しないためにも事前のカウンセリングに力を入れております。インビザラインについてもっと詳しく知りたい、インビザラインで気になっていることがある、という方は、いつでもお気軽にプルチーノ歯科までご連絡ください。一つひとつ丁寧にお答えします。無料の相談も実施しておりますので、ご関心があればお気軽にご相談のご予約をいただければと思います。 (2) 設備紹介 プルチーノ歯科・名古屋院には、カウンセリングルームが設けられております。患者さんのプライバシーが守られた形でカウンセリングを受けることができますので、インビザラインに関心のある方はお気軽にお越しください。歯科用CTレントゲンやマイクロスコープなど、先進の医療機器も完備された歯科医院です。 (3) プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介 当院は、イオンモール新瑞橋内で開業している歯医者さんです。通いやすい立地で、皆さんショッピングのついでにメンテナンスなどを受けにいらっしゃいます。お車でお越しの方はイオンモールの大型駐車場をご利用ください。公共交通機関でお越しの方は、地下鉄の新瑞橋の8番出口から徒歩5分、名鉄の呼続からも徒歩5分で到着します。路線バスも新瑞橋で下車していただければ、徒歩圏内となっております。
プレオルソを使用するメリットとデメリットとは何か?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説
23.09.18
カテゴリ:インビザラインホワイトニングマウスピース矯正インビザラインマウスピース矯正インビザラインマウスピース矯正小児矯正
子どもの矯正治療では、「プレオルソ」という装置を使うことがあります。子どもの専用のマウスピース型矯正装置で、ワイヤー矯正はもちろんのこと、インビザラインとも異なる特徴を持った治療システムといえます。今回はそんなプレオルソの特徴や小児矯正で使用するメリット・デメリットについて、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説をします。 始めに、プレオルソの効果や対象年齢、治療にかかる費用などについてご説明します。 (1) プレオルソの効果 マウスピース型矯正装置のプレオルソは、自宅で装着するだけで悪い歯並びの原因を取り除くことができます。出っ歯や受け口、開咬(かいこう)、過蓋咬合(かがいこうごう)といったさまざまな歯並び・噛み合わせの異常を改善可能です。プレオルソにはお口周りの筋肉や舌の働きを正常化したり、顎の骨の発育をコントロールしたりする効果が期待できます。その結果として歯並びがきれいになるのです。 (2) 使用可能な年齢 プレオルソによる小児矯正は、6~11歳くらいのお子さんが対象となります。お子さんの発育状況によってはもう少し低年齢からプレオルソを使用することもできます。ですから、お子さんの歯並びや噛み合わせで気になる点が見つかったら、まず当院までご相談ください。矯正相談自体は3歳くらいに受けても何ら問題はありません。むしろ、歯並びや噛み合わせの異常を早期に発見できることから、メリットの方が大きくなります。 (3) かかる費用について プレオルソは、一般的な矯正治療と同様、自費診療となります。そのため歯科医院によって料金設定が大きく異なるのですが、全国的には30,000~200,000円程度で治療を実施しているところが多いです。ちなみに、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科では「プレオルソのみ」や「プレオルソ+部分的なワイヤー」、「プレオルソ+インビザライン」といったさまざまな治療パターンをご用意しておりますので、費用等が気になる方はお気軽にご相談ください。 ここからはプレオルソの特徴について深堀していきましょう。 (1) 取り外し可能 プレオルソは取り外し可能な矯正装置です。マウスピースの形をした装置をお子さんご自身に着脱していただきます。着脱の方法はとてもシンプルで、誰でもすぐに行えるようになります。 (2) 舌のトレーニングになる 舌の位置や動きは、歯並びや噛み合わせ、お口周りの筋肉の発育に大きな影響を与えます。例えば、舌が低い位置にとどまっている「低位舌(ていいぜつ)」は、上の歯列の幅を狭めてしまうことがあります。舌の位置が悪くて口呼吸が促されると、出っ歯や開咬といった歯並びの異常を引き起こすこともあるのです。プレオルソではそうした舌の位置や動きをトレーニングによって正常化できます。 (3) 痛みや違和感が抑えられる プレオルソは、歯に対して強い力がかかることはまずありません。なぜならプレオルソは、歯を動かすことが主目的ではない矯正治療だからです。矯正に伴う痛みや不快感が少ないため、小さなお子さんでも安心して続けられます。 プレオルソはとても便利な小児矯正の装置ですが、いくつかのデメリットを伴います。プレオルソを検討中の方は参考にしてみてください。 (1) 治療できないケースもある プレオルソにはいくつかのタイプがあり、それぞれ出っ歯や受け口、開咬(かいこう)、過蓋咬合(かがいこうごう)に対応しています。具体的にはタイプ1~3のプレオルソが用意されていますが、それでもカバーできない歯並びは存在しているものです。プレオルソも万能な矯正装置ではないため、お子さんの歯並び・噛み合わせの状態によってはその他の治療法をご提案させていただくこともあります。 (2) 細かな歯並び調整は不向き プレオルソは「小児育成矯正」の一種であり、筋肉や顎の発育を正常にコントロールすることが主な目的となっています。そのため歯列矯正のような細かな歯並び調整は行えません。その点を誤解していると、治療を始めてから後悔することになるため十分にご注意ください。一般的にプレオルソは歯列矯正と組み合わせることで、理想的な仕上がりへと導くことが可能となります。 (3) 装着時間・ルールを厳守しないと効果に差がでる プレオルソの装置は、外で装着する必要はありませんが、装着時間やルールを守れていないと、適切な効果が得られません。つまり、矯正を成功させるためにはお子さんの協力が不可欠となっているのです。これは固定式の装置との大きな違いです。マウスピースの着脱ルールを守れそうにない場合は、固定式の装置を検討した方が良いといえます。 プレオルソには、次に挙げるようなメリットがあります。 (1) 歯型採取がなく始めやすい プレオルソでは既成のマウスピースを使用します。硬さや大きさにバリエーションはあるものの、完全にカスタマイズするわけではないため、歯型採取が不要となっています。歯型採取が苦手なお子さんも多いかとおもいますので、この点はプレオルソの大きなメリットのひとつといえるでしょう。 (2) 費用が安価 一般的な矯正治療は、800,000~1,000,000円程度の費用がかかりますが、プレオルソは30,000~200,000円程度の費用で治療できます。 (3) 学校で装着する必要がない プレオルソのマウスピースは、家にいる時だけ装着していれば適切な矯正効果が得られます。学校で装着する必要がないため、日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。矯正中であることを学校の友達に気付かれることもないでしょう。 (4) 清潔な歯を保てる プレオルソを使った矯正治療では、普段通りに食事と歯磨きが行えます。清潔な歯を保ちやすく、虫歯のリスクが大きく上昇することはありません。 (5) 異物感・痛みが抑えられる プレオルソの装置は、歯を強く締め付けるようなことはありません。歯や歯茎にかかる力も比較的弱く、不快症状の少ない矯正法といえるでしょう。装置による異物感もすぐに慣れます。 今回は、プレオルソの特徴や効果、メリット・デメリットなどを名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。最後に、当院の小児矯正についてかんたんにご紹介します。 (1) プルチーノ歯科・矯正歯科の小児矯正治療の特徴 当院では、成長過程だからこそできる「小児育成矯正」に力を入れております。今回ご紹介したプレオルソだけでなく、マウスピース型矯正装置の代名詞とも言える「インビザライン・ファースト」にも対応しておりますので、名古屋で子どもの矯正をマウスピースで行いたいと考えている方はお気軽にご相談ください。管理栄養士による食育指導も実施しております。 (2) 設備紹介 名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科では、歯科用CTレントゲンやマイクロスコープ、口腔内CCDカメラなど、先進の医療機器を完備しております。精度の高い歯科医療を提供することができ、患者さんの満足度も高くなっています。 (3)プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介 当院は、子どもの矯正治療が得意な歯医者さんです。イオンモール新瑞橋内で開業しており、通院しやすい立地となっております。名古屋で子どもの矯正治療検討中の方は、ぜひプルチーノ歯科名古屋院までご連絡ください。お車でお越しの方はイオンモールの大型駐車場をご利用いただけます。
インビザラインのリテーナーってどんなもの?使用しないとリスクがある?プルチーノ歯科矯正歯科が解説
23.09.17
カテゴリ:インビザラインホワイトニングマウスピース矯正インビザラインマウスピース矯正インビザラインマウスピース矯正小児矯正インビザラインマウスピース矯正
マウスピース矯正のインビザラインでは、「アライナー」と呼ばれる矯正装置を使って歯を動かします。いわゆるマウスピース型矯正装置で、透明な樹脂で作られているのですが、おそらく皆さんもご存知のことでしょう。実はインビザライン矯正ではそれ以外にも「リテーナー」という装置も必ず使用します。今回はそんなインビザラインのリテーナーの特徴や効果、種類、アライナーとの違い、使用しないリスクなどについて、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説します。 【1】 インビザラインの「リテーナー」とは もしかしたら「リテーナー」という言葉を初めて知ったという方もいらっしゃるかもしれませんね。そこでまずはリテーナーの基本事項についてご説明します。 (1) リテーナーとはどんなもの? リテーナーとは、歯の後戻りを防止するための装置です。アライナーによって動かした歯は時間とともに元の位置へと戻る性質があることから、一定期間は適切な方法で固定する必要があるのです。その時、大きな力を発揮するのがリテーナーなのです。ちなみに、リテーナーを使用するのはインビザラインだけではありません。標準的なワイヤー矯正やその他のマウスピース矯正でも歯を動かした後には必ずリテーナーを使用します。 (2) リテーナーの効果 リテーナーの主な効果は歯列の固定です。アライナーのような歯を動かすための装置ではないため、強い痛みや不快症状が起こることはほとんどありません。あくまで歯をその位置にとどめておくことがリテーナーの役割であり、不必要に力をかける必要がないのです。ただ、歯並びや噛み合わせの状態によっては、リテーナーで矯正の微調整を行うこともあります。そこはケースバイケースで異なることから、柔軟に受け止めていただけたらと思います。 (3) リテーナーをつける理由 上段でも触れたように、アライナーによって動かした歯は、しばらくの期間、元の位置に戻ろうとします。これは歯根の周りに分布している靭帯(じんたい)や顎の骨がまだ元の位置の状態に適応しているからです。矯正治療というのは、歯を半ば強引に動かす治療であるため、周囲の組織まで適応させるまでには少し時間がかかるのです。具体的には、アライナーを装着した期間と同程度、リテーナーも使用する必要があります。例えば、インビザラインによって歯を動かすのに1年半かかった場合は、リテーナーも1年半使うことになります。そうすることでようやく歯並びが安定して、後戻りが起こりにくくなるのです。 【2】 マウスピースとの違いは? リテーナーにはいくつかの種類がありますが、ここではインビザライン専用リテーナーの特徴をご紹介します。 (1) 見た目はほとんど同じ インビザライン専用のリテーナーは、アライナーと見た目がほとんど同じです。透明なマウスピースで一見すると何も着けていないように見えます。 (2) リテーナーの効果 アライナー(マウスピース)は、歯を動かすためのものであり、リテーナーは歯を固定するためのものです。見た目はほとんど同じではあるものの、装着によって得られる効果には大きな違いが見られます。 (3) 使い方の違い インビザラインに関しては、アライナーとリテーナーの使い方に大きな違いはありません。どちらも着脱式のマウスピースで、食事と歯磨き以外の時間に装着します。アライナーは1日20~22時間の装着が必須であるのに対し、リテーナーは20時間以上で歯並びが安定してきたら装着時間を徐々に減らしていくことができます。また、ビベラリテーナーはアライナーのような頻繁な交換は行いません。一般的には3枚を数ヵ月ごとに代えていきます。 【3】 リテーナーの種類 リテーナーには、次に挙げるような種類があります。インビザライン矯正では症例に応じた適切なリテーナーを使用します。 (1) ビベラリテーナー ビベラリテーナーは、インビザライン専用のリテーナーです。透明な樹脂製のマウスピース型リテーナーで、見た目が気になりません。アライナーと比べると全体的に硬く、耐久性が高いのが特徴です。ビベラリテーナーは頻繁に交換するものではないため、壊れたり、変形したりしないような設計となっているのです。そんなビベラリテーナーはアライナーと同じく、コンピューター上で設計して機械で作り上げます。 (2) スプリングリテーナー スプリングリテーナーとは、矯正の微調整も同時に行える装置です。前歯4本をレジンで覆って、第一小臼歯くらいまでをワイヤーで支えます。見た目はワイヤー矯正の装置に似ていますが、ブラケットは装着しません。矯正後の少し後戻りが生じたケースなどに有効です。 (3) QCMリテーナー QCMリテーナーとは、前歯の部分が樹脂で作られたリテーナーです。従来の金属製のリテーナーと比較すると、見た目が気になりにくいです。奥歯の方は金属を使うため、保定もしっかり行えます。お手入れしやすいのもQCMリテーナーの特長のひとつといえます。 (4) リンガルアーチ リンガルアーチは、歯列の裏側に設置する金属の装置です。装置は外からは見えることがほとんどないため、保定中であることに気付かれにくいです。 【4】 リテーナー装着における注意点 注意点1:装着しない場合の後戻りリスク リテーナーは装着しないと効果が発揮されません。歯を動かす治療がようやく終わったのに、どうしてまた装置を着けなければならないの?と不満に感じるかもしれませんが、そこは頑張って保定を続けましょう。リテーナーの装着時間が不足すると、歯が徐々に元の位置へと戻っていきます。 注意点2:お手入れが必要 当然ですがリテーナーにもお手入れが必要です。インビザラインのアライナーは1~2週間で新しいものに交換しますが、リテーナーに関しては数ヵ月、あるいは1年以上同じものを使い続けることもあります。そのためお手入れが不十分だと細菌が繁殖したり、カビが生えたりしてしまいます。 注意点3:紛失や破損に注意 着脱式のリテーナーには、紛失の恐れがあります。また、取り扱い方法が悪いと破損するリスクもあるため、十分にご注意ください。リテーナーを作り直す際には数万円の費用がかかります。 【5】 プルチーノ歯科・名古屋院の矯正のご紹介 今回は、インビザラインのリテーナーについて、その効果や使用しないリスクなどを名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。最後に当院の矯正治療についてもかんたんにご紹介します。 (1) プルチーノ歯科・矯正歯科の矯正治療の特徴 当院では、マウスピース矯正「インビザライン」を採用しております。豊富な診療実績が評価されて「インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー」の認定を受けることができました。これまでたくさんの症例をインビザラインで治してきた経験がありますので、難しい症例にも対応可能です。 (2) 設備紹介 名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科では、インビザライン専用の口腔内3Dスキャナーである「iTero element 5D (アイテロ エレメント 5D)」を導入しております。従来のアイテロよりも機能が向上しており、近赤外線で隣接面の虫歯のチェックも行えます。矯正のシミュレーションの精度も高くなっています。 (3) 子どものインビザラインにも対応 名古屋で子どものインビザラインを検討中の方は、ぜひ当院までプルチーノ歯科・矯正歯科までご相談ください。当院では、インビザライン・ファーストによる小児矯正にも対応しております。インビザライン・ファーストなら、ワイヤー矯正よりも痛みが少なく、運動をする時のケガのリスクも最小限に抑えられます。
【名古屋の矯正歯科が解説】ワイヤー矯正とマウスピース矯正、私にあうのはどっち?費用や期間も徹底比較!
23.09.16
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昔に比べると歯列矯正の方法や装置の種類がバラエティ豊かになってきた近年。 なかでも、マウスピース矯正は「目立たない」「とにかく楽」と人気を博し、いまやワイヤー矯正と並ぶ代表的な矯正装置となっています。 一方で、治療の種類が多いと「自分の場合、どの装置で歯列矯正するほうがいいの?」という悩みが増えてしまうもの。 そこで今回は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正のそれぞれの特徴やメリット・デメリット、さらに費用や治療期間などを徹底比較してみました。 あわせて、治療法を選ぶ際のポイントなどもご紹介していきましょう。 まずは、ワイヤー矯正とマウスピース矯正は具体的にどのような治療法か、基本的なところをおさらいしておきましょう。 ワイヤー矯正|ブラケット+ワイヤーによる矯正治療 ワイヤー矯正は歯面に「ブラケット」という小さなボタンのような装置を貼りつけ、そこに細いワイヤーを通して歯を動かす治療法です。 ワイヤーが元のU字型に戻ろうとする力やしなりを利用して、動かしたい方向に向かって歯に力を加えていきます。 そのワイヤー矯正にはブラケットやワイヤーを装着する場所によって、次の3つの方法があります。 ・表側矯正:歯の表側に装置をつける方法 ・裏側矯正(リンガル矯正):歯の裏側に装置をつける方法 ・ハーフリンガル矯正:上顎は表側に、下顎は裏側に装置をつける方法 ワイヤー矯正は歴史が古く、日本でも半世紀以上にわたり行われている最もオーソドックスな治療法です。 マウスピース矯正|マウスピースの着脱による矯正治療 マウスピース矯正は「アライナー矯正」ともいわれ、薄く透明なマウスピースを歯の動きに応じて複数枚作成し、着脱を繰り返しながら歯を動かす治療法です。 作成するマウスピースはゴールの歯並びに向かって1枚ずつが少し違う形になっていて、これを1~2週間ごとに新しいものへ交換していきます。それぞれのマウスピースを順番通りに交換するごとに、ゴールの歯並びに近づいていく仕組みです。 マウスピース矯正は2000年初頭に導入された比較的新しい治療法ですが、世界中で広く普及が進み、その実績を着実に積み上げています。 次に、ワイヤー矯正とマウスピース矯正のそれぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。 ワイヤー矯正のメリット ワイヤー矯正のメリット ・どんな歯並びの治療にも使用できる ・細かい調整がしやすい ・装置の管理が不要 ワイヤー矯正のメリットは適応範囲が広く、どんな歯並びの治療にも使用できる点です。 また、一度装置をつけたら治療が終わるまでつけっぱなしなので、患者さん自身で装置の着脱や装着時間を管理する必要がありません。 ワイヤー矯正のデメリット ワイヤー矯正のデメリット ・見た目が悪い ・違和感や痛みがある ・食事や歯磨き、会話がしづらくなる ワイヤー矯正のデメリットは、治療中に装置が人の目に触れやすく、見栄えが悪くなることです。ただ、歯の裏側に装置をつける裏側矯正(リンガル矯正)はこの限りではありません。 一方で、「装置が頬の粘膜や舌に当たって痛い」「装置の違和感が強い」というのは、ワイヤー矯正のどの方法にも共通したデメリットといえます。 さらに、凹凸や細かいすき間が多い装置なので食事や歯磨きに支障がでやすいほか、装置に慣れるまでは会話もしづらくなります。 マウスピース矯正のメリット マウスピース矯正のメリット ・装置をつけても目立たない ・自分で取り外しができる ・違和感や痛みが少ない マウスピース矯正の最大のメリットは、装置が透明なのでつけていても目立たず、パッと見では治療をしていると周囲にわからない点です。 また、ワイヤー矯正に比べると痛みや違和感が少ないのも大きな特長の1つといえます。 さらに、食事や歯磨きの際には装置を外せることから、日常生活における治療のストレスからも解放されます。 マウスピース矯正のデメリット マウスピース矯正のデメリット ・適応できる歯並びが限られる ・1日20時間以上の装着が必要 ・自己管理ができないと効果がでない マウスピース矯正は治療できる症例が限られており、歯並びの状況によってはマウスピース矯正を選択できない場合があります。 また、装着時間(1日20時間以上)や装置の交換などが患者さん自身にゆだねられるため、歯科医の指示通りに管理できないと効果がでないのもデメリットです。 さらに詳しく!ワイヤー矯正とマウスピース矯正の費用・治療期間・通院頻度を比較 ここではさらに、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の費用や治療期間、通院頻度を比較していきましょう。 費用|裏側矯正(ワイヤー)は費用が高い 費用の目安(全体矯正の場合) ・ワイヤー矯正(表側):60万円~120万円前後 ・ワイヤー矯正(裏側):100万円~160万円前後 ・ハーフリンガル矯正:70万円~130万円前後 ・マウスピース矯正:70万円~100万円前後 歯並び全体を治す全体矯正の費用を比較すると、表側矯正とマウスピース矯正は費用にそれほど大きな差はありません(ただし症例による)。 ただ、ワイヤー矯正で裏側矯正(リンガル矯正)を選択する場合は、安く見積もっても100万円以上かかる可能性が高く、これらの治療法の中では最も高額になります。 治療期間:一概にどちらが「早い」とはいえない 歯列矯正の治療期間については最初の歯並びの状態によって大きく異なるため、ワイヤー矯正とマウスピース矯正のどちらが早いかは一概にいえません。 ただ、一般にワイヤー矯正はマウスピース矯正と比べると歯の動くスピードは速いといわれています。したがって、歯並びによってはワイヤー矯正のほうが治療期間を短縮できる可能性があります。 通院頻度:マウスピース矯正のほうが通院回数が少ない 通院頻度に関してはワイヤー矯正が1ヶ月に1回に対し、マウスピース矯正は1~2ヶ月に1回と頻度は少なくなります。 以上の内容をふまえ、ワイヤー矯正に向いている人・マウスピース矯正に向いている人をまとめていきます。 ワイヤー矯正が向いている人 ワイヤー矯正が向いている人 ・マウスピース矯正の適応ではない ・自己管理が苦手 ・装置の見た目はあまり気にしない ワイヤー矯正はどの歯並びにも適応できるため、マウスピース矯正では改善が難しい歯並びの場合は、必然的にワイヤー矯正が適応となります。 また、ワイヤー矯正はマウスピース矯正のような装置の管理が不要なので、管理に自信がない方はワイヤー矯正のほうが治療がうまく進みやすいでしょう。 マウスピース矯正が向いている人 マウスピース矯正が向いている人 ・マウスピース矯正での改善が可能(症状が軽い) ・接客業や営業職など人と接する機会が多い ・できるだけ生活スタイルは変えたくない ・痛いのが苦手 自分の歯並びがマウスピース矯正で改善が可能な場合は、「見た目」や「生活スタイル」などで治療法を選択するのも方法の1つです。 例えば、マウスピース矯正の最大の利点は装置が目立たないことなので、仕事などで人に接する機会の多い方などはその利点が大いに発揮されるでしょう。 また、マウスピース矯正は食事の制限がない・痛みが少ないといった特長もあることから、生活スタイルは変えたくない・痛みが苦手という方にもおすすめです。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では矯正治療が初めての方を対象に無料矯正カウンセリングを行っています。 当院のカウンセリングでは、「iTero Element(アイテロエレメント)」という3D装置を使って歯並びの簡易シミュレーションを実施。 専用のスキャナーで口腔内を撮影後、5~10分ほどで治療後の歯並びを予測し、患者様に最適な治療法をご提案してまいります。 ご興味のある方は「24時間WEB予約」または「お電話」にてご予約ください。