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歯医者さんで抜歯をすすめられた親知らず。できれば抜きたくはないけど、でもどうしても抜歯が必要なら、せめて「痛くなく、上手に抜いてほしい!」と思いますよね。 親知らずの中には、一般歯科医院での抜歯が難しく、大学病院の口腔外科を紹介されるケースも少なくありません しかし、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科では、このような”他院で抜けない親知らず”にも対応しています。 今回は「親知らずの抜歯」でお悩みの方に、その抜歯基準や名古屋のプルチーノ歯科が親知らずの抜歯に強い理由などをご紹介していきます。 親知らずを抜いたほうががいいと言われたものの、”できることなら抜きたくない”というのが、多くの方の本音でしょう。 そこでまず、 「なぜ、親知らずを”抜歯”する必要があるのか」 「抜かなくてもいい親知らずもあるのか」 といった親知らずの抜歯の基準について、詳しく解説していきたいと思います。 そもそも「親知らず」ってどんな歯? 親知らずは上下左右の一番奥に生える永久歯ですが、他の永久歯が15歳前後で生えそろうのに対し、親知らずは18〜20歳前後に生えてくるのが特徴です。 まだ日本人の寿命が短かった時代には、親知らずが生える頃には親が亡くなっていることもめずらしくありませんでした。 そのため”親が知らずに生えてくる歯”=親知らず、と名付けられたようです。 親知らずがあったら、絶対に抜かなければダメ? 親知らずといえば「抜歯」というイメージがありますが、同じ永久歯でありながら”なぜこの歯だけ抜歯をすすめるのか”と、不思議に思う方も多いでしょう。 その点は多少誤解があるのですが、親知らずでも次の条件を満たしていれば、抜かずに残すこともあります。 【抜かなくてもいい親知らずの条件】 ・上下が真っ直ぐ生えていて、正しく嚙み合っている ・歯ブラシがきちんと当てられ、清掃状態も良好 ・将来「ブリッジ」や「入れ歯」の支台に使える可能性がある このように「残すことにメリットがある」と判断できる親知らずについては、基本的に抜歯はせず、定期なチェックを行いながら様子をみます。 親知らずの抜歯をすすめられる理由 親知らずで抜歯をすすめられれるのは、その多くが「横向き」や「斜め向き」に生えているケースです。 このような親知らずは残していても、食べ物が嚙めないばかりか、その部位に汚れがたまって歯ぐきに炎症を起こしやすくなります。 さらに、その炎症は隣り合う永久歯にまで広がり、健康な歯の虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうのです。 このように「残していてもデメリットのほうが大きい」と判断できる親知らずに関しては、多くのケースで抜歯をおすすめしています。その具体的な要件は、以下の通りです。 【抜歯をしたほうがいい親知らず】 ・「横向き」「斜め向き」に生えている ・すでに虫歯・歯周病になっている ・歯ブラシが当てにくく、汚れがたまりやすい ・腫れや痛みを繰り返している 名古屋で親知らずを上手に抜いてくれる歯医者さんをお探しなら、プルチーノ歯科・矯正歯科におまかせください。 ここでは、プルチーノ歯科・矯正歯科における「親知らずの抜歯の強み」をご紹介していきます。 口腔外科専門のドクターが在籍!他院で断られたケースにも対応 たとえば、親知らずが神経に近い所に位置している場合、抜歯の際に万が一その神経を傷つけてしまうと、処置後に「痺れ」や「麻痺」が生じてしまうおそれがあります。 このように抜歯に際し、何らかのリスクが伴う親知らずについては、大学病院や総合病院の「口腔外科」を紹介されるのが一般的です。 しかし、プルチーノ歯科には「口腔外科認定医」のほか、「大学病院の口腔外科に所属していたドクター」が複数在籍しています。 “抜歯のプロ”が在籍しているので、他院では「抜けない」と言われた難しいケースについても、対応が可能です。 歯科用CTによる精密診査で安心・安全な抜歯を実施 親知らずの抜歯を効率よく、安全に行うために、当院では歯や顎の中の様子をあらゆる方向から確認できる「歯科用CT」を、抜歯の事前診断にも活用しています。 下の親知らずの抜歯では、先の項目で述べたように処置後に下唇の「痺れ」や「麻痺」が残ってしまうことが稀に起こります。 これは下顎の骨の中を通る「下歯槽神経」という太い神経を、抜歯時に誤って傷つけてしまったためです。 同様に、上の親知らずの抜歯では、「上顎洞」という空洞を傷つけてしまうと、処置後に副鼻腔炎(蓄膿:ちくのう)などのトラブルを招いてしまいます。 このようなトラブルを回避し、抜歯を的確かつ安全に進めるためには、親知らずやその周囲の解剖学的な位置関係を正確に把握することが大切です。 歯科用CTはこのような精密診断を可能にし、抜歯の安全性の向上に一役買っています。 抜歯中・抜歯後の「痛み」や「腫れ」はどの程度? 気になる抜歯の痛みや腫れについてですが、基本的に処置は麻酔をしっかり効かせてから行うため、抜歯中に痛みを感じることはほとんどありません。 抜歯後の症状については個人差がありますが、痛みのピークは抜歯から1〜2日後、腫れのピークは抜歯から3〜4日後で、いずれも1週間程度で症状は落ち着きます。 当院では、「事前の精密検査(CT検査)」と「外科(抜歯)を専門とするドクターの技術」により、患者様に負担の少ない抜歯に努めておりますので、安心しておまかせください。 親知らずを抜歯することが決まったら、痛みや腫れが出ていないうちに抜いておくのがベターです。 どんな歯科治療もそうですが、痛みや腫れが出ている時期は麻酔が効きにくくなります。 つまり「いますぐ治して(抜いて)ほしい!」という時ほど、本格的な処置は後回し(腫れや痛みを抑える処置が優先)にならざるをえないのです。 また女性の方で、将来妊娠をご希望の予定の方は、妊娠前に抜歯しておくことをおすすめしています。 女性は妊娠すると、ホルモンの変化によりお口のトラブルが多くなりますが、一方で妊娠中は検査(レントゲン)や投薬にもにも慎重になります。 痛みや腫れを我慢して出産を迎えることがないよう、できるだけ妊娠前に処置は済ませておきましょう。 なお、抜歯の処置後に痛みや腫れが予想されるケースについては、患者さんのスケジュールに合わせて処置日を決めていきます。 ご希望のタイミングがある(「長期休暇中に抜きたい」など)場合は、担当医に相談しましょう。 最後に、親知らずの抜歯後に「控えるべきこと」「注意すべきこと」などをご紹介します。 処置後の痛みや腫れを抑えるためにも、抜歯後は以下の内容をしっかり守りましょう。 抜歯した日は「飲酒」や「激しい運動」は控える 激しい運動や飲酒など、血の巡りが良くなる行為は処置後の多量の出血、腫れ、痛みの原因になります。抜歯した当日は、これらの行為は控えましょう。 抜歯後、しばらくは強く口をゆすがない 抜歯した当日や翌日は、口の中に血液の味がして不快に感じることも多くなりますただ、そのような場合も、少し我慢をして口を強くゆすがないようにしてください。 歯を抜いた後の穴には血液が溜まり、それが固まったものが後に新しい「歯ぐき」や「骨」の元になります。 抜歯後に口を強くゆすいでしまうとその血の塊が剥がれてしまい、傷口の治りが悪くなってしまいます(ドライソケット)。 水を少し含んで口内を洗い流す程度なら問題はありませんが、しばらくの間は強くゆすいだり、唾を勢いよく吐いたりするのは控えましょう。 出されたお薬(抗生剤)は歯科医の指示通りに飲む 親知らずの抜歯をすると、「鎮痛剤(痛み止め)」のほかに「抗生物質(化膿止め)」が投薬されます。 抗生物質には、傷口に新たな細菌が感染するのを予防し、痛みや腫れを防ぐ効果があります。 鎮痛剤は基本的に”痛みを感じた時”に服用しますが、抗生物質に関しては症状の有無に関わらず、必ず歯科医の指示通りに服用してください。 所定通りに服用しないと、患部に細菌が感染し、腫れや痛みが長引くおそれがあります。 強い痛みや腫れが続く場合はすぐに受診を 親知らずの抜歯で、処置後に痛みや腫れがでるのはそれほどめずらしいことではありません。 しかし、痛みや腫れ方には個人差があります。 「痛み止めを飲んでも痛みが治まらない」 「腫れが引く気配がない」 などの際には、我慢せずすぐ受診しましょう。 親知らずの中には、すぐに抜かずに様子を見ていいものと、早めに抜歯をしたいいものがあります。 親知らずの抜歯が必要で、歯科医院を探す際は ・精密検査を実施している ・抜歯に熟練したドクターがいる などを目安に選んでいきましょう。 名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科では、歯科用CTをはじめとする精密検査の実施のほか、口腔外科に精通したドクターが複数在籍しております。 名古屋で親知らずの抜歯を検討している方は、ぜひ当院にお気軽にご相談ください。