こんにちは!管理栄養士の吉田です! 昨日のテレビで「糖尿病になるとどれぐらい医療費がかかるのか」 という特集がやっていましたが、皆さんご覧になりましたか? 歯周病と糖尿病の関係を勉強している私にはとてもタイムリーだったので思わず見入ってしまいました。 とある糖尿病患者の一例で、最初は月1回の診察費のみでしたが 血糖コントロールがうまくいかず投薬開始。脂質異常症も発症して追加投薬。 これが12年続き、血管への負担がピークになり脳梗塞を発症。 一命はとりとめたものの、麻痺が残ってしまった。 というものでした。 薬が増えるごとに、医療費がどんどん増えてしまいます。 それが何十年も続くとなると医療費も何百万となり負担も大きいですよね。 更に、命に関わるような病気にまで発展してしまう可能性もあるんです。 いろんなメディアで 「糖尿病にならないために、食生活や運動などの生活習慣を見直しましょう。」 というのはよく聞きますよね。 加えて、歯周病にならないよう口腔内の環境をきれいに保つことも 糖尿病にならないための大切な要素の1つです。 最近歯科検診受けてないなぁ… この前の健康診断で血糖値高めだったなぁ… とお心当たりのある方はぜひプルチーノ歯科で検診を受けてみてください。 皆さんの健康をお口の中からサポートさせていただきます!
こんにちは! 歯周病と糖尿病の話、とりあえず最終回です。 どんな病気なのか、双方関係など書いてきましたが・・・ つまり、 つまりはですね、 糖尿病 → 歯周病 ◆糖尿病は歯周病の重要な危険因子です ◆長期の糖尿病罹患、血糖のコントロール不良は、より進行した歯周病に繋がります ◆血糖のコントロール不良と歯周病の重篤度、歯周病の進行とは用量反応関係があります 歯周病(特に進行していると) → 糖尿病 ◆糖尿病の方や糖尿病でない方も血糖コントロール不良となる危険性が高まります ◆糖尿病の方が糖尿病合併症を発症する危険性が高まります ◆糖尿病でない方が糖尿病になる危険性が高まります どちらかが悪くなれば、どちらかも悪くなるかもしれない・・・ でもそのまた逆も言え、 どちらかが良くなれば、どちらかも良くなるかも知れないのです。 暫く歯科検診受けてないなー。とか 歯周病かも? という方、まず歯科検診を受けに来てください☆ 血糖値高めの方、糖尿病の方で歯科にかかっていない方はもちろん、食事をどうしたら良いのか分からない とか、忙しくてもできる食事の工夫を知りたい方などなど・・・ご相談に乗ります、乗らせてください! プルチーノ歯科・矯正歯科の管理栄養士が承ります!!! お待ちいたしております☆
こんにちは!管理栄養士の吉田です。 私事ではございますが、先日顎関節症だったことが発覚いたしました!(笑) あごの痛みや口が開かないといった症状がが顎関節症だと思っていましたが 勉強してみると顎関節症っていろんな症状があるんですね! 顎関節症とは、顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害、ないし顎運動異常を主要症状とする 慢性疾患軍の総括診断名でありその病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、 変形性関節症などが含まれる(日本顎関節学会1996)。 つまり、いろんな顎の病気が集合したものなんです! 顎関節症の診断基準として ①顎関節や咀嚼筋等の疼痛 ②関節(雑)音 ③開口障害ないし顎運動異常 のうち必ず1つ以上を有することが必要とされています。 以前は顎関節症は咬合(かみ合わせ)の悪さが主原因だという考えが強く、 顎関節症の治療は咬合調整(歯を削ってかみ合わせを調整する)が行われていたり 矯正治療を行わなければ最終治療ではないという考え方が主流でした。 しかし、今は咬合の関与が強い症例かどうか見極めるために顎関節症の初期治療としては 咬合に影響しない運動療法やスプリント療法などの保存療法が第一選択されなければならないと考えられています。 歯ぎしり、くいしばり、頬杖、偏咀嚼、うつぶせ寝などあごに負担をかけていませんか? 無意識のうちに行っている行動が開口障害や顎関節に疼痛を引き起こしている原因の一つかもしれません。 自ら意識し、そういった行動をしないよう努力することで、症状が改善するかもしれません。 私は、くいしばりや歯ぎしりをしているとできる骨隆起や歯がすり減ってしまう咬耗があります。 全く自覚はしていないので、寝ているときに歯ぎしりや食いしばりをしていたりと 無意識のうちあごや歯に負担をかけているみたいです。 なので、夜はマウスピースをして寝ることでお口の中を守っています! 初めてマウスピースを使いましたが、私は違和感があって眠れないという事もありませんでした! このマウスピースは保険治療で作ることが出来ます。 あごが痛いとお悩みの方、当てはまる症状があった方 ぜひプルチーノ歯科へ一度ご相談してみてください。 お待ちしております。
こんにちは!再び歯周病と糖尿病のお話を・・・ 歯周病は細菌感染が引き金となる炎症で、糖尿病は先天要因を除くと、肥満・食生活・運動不足などによる環境因子が作用し、全身の慢性的な炎症が引き金となり、インスリンの抵抗性が現れる代謝疾患です。 “ 炎症 ” が共通因子として2つの疾患が双方向に影響を及ぼし合います。 ●通常、食後に血糖が上昇するとそれを下げるために膵臓のランゲルハンス島からインスリンが分泌され、インスリン受容体(やる気スイッチ)をオンにし 血糖をエネルギー源として活用、消費されます。 ◆歯周病が全身の炎症状態を亢進すると・・・ 歯周病が発症する過程で炎症性のサイトカイン*や炎症伝達物質が生産され、それらの血中濃度が上昇します。 すると、やる気スイッチの反応が鈍くなり血糖がうまく活用されず、血糖濃度が上昇します。 また、全身の炎症状態が持続すると膵臓のランゲルハンス島の細胞死が増長し、糖尿病状態をさらに進行させると言われています。 ◆高血糖状態が継続すると・・・ 血中の余剰な糖とタンパク質が結合してAGEsという老化にかかわるものが生まれます。 そしてAGEsを血中の捕食屋さんが攻撃すると炎症性サイトカインが生産されます。 この炎症性サイトカインは歯周炎の時に生まれるサイトカインと同じものなので、歯周病の増悪に繋がります。 糖尿病の影響で歯周炎が悪化し、歯周病が糖尿病に悪影響をもたらすのです。 糖尿病(高血糖)の方、歯茎の具合はいかがでしょうか? 歯周病の方、血糖値気になりませんか? 歯科検診、健康診断でチェック!このマズイ関係は断ち切りましょう! 歯科検診うけませんか? プルチーノ歯科・矯正歯科でお待ちいたしております。 *サイトカイン = 免疫システムの細胞から分泌されるたんぱく質
こんにちは! 歯周病と糖尿病のお話を進めていましたが、今日はちょこっとお休みで 歯周病とたばこのお話をします★ プルチーノ歯科・矯正歯科では治療だけではなく予防歯科にも力を入れております。 その一環として、喫煙者の方へお渡しするリーフレットを作成いたしました。 タバコを吸い続けると肺がんになるというイメージが強いと思いますが 肺がんだけではなく、歯周病とも深い関係があります。 1日10本以上喫煙すると吸わない人に比べて5.4倍も歯周病にかかる危険性が高まります。 歯周病が進行すれば、歯を失うかもしれません。糖尿病などにもなりやすくなります。 この先も全身が健康で、おいしいものを自分の歯で食べたいと思っている方は今日から卒煙しませんか? 禁煙が難しい方はまず節煙から始めてみましょう! どうしても禁煙ができない方は歯医者でこまめなメンテナンスが必要です! 歯茎の中にできた歯石や緩くなった歯茎は定期的なメンテナンスと歯磨きの仕方を改善するだけで 今の状態を維持することが出来ます! 皆さん自分のお口の中がどんな状態かご存知ですか? ぜひ一度、プルチーノ歯科・矯正歯科でお口の中の状態を確認してください。 もしかしたら歯を失わなくて済む方法を見つけられるかもしれません。