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お子さんの歯並び、気になっていませんか? 「指しゃぶりや口呼吸の癖が抜けない」「受け口や出っ歯が目立つ気がする」「うまく噛めていないみたい」など、大切なお子さんのことだからこそ、些細なことでも心配になりますよね。 実は、子どもの頃の歯並びや噛み合わせは、見た目のコンプレックスだけでなく、将来の虫歯や歯周病リスク、滑舌や発音、食事の仕方、さらには姿勢や全身の健康にまで大きく影響する可能性があります。 「小児矯正はいつ始めるのがベスト?」「痛くないかな?」「どのような治療法があって、費用はどのくらいかかるんだろう」などの疑問や不安は、親御さんにとって切実な関心事ではないでしょうか? この記事では、そんな親御さんの心配に寄り添い、プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院で提供している小児矯正の種類ごとの特徴や費用、月々の負担を抑えて治療を始める方法などについて詳しく解説します。 Contents1 1.1 小児矯正のメリット2 2.1 小児矯正の費用の目安2.2 何にいくらかかる?費用の主な内訳を詳しく解説3 3.1 基本的に保険適用外?小児矯正と保険適用の条件とは3.2 確定申告で戻ってくる?医療費控除の対象となるケースと申請方法3.3 金額に関係なく使用できる!クレジットカード払い3.4 まとまった費用がなくても安心!デンタルローンの活用4 4.1 プレオルソ4.2 インビザライン・ファースト5 5.1 マウスピース型矯正装置(インビザライン)の症例が1,970症例以上5.2 「インビザライン矯正認定医」による無料カウンセリング6 この投稿をInstagramで見る プルチーノ歯科・矯正歯科(@pulcino_dental_office)がシェアした投稿 小児矯正は、成長期という特別な時期だからこそ行える矯正治療です。 歯並びや噛み合わせが整えば、食べ物をしっかり噛んで栄養を効率良く吸収でき、正しい発音も身に付けられます。 出っ歯や受け口などのコンプレックスを早期に解消することで、見た目を気にせず、人前で話したり笑ったりできるようになり、積極的な性格形成にも良い影響を与える可能性があります。 小児矯正のメリット 小児矯正は、顎の成長発育を利用して、顎の大きさやバランスをある程度コントロールできるのが大きなメリットです。 大人の矯正では難しくなる、骨格的な改善が期待できる貴重な機会といえます。 噛み合わせのバランスが良くなることで、顎の関節や特定の歯への負担が減り、将来的な顎関節症のリスクが軽減する点もメリットです。 成長期に骨格的な問題を改善しておくことで、将来全ての永久歯が生えそろってから行う本格矯正で抜歯の必要性が低くなったり、治療期間が短縮されたりする可能性もあります。 場合によっては、本格矯正(大人になってからの矯正)が不要になる場合もあります。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児矯正にかかる、費用の全体像(総額相場と費用の内訳)について解説します。 小児矯正の費用の目安 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児矯正の費用の目安は、550,000円(税込)~880,000円(税込)です。 プレオルソ&部分ワイヤー治療による一期治療 ¥550,000(税抜:¥500,000-) (部分ワイヤー追加など追加装置代含む) [期間:1.5年制約] 一期治療から二期治療(インビザライン)への移行 ¥440,000-(税抜:¥400,000-) (二期治療 インビザライン に移行する場合) [期間:3.5年制約] インビザライン ファースト+インビザライン 二期治療 セット料金:¥880,000-(税抜:¥800,000-) ※2025年5月時点の料金です。詳しくはお問い合わせください。 何にいくらかかる?費用の主な内訳を詳しく解説 小児矯正には、矯正装置の費用以外に、精密検査料:66,000円、調整料・観察料:5,500円/回、追加アライナーの費用:9,900円もかかります。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、安心して矯正治療を始めていただけるよう、費用負担を少しでも軽減できる可能性のある方法や制度についてご説明し、ご相談に応じています。 ここでは、保険適用の条件や医療費控除、当院でご利用いただけるお支払い方法についてご紹介します。 基本的に保険適用外?小児矯正と保険適用の条件とは まず、ご理解いただきたい点として、ほとんどの小児矯正治療は、健康保険が適用されない「自由診療」となります。 歯並びの改善が、多くの場合「見た目をより良くする」という審美的な側面や、病気とはみなされない範囲での機能改善を目的としているためです。 ただし、例外的に保険適用となるケースも存在します。 例えば、国が定める特定の先天性疾患(唇顎口蓋裂など)が原因で噛み合わせに著しい問題がある場合や、顎の骨格に大きなずれがあり、外科的な手術(顎変形症の手術)が必要となる場合の矯正治療などが該当します。 一般的な「出っ歯」「受け口」「デコボコの歯並び」などを改善するための矯正治療は、原則として保険適用外です。 お子さんの状態が保険適用の対象となるかご不明な場合は、まずはお気軽にご相談ください。 確定申告で戻ってくる?医療費控除の対象となるケースと申請方法 小児矯正の費用は、医療費控除の対象となる可能性があります。 医療費控除とは、1年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費が一定額(通常10万円)を超えた場合に、確定申告を行うことで所得税や住民税の一部が還付される制度です。 重要なのは、医療費控除の対象となるのは「治療目的」の矯正であると認められた場合となる点です。 単に「見た目をきれいにするため」といった審美目的のみの場合は対象外となりますが、歯科医師が「噛み合わせが悪く、機能的な問題があるため矯正治療が必要」と判断した場合は医療費控除の対象となる可能性が高くなります。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院で行う小児矯正は、お子さんの健やかな成長と機能改善を目的としていますので、多くの場合、医療費控除の対象となります。 医療費控除の申請には、治療費の領収書が必要となりますので、大切に保管してください。 医療費控除の詳しい申請方法やご自身のケースが対象となるかについては、お住まいの地域の税務署や税理士にご確認いただくのが確実です。 当院では、領収書の発行など、申請に必要な協力をさせていただきます。 金額に関係なく使用できる!クレジットカード払い この投稿をInstagramで見る […]
【小児歯科】子どもの「受け口(反対咬合)」矯正治療|矯正歯科での最適な開始時期と方法
25.05.22
お子さんの下の歯が上の歯より前に出ている『受け口』、気になりませんか? 「成長とともに自然に治るの?」「いつから治療を始めればいいの?」と、心配されている親御さんも多いのではないでしょうか。 実は受け口(反対咬合)は、見た目の問題だけでなく、放置すると噛み合わせや発音、顎の健やかな成長にも影響を与えてしまう可能性があるため、適切な時期に専門的な対応を検討することが大切です。 この記事では、小児歯科における受け口の原因や放置するリスク、治療を始めるのに適したタイミング、治療方法について、わかりやすく解説します。 記事を読めば、お子さんの受け口に関する疑問や不安が解消され、最適な治療法を見つけるための情報を得ることが可能です。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お子さんの負担を考慮し、プレオルソやインビザライン・ファーストといった『取り外せる装置』を使った受け口治療を積極的に行っております。 無料矯正相談も行っておりますので、受け口などお子さんの歯並びでお悩みの方はお気軽にご相談ください。 受け口は「反対咬合」「下顎前突」「しゃくれ」とも呼ばれ、下の歯が上の歯より前に出ている状態です。 上の前歯が内側に傾いている場合や、上顎に対して下顎が大きい、あるいは下顎全体が前に出てしまっている状態をさします。 お子さんの受け口の場合、適切な時期に矯正治療を受けるかどうかで、将来の顔立ちが大きく変わる可能性があります。 通常、上の前歯が下の歯に2~3mm程度覆いかぶさるのが正常な歯並びです。 一方、受け口とは、下の歯が上の歯よりも前方に位置してしまっている状態のことです。 受け口には以下の2種類があります。 成長期の治療で比較的簡単に治る「機能性の受け口」 機能性の受け口とは、本来奥歯で噛むべきところを、無意識に前歯で噛む癖が原因となり、受け口を招いてしまう状態です。 前歯の傾きに不具合が生じて、噛み込むと、下顎が前歯に誘導されて受け口になってしまう症状も、機能性の受け口です。 食べ物を噛む際などに、まず上下の前歯の先端同士が接触し、そこから下顎が前方に滑り込むように動く傾向が見られます。噛み合わせも深くなる傾向です。 機能性の受け口は、下顎の骨格自体の大きさが原因ではないため、成長期に早期治療を開始し、上の前歯の傾きを適切に改善することで、比較的簡単に治るケースが多いです。 時間をかけたアプローチが鍵となる「骨格性の受け口」 骨格性の受け口とは、下顎の骨格が上顎に比べて大きい受け口です。 上顎の成長不足、あるいは逆に下顎の過成長といった、顎の骨格的な問題によって引き起こされる受け口のタイプとなります。 遺伝的要因の場合が多く、上下の前歯は当たりませんし、噛み合わせも浅いのが特徴です。 骨格性の受け口の場合、成長発育に合わせて、上顎の骨が前方へ成長するよう矯正治療を行います。 矯正治療が済んだ後も、定期観察が不可欠です。 受け口には先天性と後天性の2つの原因があります。 先天性とは遺伝的素因など生まれ持った要因をさし、後天性とは出生後の生活環境や癖などの影響による要因のことです。 遺伝的要因(骨格の影響) 受け口の多くは、遺伝的な要因で起こるとされています。 親御さんが受け口の場合、遺伝的影響によりお子さんも受け口になる傾向があります。 受け口が直接遺伝するのではなく、受け口を誘発しやすい歯や顎の大きさ、骨格といった特徴が遺伝するため、結果的に受け口になる可能性が高まるのです。 親御さんが受け口の場合、お子さんの歯並びや噛み合わせの状態を注意深く観察してみてください。 後天的要因 お子さんの受け口は、生まれつきの骨格だけでなく、日々の習慣や環境といった後天的な要因も大きく関わっているのが特徴です。 指しゃぶりや爪噛み、舌で下の前歯を押す癖などは、歯並びを乱したり下顎を不適切に前へ誘導したりして、受け口を引き起こす可能性があります。 アレルギー性鼻炎などによる鼻詰まりで口呼吸が習慣になると、舌の位置が下がりやすく、上顎の正常な成長を妨げ、下顎が相対的に前に出やすくなります。 うつぶせ寝のような生活習慣や、乳歯の虫歯を放置したり早くに失ったりすることも、顎の成長や噛み合わせのバランスを崩す一因です。 後天的な要因は、お子さんの健やかな顎の成長に影響を与える可能性があるため、気になる癖や兆候が見られたら、早めに歯科医師に相談するのがおすすめです。 受け口をそのままにしておくと、以下のリスクを高めます。 見た目への影響(コンプレックス) お子さんの受け口は、放置しても自然に改善することはほとんどありません。 多くの場合、成長とともに受け口の特徴がより顕著になっていきます。 思春期を迎える頃には下顎が急激に成長するため、それまで軽度だった受け口も目立つようになりがちです。 遺伝的に下顎が大きい、あるいは前方に位置しているといった骨格的な要因が強い場合、顔立ちにも受け口の特徴が現れやすくなります。 ご両親やご親戚に受け口の方がいる場合、お子さんも似た顔つきになり、受け口が目立つ可能性は高まります。 たとえ初めは軽症の受け口であっても、適切な治療を受けずに放置していると、顎の骨の成長バランスが崩れ、より重度の「骨格性」の受け口へと移行してしまう可能性もあるため注意が必要です。 発音への影響(サ行、タ行などが言いにくい) 受け口になると、サ行やタ行の発音がしにくくなります。 そしゃく機能への影響(食べにくい、消化不良) 受け口の状態では、上下の前歯が正常に噛み合わないため、食べ物を前歯でうまく噛み切ることが難しくなります。 奥歯の噛み合わせにもズレが生じている場合が多く、食べ物を効率よくすり潰すのが困難です。 特定の食材が食べにくく感じたり、食事に時間がかかったりする場合もあります。 十分に噛み砕けないまま食べ物を飲み込んでしまうと、胃腸への負担が増え、消化不良や栄養吸収の妨げにつながる可能性も指摘されています。 将来的な外科手術の可能性 骨格性の受け口を放置すると、成長に伴い顎のズレが悪化・固定化することがあります。 骨の成長発育が完了した後では、歯の移動だけを行う矯正治療しかできないため、骨格の問題を根本的に解決できません。 重度の受け口を改善するには、顎の骨を切って位置を修正する外科手術(顎矯正手術)が必要になる可能性があります。 子どもの歯の矯正をいつ始めるか、迷われる親御さんは多いと思います。 一般的には、上下の前歯が4本ずつ永久歯に生え変わる7歳から8歳頃が、矯正治療を検討し始める一つの目安です。 ただし「受け口」の場合は、少し事情が異なります。 受け口は、放置すると食べ物をうまく噛めなかったり、顎を前に出す癖がついてさらに悪化したりする可能性があります。 上顎の成長を促すような「骨格性の受け口」の治療法は、成長期でなければ効果が得られにくい場合があるため注意が必要です。 受け口のお子さんについては、一般的な開始時期(7〜8歳頃)よりも早く、就学前などから歯科医師に相談し、適切な治療開始タイミングを見極めることが重要になります。 お子さんの受け口が気になる場合は、お早めにご相談ください。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児歯科では、以下の「取り外せる装置」を使った受け口の治療を行っています。 簡単に取り外せるため、受け口の治療中も、今ままでどおりに食事や歯磨きをしていただけます。 プレオルソ プレオルソは、主に3歳から10歳くらいのお子さんを対象とした、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置です。 既製の装置をお子さんのお口に合わせて調整して使います。 プレオルソの大きな特徴は、お口周りの筋肉のバランスを整えたり、舌を正しい位置に導いたり、口呼吸を鼻呼吸に改善したりする「機能的なアプローチ」を重視している点です。 受け口の場合、プレオルソを装着することで、下顎を前に出す筋肉の力を抑えたり、舌を上顎につけるよう誘導したりします。 下顎の前方への成長を抑制し、上顎の健やかな成長を促す効果が期待できます。 装着時間は主に夜寝ている間と、日中1〜2時間程度なので、学校に付けて行く必要はありません。 お口の機能を改善しながら、受け口の原因に根本的にアプローチする方法と言えます。 インビザライン・ファースト インビザライン・ファーストは、主に6歳から10歳くらいの、乳歯と永久歯が混在する時期(混合歯列期)のお子さんを対象とした、オーダーメイドの透明なマウスピース型矯正装置です。 コンピューターシミュレーションにもとづき作製された複数のマウスピースを段階的に交換していくことで、歯並びや噛み合わせを改善します。 受け口治療においては、下の前歯を後ろに移動させたり、上の前歯を前に出したりして、上下の歯の前後的な位置関係を改善します。 必要に応じて歯列の幅を広げる(側方拡大)ことで、顎のスペースを確保し、歯が並ぶ土台を整えることも可能です。 1日20時間以上の装着が必要ですが、透明で目立ちにくく、食事や歯磨きの際には取り外せるメリットがあります。 プレオルソに比べ、より精密に歯の位置をコントロールするのに適した方法となります。 当院は、インビザラインブラックダイヤモンド・プロバイダーに認定された歯科医院です。 ブラックダイヤモンド・プロバイダーは、年間401症例以上の実績を持つインビザラインドクターに対してインビザラインジャパンから送られる認定資格であり、全世界のトップから上位1%のドクターのみ受賞される名誉ある賞です。 子どもの受け口治療にかかる期間は、数か月~3年程度です。 治療費用は、550,000円(税込)~990,000円(税込)程度です。 別途、矯正治療を行うための検査に66,000円(税込)の費用がかかります。 受け口の治療期間や費用は、個々の症状や目指す歯並びによって異なりますので、まずは「無料矯正相談」でお話を伺えますと幸いです。 ※2025年5月時点での料金です。変更になる場合もあるため、詳しくはお問い合わせください。 この投稿をInstagramで見る […]
小児歯科のマウスピース矯正とは?矯正歯科で子どもが使用する装置を紹介!
25.05.22
カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正小児歯科小児矯正インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児歯科小児矯正マウスピース矯正小児歯科小児矯正
「うちの子、お口をぽかんと開けていることが多いけど大丈夫?」 「少し歯並びが気になるけれど、矯正はいつから始めるのがいいの?」 お子さんの歯並びやお口周りの癖について、悩んだり疑問に思ったりされている親御さんは多いです。 成長期のお子さんの歯並びは、将来の健康にも関わる大切な問題です。 小児歯科の矯正治療では、従来のワイヤー装置だけでなく、目立ちにくく取り外しが可能な「マウスピース型矯正装置」も選択肢として注目されています。 この記事では、小児歯科におけるマウスピース矯正の種類や特徴、治療を始める適切なタイミングなどについて、わかりやすく解説します。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お口周りの筋肉のバランスを整えながら歯並びを改善する「プレオルソ」や、精密な歯の移動が可能な「インビザライン・ファースト」といったマウスピース矯正を取り扱っているのが特徴です。お子さん一人ひとりの状態に合わせた最適な治療法をご提案しています。 大切なお子さんの健やかな歯並びと成長のために、マウスピース矯正について理解を深める第一歩として、ぜひ最後までお読みください。 Contents1 2 3 4 4.1 取り外しが簡単で衛生的4.2 痛みが比較的少ない4.3 口の中を傷つけにくい4.4 金属アレルギーの心配がない4.5 通院頻度が少なくなる場合がある5 5.1 プレオルソ5.2 インビザライン・ファースト6 7 「矯正治療は、永久歯がすべて生えそろわないと始められない」とお考えの親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、実際には乳歯が残っている段階から治療を開始できます。 子どもの矯正治療の大きなメリットは、顎の成長を利用できる点です。 大人の場合、顎骨の成長は完了しているため、骨格の大きさ自体を変えるには外科手術が必要となる場合があります。 しかし、成長期の子どもであれば、矯正治療によって顎の成長を適切に誘導し、上下の顎のバランスを整えることが可能です。 早期に顎のバランスを整えるアプローチによって、将来的に永久歯を抜かずに(非抜歯で)歯並びを整えられる可能性が高まります。 また、乳歯は永久歯に比べて弱い力で動かしやすいため、治療に伴う痛みが比較的少ない点も、お子さんにとってのメリットです。 出っ歯(上顎前突)のお子さんの場合、早期に治療を行うことで、転んだ際などに前歯をぶつけて傷つけてしまうリスクを低減する効果も期待できます。 小児矯正には、上下の顎の骨格的なアンバランスを治す一期治療と、永久歯が生え揃ってから歯を1本1本動かして噛み合わせも整える二期治療があります。 通常、一期治療と二期治療の2段階に分けて進めるため、早期治療後の経過観察を含めると、小児矯正は幼少期から始まり、成長発育が終わるまで続く長期的な取り組みとなる場合が多いです。 このように、小児矯正は治療期間が長くなる可能性があるため、お子さんご本人の治療に対する前向きな気持ちが大切になります。 お子さんの歯並びについて「食事に気をつけていたのにどうして?」と悩む親御さんは少なくありません。 実は、歯並びが悪くなる原因は食べ物だけでなく、お口周りの習慣や機能が大きく関わっている場合があります。 そこで注目したいのが、本格的な矯正治療が必要になる前に行うマウスピースによる「予防矯正」です。 小児矯正にマウスピースを使用することで、以下の改善が期待できます。 マウスピースは単に歯を動かすだけでなく、歯並びが悪くなる根本的な原因となりうる口呼吸やお口ポカン、間違った飲み込み方といった機能的な問題を改善します。 口呼吸やお口ポカン、間違った飲み込み方といった問題を早期に解決することが、顎の健やかな成長を促し、歯が正しい位置に並ぶための土台作りにつながります。 小児矯正でマウスピースを使用するメリットは多くあります。 取り外しが簡単で衛生的 マウスピースは、食事や歯磨きの際に、お子さん自身や親御さんが簡単に取り外せます。 従来のワイヤー矯正のように食べ物が装置に挟まる心配が少なく、食事を普段どおり楽しめます。 歯磨きも装置を外して隅々までしっかりと行えるため、矯正期間中の虫歯や歯肉炎のリスクを低く抑えやすい点もメリットです。 痛みが比較的少ない ワイヤー矯正は調整後に痛みを感じやすい場合がありますが、マウスピース矯正は、段階的に歯を少しずつ動かしていくため、比較的痛みが少ないとされています。 お子さんの治療への負担を和らげる効果が期待できます。 口の中を傷つけにくい マウスピースには、ワイヤーやブラケット(歯に固定する装置)がないため、装置が口の中の粘膜(頬の内側や唇など)に当たって口内炎ができたり、傷つけたりするリスクが低減します。 スポーツをする際なども、比較的安心して装着できます。 金属アレルギーの心配がない マウスピースは医療用プラスチックで作られているため、金属アレルギーの心配があるお子さんでも安心して使用できます。 通院頻度が少なくなる場合がある マウスピース矯正「インビザライン」は治療計画にもとづき、一度に複数枚のマウスピースをお渡しし、ご自宅で交換を進めていく治療法です。 ワイヤー調整のために毎月通院する必要がある従来の矯正方法に比べ、通院頻度が少なくなる可能性があります(ただし、定期的なチェックは必要です)。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児矯正で使用する主なマウスピースは、以下の2種類です。 プレオルソ この投稿をInstagramで見る プルチーノ歯科・矯正歯科(@pulcino_dental_office)がシェアした投稿 お子さんに、次のような癖や習慣はありませんか? もし、これらの癖が見られる場合、それがお子さまの歯並びや顎の健やかな成長に影響を与えている可能性があります。 お口周りの癖の改善と歯並びの問題に対処するために用いられるのが、「プレオルソ」というお子さん向けのマウスピース型矯正装置です。 プレオルソは取り外しが可能で、日中1時間と就寝時に装着することで、舌を正しい位置へ導き、正しい飲み込み方を身に付けるサポートをします。 プレオルソの目的は、お子さんのお口周りの筋肉のバランスを整え、将来的な歯並びの問題を予防・改善することです。 プレオルソの適用年齢は、3歳~10歳ですが、5歳~6歳頃に始めるのがベストタイミングです。 インビザライン・ファースト 当院の矯正治療では、インビザライン(マウスピース矯正)をメインとした矯正治療を行っています。 インビザラインは、透明な医療用プラスチック製のマウスピースのため、矯正していることを他人に知られにくいのが大きなメリットです。 以前は大人向けだったマウスピース矯正(インビザライン)ですが、「インビザライン・ファースト」が登場したことにより、6歳から11歳頃のお子さんも、目立ちにくい透明なマウスピースを用いた矯正治療を受けられるようになりました。 前歯が少しガタガタしている歯並びはもちろん、嚙み合わせの改善が必要な歯並びまで適用できます。 ※歯並びによっては、ワイヤー矯正の方が良い結果を目指せる場合もあります。当院では、透明なブラケットとホワイトワイヤーを使った目立ちにくいワイヤー矯正を行っております。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、単に歯並びを美しく整えることだけを目的とせず、お子さんが生涯にわたってご自身の歯でお食事を楽しめることを大切にしています。 そのため、歯科治療と並行して、お子さんの健やかな成長を支える「食育」の指導に力を入れています。 院内には管理栄養士の資格を持つスタッフが常駐しておりますので、お子さんの食生活に関するご相談なども、どうぞお気軽にご相談ください。 この投稿をInstagramで見る […]