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自分の笑顔に自信が持てない原因のうち、歯並びに次いで多いのが、笑った時に歯ぐきが大きく見てしまう「ガミースマイル」です。 このガミースマイル、気になるから治したいけど 「どの診療科で治せるのかがわからない」 「治療するにしても、”美容整形”はちょっとハードルが高い」 という方も多いのではないでしょうか。 ガミースマイルの中には、歯科の矯正治療や外科治療で改善できるものもあります。 ここではガミースマイルの「タイプ別でみる治療法」や、名古屋プルチーノ歯科における「ガミースマイル治療の流れ」などをご案内いたします。 ガミースマイルとは”笑った時に歯ぐきが大きく見えてしまう状態”、歯科的な目安としては、笑った時に歯ぐきが3mm以上見える状態のことを示します。 有名女優さんやタレントさんにもガミースマイルは見られ、明るく個性的な印象を与える”チャームポイント”となっています。 一方で、大きく見える歯ぐきがコンプレックスで、「人前で思い切り笑えない」「口元を見られるのが恥ずかしい」という方も少なくありません。 そのような方の中には、笑った時に「つい手で口元を隠してしまう」のがクセになっている方もいらっしゃいます。 では、このような場合にガミースマイルは治せるのか?といえば、ガミースマイルは歯科の矯正治療や外科治療、さらに美容整形治療などで改善することが可能です。 ガミースマイルには原因別に4つのタイプに分類され、それぞれで治療のアプローチの方法が異なります。 その4つのタイプと具体的な治療法を、次項から詳しく解説していきましょう。 ガミースマイルはその原因により、次の4つのタイプに分類されます。 歯が小さい・短い/歯ぐきが大きい(歯や歯ぐきの大きさの問題) 歯の長さが短い、あるいは歯の面積(大きさ)に対して歯ぐきの面積が相対的に大きいと、歯よりも歯ぐきが強調されて、ガミースマイルになります。 前歯の位置が低い/前歯が前に突き出している(歯の位置の問題) 上の前歯が通常の位置よりも低い、あるいは前方に突き出している場合、正常な状態よりも歯ぐきが大きく目立ってしまい、ガミースマイルに見えることがあります。 上顎が前に突き出ている(顎の大きさ・位置の問題) 上顎が「正常よりも大きい」あるいは「前方へ出ている」など骨格的な問題があるケースでは、必然的に歯や歯ぐきが強調され、ガミースマイルを生じてしまうことがあります。 唇が上がりすぎる(唇の位置の問題) 上唇の動きをコントロールする表情筋の1つ「上唇挙筋群」が発達しているケースでは、笑う時に上唇が上がりすぎて、歯ぐきの大部分が見えてしまうことがあります。 ここでは、先の項目で挙げた「ガミースマイルのタイプ別(原因別)」でみる、具体的な治療法を解説していきましょう。 歯ぐきの外科治療(歯や歯ぐきの形や大きさに問題があるタイプ) 歯並びや顎の大きさは正常で、歯の大きさや長さに問題があるガミースマイルでは、歯科医院で行う「歯ぐきの外科治療」で症状を改善できます。 具体的には、「歯冠長延長術」あるいは「歯肉整形術」と呼ばれる方法で、歯ぐきの量(面積)を減らして、歯と歯ぐきの大きさのバランスを整えていきます。 比較的症状が軽いケースであれば、1回の手術でガミースマイルを治すことも可能です。 さらに症状によっては、歯ぐきを整える手術と同時に、上顎の骨を削って形や大きさを整える手術(骨形成術)を行う場合もあります。 矯正治療(歯並びに問題があるタイプ) 歯並び(上の前歯の位置)が原因で生じるガミースマイルは、「矯正治療」で症状を改善することが可能です。 必要に応じて、「歯ぐきの外科治療」と「矯正治療」を併用する場合もあります。 ただし、歯並びに加えて骨格的な問題(上顎の位置・大きさ)もあるケースでは、通常の矯正治療では改善が難しく、外科的矯正治療(顎の骨の手術)が必要になります。 ボトックス治療(唇の筋肉に問題があるタイプ) 上唇挙筋群(上唇の動きに関わる筋肉)が強くて上唇が上がりすぎてしまうケースでは、「ボトックス注射」を使った治療を行なう場合があります。 ボトックス注射で使用される薬剤には筋肉の力を弱める作用があり、美容整形の分野では「シワ取り」や「小顔治療」などでよく用いられます。 ガミースマイル治療では、原因となる上唇挙挙筋群を弱めて、唇が上がりにくくすることで症状を改善することが可能です。 ただし、ボトックス注射の効果は1回の注射で4~6カ月ほどですので、効果が切れたらその都度治療(注射)を繰り返し行わなければなりません。 また、ボトックス治療については、歯科医院で対応しているところはまだ少ないため、基本的には「美容整形外科」や「美容皮膚科」などでの対応となります。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、「歯や歯ぐきの形態」または「歯並び」が原因によるガミースマイルの治療に対応しています。 診療・治療の流れについて、簡単にご説明しましょう。 カウンセリング 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、初回の無料カウンセリングを実施しております。 ガミースマイルのお悩みや、どのような治療をお希望かなど、何でもお気軽にご相談ください。 診査・診断 当院には、「歯科用CT」や「セファログラム(矯正専用のレントゲン)」、高精度歯型3Dスキャン「iTero element」などの高性能検査機器を設置しています。 これらの検査機器を使って、患者様の現在の状態を詳しく把握していきます。 治療内容のご説明 検査の結果をふまえ、次項にご紹介する治療法の中から、ガミースマイルの個々の症状にピッタリな方法をご提案していきます。 矯正治療(インビザライン・ワイヤー矯正) 歯並び(出っ歯など)が原因によるガミースマイルに対しては、インビザラインによる矯正治療で歯並びの改善を行っていきます。 インビザラインは、薄くて透明なマウスピースの着脱を繰り返しながら歯を動かしていく矯正治療(マウスピース矯正)です。 インビザラインによる矯正治療には、次のような特徴があります。 ・治療中でも装置が目立ちにくい ・着けていても、違和感がほとんどない ・食事やブラッシングの際には自身で装置(マウスピース)を外すことができる なお、インビザライン単独での治療では改善が難しいと判断されるケースについては、従来のワイヤー矯正を併用した治療を行う場合もあります。 外科治療(歯肉整形術・骨形成) 歯や歯ぐきの形・大きさなどが原因によるガミースマイルに対しては、先にご紹介した ・歯冠長延長術 ・歯肉整形術 などで症状の改善を図ります。 さらに、症例によっては骨を削って形を整えたり、少し量を減らしたりする「骨形成」も行っていきます。 歯並びがとくに問題がないケースは、この外科手術のみでガミースマイルを改善することが可能です。 一方で、歯や歯ぐきだけでなく、歯並びにも問題がみられるケースについては、矯正治療と外科治療を並行して行っていきます。 口元のチャームポイントの1つである「ガミースマイル」も、人によっては”歯ぐきが目だって恥ずかしい”というコンプレックスを抱いてしまう方もいらっしゃいます。 ガミースマイルには様々なタイプがありますが、歯や歯ぐきの形態、あるいは歯並びが原因によるガミースマイルについては、矯正歯科での改善が可能です。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、ガミースマイルのお悩み解決に、インビザラインによる歯列矯正や、歯ぐきの形を整える外科手術、改善後のホワイトニングなどを行っています。 「人前で思いっきり笑いたい」「口元のコンプレックスを解消したい」という方は、ぜひ名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科に一度ご相談ください。
自分の顔を横から見た時、鼻や口元の凹凸やそのバランスが気になったことはありませんか? 歯並びは正面からみた見栄えだけではなく、横顔の形やバランスにも影響を与えます。たとえば、口元が盛り上がってみえる「口ゴボ」もその1つ。 口ゴボによって横顔に対するコンプレックスを抱く方は多く、名古屋プルチーノ歯科にも「口ゴボを矯正で治せますか?」とご相談に来られる方がいらっしゃいます。 そこで今回は、横顔のお悩み「口ゴボ」について、その原因や治療法、さらに名古屋プルチーノ歯科ではどのような治療を行なっているかなどをご紹介していきましょう。 ここをお読みの方のなかには、口ゴボという言葉を「初めて聞いた!」「聞いたことはあるけど、よく知らない」という方もいらっしゃると思います。 そこでまずは、そもそも「口ゴボ」とはどんな口元なのか、その判断基準やセルフチェック法を詳しくみていきましょう。 口ゴボ=前に”ゴボ”っと突き出している口元 「口ゴボ」は一般に、顔を横から見た時に口元が前方に突き出した状態を表しています。 ここ最近使われるようになった言葉なので、聞きなれない方も多いと思いますが、しかし実際にこのような横顔にコンプレックスを抱く方は少なくありません。 口ゴボは歯並びが原因であるものや、骨格的に問題があるものなどいくつかのタイプがあり、そのタイプによって治療法なども異なります。 ただそのなかでも、歯並びが原因の口ゴボについては矯正治療で治せる可能性が高いといえます。 『エステティックライン』で自分の横顔(口ゴボ)をチェック! テレビや映画に映る女優さんの横顔を見て、「キレイだな」と感じたことは誰しも経験があると思います。 そのキレイな横顔にも実は基準があり、矯正歯科では「エステティックライン」を基準に、横顔のバランスの評価を行うことがあります。 エステティックラインとは、顔を横から見た時に鼻と顎の先端を結んだ線のこと。口先がこの線の内側か、あるいは口先が線に少し触れるぐらいが理想的な横顔といわれています。 その反対に、口先がこのエステティックラインよりも前にきてしまうのが、いわゆる『口ゴボ』と言われる状態です。 あくまで目安の1つに過ぎませんが、このようにエステティックラインを参考にすれば、横顔のセルフチェックが行えます。 細い棒や伸ばした人差し指を、鼻と顎の先端に触れるように当てた状態で、口先の位置を確認してみましょう。 口ゴボには、次のようなリスクやデメリットがあります。 見た目のコンプレックス 口ゴボの悩みで一番多いのは、やはり見た目の問題です。 口元全体が前に突き出すと、横顔のバランスの問題だけでなく、正面から見た時に「鼻の下が長く見える」「笑った時に前歯が目立つ」などの問題も生じてしまいます。 一見して歯並びはキレイな場合でも、このような見た目の問題でコンプレックスを抱く方は少なくありません。 口が乾きやすい(虫歯・歯周病のリスク) 口ゴボが原因で唇が閉じにくい(口が閉じにくい)場合、お口が常に開いている状態が続くため口内が乾燥しやすくなります。 また、お口の乾燥気味になると唾液による洗い流し効果(クリーニング作用)もうまく働かず、口内にたまった汚れや細菌が虫歯や歯周病、口臭を引き起こしてしまいます。 では実際に、口ゴボを治したい場合にどのような治療法があるのか、原因別にみていきましょう。 「歯並び」が原因の口ゴボは矯正治療で治せる 口ゴボになる原因の中で、最も多いのが『歯並び』です。出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)、あるいは前歯が上下とも前に突き出して口ゴボになるケースがあります。 その歯並びによる口ゴボは、次の2つのタイプに分類されます。 まず1つは、歯の位置に問題があるタイプ。このタイプは上または下の前歯、あるいはその両方が本来の位置より前にあり、それが元で口ゴボになってしまいます。 このように口ゴボが歯の位置の異常で生じているケースは、矯正治療で治すことができます。 もう1つは、上顎や下顎の位置や形に問題があるタイプです。具体的には、上顎もしくは下顎(またはその両方)が正常の位置よりも前にある、あるいは顎が大きすぎるケースがこれに当てはまります。 口ゴボで骨格的な問題がある場合、それを矯正治療のみで改善するのは難しく、顎の位置や大きさを変える外科手術が必要になります。 口ボゴのその他の原因とその治療法 歯並びのほかに、口ゴボの原因で考えられるのは鼻の高さです。 先の「エステティックライン」を見るとわかるように、鼻が低いとエステティックラインの傾斜がゆるくなり、おのずと口元が前方に出た顔貌になっていまいます。 とくに日本人の場合は欧米人よりも鼻が低い傾向があるため、「日本人の場合は唇の先がラインに触れるぐらいでいい」とも言われています。 ただ、このような”鼻の高さ”に起因した口ゴボ(歯並びに問題がない)は、残念ながら歯科で治すことはできません。 このタイプの口ゴボの場合、治療の専門は美容整形領域になります。 以上でご紹介した口ゴボのうち、歯並び(歯の位置の異常)が原因となるものについては、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科でも対応しています。 では、具体的な治療の流れについて簡単にご紹介していきましょう。 カウンセリング(初回無料) 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では歯並びにお悩みの方を対象に、無料のカウンセリングを実施しています。 「口ゴボを治したいけど、自分の場合、矯正治療で治せるの?」など、なんでもお気軽にご相談ください。 精密検査 カウンセリングの内容をふまえ、治療を前向きにご検討の方には、さらに詳しい検査を行ったのち、具体的な治療計画をご提案していきます。 当院では歯列矯正の診断には欠かせない「セファログラム」をはじめ、口腔内写真や顔貌写真など多種多様な検査を実施しています。 さらに「iTero element 5D」という機器による検査では、小型カメラでスキャンした歯並びの様子を元に、治療のシミュレーションを行うことが可能です。 治療によって実際にどのように歯が動き、どんな歯並びや口元になるのかを事前に把握できるため、安心して治療にのぞむことができます。 インビザラインによる歯列矯正 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、口ゴボの原因となる歯並び(出っ歯・受け口)に対し、インビザラインによる歯列矯正を行っています。 インビザラインは、「治療中でも装置が目立たない」と人気の高いマウスピース矯正です。薄い透明のマウスピースの着脱を繰り返しながら、歯を本来の位置に戻し、美しい口元に仕上げていきます。 インビザラインは装置が目立たないこと以外にも、 ・違和感や痛みが少ない ・自分で装置が取り外せる(食事や歯磨きも今まで通り) ・通院回数が少ない などのメリットがあります。 一方で、使用するマウスピースは基本的に1日22時間以上の装着が必要です。 装着時間や交換のタイミングを守らないと、治療が長引いたり、計画通りに歯が並ばなかったりすることもあるため注意しましょう。 インビザラインとワイヤー矯正の併用も インビザライン単独では口ゴボの改善が難しいケースに対しては、ワイヤー矯正を併用した治療も行っています。 どのような治療が適しているかは個々のケースで異なりますが、詳しい内容については事前にしっかりご説明し、ご納得していただいたうえで治療をはじめていきます。 わからないこと、不安なことなどございましたら、いつでも当院スタッフまでお尋ねください。 口ゴボは歯並びの問題によって生じるケースと、骨格的な問題(顎の大きさや位置、鼻の高さなど)で生じるケースの、2つのタイプがあります。 このうち、歯並びが元となる口ゴボについては、矯正治療で改善できる可能性が高くなります。 自身の口ゴボがどちらのタイプか気になる、また、できれば治療したいとお考えの方は、一度矯正歯科医院で相談してみましょう。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科でも初回に限り、無料のカウセリングを実施しています。 「自分の口元に自信が持てない」「横顔を美しくしたい」など、何でもお気軽にご相談ください。
「部分矯正」で前歯の歯並びを改善!プルチーノ歯科の治療や費用もご紹介
22.02.24
「歯並びが気になる」といってもその症状の度合いは様々で、歯並びが全体的にデコボコしているケースもあれば、1,2本だけ歯並びが悪いケースもあります。 そして後者のように歯並びの一部だけが気になる場合、矯正するにしても「ここだけ治すのにたくさん装置を着けるのはちょっと……」と見た目を考えて尻込みする方も少なくありません。 今回ご紹介する部分矯正は、このような“歯並びの一部だけ気になる”という方におすすめの治療法です。 以下に部分矯正と通常の矯正の違いや、プルチーノ歯科・矯正歯科がご提供するインビザライン部分矯正の内容や費用などをご紹介していきましょう。 治療で動かすのは「前歯」のみ 通常の矯正治療では、前歯から奥歯に至るすべての歯を動かして歯並びを治していくのが一般的です。これを「全体矯正」と呼んでいます。 対して「部分矯正」は歯並びの気になる部分だけを治す治療法で、全体矯正のようにすべての歯を動かすのではなく、治したい歯だけを動かしていきます。 ただ部分矯正の対象となるののは、基本的に前歯のみです。まとめると、部分矯正は“前歯の歯並びに限定した矯正治療”ということになります。 装置(ブラケット+ワイヤー)の装着も基本的には前歯のみとなるため、全体矯正ほど大がかりではなく、装置による違和感や痛みが軽減されます。 通常の矯正(全体矯正)よりも期間が短く、費用も安い 部分矯正は動かす歯の本数が少ないため、全体矯正より治療期間が短縮できます。 全体矯正の治療期間は平均2~3年ほどですが、部分矯正の治療期間は3~6カ月ほどです。 また部分矯正は治療範囲が狭く、装置も治したい部位のみに装着するため、全体矯正よりも費用が安くすむもメリットの1つです。 一般的な全体矯正の費用相場は80~120万円前後ですが、部分矯正では30~60万円ほどとなります。 部分矯正のデメリット 部分矯正は治療範囲が狭いため、適用できる症例が限られます。(次項「部分矯正で治療できる歯並びと治療できない歯並び」を参照) さらに全体矯正ほど歯をダイナミックに動かすことができないため、症例によっては最終的な仕上がりが全体矯正よりも劣ってしまう場合があります。 どんな歯並びが部分矯正で治せる? 部分矯正は前歯の気になる歯並びのなかでも、比較的症状の軽いケースに適した治療法です。 具体的なものとしては、以下のような歯並びが当てはまります。 デコボコした歯並び(歯が重なり合っている) すきっ歯(歯と歯の間にすき間がある) 八重歯(犬歯だけ少し前に出ている) 出っ歯(上の前歯がやや前方に突き出している) 反対咬合/受け口(下の前歯が上の前歯より前方にある) 歯がねじれている/傾いている このような歯並びで「症状が軽い」「奥歯の噛み合わせが良好」「抜歯の必要がない」ケースでは、部分矯正で治療できる可能性が高くなります。 部分矯正で治せない歯並びは? 上記でご紹介した前歯の歯並びでも、噛み合わせに問題があったり、歯を抜かないと歯並びを治せないようなケースは部分矯正での治療が難しくなります。 くわえて歯並びだけでなく、骨格的な問題(顎の大きさや位置の異常)があるケースも部分矯正の適用外です。 また矯正治療は基本的に天然歯(ご自身の歯)が対象となるため、過去の治療でインプラントを入れている場合は治療ができません。 ワイヤー矯正 ワイヤー矯正は歯の表面に「ブラケット」という小さな装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かす治療法です。 矯正治療で広くおこなわれている手法で、どんな歯並びの治療にも応用できるメリットがあります。 全体矯正ではこの装置を上下各12本の歯に装着しますが、部分矯正では上下の前歯各6本、症例によっては小臼歯を含めた10本に装着するのが一般的です。 また従来の治療では装置を歯の表側に装着しますが、近年は裏側に着けて目立たなくする「裏側矯正(リンガル矯正)」という手法もあります。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、薄いプラスチック製のマウスピースを装着して歯並びを改善する治療法です。 歯の動きにあわせて複数枚のマウスピースを作製し、それを1~2週間おきに新しいものと交換しながら歯を動かしていきます。 マウスピース矯正の特長は、装置が透明なので着けていても目立ちにくい点と、自身で装置の取り外しが可能な点です。 とくに装置の”目立ちにくさ”については、見栄えを気にして治療になかなか踏み切れない方には大きなメリットとなります。 また装置による違和感や痛みが少なく、食事やブラッシングの際に取り外しができるのも、ワイヤー矯正にはない利点でしょう。 今話題の「インビザライン矯正」を採用! 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正のなかでもとくに人気が高く、世界で高いシェアを占める「インビザライン」というシステムを採用しています。 インビザラインには他のマウスピース矯正にはない利点がありますので、そのうちのいくつかを次の項目からご紹介していきましょう。 歯型採取は1回のみ!さらに光学3Dスキャン「iTero element」で型取り不要 一般的なマウスピース矯正では、歯の動きに応じて2週間~1ヶ月ごとに歯型を取り、新しいマウスピースを作製していきます。 しかしインビザラインは最初の1回の型取りで、治療に必要なマウスピースをすべて作製することが可能です。 さらに名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では「iTrero element(アイテロエレメント)」の導入より、従来の型取り(シリコンを使った型取り)自体が不要となっています。 「iTrero element」は小型カメラでお口の中をスキャンすると、その情報がコンピュータ上で3D画像に再現される口腔内専用の高精度スキャナーです。 従来の型取りのような不快感がなく、写真を撮る感覚で歯型を採取することができます。 治療前に歯並びのシミュレーションができる インビザラインがさらに優れているのは、スキャンした歯型を使って歯の動きや最終ゴールの歯並びを事前にシミュレーションできる点です。 インビザラインで使用するマウスピースは、この事前シミュレーションを元に作製されるため、1回の型取り(スキャン)で治療をはじめることができます。 当院ではそのシミュレーションの様子を患者さんにもご覧いただき、歯の動く様子や最終的な歯並びの状態などを説明し、確認いただいたうえでご提案しております。 治療開始前に自身の歯がどのように変化するのかを具体的に把握できるため、治療のモチベーションがあがるほか、安心・納得のうえでの治療が可能となります。 ・矯正精密検査(唾液検査費込):50,000円+税 費用には、iTeroによる精密印象(歯型取り)・レントゲン写真(セファログラム)・口腔内写真・顔貌写真・唾液検査の料金が含まれます。 ・部分矯正費用(インビザライン):250,000円+税(片顎) 事前シミュレーションを確認していただき、治療内容にご納得いただけたうえでのお支払いとなります。 ・調整料:(調整内容が必要な場合のみ) アタッチメントの付与/IPR 5,000円+税 追加アライナー 9,000円+税 マウスピース装着後は1~2ヶ月に1回のペースで通院していただき、歯並びのチェックをおこなっていきます。 ※費用は個々の歯並びの状態によって変動します。 部分矯正は「プチ矯正」とも呼ばれ、全体矯正よりも気軽で治療期間が短く、費用も安く対応できる点が人気です。 一方で治療範囲が限定的であるため、歯並びの状態によっては適用できないケースもあります。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では初回相談を無料でおこなっておりますので、部分矯正にご興味のある方は、ぜひお気軽に当院までお問合せください。
気になる「受け口」の矯正 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科ではどう治療する?
22.02.24
カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正症例
「受け口」は下の前歯が上の前歯よりも前方にある歯並びで、専門的には「反対咬合」や「下顎前突」と呼ばれる不正咬合に分類されます。 受け口では”顎がしゃくれて見える”といった見た目の問題が生じやすく、口元にコンプレックスを抱く方も少なくありません。 また受け口になると、食事や発音などにも支障をきたしやすくなります。 ここでは受け口を治したい場合に矯正治療でどこまで治せるのか、また名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科の受け口治療の詳細などをご紹介していきましょう。 「受け口」と一口にいっても症状の度合いはさまざまで、矯正治療で治せるケースもあれば、矯正治療だけでは治療が難しいケースもあります。 以下に詳しい内容を解説していきましょう。 「受け口」には2つのタイプがある まず「受け口」は大きく2つのタイプに分類されます。 1つは、歯の位置の異常によって生じる『歯槽(しそう)性タイプ』の受け口です。 このタイプの受け口は、奥歯の噛み合わせは正常ですが、上の前歯が正常な位置よりも後方(あるいは下の前歯が前方)にあるのが特徴です。 歯槽性タイプは受け口のなかでも比較的症状が軽度である場合が多く、矯正治療で治せる可能性が高くなります。 もう1つは、上下の顎の大きさや位置のズレによって生じる『骨格性タイプ』の受け口です。 上顎の大きさに対して下顎が大きすぎるケースや、下顎が本来の位置よりも前方に出ているケースがこれに当たります。 骨格性タイプの受け口は奥歯の噛み合わせにもズレがある(下の奥歯が前方で噛み合わう)ケースが多く、治療の難易度も高くなります。 一方でまだ発育途中にある子どもの場合は、顎の成長をコントロールすることで受け口を予防することが可能です。 したがって、もしお子さんの嚙み合わせがちょっとおかしいな?と感じたら、できるだけ早い段階で矯正歯科を受診することをおすすめいたします。 矯正治療のみで難しいケースは外科手術が必要なことも 矯正治療は装置で歯を動かしながら歯並びや噛み合わせを治していきますが、この方法で顎の位置や大きさを変えることはできません。 そのため骨格性タイプのなかでも、顎の大きさや位置のズレが大きいケースでは、矯正治療にくわえて外科的な治療が必要になります。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科においても詳しい検査の結果、矯正治療単独での治療が難しいと判断したケースについては、大学病院などの専門機関をご紹介しております。 名古屋プルチーノ歯科・矯正治療では歯槽性タイプの受け口に対し、以下のような方法で治療をおこなっていまます。 「インビザライン」による受け口矯正 名古屋プルチーノ歯科・矯正治療では主に「インビザライン」を用いた受け口矯正をおこなっています。 インビザラインはマウスピース矯正の1つで、マウスピースを1~2週間ごとに交換しながら歯並びを整えていきます。 マウスピース矯正の1番の特長は、装置が無色透明で着けても目立たず、違和感も少ないこと。 治療をしていることを周囲に気づかれにくいため、接客業や営業職など、人と接する機会の多い職業の方にも人気です。 また従来の装置(マルチブラケット)は一度装着すると治療が終るまで外すことができませんが、マウスピース矯正は患者様自身で装置の取り外しができます。 食事や歯磨きの際には外すことができるため、これまでの治療よりも日常生活における負担が少なくなります(ただし1日20時間以上の装着が必要)。 そのマウスピース矯正の中でも「インビザライン」がさらに優れているのは、治療を始める前に歯の動きや最終的な歯並びをシミュレーションできる点です。 自身の歯がこれからどのように動き、どのように変化するのかがあらかじめわかるので、安心して治療を進めることができます。 インビザラインとワイヤー矯正の併用 インビザラインのみでは治療が難しい受け口については、インビザラインとワイヤー矯正を併用した治療をおこなっています。 どのような治療法が適しているかは個々のケースによって異なるため、興味のある方はお気軽に当院にご相談ください。 受け口の原因でよく挙げられるのは遺伝(生まれつき)的な要因です。 両親や祖父母に受け口の傾向がある場合、生まれてくる子どもの受け口になる可能性があります。 ただ受け口は遺伝的な要因だけでなく、生まれた後の生活習慣やクセが原因で受け口になるケースも多くみられます。 たとえば「口呼吸」もその1つです。 口呼吸になると舌が下顎の中にとどまることが多く、これにより下の前歯は裏側から常に舌の力を受け、前方に動きやすくなります。 とくに慢性鼻炎やアレルギー性鼻炎などで鼻呼吸がしづらい方は、口呼吸になりやすいため注意が必要です。 また子どもの場合は遊び感覚で下顎を前に突き出すうちに、それが日常的なクセとなってしまうことも少なくありません。 このようクセが続くと下顎の正常な成長がさまたげられ、受け口になることがあります。 見た目のコンプレックス 受け口は症状が比較的軽度なケースでも、下顎が前に突き出した”しゃくれ顔”になりやすい傾向があります。 そのため受け口では見た目のコンプレックスで悩む方が多く、気持ちが後ろ向きになるなど心理面にも影響を与えていきます。 発音がしづらい 受け口は発音にも影響を及ぼしやすく、とくに『サ行』や『タ行』が発音しにくくなるため、滑舌が悪い、舌足らずな話し方になることがあります。 見た目にくわえ話し方にもコンプレックスを抱いてしまうと、周囲とコミュニケーションがうまくとれないなど、日常生活にも支障をきたしやすくなります。 ものが嚙みにくい 受け口は上下の歯の嚙み合わせが反対なので、食べ物を前歯で噛み切れない、あるいは奥歯で噛み砕けないことが多くなります。 口は食べ物が入る最初の消化器官でもあるため、食べ物をうまく噛めないと胃腸にも負担がかかり、消化不良や慢性的な便秘の原因になることがあります。 顎の関節に負担がかかりやすい 上下の噛み合わせが正常な場合、下顎は前後左右に動かすことができます。 しかし受け口の場合は下顎が前方に固定されてしまうため、その自由度は正常な状態よりも狭くなってしまいます。 そうすると食事や会話の際に下顎の動きが制限されてしまい、結果として顎の関節や周囲の筋肉に負担がかかりやすくなるわけです。 その負担が大きくなると「顎が痛い」「口が開けにくい」といったの顎関節症を引き起こしやすくなります。 肩こりや腰痛に悩まされる 顎や噛み合わせがズレると、その周囲の筋肉のバランスにもひずみが生じていきます。 このひずみが首や肩の筋肉に過度な緊張を生じさせ、それが慢性的な肩こりや頭痛の原因になることも実は少なくありません。 また下顎の位置は体全体のバランスとも深く関係しています。 下顎の位置のズレは頭部の重心のズレにもつながり、それが目には見えないところで体の歪みを引き起こし、肩こりや腰痛の原因になることがあります。 受け口が矯正治療で治せるか否か、また治療可能な場合にどのような方法になるかについては、精密検査の結果をもとに判断していきます。 受け口の症状にお悩みの方は、ぜひ名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科までお気軽にお問い合わせください。
インビザライン矯正の費用とその内訳 名古屋の矯正歯科ではどれくらいかかる?
22.02.02
カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインマウスピース矯正矯正歯科
インビザライン矯正には保険が適用されないため、治療を受ける矯正歯科によってかかる費用が異なります。 そうであるなら「できるだけ”安い”歯科医院を選びたい」と誰しも思いますよね。 ただインビザライン矯正を的確に進めるうえでは、それ相応の検査や設備、歯科医の技術が必須であり、費用はそれに準じて設定されています。 相場よりも破格な値段は確かに魅力的ですが、費用面ばかりに目が行きがちになると大きな落とし穴にはまりかねません。 そうならないためにも、まずは以下を参考にまずはインビザライン矯正の一般的な相場やその内訳、追加でかかる費用などを事前にしっかり頭にいれておきましょう。 また最後に名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科におけるインビザライン矯正の費用についても記載しておりますので、ご興味のある方はぜひご参考ください。 インビザライン矯正には『全体矯正』と『部分矯正』の2つの治療法があり、それぞれでかかる費用の総額が異なります。 インビザライン『全体矯正』の費用 費用相場:80万円~120万円 全体矯正では前歯から奥歯まで、すべての歯を動かしながら歯並び全体を治していきます。 ちなみに、ワイヤー矯正(表側矯正)における全体矯正の相場は80万円~120万円前後で、インビザライン矯正と比べてそれほど差はありません。 インビザライン部分矯正の費用 費用相場:約30万円~50万円 部分矯正は前歯に限定した治療法で、前歯の気になる歯並び(すきっ歯・歯のねじれなど)のみを治していきます。 動かす歯の本数が少ないため全体矯正よりも費用が安くなるほか、治療期間も短くなります。 以下に示す項目は、いずれもインビザライン矯正の費用総額に必ず含まれる料金です。 これらの料金はまとめて治療開始前に支払うのが一般的ですが、項目によっては初期費用に含まれない場合もあります。 そのため、後で請求された際に「知らなかった」とならないように、見積書や費用明細の内容をしっかり確認しておきましょう。 カウンセリング・相談料 【費用の目安:0円~5,000円】 インビザライン矯正では実際に治療をはじめる前に、患者様のお悩みやご希望などをうかがうカウンセリングを実施しています。 初回のカウンセリングや相談については『無料』で実施する医院も多くありますが、なかには『有料』のところもありますので、よく確認しておきましょう。 精密検査・診断料 【費用の目安:20,000円~50,000円】 インビザライン矯正をおこなううえでは、通常の歯科治療でおこなう検査とは別に 「itero」による精密印象 セファログラム(頭部X線規格写真) 口腔内写真 顔貌写真 などの、専門的な検査が必須となります。 インビザライン矯正を実施する歯科医院の中には、これらの検査項目を少なくして費用を抑えているところもありますので、検査内容はしっかり確認しておきましょう。 矯正料(クリンチェック+装置代) 【費用の目安:65万円~100万円前後(全体矯正)】 インビザライン矯正は透明なマウスピース型装置の着脱を繰り返しながら、歯を動かしていきます。 これらのマウスピース装置は「クリンチェック」という専用ソフトによる事前シミュレーションを元に、治療前に複数枚作製して患者様にお渡しします。 調整料 【費用の目安:5,000円~1o,ooo円】 インビザライン矯正の治療の開始後は、1~2か月に1回の頻度で来院していただき、歯の動きの確認や装置の調整などをおこないます。 その際の調整料については、最初の金額(初期費用)にその金額が含まれる場合と、含まれない(通院ごとの請求)場合があるのでよく確認しておきましょう。 インビザライン矯正をおこなう一部の患者様には、歯並びの状況に応じて次のような追加の治療をおこなう場合があります。 その際には治療費が別途加算されますので、事前によく確認しておきましょう。 抜歯 近年、インビザライン矯正は抜歯が必要な歯並びにも治療が可能となっています。 ただ矯正治療における永久歯の抜歯には保険が適用できないため、5千円~1万円ほどの費用が別途かかります。 アタッチメントの付与/IPR インビザライン矯正ではさらに効率よく歯を動かすために「アタッチメント」という補助装置を付与したり、「IRP」という処置をおこなったりすることがあります。 アタッチメントは歯の表面に付与するプラスチック製の突起物で、マウスピースの密着しやすくしたり、歯の動きをスムーズにしたりする効果があります。 IRPは歯と歯の間を削って歯を動かすためのスペースを確保したり、歯の形変えたりする処置です。 削るといってもその量は最大で0.25mmですので、歯にダメージを与えることはほとんどありません。 以上の処置が必要なケースでは、別途費用が発生します。 マウスピースの追加(紛失時を含む) 当初計画していたマウスピースの枚数で思うように治療が進まない場合は、追加でマウスピースを新たに作製する必要があります。 このような追加したマウスピースにかかる費用については、最初に提示された費用のなかに含まれないこともあるため注意しましょう。 また患者様がマウスピースを紛失された場合にも、新しいマウスピースの作り直しは別途費用がかかることがあります。 最後に、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科におけるインビザライン矯正の費用についてご紹介します。 なお、実際にかかる費用については個々のケースで異なるため、費用の詳細については当院にてご相談ください。 精密検査(唾液検査込) 費用:50,000円+税 当院ではレントゲン撮影、セファログラム、口腔内写真などの矯正治療で必須とされる検査にくわえ、唾液検査によるリスク診断もおこなっています。 インビザライン矯正料(クリンチェック+マウスピース) 【全体矯正】 抜歯なし:650,000円+税 抜歯あり:750,000円+税 その他:850,000円+税 【部分矯正】 250,000円+税 当院では専用ソフト(クリンチェック)によるシミュレーションを患者様にもご覧いただき、ご自身の歯並びが今後どのように変化していくかを確認していただきます。 そのうえで治療内容にご納得いただけましたら、上記の費用をお支払いいただき、治療を開始していきます。 オルソパルス(光加速矯正治療) 費用:150,000円+税 オルソパルスは近赤外線の効果により歯の動くスピードを速め、治療期間を短縮させる装置です。 できるだけ早く治療を終わらせたいという方に、当院ではオルソパルスの使用をおすすめしております。 調整料 当院においては患者様のご負担を最小限にするため、調整が必要な際に項目ごとに施術を実施しています。 ・抜歯:1本5,000円+税 ・アタッチメント/IPR:各5,000円+税 ・アタッチメントの除去:5,ooo円+税 ・追加マウスピース:9,000円+税 インビザライン矯正の費用の総額は全体矯正で80万円~120万円、部分矯正で30万円~50万円ほどが相場となります。 ただし患者様の歯並びによっては、オプションで追加の費用が加算されることもありますので、詳細については受診する歯科医院にてご確認いただくようお願いいたします。