歯並びがお悩みで、マウスピースでの歯科矯正をお考えの方、インビザラインという治療方法を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか? 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科がインビザラインの紹介をします。 メリット・デメリットやインビザラインを用いた矯正を行う歯科医院を選ぶポイントなどを解説していきますのでぜひ参考にしてください。 Contents1 2 2.1 目立たない2.2 痛みや違和感が少ない2.3 幅広い症例に対応可能2.4 ホワイトニングも同時に可能2.5 歯磨きがしやすい3 3.1 装着時間を守る必要がある3.2 症例によっては治療ができない場合がある3.3 アタッチメントを装着する可能性がある4 4.1 インビザラインの種類4.2 インビザラインライト4.3 インビザラインエクスプレス4.4 インビザラインGO4.5 インビザラインモデレート4.6 インビザラインコンプリヘンシブ4.7 インビザラインファースト5 5.1 症例数に応じた認定のランクを参考にする5.2 コミュニケーションの相性がいい歯科医師を選ぶ5.3 料金体系が明瞭な歯科医を選ぶ6 インビザラインとは、1997年にアメリカで開発され、世界100ヶ国以上の国々で提供されており、900万人以上の患者様が治療を受けている矯正治療です。 マススピース型の治療器具を1日20時間以上装着して1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換していくことで徐々に歯を動かしていきます。 治療を受けている患者様は年々増加しており世界中の矯正歯科医師に信頼を得ています。 インビザラインのメリットを紹介します。 メリットは5点です。 目立たない 痛みや違和感が少ない 幅広い症例に対応可能 ホワイトニングも同時に可能 歯磨きがしやすい 目立たない 1点目は目立たないことです。 インビザラインは薄く透明なマウスピース型の矯正装置を使用します。 そのため装置が目立たず周りの目を気にして矯正治療を躊躇する必要がありません。 営業や接客業といった人前に出することが多い仕事をしている方へ非常にお勧めできる矯正治療です。 痛みや違和感が少ない 2点目は痛みや違和感が少ないことです。 インビザラインはワイヤー矯正に比べて徐々に歯を移動させるため「歯が動くこと」での痛みを抑えることが可能です。 また、ワイヤー矯正に比べて違和感も少なく、矯正治療に対してのネガティブな面を大きく減少させている矯正方法といえます。 幅広い症例に対応可能 3点目は幅広い症例に対応可能なことです。 インビザラインはこれまでの莫大な治療データをもとに日々進化をしています。 そのため他のマウスピース型矯正治療に比べても幅広い症例に対して対応が可能になっています。 ホワイトニングも同時に可能 4点目はホワイトニングも同時に可能なことです。 インビザラインは治療中にホワイトニングを行うことが可能で歯並びと同時に白さも得られます。 通常のホワイトニングの場合は、ホワイトニング用のマウスピースの作成が必要ですが、インビザラインではその必要がありませんのでその分の費用を削減することができます。 歯磨きがしやすい 5点目は歯磨きがしやすいことです。 インビザラインは取り外しができるマウスピース装置なので、歯磨きのときには取り外して丁寧に歯を磨くことが可能です。 ワイヤー矯正などでは難しい歯磨きを通常と同じように気軽に行えることは患者様のストレスを軽減できます。 次にインビザラインのデメリットの紹介です。 デメリットは3点です。 装着時間を守る必要がある 症例によっては治療ができなし場合がある アタッチメントを装着する可能性がある 装着時間を守る必要がある 1点目は装着時間を守る必要があることです。 インビザラインは1日20時間の装着が必要な矯正装置です。装着時間が守れない場合は、治療計画通りの効果がえられない可能性がでてきます。 高額な治療になりますので、使用方法は必ず守るようにしましょう。きちんと自己管理をして直要していく必要があるので注意しておきましょう。 症例によっては治療ができない場合がある 2点目は症例によって治療できない場合があることです。 インビザラインは治療可能な症例は増えてはいますが、ワイヤー治療に比べて治療ができない症例が多くなります。 例えば重度の歯周病で顎の骨が溶けてしまっている場合、歯を大きく動かす必要のある、重度の出っ歯や受け口の場合などはインビライザでは対応できませんので注意が必要です。 アタッチメントを装着する可能性がある 3点目はアタッチメントを装着する可能性があることです。 アタッチメントとは、歯を動かすための圧力がかかるように設置するものです。 アタッチメントを装着することで細かい圧力をかけ歯の傾きを正しく修正できる一方で、痛みや、まれにアタッチメントがあたってしまいしっかり噛めないときがあります。そのような場合はすぐに歯科医に相談しましょう。 全体矯正の場合は70万円〜100万円で2年〜2年半の期間がかかるといわれています。 部分矯正の場合は30万円〜60万円で6ヶ月〜1年といわれています。 インビザラインはワイヤー矯正と比べても費用の違いはすくないですが、治療の期間が明確に提示されるのが魅力のひとつです。 インビザラインの種類 インビザラインライト インビザラインエクスプレス インビザラインGO インビザラインモデレート インビザラインコンプリヘンシブ インビザラインファースト インビザラインライト インビザラインライトは、部分矯正に用いられることが多いプランです。 歯を動かせる範囲に制限はないのですが、マウスピースの枚数が14枚までのため全体矯正には向いていません。 インビザラインエクスプレス インビザラインエクスプレスはインビザラインライトより軽度の症例を対象にしているプランです。 インビザラインGO インビザラインGoは主に前歯の部分矯正に適しており、まずは、スマホアプリを利用して治療可能かどうかを判断できるの流れが魅力です。 インビザラインモデレート 中度の矯正に対応している全体矯正のプランです。 インビザラインコンプリヘンシブ 基本的に制限のないプランです。難しい症例にも対応できるプランです。 インビザラインファースト インビザラインファーストは、乳歯と永久歯が混在している子供向けのプランです。 ではインビザラインの歯科医を選ぶポイントを紹介します。 症例数に応じた認定のランクを参考にする インビザラインには症例数によって認定されるランクがあります。 そのランクの高さは選ぶ際のひとつの基準です。 症例数は技術にも大きく影響する内容ですので、必ず認定のランクは確認するようにしましょう。 コミュニケーションの相性がいい歯科医師を選ぶ 矯正治療全般にいえることですが、治療期間も長いため、コミュニケーションの相性が良い歯科医師を選ぶ必要があります。 相性が合わないとストレスになり、通院が億劫になってしまい次回の来院の予約も嫌になり、矯正できないことに繋がる可能性もあります。 結局は「人と人」の関係性が大切なので、一番初めに相談に行った時に自分との相性をみて選ぶようにしましょう。 料金体系が明瞭な歯科医を選ぶ 矯正歯科は自由診療のため、料金が明瞭な歯科医を選ぶことをおすすめします。 […]
マウスピース矯正をお考えの方。プルチーノ歯科・矯正歯科がメリット・デメリットや種類、価格を紹介
23.09.05
歯並びでお悩みの方でマウスピース矯正をお考えの方も多いのではないでしょうか? 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科がマウスピース矯正の解説をしていきます。種類やメッリット・デメリットを紹介しますのでぜひ参考にしてください。 Contents1 2 2.1 インビザライン2.2 キレイライン2.3 ウィ・スマイル2.4 アソアライナー2.5 クリアコレクト2.6 ホワイトライン3 3.1 装置が目立たない3.2 治療中のトラブルが少ない3.3 自分で取り外しが可能3.4 違和感や痛みがほとんどない3.5 金属アレルギーの心配がない4 マウスピース矯正のデメリット4.1 装着時間を守る必要がある4.2 装着中は飲食ができない4.3 歯並びによっては向いていない症例がある5 6 マウスピース矯正とは、透明な素材のマウスピースを1日20時間程装着し、1〜2週間毎に少しずつ異なるマウスピースを交換することで、歯の矯正治療をおこなう矯正方法です。 矯正装置が目立たないことや自由に脱着ができるため近年人気が上昇しています。 マウスピース矯正の種類の紹介をいたします。 代表的な種類は以下の6点です。 インビザライン キレイライン ウィスマイル アソアライナー クリアコレクト ホワイトライン インビザライン インビザラインは日本で非常に人気のマウスピース矯正のひとつです。 アメリカのアライン・テクノロジー社が提供しており全世界で100ヶ国以上900万人以上が治療を受けています。 インビザラインは最新のデジタル技術を駆使しデータとあわせて治療結果を予測できることがポイントです。 さらに、他のマウスピース矯正では難しい症例も補助装置やワイヤー矯正との併用で対応可能となっています。 キレイライン キレイラインは、低価格で高品質がポイントのマウスピース矯正です。 厚みの違うマウスピースを装着していき矯正治療をおこなっていきます。健康な歯をできるだけ残すことを考えた矯正方法で、抜歯をおこなわないで矯正を進めていけることが特徴のひとつです。 しかし、矯正可能な範囲が前歯の12本と限られているため適応できる症例は限られています。 ウィ・スマイル ウィ・スマイルは1回1,650円(税込)でお試しできるお手軽にできるマウスピース矯正です。 マウスピース矯正の中でも低価格で、治療期間も短いうえに全ての歯の矯正に対応しています。 アソアライナー アソアライナーはアソインターナショナル社が提供している日本製のマウスピース矯正のひとつです。 国内の矯正専門のラボでマウスピースを作成するので、型取りから最短10日で治療を開始できるのが魅力です。 3種類の厚みの違うマウスピースを使用して矯正を進めていきます。しかし、矯正の適用範囲が前歯12本となるため症例は限られてしまいます。 クリアコレクト クリアコレクトは、ストローマン社が提携しているインビザラインについで実績のあるマウスピース矯正装置です。 幅広い症例に対応できるのが魅力で、他のマウスピース矯正装置に比べて歯を動かす力が強いマウスピースを利用するのでアタッチメントなどの利用を減らして治療を進めることが特徴です。 ホワイトライン ホワイトラインは、低価格で高品質、そして早く矯正が可能な日本で生まれたマウスピース矯正です。 3Dシミュレーションや3Dプリンターを駆使し精度の高い治療が可能です。 しかし前歯12本にしか対応できないため、部分的に矯正をしたい方向けのマウスピース矯正といえるでしょう。 マウスピース矯正のメリットの紹介をします。 メリットは以下の5点です。 装置が目立たない 治療中のトラブルが少ない 自分で取り外しが可能 違和感・痛みがほとんどない 金属アレルギーの心配がない 装置が目立たない 1点目は装置が目立たないということです。 マウスピース矯正を考えているほとんどの方がこちらの理由を一番にあげるのではないでしょうか? マウスピースが透明なため、装置を装着していても目立たなく相手にもほとんど気づかれません。人と接することの多い方などが矯正する場合には非常に人気です。 治療中のトラブルが少ない 2点目は治療中のトラブルが少ないことです。 ワイヤー治療の場合は装置が外れてしまったら医師に再度装着してもらう必要がありますが、マウスピースの場合は自由に取り外しが可能なのでそのようなトラブルに合うことがありません。 また、装置が歯に当たってお口の中が傷ついたりすることもすくなくなります。 自分で取り外しが可能 3点目は自分で取り外しができることです。 目立ちにくい上に自由に取り外しが可能なため、「仕事中は目立ってほしくない方」「デートのときにはつけたくない方」「スポーツをする時に外しておきたい方」なども気軽に外すことができます。 また食事のときも取り外して食事ができるので、矯正装置を気にしないで飲食を楽しむことが可能です。 違和感や痛みがほとんどない 4点目は違和感や痛みがほとんどないことです。 マウスピース矯正は違和感や治療による痛みがほとんどないため、ストレスを感じることが少なく治療を進めていくことができます。 装着し始めたときは多少の違和感は感じますが、ワイヤー矯正に比べ遥かに違和感が少ないです。 痛みに関しては、マウスピース交換の時にわずかに感じることがありますが、矯正中には強い痛みが発生しにくい矯正装置になります。 金属アレルギーの心配がない 5点目金属アレルギーの心配がないことです。 マウスピースはプラスチック製ですので金属アレルギーの方でも安心して装置を利用することができます。 そのためワイヤー矯正ができない方でも利用可能です。また、お口の中を傷つけるリスクも少ないうえに、数日の利用で新しく交換するので虫歯や歯周病のリクスも低く抑えられます。 マウスピース矯正のデメリット 次にデメリットの紹介です。 デメリットは以下の3点です。 装着時間を守る必要がある 装着中は飲食ができない 歯並びによっては向いていない症例がある 装着時間を守る必要がある 1点目は装着時間を守る必要があることです。 マウスピース矯正は「1日の装着時間が20時間〜22時間、約7日毎にマウスピースの交換」という時間と期間の決まりがあるのが特徴です。 決まりを守らないと期待している効果が得られず歯が動かないということになります。 歯科医が立てた治療計画に沿って進めて行く必要があるため、患者様はきっちりと自己管理をしていく必要があります。 装着中は飲食ができない 2点目は装着中に飲食ができないことです。 マウスピースを装着している間は基本的に水や炭酸水以外の飲食ができません。 飲食をするたびに脱着が必要になるため、面倒に感じることもあります。 しかし、慣れればマウスピースの脱着は簡単にできるので安心してください。 歯並びによっては向いていない症例がある 3点目は歯並びによっては向いていない症例があることです。 マウスピース矯正は全ての症例に対応ができないことがデメリットのひとつです。 自分の症例がマウスピースに対応しているのはきちんと歯科医で検査してもらうようにしましょう。 ワイヤー矯正との違いで一番わかりやすいのは「見た目の違い」です。 歯の矯正を考えているかたの多くは「見た目」という部分も気になる方も多いと思います。 治療中に人前でも気にせずコミュニケーションがとれるかとれないかは、非常に重要なポイントといえます。 他には、治療中の歯磨きの違いもあります。ワイヤー矯正では、タフトブラシという毛先が細く束になっているブラシを使用して歯と歯の間や矯正装置周辺をブラッシングします。 一方マウスピース矯正では装置取り外し可能なので、今までの歯磨きと同じようにブラッシングが可能です。 また、期間的にはワイヤー矯正の方が短く済む傾向にあります。 […]
この記事を読まれている方は、おそらく「すきっ歯」の症状に悩まされているか、強い関心を持っているかのどちらかかと思います。日本人の歯並びの悩みというと、出っ歯や乱ぐい歯が多くを占めるため、すきっ歯に関する情報はあまり広がっていないのかもしれませんね。とくにすきっ歯をマウスピース矯正で治す方法については、有益な情報が得られにくいことでしょう。そこで今回はすきっ歯をマウスピース矯正で治す方法について、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説します。 【1】 すきっ歯とは すきっ歯を治す方法について考える前に、まずはすきっ歯の特徴や原因、放置するリスク・デメリットについて知りましょう。 (1)すきっ歯(空隙歯列)とは すきっ歯は、空隙歯列(くうげきしれつ)という診断名がつく歯並びです。文字通り歯列内に空隙(=すき間)がある歯並びで、冒頭でも挙げた出っ歯や乱ぐい歯とは見た目が大きく異なります。なぜなら、すきっ歯のほとんどのケースでは、歯列内のスペースが余分にあるからです。日本人は欧米人と比べて顎の骨が小さいことから、スペースの不足を伴う傾向にありますが、すきっ歯はその逆という点で、少し特殊といえるでしょう。 ◎「正中離開」を主訴とする人が多い? すきっ歯の中でも上の前歯の真ん中に空隙があるケースを「正中離開(せいちゅうりかい)」と呼びます。正中離開は、口元の見た目に大きな影響を与えやすいことから、矯正治療で改善したいと希望される方が多くなっているのです。実際、奥歯にすき間があっても見た目が気にならないため、矯正治療を受ける動機にはなりにくいようです。とはいえ、医学・歯学の観点からは、正中離開以外のすきっ歯も同様に、場合によってはそれ以上に有害であることも少なくありません。その点は誤解しないように注意しましょう。 (2)すきっ歯(空隙歯列)になる原因 すきっ歯になる原因は、いくつか存在します。ここでは最もポピュラーなすきっ歯の原因をご紹介します。 原因1:歯が小さい(矮小歯) 生えた時からサイズが小さい歯を「矮小歯(わいしょうし)」といいます。矮小歯は、健常な歯よりも一回りから二回り小さいことから、隣の歯との間にすき間が生じます。これは最もイメージしやすいすきっ歯の原因といえるでしょう。 原因2:埋まっている歯がある(埋伏過剰歯) 顎の骨の埋まっている歯があると、それが邪魔になって歯列にすき間が生じることがあります。臨床でもよく見られるのは、正中埋伏過剰歯(せいちゅうまいふくかじょうし)です。上の前歯の真ん中の歯根あたりに過剰歯が埋まっていることで歯列内のすき間を作り出します。 原因3:顎の骨が大きい 永久歯は親知らずを除くと、全部で28本生えてきます。その本数と大きさが標準的であったとしても、顎の骨が大きければ余剰なスペースが生じます。これも比較的イメージしやすいすきっ歯の原因といえます。 原因4:上唇小帯が長い 上の前歯の付け根あたりに存在しているひだを上唇小帯(じょうしんしょうたい)といいます。この上唇小帯が長すぎると、正中離開の原因なります。 (3)すきっ歯に伴うリスク・デメリット すきっ歯を治さずに放置すると、次に挙げるようなリスクやデメリットを伴うため十分な注意が必要です。 ・食べ物が詰まりやすい ・虫歯や歯周病のリスクが高い ・食べ物を噛みにくい ・発音が悪くなる場合がある ・見た目の悪さがコンプレックスになる 【2】 すきっ歯(空隙歯列)を治すための方法 すきっ歯は、れっきとした歯並びの異常(歯列不正)なので、以下の方法で治すのが望ましいです。 (1) マウスピース矯正治療 マウスピースを装着してすきっ歯を治す方法です。透明な樹脂製のマウスピースを使用することから、装置が目立たず、装着感も良好です。すきっ歯を快適に治したい人にはおすすめの方法といえます。 (2) ワイヤー矯正での治療 ワイヤー矯正は、最も標準的な矯正法です。歯の表面にブラケットを接着して、アーチ状の金属製ワイヤーを通します。すきっ歯を始めとしたほとんどの歯並びに適応できます。ただし、装置が目立ちやすかったり、歯の移動に伴う痛みが強かったりするなど、マウスピース矯正にはないデメリットが多くあることから、近年はワイヤー矯正を第一希望に挙げる人が少なくなってきています。食事や歯磨きがしにくい点も大きなストレスとなるのでしょう。 【3】 すきっ歯(空隙歯列)の治療とマウスピース矯正の相性 さて、今回のテーマであるマウスピース矯正ですが、すきっ歯の治療との相性の良し悪しも気になるところですよね。すきっ歯との相性が良ければ、ワイヤー矯正ではなくマウスピース矯正を選択したいという方が多くを占めることでしょう。ただ、どんな矯正法も決して万能ではありません。快適に歯並びを治せるマウスピース矯正にも良い点だけではなく、悪い点もあるのです。ここではその2つをバランスよくお伝えします。 (1) 良い点 ◎抜歯がないので適応しやすい すきっ歯は、余剰なスペースが原因となっていることが多く、ほとんどのケースで抜歯を行う必要がありません。そのため抜歯症例が不向きなマウスピース矯正でも、問題なく治せるケースが多いといえます。 ◎装置が目立たない マウスピース矯正の装置は薄くて透明なアライナー(矯正用マウスピース)を使用することから、すきっ歯の治療中であることに気づかれにくいです。 ◎食事や歯磨きの時にストレスがない マウスピース矯正の装置は、食事と歯磨きの時に取り外せます。お口の中に何もついていない状態で食事ができることは、この上ない幸せです。歯磨きもしやすいため、すきっ歯の矯正中に虫歯や歯周病を発症しにくくなります。 ◎装置のトラブルに悩まされにくい ワイヤー矯正には、さまざまなトラブルがつきまといます。まず、金属製のワイヤーが外れて歯茎や粘膜を傷つけることがあります。ワイヤー矯正では、口内炎が繰り返しできるという話を聞いたことがあることでしょう。また、ブラケットが外れた場合は、その都度、歯科医院を受診して付け直さなければなりません。表面が滑らかでシンプルな構造のマウスピース矯正なら、そうしたトラブルに悩まされることはまずないでしょう。 (2) 悪い点 ◎重症度の高いすきっ歯は治せないことがある マウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも適応範囲がやや狭いです。そのため、重症度の高いすきっ歯の場合は、マウスピース矯正で治せない場合があります。 ◎装置の着脱は自己管理 マウスピース矯正の装置は、自分自身で着けたり外したりしなければなりません。そうした矯正装置の自己管理が苦手であったり、継続する自信がなかったりする場合は、固定式のワイヤー矯正がおすすめです。 【4】 プルチーノ歯科・名古屋院のご紹介 今回は、マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法について、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。最後に、当院のマウスピース矯正について簡単に紹介させていただきます。 (1) マウスピース矯正の「インビザライン」に対応 プルチーノ歯科・名古屋院では、世界的でもトップシェアを誇るマウスピース矯正「インビザライン」に対応しております。これまで世界100ヶ国以上、1,400万人を超える人が利用してきたインビザラインですきっ歯を治したいという方は、ぜひ当院までご相談ください。当院は豊富な診療実績が評価されて「インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー」という認定を受けており、さまざまなケースに対応可能です。 (2) 子どものすきっ歯もインビザラインで治療可能 インビザラインには子ども向けの「インビザライン・ファースト」があるのをご存知でしょうか?もしもお子さまのすきっ歯への対処に悩まれていて、マウスピース矯正を検討中であれば、インビザライン・ファーストがおすすめです。こうした子ども向けのマウスピース矯正システムは唯一無二といっても良いでしょう。
私って出っ歯? 矯正したほうがいい? 気になる費用や期間などを名古屋の歯科医院が解説
23.05.18
カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正症例インビザライン小児矯正成人矯正
出っ歯はどうしても人の目につきやすいことから、「見た目が恥ずかしい」「自分に自信が持てない」など悩みの種になります。 また、出っ歯はその基準が明確ではないため「私、前歯が出てる?」「自分はもしかしたら出っ歯なのかも?」とひそかにお悩みの方も少なくないようです。 そこで今回は、「出っ歯」の基準や自分でできるセルフチェック法から具体的な矯正治療の方法や気になる費用・期間まで詳しく解説していきます。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では出っ歯の改善にマウスピース矯正「インビザライン」による矯正治療を行っています。こちらについてもご紹介しますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。 *出っ歯のセルフチェック 出っ歯は一般に「上の前歯が前にでている状態」ということはご存知の方も多いでしょう。 これをより具体的な数字で表すなら「上の前歯の先端が、下の前歯の先端より4~5mm以上前に出ている状態」を出っ歯といいます。 このほかに、前歯が出ているせいで唇が閉じられなかったり、唇を閉じると下アゴの先に梅干しみたいなシワが出来たりする場合、出っ歯の可能性が高くなります。 日本人は歯列の横幅が狭いため、欧米人と比べると出っ歯が多いと言われています。TVにでているタレントさんや芸人さんの中にも、「出っ歯」をチャームポイントにしている方は少なくありません。 とはいえ、出っ歯はそのままにしておくと将来的に以下のようなリスクやデメリットをともないやすいため注意が必要です。 見た目のコンプレックス 出っ歯の一番の悩みの種は口元の見た目です。相手の視線が気になって人前にでるのが恥ずかしいなどのコンプレックスを抱きやすくなります。 口呼吸・ドライマウスになりやすい 出っ歯で唇が閉じられないとつい口呼吸になったり、お口が乾きがちになったりします。口内の乾燥が続くと唾液による自浄作用もうまく働かないため、むし歯や歯周病、口臭などのリスクも高くなります。 「サ行」が発音しにくい 出っ歯で上下の歯が噛み合わない場合、発音にも支障をきたします。具体的には「サ行」の音が発音しにくかったり、正しく発音しているつもりでも相手が聞き取れなかったりすることがあります。 口元が突出して見える・出っ歯に見える不正咬合に、以下のようなものがあります。 上顎前突 上顎前突は下の前歯の位置に対して上の前歯が大きく前に出ている歯並びで、出っ歯で多くの割合を占めています。 上下顎前突 上下顎前突は上の前歯と下の前歯が双方とも正常の位置よりも前に出ている歯並びです。横から見ると口元が前方に突出した、いわゆる「口ゴボ」という状態になっています。 過蓋咬合 過蓋咬合は、上の前歯が下の前歯をすっぽり覆ってしまうほど深く噛んでいる状態の歯並びです。 前歯は通常、上の前歯が2~3mmほど下の前歯に重なるのが正常ですが、過蓋咬合では上下で噛み合わせた時に下の前歯がほとんど見えなくなります。 厳密な意味では「出っ歯」ではありませんが、上の前歯が大きく目立つため出っ歯のように見えてしまうことがあります。 出っ歯になる3つの不正咬合には、歯並びだけが問題なケースと、上下の顎の位置や大きさなど骨格的に問題があるケースの大きく2つがあります。 前者の歯並び(歯の位置)だけが問題で出っ歯になっているケースは、「ワイヤー矯正」や「マウスピース矯正」などの歯列矯正で出っ歯を治すことが可能です。 一方で、顎の大きさや形など骨格的な問題については矯正治療のみでの改善は難しく、外科的治療(手術)が必要になります。 ワイヤー矯正 歯の表面に「ブラケット」という小さい装置を貼り、そこに細いワイヤーを通して歯を動かします。矯正治療では広く用いられる装置で、どんな歯並びにも対応できます。 マウスピース矯正 複数枚のマウスピースを着脱しながら、歯並びを整えていきます。装置(マウスピース)は透明なのでつけていても目立たず、違和感や痛みも少ないのが特長です。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、世界シェアNo.1のマウスピース矯正「インビザライン」を採用しています。 ★マウスピース矯正についてもっと知りたい方はこちら →【名古屋でマウスピース矯正】今こそ知りたい「マウスピース矯正」のあれこれを徹底解説! 外科的治療(手術) 顎の位置や大きさに問題があるケースでは、顎の骨を削って後ろに引っ込めたり形を整えたりする外科的処置(手術)を行い、出っ歯の改善を図ります。 先に挙げたワイヤー矯正やマウスピース矯正は、さらに歯並び全体を治す「全体矯正」と、前歯の歯並びだけを治す「部分矯正」の2種類の方法があります。 上下の顎の位置や奥歯の噛み合わせに問題がなく、症状の軽い出っ歯であれば部分矯正での改善も可能です。部分矯正は全体矯正よりも費用が安く、さらに治療期間も短くなります。 では実際に、以上に挙げた矯正治療で出っ歯が改善されると、具体的にどんな良いこと・メリットがあるのか詳しくみていきましょう。 口元を気にせず話せる・笑える 矯正治療で出っ歯が改善した場合の一番のメリットは、人と対面した時に自分の口元や相手の視線を気にせずにすむことです。笑顔を歯を見せてニッコリ笑えるようになります。 食事がしやすい・消化吸収も良くなる これまで出っ歯が原因で前歯でうまく噛み切れなかった麺類やパンなども、上下の前歯でしっかり噛みきることができます。咀しゃく効率もあがるため、消化吸収もよくなります。 奥歯を失うリスクが下がる 矯正治療で出っ歯が改善されると、上下の前歯がしっかり噛み合うようになるため、奥歯の負担が軽減されます。これにより、将来的に奥歯を失うリスクも低下します。 マウスピース矯正「インビザライン」で気になる出っ歯を改善 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科ではマウスピース矯正「インビザライン」で出っ歯を改善していきます。 当院のインビザラインは全体矯正(フル)をはじめ、前歯のみを対象にした部分矯正(インビザライン・ライト)にも対応しております。 さらに、部分矯正については期間限定のモニター価格で気になる前歯の歯並びがキレイにできるキャンペーンを実施中です(2023年2月中旬まで)。 事前のシミュレーションで歯並びの変化がわかる 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、「クリンチェック」というシミュレーションを用いた事前診断を行っています。 治療を始める前に自分の歯がどのように動き、最終的にどんな歯並びになるのかを3D画像で確認できるため、安心して治療を受けることができます。 歯並びの問題による「出っ歯」は、矯正治療での改善が可能です。 人目を気にせず笑えるようになれば、おのずと気持ちもポジティブになるもの。名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では患者様の明るい笑顔と前向きな気持ちをサポートしてまいります。 当院では「矯正治療が初めてで不安」という方を対象にした無料カウンセリングもも実施しております。 ご予約は「24時間WEB予約」または「お電話」にて承っておりますので、出っ歯のお悩みや治療に関する疑問など、何でもお気軽にお尋ねください。
【名古屋市の矯正歯科が解説】交叉咬合(クロスバイト)で顔が歪む?矯正で改善できる?
23.01.29
カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正症例インビザライン小児矯正成人矯正BLOGインビザライン小児矯正成人矯正
鏡で正面から自分の顔を見た時、顔が左右のどちらかに歪んで見える…… このようなお悩みの原因は、もしかしたら「交叉咬合(こうさこうごう)」という歯並びが原因かもしれません。 歯並びが原因の顔の歪みは、マッサージや整体に行っても改善できないので注意しましょう。交叉咬合は顔の歪みだけでなく、顎関節症や首・肩のコリなどを引き起こすおそれもあるため、可能なかぎり歯列矯正で治すことをおすすめします。 ここでは交叉咬合とはどんな歯並びか、そのデメリットや治療法、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科での取り組みなどをご紹介していきます。 *交叉咬合(クロスバイト)のセルフチェック ✅上下の前歯の中心が合っていない ✅噛み合わせが上下逆になっている (上の歯が下の歯よりも外側にある) 交叉咬合(こうさこうごう)は、上下の歯を噛み合わせた時に数本の歯だけ上下が反対に噛み合っている状態で、「クロスバイト」「すれ違い咬合」とも呼ばれています。 上下の歯は通常、全歯にわたり上の歯が下の歯に覆いかぶさるように噛み合う、つまり上の歯がわずかに外側に出るのが正常な噛み合わせです。 これが交叉咬合では、上の歯よりも下の歯のほうが外側にずれた状態で噛み合います。このズレ(交叉)は奥歯や前歯などで限定的(2~3本レベル)なこともあれば、片側全体が交叉していたりと症状も様々です。 また、パッと見た感じだと歯がキレイに並んでいるように見えるのに、上下を噛み合わせるとズレているというケースもあります。 交叉咬合はそのままにしておくと次のようなリスクをともないやすいため、できることなら早めに改善しておくほうがよいでしょう。 顎の発達や成長に影響しやすい(子ども) 成長過程の子どもが交叉咬合である場合、互い違いになった上下の歯が顎の発育を妨げることがあります。これにより顎の位置がずれたり、顔が歪んでしまったりするリスクが高くなります。 顔が歪む(顔面の左右非対称) 奥歯が交叉咬合の場合、顎をずらして食べ物を噛む傾向があります。そのため、左右いずれかの顎に大きな負担がかかったり、顔が歪んだり(左右非対称)しやすくなります。 顎関節症のリスクが高い 交叉咬合になっている奥歯は、通常よりも食べ物をすり潰す力(咀しゃく能力)が低下します。そのため、食事の際に顎を左右に必要以上に動かす習慣がつきやすく、これにより顎関節の負担も大きくなります。 消化器官に負担がかかる 奥歯が交叉咬合の場合、互い違いになった奥歯ではうまく食べ物が噛めません。咀しゃく能力が低下する分、次に食べ物が送られる胃や腸の負担が大きくなります。 肩こり・腰痛など全身にも影響が 噛む力が左右非対称になると、それにともなって周囲の筋肉のバランスも悪くなるため、首や肩のコリ、腰痛などを引き起こしやすくなります。 奥歯の交叉咬合は見た目があまり気にならないため放置されがちですが、咬合力や咀しゃく力のアンバランスにより体に様々な不調をきたすおそれがあるため注意が必要です。 交叉咬合は以下のような要因によって引き起こしやすい傾向があります。 普段の何気ないクセや習慣 「片側ばかりで食べ物を噛む」「いつも横向きで寝る」などの習慣は片側にだけ大きな力が加わり、顎の歪みにより交叉咬合を引き起こすおそれがあります。同様の理由で、日常で「頬杖をつくクセ」のある方も注意が必要です。 生まれつきによるもの(遺伝) 上下の顎の位置や大きさは遺伝による影響を受けやすく、上下の顎のズレにより交叉咬合を引き起こすことがあります。 永久歯の生える位置がずれている 永久歯の生える位置がずれた結果、歯並びの一部に交叉咬合を生じることがあります。 歯科治療で入れた被せ物や入れ歯 複数本に及ぶブリッジや入れ歯など、比較的大がかりな補綴物で適切な治療がなされない場合に、その部分だけ交叉咬合になってしまうケースもあります。 歯並びや歯の位置の異常による交叉咬合は、以下にご紹介する矯正治療での改善が可能です。 一方で、上下の顎の位置のズレによる交叉咬合は矯正治療のみでの改善が難しく、場合によっては外科的治療(手術)が必要になります。 ワイヤー矯正 歯の表面に「ブラケット」という小さな装置を貼りつけ、そこにワイヤーを通して歯並びを治します。どんな歯並びの改善にも対応できる一方、「装置が目立つ」「違和感が強い」などのデメリットがあります。 マウスピース矯正 プラスチック製のマウスピースを着脱しながら、歯並びを改善していきます。マウスピースは薄くて透明なのでつけていても目立たず、違和感も少ないのが特長です。 一方で、対応できる症例が限られるため、歯並びの状態によってはマウスピース矯正での治療が難しい場合もあります。 ★マウスピース矯正についてもっと知りたい方はこちら →【名古屋でマウスピース矯正】今こそ知りたい「マウスピース矯正」のあれこれを徹底解説! 外科的治療(手術) 上下の顎の位置がずれている交叉咬合については、顎の骨を切ったり削ったりして骨格を整える外科的治療(手術)が必要になります。 このような外科処置をともなう交叉咬合は、その後の矯正治療を含め費用に保険が適用できます。 交叉咬合は「部分矯正」で治せる? 上記にご紹介したワイヤー矯正やマウスピース矯正には、歯並び全体を治す「全体矯正」と、前歯を中心に気になる歯並びだけを治す「部分矯正」の2つがあります。 部分矯正は全体矯正と比べて費用も安く、治療期間も短縮できるのがメリットです。 前歯の数本だけが交叉しているケースでは部分矯正で治せる可能性もありますが、交叉咬合の多くは全体的な矯正が必要になります。 マウスピース矯正「インビザライン」による歯列矯正 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、数あるマウスピース矯正の中で治療実績の豊富な「インビザライン」を採用しています。 インビザライン矯正では患者様の歯型データからゴールまでの歯の動きをシミュレーションし、その結果を元に複数枚のマウスピースを作製。 そのマウスピースを毎日20時間以上装着していただき、1~2週間ごとに新しいものと交換していきます。 マウスピースは装着してもほとんど目立たず、違和感もありません。さらに、食事や歯磨きの際には取り外せるので、治療による日常のストレスも軽減されます。ワイヤー矯正より痛みが少ないのもメリットです。 「ダイアモンドプロバイダー認定医」が治療を担当します インビザライン矯正では、年間の症例数に応じて歯科医をランク付けするプロバイダー制度を設けています。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科には年間症例が151以上のドクターに与えられる「ダイアモンドプロバイダー」の認定を受けた歯科医が在籍。 豊富な知識と経験を有したドクターがお一人おひとりの歯並びに最適な治療をご提供してまいります。 交叉咬合は歯並びの一部が上下逆(下の歯が上の歯よりも外側にある)になっている歯並びです。 奥歯が交叉咬合になっているケースでは「片側噛み」や「顔の歪み」の原因になりやすいため、早めに矯正治療で歯並びを改善しておくほうがベターでしょう。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では矯正治療が初めての方を対象にした無料相談を実施しています。 ご予約は「24時間WEB予約」または「お電話」にて承っておりますので、交叉咬合のお悩みや診療・治療に関する疑問など、何でもお気軽にご相談ください。