矯正歯科では、虫歯を発見しても教えてくれないの?プルチーノ歯科・矯正歯科が疑問にお答えします!矯正中に虫歯にならないための予防法に関しても解説 矯正歯科では、虫歯を発見しても教えてもらえないの?と疑問や不安を感じている方がいらっしゃるようです。矯正中に虫歯になると、計画通りに治療が進まず、矯正治療が長引いてしまうこともあります。今回は、矯正歯科では、虫歯を発見しても教えてくれないの?という疑問にお答えし、矯正中に虫歯にならないための予防法についても紹介していきます。 Contents1 1.1 矯正治療以外はかかりつけ医に一任してしまっているため1.2 クリーニングを行っていないため1.3 虫歯が目視で見つけにくい箇所にあったため2 2.1 歯を残す為の検査-CAMBRA-2.1.1 唾液検査2.1.2 CAMBRAシステムのリスク評価2.1.3 クリーニング2.2 歯を残す為の検査 -デントカルト-2.3 マイクロスコープの使用3 3.1 毎日の正しい歯磨き3.2 食生活を見直す3.3 矯正装置を正しく装着し、清潔に保つ4 5 「矯正歯科専門の歯医者さんでは、虫歯を発見しても教えてくれないと聞いたけど本当なの?」と心配や疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。結論から申し上げると、矯正歯科だからといって、虫歯を発見したのに教えてくれないということはありません。しかし、残念ながら矯正治療中に虫歯が早期発見されず、そのまま放置されて進行してしまったという方はいらっしゃいます。なぜそのようなことが起こるのか、その理由は以下の3つのことが要因であると考えられます。 矯正治療以外はかかりつけ医に一任してしまっているため 矯正治療をスタートする前には、まず精密検査にて虫歯や歯周病がないかのチェックをします。虫歯や歯周病が見つかった場合、先に虫歯や歯周病を治していきます。矯正歯科によっては、矯正治療のみを専門で行っている歯科医院もあり、そういった歯科医院の場合、矯正治療以外のことは、かかりつけの一般歯科に一任している場合もあるのです。そのため、定期受診の際も歯並びや噛み合わせのチェックのみ行い、お口全体の状態をしっかりと診ていない場合があります。 クリーニングを行っていないため 矯正歯科によっては、歯並びや噛み合わせのチェックのみ行い、定期的なクリーニングを行わない医院もあるようです。クリーニングを行わないことで、小さな初期虫歯が発見しにくくなります。また、ワイヤー矯正を行っている場合は、常に矯正装置が装着されているため、特に虫歯や歯周病リスクが高まります。 虫歯が目視で見つけにくい箇所にあったため 目視では見つけにくい場所に虫歯ができてしまい早期発見ができなかったという場合もあります。歯と歯の間や、詰め物の下が虫歯になる二次カリエスなどは、目視では見つけられず、マイクロスコープの使用、詳細なレントゲン(デンタルレントゲン)や歯科用CTを撮影する必要があります。 矯正治療期間に虫歯が見つかると、治療を中断して虫歯を治すことを優先させる必要があります。小さな虫歯の場合は、すぐに対応することもできますが、進行してしまうと矯正装置を取り外し、矯正治療を中断しなければなりません。結果的に矯正治療期間が延びてしまうことに繋がります。このような問題が起こらないためにも、プルチーノ歯科・矯正歯科では、口腔内の健康を維持しながら矯正治療を行っていきます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、【病気がなく】、【見た目が自然で】、【きちんと噛めて】、【長持ちする】ことにより、QOL(生活の質)が向上することが、患者様にとって真の健康利益に繋がると考えています。世界的に認められているエビデンスに基づいた治療を実践し、虫歯や歯周病予防に努め、一生涯、メンテナンスを通して健康な状態を保つことを皆様と二人三脚で行っていきたいと考えています。矯正治療を行いながら、お口の中全体の健康も併せて守っていきましょう。プルチーノ歯科・矯正歯科では、「CAMBRA」や「デントカルト」などの予防歯科のための検査を行ったり、予防のプロである歯科衛生士による歯のクリーニングを行ったりすることで、より多くご自身の歯を残すための取り組みを行っております。また、歯科用ルーペやマイクロスコープなどの器具を使用し、より精密で的確な判断を行います。 歯を残す為の検査-CAMBRA- 「CAMBRA」は、今の自分のお口の中がどんな状態であり、虫歯になりにくい状態を保つためにはどうしたらいいのかを測定する予防プログラムです。虫歯の原因や予防方法は、患者様一人ひとりによって違うため、原因を解明し、効果的な予防方法を実践していくことが重要です。専用の問診シートを記入していただくことで、現在のお口の状態やお口の中の健康管理方法を導き出します。それに加え、唾液検査を行うことで虫歯菌の種類や活動量を検査します。CAMBRAシステムのリスク評価後に導き出された予防法を実践していきます。 唾液検査 カリスクリーンという電子キットでむし歯菌の種類を検査します。検査に時間がかからないので、当日すぐに唾液の状態を知ることができます。 CAMBRAシステムのリスク評価 歯の予防には「むし歯にする菌」と「むし歯を抑える菌」のバランスが実は必要になってきます。むし歯になりにくい状態を保つためのバランスを、検査結果を元に、一人ひとりの管理方法をご提案します。 クリーニング プルチーノ歯科・矯正歯科では、予防のプロである歯科衛生士による専門的な口腔内のクリーニングを受けていただきます。一人ひとりの虫歯リスクに合わせたセルフケアデンタルグッズの見直しや予防プログラムを組み、効果的に虫歯や歯周病予防を行っていきます。 歯を残す為の検査 -デントカルト- 一人ひとり異なるカリエスリスク(虫歯のリスク)を持っています。デントカルトを用いることで、リスクファクターである、ミュータンス連鎖球菌やラクトバチラス菌、唾液分泌速度、唾液緩衝能などを測定し、最適な歯の予防や管理方法のご提案することができるのです。 マイクロスコープの使用 プルチーノ歯科・矯正歯科では、全チェアユニットにマイクロスコープを完備しております。歯科医師だけでなく、歯科衛生士も常に拡大視野下で診療をしております。マイクロスコープを使用することで以下のようなメリットがあります。 ・より精密な治療やメンテナンスができる ・細部の虫歯などを見逃しにくい ・不必要に歯を削らずに済むので患者様の負担が軽減できる ・歯の状況、治療の様子を 映像で確認することができる このようにマイクロスコープの使用は、虫歯予防や虫歯治療において、より精密で患者様が安心して治療やメンテナンスを受けることができるのです。 矯正治療中は、定期的な歯科医院の受診と併せて毎日のセルフケアが非常に大切です。 毎日の正しい歯磨き 虫歯予防の基本は毎日の正しい歯磨きです。歯ブラシは鉛筆の持ち方(ペングリップ)で持ち、優しい力で小刻みに動かしていきます。歯と歯の間や、歯と歯茎の間にしっかりと毛を当てるように意識しましょう。ワイヤー矯正の場合は、ブラケットやワイヤーの周辺に汚れが溜まりやすいので、さらに丁寧に歯磨きをする必要があります。ワイヤー周辺は、上部と下部に分けて、ワイヤーに沿って磨きます。また、ワイヤーの下は歯ブラシが非常に当てにくいため、歯間ブラシやタフトブラシを使用するのもひとつの手です。ブラケット周辺も汚れが溜まりやすいため、歯ブラシを斜め45度に当て、さまざまな角度から磨きましょう。 食生活を見直す 矯正中に虫歯にならないためには、食生活を見直すことも大切です。粘着性のあるキャラメルやソフトキャンディなどのおやつは、矯正治療中には避けたほうがよいでしょう。特に、ワイヤー矯正の場合は装置周辺に入り込みやすく、虫歯の原因となります。食後は毎回歯磨きをすることが理想ですが、昼食時など仕事や学校の都合で歯磨きが難しい場合は、うがいをしたり水を飲むだけでもお口の中の環境がよくなります。 矯正装置を正しく装着し、清潔に保つ 矯正装置を正しく装着し、清潔に保つことも虫歯を予防するためには大切なことです。ワイヤー矯正の場合は、先述した通り、毎日の歯磨きを特に念入りにすることが重要です。マウスピース矯正の場合は、食事と歯磨きの際は装置を取り外す必要があります。注意していただきたいのが、飲み物を飲むときです。基本的に水以外の飲み物を飲むときは、飲み物であっても装置を取り外してください。矯正装置のお手入れは、流水と歯ブラシで汚れを落とします。熱湯の使用は、マウスピースが変形する原因となるので避けましょう。 虫歯リスクが低い矯正方法として、プルチーノ歯科・矯正歯科では、マウスピース型矯正装置である「インビザライン」をおすすめしています。インビザラインでは取り外しができるマウスピースを使用するため、毎回の歯磨きも普段通り行うことができます。また、丸洗いも可能なので衛生的に使用することができ、虫歯や歯周病になりやすい人におすすめです。 ↓↓↓ インビザラインについてくわしく知りたい方はコチラもご覧ください。 ↓↓↓ 矯正歯科では虫歯を発見しても教えてくれないの?という疑問や不安にお答えしました。矯正歯科専門の歯科医院であったとしても、万が一虫歯を発見した場合は、虫歯が見つかったことをお伝えし治療を行うので安心してください。しかし、さまざまな理由から虫歯を早期発見できず進行してしまったというケースもあります。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、矯正治療と並行してお口全体の経過観察やクリーニングを行い、虫歯予防・早期発見に努めております。患者様ご自身でも日々の歯磨きをはじめとしたセルフケアをしっかりと行い、痛みを感じたり、何か変化を感じたりしたら、早めにご来院いただき一緒に矯正治療中の歯を虫歯から守っていきましょう。
名古屋市でインビザラインをご検討の方はプルチーノ歯科・矯正歯科へ!当院の矯正無料相談や特徴をくわしく紹介します 名古屋市南区のプルチーノ歯科・矯正歯科です。当院では、透明のマウスピース型矯正装置「インビザライン」の治療を多く行っております。名古屋市で、インビザライン治療をご検討中の方は、ぜひ1度無料矯正相談にいらしてください。今回は、当院の無料矯正相談の内容や、インビザラインのメリット・デメリットなどくわしく解説していきたいと思います。 Contents1 2 2.1 インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー認定2.2 高精度歯型3Dスキャン「iTero element 5D」の導入2.3 患者様のお悩みに寄り添った丁寧なカウンセリング2.4 1,500症例以上の実績(2022年3月現在)3 3.1 インビザラインのメリット3.2 インビザラインのデメリット3.3 インビザラインの種類と費用4 プルチーノ歯科・矯正歯科では、インビザラインをはじめとした矯正治療をご検討されている方に対し、事前の矯正無料相談を行っております。具体的には、以下の内容を無料で実施しています。 ・初診料 ・カウンセリング料 ・歯並びシミュレーション 当院では、患者様のお悩みや要望に寄り添う丁寧なカウンセリングを行っております。その上で、各矯正治療におけるメリット・デメリットや具体的な費用に関してもしっかりとご説明いたします。どんな些細なことでもかまいませんので、この時点で気になることや不安なことがあればなんでもご相談ください。しっかりとご納得していただいた上で、治療をスタートいたしますのでご安心ください。また、歯並びシミュレーションでは、矯正治療を行ったら今の歯並びがどのように変化するのか見ることができます。ぜひ1度矯正無料相談にいらしてみてください。 当院では、「人生のターニングポイントとなる歯科へ」をテーマとしており、歯科治療から患者様の健康を守る手助けができればと願っております。それだけではなく、人生において最良の医院選択になるよう、治療技術や設備はもちろんのこと、患者様に寄り添うコミュニケーションなど、治療以外の面においても「今までの歯医者さんとは違う!」と感じて頂けるような歯科医院を目指してます。 プルチーノ歯科・矯正歯科は、皆様の人生のターニングポイントとなる歯科を目指し、患者様と歯科を通して一生のお付き合いをさせて頂けるクリニックにしたいと考えています。患者様の立場になり、治療を通して人生がより良いものになることを願い、歯科医院のあり方を考えました。 インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー認定 インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダーとは、年間151症例以上の治療を行った医院に付与されるメーカー評価です。プルチーノ歯科・矯正歯科はこれまでの治療実績が評価され、インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダーに認定されております。インビザライン治療を行うにあたって、歯科医師の実績や知識の豊富さは非常に重要です。しかし、実は矯正治療は歯科医師であれば誰でも行うことができるのです。インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー認定は、インビザラインの治療実績がしっかりとあるのか見極める材料の1つとして有効です。 高精度歯型3Dスキャン「iTero element 5D」の導入 プルチーノ歯科・矯正歯科では、高精度歯型3Dスキャン「iTero element 5D」を導入しております。従来の歯型採取は、シリコン素材をトレーに盛り、お口の中に入れるという方法を用いていました。歯医者での型取りというと苦手意識がある方も多いのではないでしょうか。一方のiTero element 5Dは、お口の中をスキャンし、3Dデータ化します。これにより、患者様の負担軽減に繋がるようになりました。さらにシリコンよりも精密な型取りをすることができるようになり、マウスピース製作時間の大幅な短縮が可能です。矯正治療以外にも、インプラント治療、虫歯・歯周病治療など幅広い分野において、精密な治療を行うことができるようになりました。 患者様のお悩みに寄り添った丁寧なカウンセリング プルチーノ歯科・矯正歯科では、患者様のお悩みに寄り添った、丁寧なカウンセリングを行っております。矯正治療は、時間も費用もかかる治療です。患者様が不安な気持ちのままなんとなくスタートすることのないよう、しっかりと納得いただいた上で治療をスタートします。 1,500症例以上の実績(2022年3月現在) プルチーノ歯科・矯正歯科 では2017年から2022年3月までで、インビザラインの症例が1,500症例以上となりました。自分の歯並びが、治療可能な症状かどうかわからず不安な方も、ぜひ1度お気軽にご相談ください。 プルチーノ歯科・矯正歯科ではマウスピース型矯正装置、インビザラインの症例を多く行ってまいりました。インビザラインとは、透明で取り外しのできるマウスピース型の矯正装置です。世界で1,100万人を超える患者様がインビザラインによる治療を受けています。 インビザラインのメリット インビザラインにはさまざまなメリットがあります。 ・透明なので矯正装置が目立たない ・取り外しができるので食事や歯磨きが普段通りできる ・痛みや違和感を感じにくい ・金属を使用していないため金属アレルギーの心配がない ・取り外しができるのでケアがしやすい ・通院回数が少なく済む 透明で取り外しができるという点が大きな特徴であり、これによって従来のワイヤー矯正の「装置が目立つ」、「装置が常に装着されているので虫歯や歯周病リスクが高い」などのさまざまなデメリットをカバーすることができます。人とコミュニケーションを取る機会が多い仕事に就いている方や、見た目の印象を気にしやすい若年層にも非常に人気の高い矯正方法です。 インビザラインのデメリット 多くのメリットがあるインビザラインですが、当然デメリットも存在します。メリット・デメリットをしっかりと理解した上で、ご自分に合った方法を選択していきましょう。 ・歯並びによっては対応できない場合もある ・決められた装着時間を守らないと計画通りに治療が進まない場合がある インビザラインは、さまざまな状態の歯並びに対応できますが、大きく歯を動かすことにはあまり向いていません。そのため、重度の歯並びの乱れや複雑な歯並びの場合は、インビザラインでは対応できない場合があります。その際は、ワイヤー矯正をご提案させていただくことがあります。また、取り外しができることがメリットの1つであるインビザラインですが、一般的に1日20時間以上の装着が推奨されています。決められた装着時間を守らなかったり、何日も装着を忘れてしまったりすると、当初の計画通りに治療が進まず、治療期間が長引いてしまうこともあります。インビザライン治療においては、自己管理をしっかりと行うことが必要となります。 インビザラインの種類と費用 インビザラインにはいくつかの種類があります。 ・インビザライン 全顎に行う最も一般的なインビザラインのことを指します。 費用:¥770,000(税抜:¥700,000)〜¥990,000(税抜:¥900,000) ・インビザライン部分矯正 軽度の歯並びの乱れや抜歯を伴わない場合に対して適応できます。治療期間が短く、費用負担も軽減できるため、希望される方も多くいらっしゃいますが、適応できる症例は限定的です。噛み合わせの改善はできません。 費用:片顎:330,000(税抜:¥300,000) ・二期インビザライン矯正 小児矯正における二期治療で行うインビザラインです。一期治療にて、歯がしっかりと並ぶスペースが確保できていれば抜歯を行わずに矯正治療を行える場合もあります。 ¥330,000(税抜:¥300,000)~ ¥550,000(税抜:¥500,000) ・インビザラインファースト 小児矯正において、一期治療で用いるインビザラインです。従来のインビザラインは、二期治療からしか対応していませんでしたが、インビザラインファーストは6歳頃からスタートできます。永久歯のためのスペースを作りながら、同時に歯並びを整える治療ができるようになりました。 ¥550,000(税抜:¥500,000) ※症状によって追加の費用が発生する可能性もございます。 プルチーノ歯科・矯正歯科の無料矯正相談について、インビザラインのくわしいお話と共に紹介しました。インビザライン治療は矯正治療の中でも一般的なものとなってきて、さまざまな歯科医院で対応できるようになってきました。ぜひ、実績を積んだ歯科医師が在籍した、信頼のおける歯科医院で治療を受けていただきたいと思います。 当院では、「人生のターニングポイントとなる歯科へ」というテーマのもと、患者様が歯科を通して健康でより良い生活が送れるようなお手伝いをさせていただいております。治療内容、設備、コミュニケーションに至るまで、「ここの歯医者にしてよかった!」と心から思っていただけるような、歯科医院を目指しております。インビザライン治療は、無料矯正相談からスタートしましょう。まずは、以下のフォームよりお気軽に無料矯正相談をお申し込みください。
マウスピース矯正の費用はどのくらい?プルチーノ歯科・矯正歯科が費用相場・支払い方法などくわしく解説します!
24.12.18
マウスピース矯正の費用はどのくらい?プルチーノ歯科・矯正歯科が費用相場・支払い方法などくわしく解説します! マウスピース矯正は、透明なマウスピース型の矯正装置を用いる矯正方法です。透明で目立たず、気軽に取り外しができることから非常に人気があります。今回は、プルチーノ歯科・矯正歯科が、費用相場や治療費の支払い方法などについてくわしく深掘りし、解説していきます。マウスピース型矯正が気になっているという方はぜひ最後までご覧ください。 Contents1 2 3 3.1 カウンセリング料3.2 診察・診断料3.3 矯正装置料3.4 装置調整料3.5 保定装置料3.6 保定観察料4 4.1 支払い方法4.2 料金形態5 5.1 医療費控除とは マウスピース矯正には以下のような特徴があります。 ・透明な矯正装置のため目立たない ・取り外しができる ・シミュレーションによって完成形を見ることができる ・衛生管理がしやすい ・金属アレルギーの心配がない ・ワイヤー矯正に比べ、通院回数が少なく、1回の診察時間も短い ・痛みが少ない ・対応できない症例もある ・装着時間を守らないと治療期間が延びることがある 目立たず、どこでも気軽に外すことができるため、仕事上密に人とコミュニケーションを取る方や、より見た目を重視する若年層にもおすすめの矯正方法です。定期的に新しいマウスピースに付け替えて歯を動かしていくため、通院回数は1~2ヶ月に1度のペースで、1回の診察時間も15~30分ほどと、短く済むため、忙しい方にもうれしいですね。 注意していただきたい点が、複雑な歯並びや重度の歯並びの場合、対応できないこともあるということです。また、1日の装着時間を守らないと、当初の計画より治療が長引いてしまう恐れがあります。歯科医師の指示通りに毎日装着することを徹底しましょう。 マウスピース矯正とその他の矯正方法の費用相場を比較してみましょう。 ※お口の状態などで変動します。 高度な技術が求められる裏側矯正はその分費用も高額になる傾向にあります。マウスピース矯正は、裏側矯正と同様に、装置が目立たないという特徴がありますが、費用に関して比較的負担が少ない治療法と言えます。部分矯正は、費用負担が少なく済みますが、部分的に歯を動かすことから、噛み合わせの改善はできません。そのため、対応できる症例が限られます。安さばかり重視せず、ご自身の歯並びの状態に合わせた治療法を選ぶことが大切です。 先ほど紹介した費用相場は、「矯正装置料」という装置そのものの費用になります。矯正治療では、その他にもさまざまな費用がかかるため、ひとつひとつ解説していきます。 カウンセリング料 費用相場:無料~5,000円程度 矯正治療を始める前に行われます。カウンセリングでは、矯正治療に関するくわしい説明や、費用などの話もくわしくお伝えします。プルチーノ歯科・矯正歯科では、無料矯正相談を行っております。気になることや不安なことがあれば、遠慮なくご相談ください。 診察・診断料 費用相場:10,000~65,000円程度 精密検査を行いそれをもとに診断をし、治療計画をご提案いたします。精密検査では、まず虫歯や歯周病がないかチェックし、問題なければ、レントゲン撮影・口腔内撮影・3Dスキャナーによる歯の型取りを行います。 さらに、治療開始から完了までの歯の移動を、クリンチェックソフトウェア(3Dシミュレーションソフト)を用いてシミュレーションします。最終的に患者様の歯並びがどのようになるのか、映像を見ながら患者様にご説明させていただきます。 矯正装置料 矯正装置そのものの費用のことを指します。先述した通り、装置によって金額は変わります。マウスピース矯正の場合は、全体矯正が55万円〜100万円程、部分矯正の場合は、10万円~40万円程が相場です。 装置調整料 費用相場:1回につき3,000~10,000円程度 矯正治療がスタートしたら、1~2ヶ月毎に定期検診を受け、経過観察をします。その際に、装置調整料として上記の費用がかかります。 保定装置料 費用相場:1万~6万円程度 保定装置とは、矯正治療完了後の歯並びを安定させるために用いる装置を指します。保定装置料は、保定装置の製作費用になります。矯正前の歯並びに戻ろうとする歯の動きを「後戻り」と呼びますが、後戻りを防ぐためには、一般的に矯正期間と同等の期間は保定装置を装着し続けることが望ましいとされています。 保定観察料 費用相場:1回につき3,000~5,000円程度 保定期間の間も、定期的に歯科医院を受診し、経過観察を行います。後戻りが起きていないか、保定装置に不具合はないかなど、定期的にチェックすることで、問題が起きた場合も早期発見することができるのです。矯正完了直後は、1ヶ月に1度ほどのペースで通院します。 矯正治療は、基本的に自費診療となるため、歯科治療の中でも費用負担が大きい治療と言えます。無理のない範囲で支払いができるように、分割払いも選べるようになっています。また、歯科医院によって、料金体系が異なります。カウンセリングの時点で、どんな支払い方法が選べるのか、料金体系はどうなっているかを確認し、ご自分に合った方法を選びましょう。 支払い方法 矯正治療費の支払いで、現金一括払いでは経済的な負担が大きいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。現金一括払い以外にも、さまざまな支払い方法があるため、ご自身の無理のない範囲でできる支払い方法を選択しましょう。具体的には以下のような支払い方法があります。 ・一括払い(現金またはクレジットカード) ・院内分割払い ・クレジットカードの分割払い ・デンタルローン ・カードローン 院内分割払いは歯科医院独自の制度のため、行っていない歯科医院もあります。治療完了までに支払いを終える必要があるため1回の支払額は比較的高めです。クレジットカードの分割払いは、分割回数をよく検討せずに分割回数を多くしてしまうと、分割手数料を含めたトータルの支払額が多くなってしまうこともあるので注意が必要です。また、ローンを組んで、矯正治療を行うこともできます。デンタルローンは歯科治療に特化したローンで、歯科医院内で申し込むことが可能です。デンタルローンもカードローンも、審査が必要なため、万が一審査に通らなかった場合、別の方法を検討しなければなりません。 料金形態 矯正歯科では、主に2種類の料金体系があります。 ・トータルフィー制 ・都度払い制 トータルフィー制とは、事前に矯正治療にかかる費用の総額を提示され、まとめて金額を支払う制度のことです。歯科医院によってどこまで含まれるのかが違うため、事前に確認しておくことが重要です。都度払い制は、処置ごとにかかった費用をその都度支払う制度のことです。まとまった金額を用意しなくてもよい点はメリットですが、治療が長引いた際は追加で費用がかかる場合もあります。 マウスピース矯正の費用負担を軽減させるためには、治療を長引かせないことと、医療費控除を申請することがポイントです。治療が計画通りに進まず、長引いてしまう原因としては、矯正装置を決められた時間に装着していないということが原因となります。1日20時間以上の装着時間はしっかりと守りましょう。 医療費控除とは その年の1月1日から12月31日までの間に自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額(下記「医療費控除の対象となる金額」参照))の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。 出典:国税庁 医療費控除を利用する際に注意していただきたいのが、必ず自分で申請しなければいけないという点です。申請しなければ、条件を満たしていても還付金はありませんので、ご注意ください。
矯正治療後に歯並びが戻るのはなぜ?後戻りの原因や予防法をプルチーノ歯科・矯正歯科が解説
24.12.17
矯正治療後に歯並びが戻るのはなぜ?後戻りの原因や予防法をプルチーノ歯科・矯正歯科が解説 みなさんは矯正治療後に歯並びが戻ってしまう恐れがあるということをご存じでしょうか?せっかく時間や費用をかけて手に入れた歯並びは何としてでも守っていきたいですよね。今回は、矯正治療後に歯並びが戻ってしまう、「後戻り」という現象についてくわしく解説していきます。原因や予防法についてもお話していますので、ぜひ最後までご覧ください。 Contents1 2 3 3.1 リテーナーの装着不足3.2 部分矯正をしていた3.3 悪癖の影響3.4 歯槽骨の減少4 4.1 決められた期間リテーナーを装着する4.2 虫歯や歯周病などの疾患に注意する4.3 歯並びが悪くなる癖を治す4.4 定期的に歯科医院を受診する5 6 7 矯正治療は、歯を動かした後しばらく元に戻る力が働きます。特に、矯正治療を終えた直後は歯を支えている骨が完全に固定されておらず、歯並びがきれいに整っていても元の歯並びに戻ろうとする力によって歯が移動しやすくなっているのです。 矯正治療後に歯並びが元に戻ってしまう現象を「後戻り」と呼びます。歯並びや噛み合わせが正常に戻った時点で、矯正装置の装着は終わりますが、「保定期間」という次のステップに進む必要があります。保定期間とは、矯正治療後の歯並びを安定させて後戻りを防ぐための期間です。「リテーナー」という装置を決められた期間装着することで、正常な歯並びを定着させます。矯正治療完了直後は非常に後戻りしやすいため、場合によっては1日リテーナーの装着をしなかっただけで、歯が動いてしまう場合もあります。そのため、初期段階は1日20時間以上はリテーナーの装着が必要だと思っていてください。リテーナーの1日の装着時間は、最終的には就寝時だけでOKとなる場合もあります。必ず歯科医師の指示通りにリテーナーの装着を行いましょう。 リテーナーには大きく分けて以下のような種類があります。 ・マウスピース型 ・プレート型 ・ワイヤー型 マウスピース型やプレート型は、取り外し式のため、食事や歯磨きの時は取り外すことができます。ワイヤー型は固定式のため、装着のし忘れを防ぐことができます。それぞれメリット、デメリットがあるので、患者様のお口の状態や生活習慣に合った方法をご提案します。 後戻りしてしまう原因はいくつかありますが、そのなかでも1番多いとされるのが、リテーナーの装着不足です。先述した通り、1日の装着時間が十分でなかったり、何日もリテーナーの装着を怠ってしまうと、後戻りの原因となります。 リテーナーの装着不足 先述した通り、後戻りの原因で最も多いのはリテーナーの装着不足です。歯並びを安定させるためには、矯正期間と同じくらいの期間、リテーナーを装着する必要があります。一般的には1~3年程の装着が推奨されていますが、個人差があるためそれよりも長くなる場合も考えられます。また、1日の装着時間も決められており、初期は1日約20時間装着することが推奨されています。まだ歯並びが安定していない初期段階は、食事と歯磨きをする時間以外は、リテーナーを装着しましょう。装着期間や1日の装着時間は、歯並びの状態やお口の中の状態によって個人差があるため、自己判断でリテーナーの装着をやめてしまうのは厳禁です。必ず、歯科医師の指示通りに装着を続けましょう。 部分矯正をしていた 本来ならば抜歯をしてスペースを作った上で矯正治療を行う必要があったにもかかわらず、非抜歯で矯正治療を行ったり、無理に部分矯正を行ったりした場合、後戻りを引き起こすリスクがあります。 悪癖の影響 歯並びを悪くさせる悪癖が原因で後戻りが起こる場合もあります。以下のような癖があるという方は注意が必要です。 ・舌で歯を押す ・唇を噛む、巻き込む ・口呼吸をする ・爪を噛む、指しゃぶり ・姿勢が悪い ・頬杖をつく これらの悪癖は歯並びを悪くすることに繋がります。せっかく矯正治療によって歯並びがよくなっても、悪癖が治っていなければ後戻りのリスクが高まってしまうので、癖を治すように心がけ、歯並びが悪くなる原因を根本的に改善しましょう。 歯槽骨の減少 歯を支える骨である歯槽骨が減少することで、歯の位置が変わりやすくなってしまい、後戻りが起こりやすくなります。歯槽骨の減少は加齢や歯周病が原因です。特に歯周病は、歯周病菌によって歯茎に炎症が生じ、進行すると歯周病菌が毒素を出し、その毒素によって歯槽骨を溶かして吸収してしまう恐ろしい疾患です。重度になると歯が動揺し、抜けてしまうこともあります。これらのリスクを防ぐために、毎日のセルフケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスで、きれいな歯並びや歯の健康を守っていきましょう。 せっかく長い期間をかけてきれいにした歯並びは何としても守っていきたいですよね。以下の後戻りを防ぐ方法を守り、長期的にきれいな歯並びを維持していきましょう。 決められた期間リテーナーを装着する 後戻りを防ぐために最も大切なことは決められた期間にリテーナーを装着することです。 虫歯や歯周病などの疾患に注意する 虫歯や歯周病を予防することで、後戻りのリスクを下げることができます。虫歯や歯周病によって、歯茎の炎症や歯槽骨の減少、最悪の場合歯を失ってしまうと、お口の中の状態が大きく変化してしまい、後戻りを引き起こす場合があります。毎日の正しい歯磨きや歯科医院での定期的なメンテナンスを行うことで、しっかりと虫歯や歯周病を予防していきましょう。 歯並びが悪くなる癖を治す 舌の癖や口呼吸など歯並びが悪くなる癖を持っている方は、意識的に治すようにしましょう。先述した歯並びが悪くなる癖を改善することで、後戻りの予防以外にも、お口の中の健康維持や全身の健康維持にも繋がります。 定期的に歯科医院を受診する 歯科矯正が終了した後も定期的に歯科医院を受診しましょう。矯正治療完了直後は、1ヶ月に1回のペースで受診し、後戻りが起きていないかどうか経過観察をします。その他に、虫歯や歯周病のチェックやクリーニングを行いお口の中全体のメンテナンスを行います 歯並びが後戻りしてしまった場合、再矯正が必要になる場合があります。具体的には以下のような状態である場合に、再矯正が必要と判断されます。 ・出っ歯や歯の重なり合いなど、見た目に変化が起きてしまった ・リテーナーが装着できなくなった ・しっかりと噛めないなど機能的な問題が出ている 再矯正を行う際には、後戻りが起こった原因をはっきりとさせ、適切な方法で矯正治療を行います。 Q:後戻りはどのくらいの確率で起こりますか? A:歯科医師の指示通りにリテーナーの装着を行わなかった場合は、ほぼ100%後戻りしてしまうと思っていただいたほうが良いでしょう。それほど、保定期間にリテーナーを使用することが歯並びを安定させるために重要なのです。 Q:矯正治療後いつまでリテーナーの装着を行う必要がありますか? A:個人差はありますが、矯正期間と同じ期間は保定期間が必要となります。2~4年程が一般的です。 Q:リテーナーを2週間程つけ忘れてしまったらどうなりますか? A:高確率で歯が動いてしまいます。2週間と長期的に装着をしていなかった場合、リテーナーが装着できず作り直しになってしまうこともあります。 今回は、矯正治療後に歯が動いてしまうのはなぜ?という疑問についてお答えすると共に、後戻りの原因や予防法について紹介しました。後戻りの原因はさまざまですが、最も多い原因はリテーナーの装着不足と言われています。歯が元に戻ろうとする力を制御し、矯正後の歯並びを保つために、リテーナーの装着は非常に重要です。万が一、後戻りが起きてしまった場合は、再矯正が必要になることもあります。変化にいち早く対応するためにも、矯正治療後も定期検診の受診を忘れないようにしましょう。 名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、インビザラインをはじめとした矯正治療に対応いたします。後戻りが起きてしまい、再矯正をご検討されている方のご相談も承っておりますので、お悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。
矯正歯科で矯正をする時の費用の料金相場はいくら?歯列矯正の見積もりや支払い方法を解説をまとめ
24.12.16
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歯科矯正治療を始める前に見積もりを確認しよう 歯科矯正治療は、一般歯科で抜歯をするなどの他の歯科治療に比べると治療時間が長時間になったり、高額な治療費を支払う事が多いです。 そのため、治療を始める前に治療の相談に行き、しっかりとした治療プランと見積もりで治療に関する代金を確認してから治療を始めることが重要です。 ここでは、見積もりの際に気を付けるべき重要な点をご紹介します。 矯正歯科治療とは 歯科矯正治療は、顎の位置や大きさを調整したり歯の向きや位置を動かすことで、噛み合わせなどの問題によって起こる咬合不全や顎関節症などの改善や口の周りや歯並びなどの審美的な改善を目的として行う治療です。 咬合不全とは、上下の歯の咬み合わせがうまくいかないことによって生じる問題のことです。咬合不全が起きた状態が続くと、食事をうまく体に取り込むことが難しくなってしまったり、頭痛や肩こりなどの全身症状の原因になってしまうこともあります。 顎関節症とは、顎の位置や大きさなどの影響や歯の咬み合わせの問題で、顎の関節がうまく機能しなくなる状態です。顎関節症になると、大きく口を開けたり口を閉じ続けるのが難しくなってしまいます。また、関節に過剰な負担がかかってしまうことで顎関節に痛みが出てしまったり、頭痛や肩こりなどを含めた全身症状になってしまうことがあります。 また、顎の位置や歯並びなどのバランスがくずれていることで、輪郭や歯の見た目があまりバランスが取れていないように見えてしまう場合があります。そのことが原因で心理的なストレスがかかっている状態はあまりいい状態では無いと言えます。 このような問題を改善するために、歯科矯正治療は行われます。 また、先天性な骨格や組織の形成異常や遺伝的に歯並びなどが不正列になる可能性があって将来的に咬合不全などの機能的な問題や審美的な問題が起きることが想定される場合には、子どもの頃から予防の為の治療をはじめることもあります。 矯正歯科治療の治療法 矯正歯科治療には目的や患者さんの年齢などの条件によって、対応できる治療法はさまざまです。 治療期間なども人によって違いますし、治療の段階によって治療方法を変更していく場合もあります。 また、軽度な症例や1本だけ動かしたい場合の様に部分的な矯正治療では、限られた範囲にのみ矯正器具を装着して治療をすることもできます。 ここでは、歯の向きや位置を動かすために行われる矯正歯科治療の方法や治療の流れについて説明します。 ワイヤー矯正治療法 ワイヤー矯正治療法は、歯にブラケットという装置を接着し、ブラケットのひっかける部分(アンカー)にワイヤーやゴムを取り付けることによって、ワイヤーやゴムの牽引力で歯を動かしていきます。歯に強い力を加えて動かすので、歯を動かしたり向きを移動することのできる範囲は広く、主要な治療法です。 ワイヤー矯正治療法では、歯に装着した装置は患者さん自身では取り外しなどができません。そのため、食事の時に食べ物が引っかかってしまいやすく、歯ブラシなどのケアもするのも難しいため、食物残渣(しょくもつざんさ)が残りやすい状態になってしまいます。食物残渣が残った状態が続くと、歯周病菌などが増えてしまい虫歯や歯周病のリスクも高くなってしまうので、注意が必要です。 また、ワイヤーやゴムの引っ張る力がかかりすぎていると痛みが出てしまったり、歯に装着した装置が口の中の粘膜や舌を傷つけてしまってしまうこともあるので期間中は注意が必要です。 裏側ワイヤー矯正治療法 通常のワイヤー矯正治療法では、ブラケットなどの装置を表側につけますが、その反対の内側につける方法もあります。これは、「舌側(リンガル)矯正」と呼ばれています。 舌側矯正は、表にないぶん目立ちにくいので、見た目が気になる患者さんにはメリットが大きいワイヤー矯正治療法です。 しかし、表側のワイヤー矯正に比べると治療に必要な技術が高く、歯ブラシなどもさらに難しくなります。 マウスピース矯正治療法 マウスピース矯正治療法は、患者さんの歯型を採取しそれをもとにマウスピースを作成します。ワイヤー矯正治療法の様に歯に装置を装着するのではなく、治療段階に合わせてマウスピースを交換していくことで、歯を動かしていく治療法です。 マウスピースは患者さんが自分で取り外しができるので、食事や歯ブラシをする時には取り外すことができます。そのため、ワイヤー矯正治療法よりも虫歯や歯周病のリスクは低くなります。 また、マウスピースの多くは柔らかい素材で作られているので、口の粘膜や舌に当たっても傷になることも少ないので、患者さんの負担を軽減して安心して使うことができます。 プルチーノ歯科・矯正歯科で採用しているマウスピース矯正「インビザラインシステム」は、患者さんの口の中の情報を3Dスキャナーを使用してコンピューターに取り込み、その情報をもとに治療計画を立てていきます。最初から治療の完成図を確認しながら治療を進めていくことができるので、安心して治療を受けることができます。 また、マウスピース矯正の利点である、マウスピースの取り外しも患者さん自身ですることができます。歯科医師の指示に従い1日のうち20時間装着することで治療をしますが、透明なマウスピースを使用するので日常生活でも目立ちにくく、自分のタイミングで着脱できるのでストレスも少なく進めていくことができます。 インビザライン矯正は、歯科矯正治療に関する専門的な知識に加えてインビザラインシステムに関する知識を持った歯科医師が治療を行うことが、より良い治療結果を出すためには非常に重要になります。 プルチーノ歯科・矯正歯科にはインビザラインシステムに関する専門的な知識と技術を持った歯科医師に与えられるインビザドクターの称号を持った歯科医師が治療を行います。 このように、歯科矯正治療と一言で言っても、様々な治療法があるのです。 矯正歯科治療では、どのような治療法を選択するかによっても費用は大きく変わってきます。 矯正歯科に関する専門的な知識と技術を持った歯科医師が患者さんの状態と目的に合わせて適切な治療計画を立てていくのが重要ですが、治療を開始する前に患者さん自身の要望などをしっかりと歯科医師に伝えることも納得のできる治療結果を得るためには非常に重要です。 歯科矯正治療は、他の歯科治療よりも治療期間が何ヶ月、何年と長時間になったり、特殊な装置や器具を使う場合が多いことから高額になりやすいという特徴があります。 また、成長段階の子どもの方が20歳を過ぎた後の成人よりも歯の動きが早いため効果が早く出やすく、治療が短期間で終わるケースが多いです。 そのため、費用の総額目安も少し安くなることも多いです。 ご覧のように、矯正歯科治療にはある程度の料金の相場はが決まっています。しかし、同じような治療に見えたとしても、歯科医師が患者さんに合わせた治療計画を立てていく上で金額は変動していくことがあります。トータルフィーとして金額が総額で提示される場合もありますので、事前に確認しておくことも重要です。 医療保険が適用される矯正歯科治療 私たちが日本で医療行為を受けるときには、多くの場合で加入している医療保険が適用されて治療費の負担を抑えることができます。 しかし、歯科矯正治療では一部の特別な治療を除いた多くの場合で医療保険の適用対象外(自由診療)となってしまいます。 歯科矯正治療では、診断のためにいくつかの精密検査(レントゲン撮影等)をしたうえで以下の3つの条件が整っていると診断された症例の場合に医療保険の適用になると提示されています。 ①「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対しての歯科矯正治療 ②前歯か小臼歯(臼歯のうち前から2本目まで)の永久歯が正常に生えてきていないことで 咬合異常が起きていて、特別な外科手術を必要とする状態の場合に行われる矯正歯科治療 ③顎変形症に関係する特別な手術をする場合の手術前または手術後に行われる矯正歯科治療 医療費控除の対象になる歯科矯正治療 日本では1年間(1月1日から12月31日)の間に患者さんとご家族(生計を一つにしている配偶者や親族)が支払った医療費が一定額を超えた場合に、超過した医療費の額によって定められた金額の所得控除を受けることができ、確定申告をすることによって還付金が受け取れます。医療費控除の対象になるのは病院で支払った治療費だけではなく、通院に利用した公共交通機関の運賃や風邪薬などを薬局で購入した料金も対象となります。 しかし歯科矯正治療が医療費控除の対象になるのは、「歯科矯正治療が疾病やケガなどを治療するために必要である処置」と認められる場合のみです。 歯並びをキレイにするために歯科矯正治療を受ける場合もありますが、この場合は「審美的な目的で行う歯科矯正治療」と判断され、医療費控除制度の対象にならないことがあります。 例えば、セラミック冠やホワイトニングなどの審美治療も対象にはなりません。 治療計画の内容 歯科矯正治療にはいくつもの治療法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。専門的な知識を持った矯正専門医に治療を依頼するのは非常に重要な事です。 どのような治療法を選ぶのかは専門的な知識を持った歯科医師に相談して、患者さんに最適な治療法を選びましょう。また、複数の治療法に関する案内や来院する頻度の説明、治療の途中で起きる可能性のあるトラブルに関して事前に詳しく案内してくれるかなども、チェックしておくポイントです。 見積もりの内容 歯科矯正治療には患者さんそれぞれの治療内容で必要とする装置などが異なることも多く、どの治療法を選んだとしてもメンテナンスが必要になります。 歯科医院によっては初診・再診の料金や初回の検査や相談料、装置の調整などのメンテナンスの値段や後戻り(動かした歯が元の位置に戻ってしまうこと)を防ぐための保定期間(リテーナー)にかかる料金、治療が終了した以降の経過観察やアフターフォローに関する費用の料金が追加で請求される場合なども考えられます。以上の事を意識して、見積もりの項目ごとにどんな内容が含まれているかをしっかりと確認して、分からないことは質問して納得できる回答を聞いてから契約しましょう。また、料金が税別に表記されているかなども確認した方がいいでしょう。 支払い方法 歯科矯正治療は費用が高額になる場合もあるので、支払い方法も確認しておくことは重要です。多くのクリニックでは1回払い以外にも月々の分割払いや治療時の都度払いが可能ですが、支払い方法が現金のみの場合もあります。 歯科治療専門のデンタルローンと呼ばれる支払いシステムやクレジットカード決済など支払い方法や一括・分割回数や金利を複数の種類から選択できるかは確認しておくことをおすすめします。 歯科矯正治療は、1度の来院で完了するわけではなく治療時間も長くなりやすく、痛みが強かったり高額な治療費を支払ったりすることで患者さんの負担が大きい治療になる場合があります。不安を取り除いて安心して治療を受けて完了するためには、この記事のような情報を参考にしてしっかりと準備をしておく必要があります。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、歯科矯正治療などの治療に関する無料相談がございます。24時間webから予約もできますので、診療時間を気にせずにアクセスしてぜひご利用ください。