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名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では矯正(小児矯正)・インビザラインの矯正診療を行っております。

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プルチーノ歯科・矯正歯科

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インビザライン

小児歯科の矯正費用はどれぐらいかかる?子どもの矯正料金を安くする方法も解説!

25.05.22

カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正小児歯科小児矯正

お子さんの歯並び、気になっていませんか? 「指しゃぶりや口呼吸の癖が抜けない」「受け口や出っ歯が目立つ気がする」「うまく噛めていないみたい」など、大切なお子さんのことだからこそ、些細なことでも心配になりますよね。 実は、子どもの頃の歯並びや噛み合わせは、見た目のコンプレックスだけでなく、将来の虫歯や歯周病リスク、滑舌や発音、食事の仕方、さらには姿勢や全身の健康にまで大きく影響する可能性があります。 「小児矯正はいつ始めるのがベスト?」「痛くないかな?」「どのような治療法があって、費用はどのくらいかかるんだろう」などの疑問や不安は、親御さんにとって切実な関心事ではないでしょうか? この記事では、そんな親御さんの心配に寄り添い、プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院で提供している小児矯正の種類ごとの特徴や費用、月々の負担を抑えて治療を始める方法などについて詳しく解説します。   Contents1 1.1 小児矯正のメリット2 2.1 小児矯正の費用の目安2.2 何にいくらかかる?費用の主な内訳を詳しく解説3 3.1 基本的に保険適用外?小児矯正と保険適用の条件とは3.2 確定申告で戻ってくる?医療費控除の対象となるケースと申請方法3.3 金額に関係なく使用できる!クレジットカード払い3.4 まとまった費用がなくても安心!デンタルローンの活用4 4.1 プレオルソ4.2 インビザライン・ファースト5 5.1 マウスピース型矯正装置(インビザライン)の症例が1,970症例以上5.2 「インビザライン矯正認定医」による無料カウンセリング6           この投稿をInstagramで見る                       プルチーノ歯科・矯正歯科(@pulcino_dental_office)がシェアした投稿 小児矯正は、成長期という特別な時期だからこそ行える矯正治療です。 歯並びや噛み合わせが整えば、食べ物をしっかり噛んで栄養を効率良く吸収でき、正しい発音も身に付けられます。 出っ歯や受け口などのコンプレックスを早期に解消することで、見た目を気にせず、人前で話したり笑ったりできるようになり、積極的な性格形成にも良い影響を与える可能性があります。 小児矯正のメリット 小児矯正は、顎の成長発育を利用して、顎の大きさやバランスをある程度コントロールできるのが大きなメリットです。 大人の矯正では難しくなる、骨格的な改善が期待できる貴重な機会といえます。 噛み合わせのバランスが良くなることで、顎の関節や特定の歯への負担が減り、将来的な顎関節症のリスクが軽減する点もメリットです。 成長期に骨格的な問題を改善しておくことで、将来全ての永久歯が生えそろってから行う本格矯正で抜歯の必要性が低くなったり、治療期間が短縮されたりする可能性もあります。 場合によっては、本格矯正(大人になってからの矯正)が不要になる場合もあります。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児矯正にかかる、費用の全体像(総額相場と費用の内訳)について解説します。 小児矯正の費用の目安 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児矯正の費用の目安は、550,000円(税込)~880,000円(税込)です。 プレオルソ&部分ワイヤー治療による一期治療 ¥550,000(税抜:¥500,000-)  (部分ワイヤー追加など追加装置代含む) [期間:1.5年制約] 一期治療から二期治療(インビザライン)への移行 ¥440,000-(税抜:¥400,000-)  (二期治療 インビザライン に移行する場合) [期間:3.5年制約] インビザライン ファースト+インビザライン 二期治療 セット料金:¥880,000-(税抜:¥800,000-)  ※2025年5月時点の料金です。詳しくはお問い合わせください。 何にいくらかかる?費用の主な内訳を詳しく解説 小児矯正には、矯正装置の費用以外に、精密検査料:66,000円、調整料・観察料:5,500円/回、追加アライナーの費用:9,900円もかかります。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、安心して矯正治療を始めていただけるよう、費用負担を少しでも軽減できる可能性のある方法や制度についてご説明し、ご相談に応じています。 ここでは、保険適用の条件や医療費控除、当院でご利用いただけるお支払い方法についてご紹介します。 基本的に保険適用外?小児矯正と保険適用の条件とは まず、ご理解いただきたい点として、ほとんどの小児矯正治療は、健康保険が適用されない「自由診療」となります。 歯並びの改善が、多くの場合「見た目をより良くする」という審美的な側面や、病気とはみなされない範囲での機能改善を目的としているためです。 ただし、例外的に保険適用となるケースも存在します。 例えば、国が定める特定の先天性疾患(唇顎口蓋裂など)が原因で噛み合わせに著しい問題がある場合や、顎の骨格に大きなずれがあり、外科的な手術(顎変形症の手術)が必要となる場合の矯正治療などが該当します。 一般的な「出っ歯」「受け口」「デコボコの歯並び」などを改善するための矯正治療は、原則として保険適用外です。 お子さんの状態が保険適用の対象となるかご不明な場合は、まずはお気軽にご相談ください。 確定申告で戻ってくる?医療費控除の対象となるケースと申請方法 小児矯正の費用は、医療費控除の対象となる可能性があります。 医療費控除とは、1年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費が一定額(通常10万円)を超えた場合に、確定申告を行うことで所得税や住民税の一部が還付される制度です。 重要なのは、医療費控除の対象となるのは「治療目的」の矯正であると認められた場合となる点です。 単に「見た目をきれいにするため」といった審美目的のみの場合は対象外となりますが、歯科医師が「噛み合わせが悪く、機能的な問題があるため矯正治療が必要」と判断した場合は医療費控除の対象となる可能性が高くなります。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院で行う小児矯正は、お子さんの健やかな成長と機能改善を目的としていますので、多くの場合、医療費控除の対象となります。 医療費控除の申請には、治療費の領収書が必要となりますので、大切に保管してください。 医療費控除の詳しい申請方法やご自身のケースが対象となるかについては、お住まいの地域の税務署や税理士にご確認いただくのが確実です。 当院では、領収書の発行など、申請に必要な協力をさせていただきます。 金額に関係なく使用できる!クレジットカード払い           この投稿をInstagramで見る                     […]

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【小児歯科】子どもの「受け口(反対咬合)」矯正治療|矯正歯科での最適な開始時期と方法

25.05.22

カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正小児歯科小児矯正インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児歯科小児矯正

お子さんの下の歯が上の歯より前に出ている『受け口』、気になりませんか? 「成長とともに自然に治るの?」「いつから治療を始めればいいの?」と、心配されている親御さんも多いのではないでしょうか。 実は受け口(反対咬合)は、見た目の問題だけでなく、放置すると噛み合わせや発音、顎の健やかな成長にも影響を与えてしまう可能性があるため、適切な時期に専門的な対応を検討することが大切です。 この記事では、小児歯科における受け口の原因や放置するリスク、治療を始めるのに適したタイミング、治療方法について、わかりやすく解説します。 記事を読めば、お子さんの受け口に関する疑問や不安が解消され、最適な治療法を見つけるための情報を得ることが可能です。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お子さんの負担を考慮し、プレオルソやインビザライン・ファーストといった『取り外せる装置』を使った受け口治療を積極的に行っております。 無料矯正相談も行っておりますので、受け口などお子さんの歯並びでお悩みの方はお気軽にご相談ください。   受け口は「反対咬合」「下顎前突」「しゃくれ」とも呼ばれ、下の歯が上の歯より前に出ている状態です。 上の前歯が内側に傾いている場合や、上顎に対して下顎が大きい、あるいは下顎全体が前に出てしまっている状態をさします。 お子さんの受け口の場合、適切な時期に矯正治療を受けるかどうかで、将来の顔立ちが大きく変わる可能性があります。 通常、上の前歯が下の歯に2~3mm程度覆いかぶさるのが正常な歯並びです。 一方、受け口とは、下の歯が上の歯よりも前方に位置してしまっている状態のことです。 受け口には以下の2種類があります。   成長期の治療で比較的簡単に治る「機能性の受け口」 機能性の受け口とは、本来奥歯で噛むべきところを、無意識に前歯で噛む癖が原因となり、受け口を招いてしまう状態です。 前歯の傾きに不具合が生じて、噛み込むと、下顎が前歯に誘導されて受け口になってしまう症状も、機能性の受け口です。 食べ物を噛む際などに、まず上下の前歯の先端同士が接触し、そこから下顎が前方に滑り込むように動く傾向が見られます。噛み合わせも深くなる傾向です。 機能性の受け口は、下顎の骨格自体の大きさが原因ではないため、成長期に早期治療を開始し、上の前歯の傾きを適切に改善することで、比較的簡単に治るケースが多いです。 時間をかけたアプローチが鍵となる「骨格性の受け口」 骨格性の受け口とは、下顎の骨格が上顎に比べて大きい受け口です。 上顎の成長不足、あるいは逆に下顎の過成長といった、顎の骨格的な問題によって引き起こされる受け口のタイプとなります。 遺伝的要因の場合が多く、上下の前歯は当たりませんし、噛み合わせも浅いのが特徴です。 骨格性の受け口の場合、成長発育に合わせて、上顎の骨が前方へ成長するよう矯正治療を行います。 矯正治療が済んだ後も、定期観察が不可欠です。 受け口には先天性と後天性の2つの原因があります。 先天性とは遺伝的素因など生まれ持った要因をさし、後天性とは出生後の生活環境や癖などの影響による要因のことです。 遺伝的要因(骨格の影響) 受け口の多くは、遺伝的な要因で起こるとされています。 親御さんが受け口の場合、遺伝的影響によりお子さんも受け口になる傾向があります。 受け口が直接遺伝するのではなく、受け口を誘発しやすい歯や顎の大きさ、骨格といった特徴が遺伝するため、結果的に受け口になる可能性が高まるのです。 親御さんが受け口の場合、お子さんの歯並びや噛み合わせの状態を注意深く観察してみてください。 後天的要因 お子さんの受け口は、生まれつきの骨格だけでなく、日々の習慣や環境といった後天的な要因も大きく関わっているのが特徴です。 指しゃぶりや爪噛み、舌で下の前歯を押す癖などは、歯並びを乱したり下顎を不適切に前へ誘導したりして、受け口を引き起こす可能性があります。 アレルギー性鼻炎などによる鼻詰まりで口呼吸が習慣になると、舌の位置が下がりやすく、上顎の正常な成長を妨げ、下顎が相対的に前に出やすくなります。 うつぶせ寝のような生活習慣や、乳歯の虫歯を放置したり早くに失ったりすることも、顎の成長や噛み合わせのバランスを崩す一因です。 後天的な要因は、お子さんの健やかな顎の成長に影響を与える可能性があるため、気になる癖や兆候が見られたら、早めに歯科医師に相談するのがおすすめです。 受け口をそのままにしておくと、以下のリスクを高めます。   見た目への影響(コンプレックス) お子さんの受け口は、放置しても自然に改善することはほとんどありません。 多くの場合、成長とともに受け口の特徴がより顕著になっていきます。 思春期を迎える頃には下顎が急激に成長するため、それまで軽度だった受け口も目立つようになりがちです。 遺伝的に下顎が大きい、あるいは前方に位置しているといった骨格的な要因が強い場合、顔立ちにも受け口の特徴が現れやすくなります。 ご両親やご親戚に受け口の方がいる場合、お子さんも似た顔つきになり、受け口が目立つ可能性は高まります。 たとえ初めは軽症の受け口であっても、適切な治療を受けずに放置していると、顎の骨の成長バランスが崩れ、より重度の「骨格性」の受け口へと移行してしまう可能性もあるため注意が必要です。 発音への影響(サ行、タ行などが言いにくい) 受け口になると、サ行やタ行の発音がしにくくなります。 そしゃく機能への影響(食べにくい、消化不良) 受け口の状態では、上下の前歯が正常に噛み合わないため、食べ物を前歯でうまく噛み切ることが難しくなります。 奥歯の噛み合わせにもズレが生じている場合が多く、食べ物を効率よくすり潰すのが困難です。 特定の食材が食べにくく感じたり、食事に時間がかかったりする場合もあります。 十分に噛み砕けないまま食べ物を飲み込んでしまうと、胃腸への負担が増え、消化不良や栄養吸収の妨げにつながる可能性も指摘されています。 将来的な外科手術の可能性 骨格性の受け口を放置すると、成長に伴い顎のズレが悪化・固定化することがあります。 骨の成長発育が完了した後では、歯の移動だけを行う矯正治療しかできないため、骨格の問題を根本的に解決できません。 重度の受け口を改善するには、顎の骨を切って位置を修正する外科手術(顎矯正手術)が必要になる可能性があります。 子どもの歯の矯正をいつ始めるか、迷われる親御さんは多いと思います。 一般的には、上下の前歯が4本ずつ永久歯に生え変わる7歳から8歳頃が、矯正治療を検討し始める一つの目安です。 ただし「受け口」の場合は、少し事情が異なります。 受け口は、放置すると食べ物をうまく噛めなかったり、顎を前に出す癖がついてさらに悪化したりする可能性があります。 上顎の成長を促すような「骨格性の受け口」の治療法は、成長期でなければ効果が得られにくい場合があるため注意が必要です。 受け口のお子さんについては、一般的な開始時期(7〜8歳頃)よりも早く、就学前などから歯科医師に相談し、適切な治療開始タイミングを見極めることが重要になります。 お子さんの受け口が気になる場合は、お早めにご相談ください。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児歯科では、以下の「取り外せる装置」を使った受け口の治療を行っています。   簡単に取り外せるため、受け口の治療中も、今ままでどおりに食事や歯磨きをしていただけます。 プレオルソ プレオルソは、主に3歳から10歳くらいのお子さんを対象とした、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置です。 既製の装置をお子さんのお口に合わせて調整して使います。 プレオルソの大きな特徴は、お口周りの筋肉のバランスを整えたり、舌を正しい位置に導いたり、口呼吸を鼻呼吸に改善したりする「機能的なアプローチ」を重視している点です。 受け口の場合、プレオルソを装着することで、下顎を前に出す筋肉の力を抑えたり、舌を上顎につけるよう誘導したりします。 下顎の前方への成長を抑制し、上顎の健やかな成長を促す効果が期待できます。 装着時間は主に夜寝ている間と、日中1〜2時間程度なので、学校に付けて行く必要はありません。 お口の機能を改善しながら、受け口の原因に根本的にアプローチする方法と言えます。 インビザライン・ファースト インビザライン・ファーストは、主に6歳から10歳くらいの、乳歯と永久歯が混在する時期(混合歯列期)のお子さんを対象とした、オーダーメイドの透明なマウスピース型矯正装置です。 コンピューターシミュレーションにもとづき作製された複数のマウスピースを段階的に交換していくことで、歯並びや噛み合わせを改善します。 受け口治療においては、下の前歯を後ろに移動させたり、上の前歯を前に出したりして、上下の歯の前後的な位置関係を改善します。 必要に応じて歯列の幅を広げる(側方拡大)ことで、顎のスペースを確保し、歯が並ぶ土台を整えることも可能です。 1日20時間以上の装着が必要ですが、透明で目立ちにくく、食事や歯磨きの際には取り外せるメリットがあります。 プレオルソに比べ、より精密に歯の位置をコントロールするのに適した方法となります。 当院は、インビザラインブラックダイヤモンド・プロバイダーに認定された歯科医院です。 ブラックダイヤモンド・プロバイダーは、年間401症例以上の実績を持つインビザラインドクターに対してインビザラインジャパンから送られる認定資格であり、全世界のトップから上位1%のドクターのみ受賞される名誉ある賞です。   子どもの受け口治療にかかる期間は、数か月~3年程度です。 治療費用は、550,000円(税込)~990,000円(税込)程度です。 別途、矯正治療を行うための検査に66,000円(税込)の費用がかかります。 受け口の治療期間や費用は、個々の症状や目指す歯並びによって異なりますので、まずは「無料矯正相談」でお話を伺えますと幸いです。 ※2025年5月時点での料金です。変更になる場合もあるため、詳しくはお問い合わせください。           この投稿をInstagramで見る                     […]

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小児矯正歯科医院の歯科医に子どもの歯科矯正治療について聞いてみました 「矯正歯科治療に使う子供専用のマウスピースやプレオルソとは?」

25.05.08

カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正小児歯科小児矯正インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児歯科小児矯正インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児矯正矯正歯科

歯科矯正治療とは 歯科矯正治療は、不正咬合や開口障害など(機能的問題)を改善したり口周りの見た目(審美的問題)を整える為に、ガタガタの歯並びや顎の形や筋肉などを整える歯科治療方法です。 不正咬合とは、顎がずれていたり歯並びがわるいのが原因で、上下の歯の咬み合わせがずれてしまっている状態の事です。 上顎が前に出てしまっている状態が上顎前突(出っ歯)で、下顎が前に出てしまっている状態を下顎前突(しゃくれ・受け口)といいます。また、通常上下の歯は少し上の歯が下の歯にかぶさる状態ですが、上の歯が下の歯にかぶり過ぎている状態を過蓋咬合(かがいこうごう)といい、反対に下の前歯が上の前歯にかぶさっている状態になっていることを反対咬合といいます。 このような状態になると、食べ物をうまく噛んで飲み込むことができなかったり、外見から目立ちやすいなどの問題が出てきます。 また、顎骨の動きや口の周りの筋肉(口腔周囲筋)や舌の動きにも影響が出てきて、口が開けにくい状態(開口障害)や口が閉めにくい状態(口唇閉鎖障害)で口呼吸などになってしまうなど、様々な問題や体の不調の原因にもなってしまいます。 子どもの頃にこのような歯並びなどが悪い状態が長く続くと、集中力の低下などにもつながり、勉強やスポーツにも支障が出る可能性があります。 この記事では、お子さんの歯科矯正治療についてご紹介させていただきます。   矯正歯科治療は、治療を開始する時期によって内容も大きく変わってきます。 人間の骨格は個人差はありますが20歳ごろに成長が完了するため、成人前の年齢では体の成長を考慮した治療が行われます。 永久歯(大人の歯)は、乳歯(子供の歯)の奥に2本多く生えてきます。(親しらずを除く)乳歯の奥に生えてくる永久歯(第一大臼歯)は手前の歯を6歳ごろに生えてくるので「6歳臼歯」、一番奥の永久歯(第二大臼歯)は、12歳ごろに生えるので「12歳臼歯」とよばれています。 永久歯が生えそろう前に、全ての永久歯が正しい位置に生えるようにスペースを確保し、正しい噛み合わせができるように整えるのを目的に行われる治療を第一次矯正治療といいます。 大人の歯科矯正治療(第二次矯正治療)は、すでに生えそろった永久歯をキレイな歯並びを整えるのを目的としているため、歯を動かす治療が主体を占めています。それに対し、子どもの歯科矯正治療(第一次矯正治療)は、歯を動かすだけではなく顎骨などの骨や筋肉の成長を促したり抑制しながら、口の周りの環境を整えていきます。 第一次矯正治療では、成長が完了した後に行う第二矯正治療と同様に歯列を整える矯正治療と、顎骨や口の周りの筋肉(口腔周囲筋)を整えてバランスを良い状態にするための治療を行っていきます。   第一次矯正治療は、以下のようなメリットがあります。 歯を抜かずに治療ができる場合が多い 痛みが比較的少ない 治療期間が比較的短くなる むし歯や歯周病のリスクを低くできる 後戻りを防げる   第一次矯正治療は、体の成長途中の段階のうちに始めることで、骨格や筋肉が柔らかくて矯正しやすいため、痛みを感じることも少なく治療時間も第二次矯正治療よりも短く終わるケースが多くあります。また、若いころに治療をスタートして治療期間が短縮できることで、治療の費用を抑える事ができたり、治療中や治療後に虫歯や歯周病になってしまったり歯並びが戻ってしまうリスクも低くすることができます。 上顎が前に突き出している状態(上顎前突)や下顎が前に突き出している状態(下顎前突)などの場合には、外側から顎の成長をコントロールするための、ヘッドギアやチンキャップなどの可動式抑制装置が使われます。 これは一日のうち歯科医師から指示された時間の間、装置を装着することで顎の成長を調整していく治療法です。外部から強い力を加えることで、顎骨を正しい位置に整えることができます。 また、口の中から上顎を押し広げることで歯を並べるスペースを確保する「床拡大装置(しょうかくだいそうち)」を使う治療方法もあります。装置についたネジを調節してバネの強さを調節し、少しずつ口の中のスペースを大きくしていきます。 乳歯から永久歯に生え変わっていくときに歯並びに関して重要なのは、顎などの骨格の成長と歯の生え変わる時期などです。レントゲンなどの検査の結果で「将来的に現在の口の中のスペースをこれからの成長を考慮したとしても、永久歯が綺麗に並ぶほどに確保できない」と矯正歯科専門歯科医師が診断した症例やスペースが確保できたとしても既に生えてきている歯の向きや位置を移動させる必要がある場合には、歯列矯正を行います。 ワイヤー矯正治療法 ワイヤー矯正治療法は、歯の表面にブラケットという装置を接着し、ブラケットにワイヤーやゴムを装着することで、そのワイヤーやゴムの力を利用して歯を動かしていく治療法です。 歯に強い力がかかるため歯を抜歯してできたスペースなど広い範囲の移動に適していますが、治療中に口の中やあごに痛みが出てしまうことがあります。 装置は歯科医院で装着して、月に1回ほど定期的に歯のメンテナンスや状況確認と装置の点検や調整をしながら治療を進めていくので、患者さん自身が取り外しなどはできません。 そのため、矯正装置が舌や口の中の粘膜などに当たって傷ができてしまったり状態が悪くなってしまっても、自分で取り外しをすることができません。 さらに、食事をする時や歯磨きをする際にも装置を着脱することはできないため、歯に残った食物残渣(しょくもつざんさ)や歯垢などをしっかりときれいに取り除くことが難しく、歯周病や虫歯になってしまうリスクも普段以上に高くなってしうというデメリットがあります。 マウスピース矯正治療法 マウスピース矯正治療は、患者さんのお口の中から採取した歯型を基にマウスピースを作製します。マウスピースは複数つくられ、歯並びを少しづつ整えることができるように徐々に交換していきます。 交換時期や装着時間などは矯正歯科の専門的な知識を持った歯科医師が指示し、患者さんはその指示通りにマウスピースを装着することで治療が進んでいきます。 マウスピースはワイヤー矯正とは異なり患者さんが自分で着脱ができるため、食事や歯磨きなどの時は取り外すことができます。また、素材は柔らかく水洗いなどもできるので、装着中に口の中を傷つけてしまうことを予防しながら、清潔に使い続けることができるので、お口の中の環境が悪化することを防ぐこともでき、安心して使用できるのもおすすめできるポイントです。 愛知県名古屋市にあるプルチーノ歯科・矯正歯科では、最新のマウスピース矯正治療「インビザライン矯正」を受けることができます。また、こどもさんもできるマウスピース矯正治療「インビザライン・ファースト」も導入しています。 インビザライン矯正は、診療室で3Dスキャナーを使ってお口の中の情報を正確に取得し、そのデータを基に精密で効果的なマウスピースを作ることができます。そのため、効率よく歯を動かして治療を進めていくことが可能です。 また、患者さんのお口の中の情報をもとに、矯正治療が完了するまでのシミュレーション映像をコンピューター上で確認することができるため、理想の歯並びを患者さんと相談しながら治療を進めていくことができるという特徴があります。 治療には院長先生をはじめとしたインビザライン矯正に関する専門的な知識と十分な技術と経験があると認定されたインビザドクターや歯科衛生士が専門的な設備を使って治療を担当し、カウンセリングなどで患者さんや親御さんのお口の中の悩みや治療に必要な料金に関する疑問などの解決に協力しながら患者さんの症例に適応した治療を受けることができます。 またプルチーノ歯科・矯正歯科では、専門的な知識を持ったドクターや歯科衛生士などのスタッフがお子さまの歯並びを綺麗に整えるだけではなく口腔周囲筋(お口の周りの筋肉)を鍛えて開口などの癖を改善するためのトレーニング(MFT)を指導したり、マウスピースを装着して口腔周囲筋を鍛えることができるプレオルソを使った治療を受けることができます。複数の種類の治療方法の中から、患者さんに最適な治療法を専門的な知識を持った歯科医師が治療の流れを説明しながら計画をたててご提案します。 マウスピース矯正やプレオルソに興味のある方は、ぜひホームページからアクセスして気軽に初診前の無料相談の電話予約や24時間使えるweb予約をご利用ください。

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歯科治療で痛みを感じる治療とは 歯科医院での治療に「怖い」「痛い」という苦手なイメージをもっていて歯医者が嫌いな人は多いのではないでしょうか。確かに薬を飲んで治すなどの間接的な治療が多い内科などとは違い、歯科は歯を削ったり親知らずの抜歯、インプラント治療をする口腔外科などの直接的な治療が多く恐怖心を持ちやすいのも他の科の治療とは違う特徴です。 歯科には直接的な治療が多いというのも痛みを感じやすい理由の一つですが、歯の役割にも他の器官よりも痛くなりやすい理由があります。 口は、食べ物を中に入れると歯や舌を使って食べ物を噛み砕いたりすり潰したりしながら唾液と混ぜて、体に栄養を取り込みやすいように食塊(しょっかい)を作ります。そして、その食塊を喉まで運んで飲み込ませるまでが、口が食べ物から栄養を取り込むための働き(摂食(せっしょく)・嚥下(えんげ))です。 また、空気を体に取り込んで二酸化炭素を吐き出す「呼吸」や、人に伝達するために言葉を正確に発音するのも、口の中の器官が大きく関わっています。 このように、口は体の健康を維持したり、人とコミュニケーションをとる為に非常に大きな役割を持つ器官なのです。 そのため、口の中の異常に素早く気づけるように、口の中は痛みなどの何かの異変にとても敏感になっているのです。 また、小さなお子さんの場合は歯科医院の中の雰囲気や歯医者さんやスタッフのマスク姿等で緊張して、さらに痛みなどに敏感になってしまうこともよくあります。小さな子どもさんの治療の場合は、初めて来院した時の歯科医院に対して安心して治療が受けられたという体験が非常に重要です。予防歯科治療のために来院しながら歯科医院に慣れるのも緊張感なしの状態で治療を受けれるようになるために、おすすめな方法です。 歯科クリニックでは、患者さんが治療途中に痛みをあまり感じないように様々な対策をしています。 例えば、治療が始まるまで待機する待合室には、患者さんの緊張をほぐすためのアロマディフューザーなどリラックス効果を促進する装置を設置したり、子どもさんがリラックスしてより良い状態で待てるように小児歯科には治療台でもアニメの動画が流れたり絵本の置いてあるキッズスペースがあるなどの対応をしている場合などもあります。 また治療室に関しても、歯科診療時の痛みを軽減するために様々な配慮や工夫がされています。 痛くない麻酔 歯の中には歯髄という刺激を痛みとして感じる神経があります。歯髄の上には象牙質、さらにその上をエナメル質が覆っています。むし歯や歯周病が進行すると、エナメル質が溶けて刺激が象牙質に伝わります。象牙質には象牙細管(ぞうげさいかん)という細い管が通っていて、そこに刺激が伝わると歯髄から痛みを感じるのです。 その場合、歯の感覚を麻痺させて、痛みを感じにくくする処置を行います。これが局所麻酔です。 麻酔は治療を始める前に歯の根元や歯茎から薬剤を注入することで麻痺を起こしますが、注入する場合は注射針を歯肉や歯に刺す必要があります。 針が刺さる痛みを感じにくくするため、歯科では表面麻酔を針を刺す場所に塗布したり、麻酔を注入する注射針を細いものにするなどの工夫をしています。最近では小さな注射針から薬剤を入れる速度をコントロールしてゆっくり注入することで痛みを抑えることができる電動の麻酔注射器なども使われています。   歯科矯正治療は、歯並びを綺麗に整えたり、顎などの位置などを整えることで、かみ合わせのずれ(不正咬合)や顎の痛み(顎関節症)を改善するなどの機能的改善と、外見の見た目をキレイに整えるための審美的改善を目的に行われる治療です。 乳歯(子供の歯)が永久歯(大人の歯)に6歳ごろから生えてきてほとんどが生え変わる時期まで(混合歯列期)の15歳頃に治療を始めることが多いですが、顎骨などの成長状況や乳歯の歯並びなどから矯正歯科専門の歯科医師が予防歯科の観点から治療が必要と判断された場合、乳歯の時期から治療を行うケースもあります。 また成長途中の早い時期から治療を始めることで、顎骨や筋肉の成長に合わせて治療を進めることができるので、治療期間を短縮したり痛みを少なく抑えることができる場合が多くあります。 矯正治療で痛みを感じる時とは 矯正歯科治療は、顎骨などの骨格や筋肉の成長や位置などを調整して行う治療と、歯並びを整えるための歯列矯正治療があります。 今回のブログでは、歯列矯正で痛みを伴う理由を解説します。 歯列矯正は、歯や歯の周りの組織に力を加えることで、少しずつ歯を動かしていきます。すでに生えている位置から歯を動かすためには、外部から力をかける必要がありますが、この時に急激に歯に力をかけてしまう状態が続くと痛みが出てしまうことがあります。 ワイヤー矯正治療法 歯列矯正によく使われるワイヤー矯正治療法では、歯の表面に接着したブランケットという装置にワイヤーやゴムをかけて、歯に力をかけて動かしていく治療方法です。ワイヤーやゴムのけん引力は強いため、無理に歯に力を強くかけてしまうと歯に大きな負担をかけてしまうことがあります。このような事から、矯正歯科治療に伴う痛みが発生してしまう場合があります。 またワイヤー矯正治療法で使用する装置は、耐久性を保つために多くの場合金属などの硬い素材でできています。その場合、矯正装置の尖った部位などが舌や口の粘膜に当たってしまい、痛みがでてしまうことがあります。 さらに、ワイヤー矯正治療法の装置は歯科医院で定期的に歯のメンテナンスなどを行う検診時に調整するため、患者さんは自分で装置を取り外すことはできません。 そのため、装置が当たって痛みが出てしまっていて装着を続けるのが難しい状況でも次の検診まで取り外すことができず、傷が大きくなってしまうことがあります。 ワイヤー矯正治療法は食事や歯磨きをする際にも装着したままなので食物残渣(食べかす)や歯垢が歯に残りやすく、虫歯や歯周病が起こりやすくなるため、それがまた痛みの原因になってしまうことがあります。 矯正歯科治療は歯や顎などを動かしていくことが多いため、人によってはどうしても痛みを感じてしまうことがあります。また、装置を装着する違和感や不快感に耐えられず装置を舌で触るのが習慣になってしまったりすることで、舌を傷つけたり装着している装置がずれて粘膜などに当たってしまった場合に、痛みが出てしまう可能性もあります。 痛みの少ない歯科矯正治療法とは では、痛みの少ない歯科矯正治療はないのでしょうか? それらの問題を解決してくれる矯正治療法をご紹介します。 マウスピース矯正治療法 マウスピース矯正治療法では、患者さんの口から採取した歯型を基に作ったマウスピースを利用して歯の位置や向きを改善します。。 マウスピースは形状記憶の柔らかい素材でできていて、歯科医師に指示された一日の装着時間のみ装着し、歯科医師に指示されたタイミングで新しいマウスピースに交換することで、歯を動かしていきます。 ワイヤー矯正治療法に比べると歯にかける圧力は弱いので、部分的な移動や歯の向きを変えるなどに用いられます。 マウスピース矯正は、柔らかい素材であまり強い力をかけずに治療をするという特性から、治療中に歯や顎の痛みを予防したり、口腔内を傷つけたりするリスクを軽減することが可能であるというメリットがあります。 このことから、マウスピース矯正ならば「痛みの少ない歯科矯正治療」を受けることができるといえるでしょう。 さらに、マウスピース矯正の治療中や治療後にマウスピースを使ってホワイトニング治療に使える場合もあります。 愛知県名古屋市にあるプルチーノ歯科・矯正歯科では、3Dスキャナーを使って患者さんのお口の中の情報を取得し、その情報をもとにマウスピースを作製する「インビザライン・システム」を導入しています。 従来のマウスピース矯正治療の利点を生かしながら、さらに正確に患者さんのお口の中を把握してより精密なマウスピースを作れることで、患者さんの痛みや不安などを軽減して口の中の痛みから守ると同時に、安心した治療を受けていただくことができます。 子どもさんの矯正治療を対象とした「インビザライン・ファースト」も行っているので、お子様から大人まで痛みの少なく効率的なマウスピース矯正「インビザライン矯正」を提供しています。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、矯正治療や治療に必要な料金に関する無料相談をお電話かホームページからweb予約で受け付けています。院長をはじめとしたインビザライン・システムに関する十分な知識と技術・経験を持っていると認められたインビザドクターが、事前に患者さんのお口の中の悩みや疑問をお聞きしながらカウンセリングしたのち、患者さんの状態を理解したうえで最適な治療計画をご提案します。サイトから来院予約は土日祝日でも24時間いつでも受け付けておりますので、ご興味のある方はぜひ気軽にアクセスしてご利用ください。 この記事を参考に、安心して通える歯科医院で痛くない歯科治療を体験していただければ幸いです。  

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歯科治療の「痛いイメージ」の原因は? みなさんの中で、歯医者さんでの治療は「痛い」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。 歯の治療は内科の治療のように薬などで治すのではなく、歯を削ったり歯を抜くなどの直接的な治療が多く、どうしても痛みや恐怖を伴いやすいことが多いです。 今回は、痛みなどの不安を取り除いて安心して歯科治療を受けられるための対策や対応、痛みの少ない最新の歯科治療に関してご紹介します。   痛みというのは、体の大事な危険信号です。痛みを感じる時というのは、体の内部に大きな異変が起きていたり、外からの衝撃などで傷ができたり注意すべきことが起きた時なのです。 また、治療のような体を治すための処置でも、体は危険だと感じてしまい痛みを伝達してしまいます。 子供のころから歯周病になっていると、大人になってから更に悪化してしまい将来的には抜歯をすることになって入れ歯になってしまうリスクもあります。 歯の構造について 歯は主に歯髄・象牙質・エナメル質で形成されています。 ここでは、それぞれの特徴について説明していきます。 ・歯髄(しずい)歯髄は「歯の神経」とも呼ばれ、歯が受けた刺激を感じる部位です。歯髄は象牙質やエナメル質を形成するための大切な役割を果たし、歯を形作るのに重要な器官です。 また、象牙質から刺激が伝わってきた時には、象牙質を治すための修復象牙質を算出したり、細菌感染などで炎症が起きた場合には、免疫反応を働かせるなど、歯を守るためにも重要な器官です。 ・象牙質(ぞうげしつ) 歯髄の外側を覆うようにある象牙質は、歯の大半を占めている部分で、上部はエナメル質に覆われて下の根元部分はセメント室に覆われています。 象牙質の中には刺激を感じる象牙細管が通っていて、これを通じて歯髄に痛みとして伝わります。また、象牙質は硬い組織ですが、弾力性がある為に外から強い衝撃を受けた場合にも割れにくいという特徴を持った構造になっています。 ・エナメル質 エナメル質は歯の一番表面の層で、非常に硬い組織です。その強固な性質で、噛む衝撃などから歯を守っています。しかし、エナメル質は酸に弱い性質を持っていて、むし歯の原因菌が歯垢などから作り出す酸で溶けてしまいます。また、レモンなどの酸の強い食物の酸でも溶けてしまうことがあります。その他にも、歯ブラシが当たるなどの強い刺激でもエナメル質は薄くなってしまいます。 エナメル質が溶けて薄くなってしまうと、刺激が象牙質に伝わるようになるので、むし歯や知覚過敏などで痛みの症状が出てしまいます。 歯の痛みの原因 歯科の治療で痛みを感じるのは、むし歯が進行してしまい歯を大きく削るような治療をする場合です。むし歯(う蝕)は、歯がむし歯の原因になる菌に侵されて、その菌が歯の内部に入り込んでいくことで進行してしまいます。 むし歯の原因菌や食物などから発生して酸がエナメル質を溶かして象牙質まで侵攻すると、象牙細菌を通り、歯髄に刺激が伝わります。そして歯髄がその刺激を受け取ると、危険信号として痛みを脳に伝達します。 歯が痛みを感じる状況とは ◎エナメル質から象牙質までむし歯が進行してしまった時 ◎歯の根元のエナメル質が酸や歯ブラシなどの刺激で薄くなってしまったり、歯周病で歯肉がひいて歯の根元が露出してしまい歯髄が冷たい水などの刺激を感じてしまった時(知覚過敏)など では、乳歯(子供の歯)の治療で歯の痛みを避けるためにはどのようにしたらいいのかをご案内します。 虫歯を予防する やはり重要なのは、むし歯をつくらないように予防することです。 むし歯を予防するのに重要なのは、「①歯に歯垢を残さない」「②歯の資質を強くする」ことです。 ①歯に食物残渣(しょくもつざんさ)や歯垢(しこう)を残さない 食べ物を口の中に入れると、前歯で咬みちぎったり奥歯の臼歯ですり潰しながら唾液と混ぜ合わせて食塊(しょっかい)を作って飲み込みます。その時にどうしても、食べかす(食物残渣)が口の中に残ってしまいます。 食べかすは食事の後に数時間かけて歯垢という細菌の塊を作ります。歯垢の中ではむし歯や歯周病の原因菌が増殖を繰り返して酸を作り出し、エナメル質を溶かしてしまいます。 食物残渣や歯垢は、ほとんどが歯磨きをすることで除去することができます。 この時に重要なのは歯磨きをする適切なタイミングと正しい歯ブラシの使用方法です。 食べ物は口に入って咬み砕かれるとすぐに酸を出し始めるので、食後はできるだけ早く歯を磨くといいでしょう。 また、細菌は寝ている間に口の中で増殖するので、就寝前と起床後には歯を磨くことをおすすめします。 歯の磨き方に関しては、小児歯科に定期的に通って歯科医師や歯科衛生士から自分の歯並びや口の中の環境に合った歯磨きの方法を指導してもらいましょう。 また、定期的に歯科医院で歯医者の先生や歯科衛生士さんにプロフェッショナルケアをしてもらうと、更に口の中の細菌や歯垢を歯科でクリーニングして取り除くことができます。 歯垢が石化して歯石になってしまうと、歯ブラシでは取り除けなくなってしまいます。 自分で歯石を無理に取り除こうとすると、歯肉などを傷つけてしまい痛みの原因になるので避けましょう。 歯石がついている場合は、歯科クリニックにある特殊な歯石除去装置や器具で除去します。 歯石は歯に付着してから時間が経過するにつれて硬くなり、付着した歯を酸で溶かしてしまいます。 そのため、あまり放置せずに早めに歯科医院で歯石を除去することが重要です。 小児歯科での定期メンテナンスでは、むし歯ができていないかの点検やむし歯を予防するために、患者さんに負担の少ない専門的な機械で歯を清掃して歯垢や歯石を取り除くためのプロフェッショナルケアを行います。 また、エナメル質を強くして歯が酸で溶けにくくするフッ素を歯科医院で塗ることで、虫歯になるのを防ぐのに効果的です。 虫歯を悪化させない どんなに気を付けていても、歯がむし歯になってしまうこともあります。 その場合は気づいたら放置せず、すぐに小児歯科や一般歯科医院に行きましょう。 まだ歯の痛みが出ていない小さなむし歯のうちに治療をすれば、治療での痛みもなく治すことができますし、その歯が再びむし歯になってしまうリスクも抑えることができます。 また、歯垢や歯石をプロフェッショナルケアで除去したり、エナメル質を強くして歯が酸で溶けにくくするフッ素を歯科医院で塗布することで、虫歯がひどくなるのを予防することができます。 乳歯のむし歯は生え変わりで抜けたら終わりではなく、奥までむし歯の原因菌が入り侵食すると、その後に生えてくる永久歯(大人の歯)にも影響が出てしまいます。 痛みを軽減する麻酔方法や治療方法 麻酔は歯茎に注射をすることで神経を麻痺させ、痛みを感じにくくする方法です。「麻酔=注射=怖い」という患者さんもいますが、実際は麻酔をする前に注射をする箇所にクリーム状の表面麻酔を塗って針の痛みを感じにくくしたり、先の細い注射針や伝道麻酔器を使って痛みを和らげたりと、様々な対策がされています。 小児歯科の場合は、麻酔の機械装置をみると恐怖心がでてしまうことがあるので、ドクターの判断で事前に患者さんには見せないようにしたり、音楽をかけるなどリラックスした環境で治療を行うなどの工夫がされています。 歯科治療に関しても、むし歯があまり奥まで進行していない状態であれば、歯の一部を削ってプラスチックを埋めたり、あまり歯を削らずにセメントを埋めるだけで治療を終えることが可能な場合もあります。また、最近ではセメントなどを埋める前にレーザーで歯面を消毒する治療法もあります。 痛くない歯科治療を受けたい場合には、できるだけむし歯を悪化させないことが非常に大事です。 安心して治療を受けられる小児歯科をみつける インターネットで検索するとたくさんの歯科クリニックが出てきます。その中から患者さんそれぞれに合った歯科医院をみつけるためには、来院前に治療内容や祝日などの診療時間などの情報を確認しておくのも大事な事です。 痛みは、緊張や不安など様々な理由から増幅することがあります。そのため、苦手な治療を避けて、できるだけリラックスして落ち着いた状態で治療をうけるのも、痛みを避けるためには有効な条件です。 そのためには、定期的に歯のメンテナンスで通える歯科医院をみつけて、信頼できる先生やスタッフのいる環境で治療を受けることも必要なポイントです。 また、むし歯の治療以外にも歯並びや顎の痛みなど、お口の健康に関する悩みや相談もすることができて、慣れた先生やスタッフに治療をしてもらえることも重要なポイントです。 愛知県名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、患者さんが安心して治療を受けることができるように、さまざまな取り組みを行っています。 歯科医院はJR駅から近くて徒歩で行くにも公共交通機関を利用していくにしても便利な場所のショッピングモール内にあり、オムツ交換などにも便利なユニバーサルトイレや大きな駐車場もあるので、お子さんと一緒に通院するのに非常に便利です。 また、待合室で子供さんが安心して遊べるキッズスペースを完備し、受付のスタッフが見守る中で、院内で安心して待ち時間を過ごすことができます。また、小児歯科治療に関する専門的な知識と技術を持ち経験豊富な院長をはじめとしたスタッフが、緊張や恐怖心を最小限にして、患者さんがリラックスして診察を受けることができる環境づくりに配慮し取り組んでいます。 歯科矯正治療に関しても、成長途中の子どもさんから始められるマウスピース矯正「インビザライン・ファースト」を、インビザラインに関する専門的な知識と技術や経験が認められたインビザドクターが行っています。 小児歯科や小児矯正治療内容や料金に関する無料カウンセリングも行っていますので、ぜひホームページからアクセスしてweb診療予約をご利用ください。  

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How to find us
 医院までのアクセス

Our clinic is easily accessed by public transport. Car parking can also be easily found. We are conveniently located in AEON mall Aratamabashi which is just a short walk from Aratamabashi subway station or Yobitsugi Meitetsu station.

プルチーノ歯科・矯正歯科は、イオンモール新瑞橋内にあるので、大型駐車場が完備されております。診療と合わせて、お買い物など、とても便利な立地です。また様々な交通機関を利用しての来院が可能です。

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