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名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では矯正(小児矯正)・インビザラインの矯正診療を行っております。

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プルチーノ歯科・矯正歯科

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BLOG

小児歯科のマウスピース矯正とは?種類やメリット・デメリット、気になる費用も解説!

25.05.08

カテゴリ:BLOG

  • 「マウスピース矯正」って、どんな治療?痛くない?
  • 人気の「プレオルソ」と「インビザライン・ファースト」って何が違うの?

 

お子さんの歯並びでお悩みではありませんか?

実は、子どもには成長期だからこそできる「矯正治療」があります。

プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児歯科では「プレオルソ」や「インビザライン・ファースト」といったマウスピースを使った小児矯正を行っております。

取り外して歯磨きができるので、矯正治療中に心配な虫歯や歯周病のリスクをグッと減らすことが可能です。

食事のときに装置を外せるので、矯正中も、お子さんが大好きな食事の時間を笑顔で過ごせます。

今回は、当院のマウスピースを使った小児矯正について詳しく解説します。

 

小児歯科のマウスピース矯正とは?

小児歯科のマウスピース矯正は、取り外し可能なマウスピースをお口に装着して、歯並びを整える治療法です。

ワイヤー矯正と違って目立ちにくいので、お子さんも抵抗感なく始めやすいのが特徴です。

大人の矯正で使われるマウスピース矯正は、歯を1本1本動かして歯並びを整えますが、お子さん向けのマウスピース矯正は少し違います。

小児歯科のマウスピース矯正は、成長期のお子さんの顎の骨の成長を促し、これから生えてくる永久歯が正しい場所に並ぶための土台作りを目的としている場合が多いです。

お子さん向けのマウスピース矯正には、既製品であるプレオルソと、お子さん一人ひとりの歯並びに合わせて作るオーダーメイドのインビザライン・ファーストがあります。

プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お子さんの歯並びの状態や、矯正の目的によって最適な矯正装置を選びます。

小児歯科のマウスピース矯正の開始時期は?

お口の中の状態はお子さんによって異なるため「何歳から」と一概には言えませんが、顎の成長が進む幼児期から矯正歯科医による定期的な経過観察を始めるのが理想的です。

7歳頃までを目安に一度、矯正歯科を受診し、パノラマX線写真による検査を受けられるのがおすすめです。

小児歯科のマウスピース矯正の種類

プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院で取り扱っている、小児歯科のマウスピース矯正の種類は以下のとおりです。

  • プレオルソ
  • インビザライン・ファースト

 

プレオルソ

マウスピース矯正「プレオルソ」は、6~11歳のお子さん向けの、取り外しができる矯正装置です。

歯並びをキレイにするだけでなく、お口周りの筋肉や舌の動きを整えることで、将来の歯並びが悪くなるのを防ぐ効果が期待できます。

プレオルソは家で寝ている間と、日中の指定された時間だけ装着します。

お子さんご自身で着脱できるので、普段の生活への負担が少ないのが特徴です。

顎の成長を助け、歯並びが悪くなる原因となる口呼吸や舌の癖、口周りの筋肉のアンバランスにも働きかけます。

ポカンと開いたお口や、歯ぎしりの改善にもつながります。

 

インビザライン・ファースト

プルチーノ歯科・矯正歯科名古屋院では「インビザライン」を使った、お子さん向けのマウスピース矯正装置「インビザライン・ファースト」を使った小児矯正を行っています。

プレオルソとは異なり、歯を直接動かしてキレイに並べるのが得意な装置です。

従来のワイヤー矯正とは違い、透明なマウスピース型なので、矯正していることがほとんどわかりません。

お子さんご自身で取り外しができるので、お食事や歯磨きも普段通りでき、運動時も安心です。

ワイヤー矯正に比べて、痛みが少なく、治療期間も短い傾向にあります。

インビザライン・ファーストは、永久歯が生えそろう前のお子さんでも始められるマウスピース矯正です。

成長期のお子さんの顎の成長を活かしながら、無理なく歯並びを整えられます。

もちろん、すべてのお子さんにインビザライン・ファーストが最適とは限りません。

プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お子さん一人ひとりの歯並びや顎の状態を丁寧に診断し、最適な治療方法をご提案いたします。

場合によっては、他の装置と組み合わせて治療を行う場合もあります。

インビザライン・ファーストのメリット・デメリット

 

■メリット

  • 見た目がほとんど気にならない
  • 歯を計画通りに動かしやすい
  • 食事や歯磨きのときは外せる

 

■デメリット

  • 1日20時間以上の装着時間を守る必要がある
  • 自分で管理する力が大切

 

小児歯科のマウスピース矯正の料金は?

小児歯科のマウスピース矯正の料金は、以下の3パターンに分かれます。

プレオルソ&部分ワイヤー治療による一期治療 550,000円(税抜:500,000円) 
(部分ワイヤー追加など追加装置代含む)
[期間:1.5年制約]
一期治療から二期治療(インビザライン)への移行 440,000円(税抜:400,000円) 
(二期治療 インビザライン に移行する場合)
[期間:3.5年制約]
インビザライン ファースト+インビザライン 二期治療 セット料金:880,000円(税抜:800,000円) 

 

一期治療を行わず、二期治療から開始する場合も、費用は一期治療から移行した場合と同様に、80万円~(税込88万円~)となります。

しかし、早期に治療を開始し、一期治療のみで理想的な歯並びが実現した場合は、40万円(税込44万円)と費用を抑えることが可能です。

二期治療へ移行することになった場合でも、一期治療で得られた効果は二期治療をスムーズに進める土台となり、決して無駄にはなりません。

むしろ、一期治療を行うことで二期治療の難易度を大きく下げられ、結果としてお子様の身体的・精神的な負担を軽減し、より良い矯正治療へとつながるため、早期の治療開始をおすすめしております。

 

一期治療 主に顎の骨の成長をコントロールし、早期に悪い歯並びや噛み合わせの問題の改善を目指す治療
二期治療 永久歯が生えそろった後に、歯並びを細かく整え、噛み合わせを完成させる治療

 

小児矯正は、お子さんのやる気を持続させることがポイントです

お子さんの矯正治療は、ご本人ではなく保護者のご希望から治療をスタートするのがほとんどです。

治療開始当初は、お子さんが矯正装置に戸惑いを感じ、装着を嫌がったり、無意識に外してしまったりすることもあるかもしれません。

矯正治療をスムーズに進め、より良い結果を得るためには、保護者の方のご理解とご協力が不可欠です。

お子さんを根気強く励ましたり、装置の装着をサポートしたりするなど、 お子さんが前向きに治療に取り組めるよう、温かく見守っていただけますと幸いです。

もし、お子様の非協力的な態度が続く場合には、ご遠慮なくご相談ください。

ご家庭と歯科医院が連携し、お子さんにとって最善の方法を一緒に考えていきましょう。

当院では、お子さんに少しでも快適に治療を受けていただくために、以下の取り組みを行っています。

 

キッズルームを完備

受付前には、お子さんが遊べるキッズスペースをご用意しております。

遊び場があることで、歯医者さんが「怖い場所」ではなく「楽しい場所」というイメージに変わるのが大きなメリットです。

待ち時間を楽しく過ごせることで、お子さんは退屈や不安から解放されます。

治療後にガチャガチャを1回サービス

 
 
 
 
 
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当院では、治療をがんばったお子さんにガチャガチャを1回サービスさせていただいております。

ガチャガチャの中身は、甘味料がキシリトールのグミです。

キシリトールは、虫歯を予防する効果がある他、1週間~1ヶ月摂取すると口腔内の虫歯菌数を減少させます。

よく噛むことで唾液がたっぷり分泌され、お口の中を清潔に保つ効果も期待できます。

「当たり」の場合は、グミが2つ入っているかもしれません。

お子さんのデンタルグッズも豊富に取りそろえています

 
 
 
 
 
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当院では、お子さんのデンタルグッズのお取り扱いがございます。

お子さんの年齢に合った歯ブラシや歯磨き粉をお選びいただくことが可能です。

まずは「無料矯正相談」でご相談ください

プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、矯正治療をご検討中の方向けに「無料矯正相談」を行っております。

インビザラインはもちろん、矯正歯科全般の知識・経験が豊富な「インビザライン矯正認定医」が担当させていただきますので、ご不安なことや疑問点は何なりとご相談ください。

「診察料」「カウンセリング料」「歯並びシミュレーション」のすべてが無料ですので、費用はかかりません。

歯並びシミュレーションでは、実際にお子さんが小児矯正を行った場合の最終的な歯並びを目で見てご確認いただけますので、モチベーションがアップする方が多いです。

お子さんの歯並びでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

ご予約はお電話または24時間Web予約にて承っております。

 

 

 

【日曜日・祝日・土曜日も診療】名古屋で小児歯科に対応!駅近くの歯医者

25.05.08

カテゴリ:BLOG

「平日は学校や仕事でなかなか時間がとれない」「家族の予定に合わせて通える歯医者がいい」——そんなご希望をお持ちの方にとって、日曜日や祝日、土曜日にも診療している歯科医院はとても心強い存在です。

 

とくに小児歯科をお探しの保護者さまにとっては、お子さまの治療が無理なく続けられるかどうかが重要なポイント。この記事では、名古屋市で日曜・祝日・土曜にも診療しており、小児歯科にも対応している「プルチーノ歯科・矯正歯科(イオンモール新瑞橋1階)」にをご紹介します。 アクセスの便利さや施設の特徴はもちろん、小児矯正や食育にも力を入れている点についてもご紹介します。

 

 

 

名古屋で「日曜日・祝日・土曜日」も診療している小児歯科を探すなら

 

通いやすさと信頼性、どちらも大切にしたいご家庭のために

名古屋市内で小児歯科を探している方にとって、通院のしやすさと専門的な治療体制の両方が整った医院を見つけるのは簡単ではないと感じていませんか。 その中でも、イオンモール新瑞橋の1階にある「プルチーノ歯科・矯正歯科」は、以下のような特徴を備えています。

▪土日祝も診療しており、平日に通えないご家庭にも配慮
▪名古屋市営地下鉄「新瑞橋駅」から徒歩圏内でアクセス良好
▪イオンモール内にあるため、治療の前後に買い物やお食事も可能
▪駐車場完備・バリアフリー対応でベビーカーも安心

 

こうした「生活の中に自然に組み込める歯医者さん」であることが、忙しい保護者の方やお子さまにも支持されている理由のひとつです。

 

小児歯科に“矯正歯科”と“こどもの食育”があるこだわりと安心感

成長に合わせた矯正と、管理栄養士によるサポート

お子さまの歯の健康を守るうえで、「虫歯の治療」だけでなく「歯並び」や「口腔機能の発達」にも目を向けることがとても重要です。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、小児矯正にも力を入れており、お子さまの成長段階に合わせた「小児育成矯正」を行っています。代表的な治療法には以下のようなものがあります。

▪プレオルソ(小児用マウスピース型矯正装置)
▪インビザライン・ファースト(取り外し可能な透明のマウスピース型矯正装置)

 

どちらも、痛みや見た目に配慮された設計で、お子さまにもやさしい矯正方法です。さらに、歯並びだけでなく、呼吸・発音・嚥下などにも関わる口腔機能の発達にもつながります。

 

また、当院には管理栄養士が在籍しており、矯正治療中の食事の悩みや、お子さまの発育に必要な栄養のことなどを相談できます。「やわらかい物ばかりになってしまう」「しっかり噛む力を育てたい」など、保護者さまが感じやすい不安にも丁寧に対応しています。

 

お子さま一人ひとりに合わせた、やさしく丁寧な診療が受けられるのも、当院ならではの強みです。

 

条件で選ばれる小児歯科デンタルクリニックの安心体制

通いやすさ・設備・診療内容…保護者目線の“条件”がそろった医院です 小児歯科を選ぶときに、多くの保護者の方が重視するのは「通いやすさ」や「診療の質」、そして「お子さまへの接し方」です。プルチーノ歯科・矯正歯科では、そうした条件面を満たす体制を整えています。

 

日曜・祝日・土曜も診療対応
平日が忙しいご家庭でも、週末に無理なく通うことができます。

駅近・イオンモール内でアクセス良好
名古屋市営地下鉄「新瑞橋駅」から徒歩約5分。雨の日も濡れずに通院しやすい環境です。

駐車場完備・バリアフリー対応
ベビーカーや車椅子をご利用の方も安心して来院できます。

待ち時間のストレスが少ない
商業施設内にあるため、診療までの時間も買い物や食事で有効に活用できます。

小児専門のスタッフが常駐
お子さまの気持ちに寄り添った診療を行い、無理なく通える環境をつくります。

 

これらの要素がそろっていることで、保護者の方からも「かかりつけにしたい」と選ばれている医院です。

 

気になることは何でも相談を。当医院の無料カウンセリングのご案内

お子さまの歯並びや矯正のこと、まずはお気軽にお話しください 「矯正が必要かどうかわからない」「今の歯並びで大丈夫?」「食事や歯磨きの指導もしてほしい」——そんな疑問やご不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

プルチーノ歯科・矯正歯科では、小児矯正のご相談をはじめ、管理栄養士による食育サポート、歯科医師による口腔の診査まで、無料カウンセリングで幅広く対応しています。

 

▪どんな装置を使うの?
▪治療の期間や費用は?
▪子どもが怖がらないか心配…

 

そうした気になる点にも、経験豊富なスタッフがやさしく丁寧にご案内いたします。 イオンモール内にあるため、お買い物やお食事のついでに気軽に立ち寄っていただけるのも大きな魅力です。 「まずは話を聞いてみたい」「すぐに治療しなくても大丈夫?」という方も、ぜひ一度無料相談をご利用ください。

 

子どもにはスモールステップで、安心の診療体験を

小児診療は「できることから少しずつ」が大切です

小さなお子さまが歯科医院に対して不安を感じるのは、自然なことです。だからこそ、当院では「スモールステップ」での診療を大切にしています。

 

▪子どもが怖がらないか心配…
▪最初はお口の中を見せるだけ
▪次は歯ブラシを入れてみるだけ
▪慣れてきたら道具を使って軽く歯を触ってみる

 

このように段階的に診療を進めることで、お子さまが「怖くない」「自分でもできる」と感じ、自信を持って通えるようになります。 スタッフ全員が、お子さまの表情や反応にしっかり目を配り、無理なく進められるよう配慮しています。また、診療の前後には「今日がんばれたこと」をしっかり共有し、ご家族と一緒に喜びを積み重ねていきます。

 

この丁寧なステップとコミュニケーションこそが、「また来たい!」という気持ちにつながり、予防や矯正の治療をスムーズに進める土台にもなります。

 

情報まとめ|ご家族の通いやすさと、お子さまの成長を支える医院を選ぶなら

名古屋市で小児歯科をお探しの方にとって、日曜・祝日・土曜も診療している、駅近で買い物も便利な「プルチーノ歯科・矯正歯科」は、かかりつけとして選ぶ価値のある歯医者です。

 

矯正の専門性、管理栄養士による食育サポート、通いやすい環境、そして何よりもお子さまとご家族に寄り添う姿勢が、安心と信頼につながっています。 ぜひこの機会に、お子さまの歯やお口について、気になることをご相談ください。矯正治療の無料相談を実施しています。

 

特集|検索してみて!当院のドクターやスタッフの雰囲気や特徴がわかるコンテンツ一覧

SNSでも医院の雰囲気をご覧いただけます 「初めて行く医院ってどんな雰囲気?」「先生やスタッフはどんな人たち?」そんな不安や疑問がある方は、ぜひ当院のSNSをご覧ください。

 

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当院での診療風景や、スタッフとのふれあい、季節ごとのイベントなど、お子さまがリラックスして過ごせるような医院の工夫を発信しています。

 

実際に「ここならうちの子も行けそう」「楽しそうな雰囲気で安心した」といった声をいただくことも多く、医院選びの参考として役立てていただけます。 通院を検討されている方は、ぜひSNSもご覧になってみてください。急な症状で専門医にかかりたければ、エリアを気にせず、お問い合わせください。電話による受付も行っています。医師による診断で安心しましょう。

 

当クリニックの「小児育成矯正」について詳しくはこちら>

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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。

名古屋市で近くておすすめの小児歯科|管理栄養士がいるこども矯正歯科クリニック

25.05.08

カテゴリ:BLOG

「子どもの歯並び、今のままで大丈夫かな?」「近くに小児矯正も対応している歯科医院ってあるの?」——そんなお気持ちを抱える保護者の方はたくさんいらっしゃいます。 この記事では、名古屋市で小児歯科をお探しの方に向けて、歯科選びのポイントや、矯正にも対応しているクリニックがなぜおすすめなのかを、やさしくお伝えしていきます。

 

さらに、矯正歯科専門クリニックとして実績のある「プルチーノ歯科・矯正歯科(イオンモール新瑞橋1階)」についてもご紹介します。 小児育成矯正や、管理栄養士による食育の取り組みなど、予防を大切にした当院の姿勢を通して、お子さまの未来の健康と笑顔を守るためのヒントをお届けします。

 

 

 

特徴|歯並び矯正や管理栄養士による食育サポートまで充実した小児歯科

小児歯科を選ぶ際には、虫歯の治療ができるだけでなく、将来の歯並びやお口全体の健康まで考えてくれる医院かどうかが大切です。 たとえば、こどもの成長に合わせて矯正を行える体制や、日々の食事や生活習慣にも配慮してくれる体制があると、より安心して通院できます。

 

実は、矯正歯科の専門性を持ち、さらに管理栄養士が在籍している小児歯科はまだそれほど<多くありません。どちらか一方の取り組みでも十分意義はありますが、両方を兼ね備えている歯科医院では、歯科医療と生活習慣の両面からお子さまの健やかな発育を支えることができます。

 

当院でも、歯科医師と矯正治療を専門とする歯科医師、管理栄養士が連携し、それぞれの専門性を活かした診療を行っています。 「大切な成長期だからこそ、無理なく・楽しく通える場所であってほしい」——そんな思いに寄り添いながら、お子さまと保護者の方をサポートしています。

 

成長を見守る小児歯科と矯正歯科医院が連携した診療

お子さまの歯科治療では、虫歯や歯ぐきのトラブルだけでなく、「歯並び」や「噛み合わせ」の予防も大切なテーマです。小さなうちからお口全体を整えることで、健やかな成長をサポートできます。

 

⬛小児期から矯正歯科が関わると良い理由

成長に合わせたタイミングで治療を始められる
小児矯正では、お子さまの成長段階を見ながら最適な時期を見極めて治療を進めることができます。骨の柔軟性を活かした治療が可能なため、より自然にきれいな歯並びに導くことができるのです。

歯やあごのバランスを整えることで、抜歯を避けられることも
小児期にあごの成長のコントロールを図りスペースを確保することで、将来的に歯を抜かずに済む可能性が高まります。大人の矯正よりも身体にやさしい治療が期待できます。

口呼吸や舌のクセなどを早めに見つけてサポートできる
呼吸や舌の動きといったクセは歯並びに影響します。早期に気づいてサポートすることで、原因から予防できることが大きなメリットです。

 

当院では、矯正の専門医が常に在籍しており、お子さま一人ひとりの成長や性格に合わせたスモールステップでの治療をご提案しています。 急がず、焦らず、お子さまの気持ちを大切にしながら進めることがポイントです。

 

子供の口元だけではなく全身の健康にもつながる治療「予防矯正」の考え方

「歯並びが悪くなってから矯正する」のではなく、「歯並びが悪くならないように育てていく」——これが、当院が大切にしている“予防矯正(小児育成矯正)”の考え方です。

 

⬛小児育成矯正とは?

あごの成長を助け、歯がきれいに並ぶスペースを作る
成長期の発達を活かしながら無理なくスペースを確保することで、自然にきれいな歯並びへ導くことができます。

口のまわりの筋肉や舌の動きを整えて、歯並びの原因からアプローチ
噛む・飲み込む・話すといった日常動作を正しく導くことで、歯並びに影響を与える力のバランスを整えます。

口呼吸を改善し、正しい呼吸の習慣を身につけるお手伝い
鼻呼吸が定着すると、歯並びだけでなく、集中力や免疫機能の向上にも良い影響が期待できます。

 

当院では「プレオルソ」や「インビザライン・ファースト」といった取り外しができるマウスピース型の装置を取り扱っており、子供にもやさしい設計です。

 

⬛全身の健康にもつながる予防矯正のメリット

予防矯正は、単に歯並びを整えるだけでなく、身体全体の健康を支える役割も担っています。

鼻呼吸の定着で、酸素をしっかり取り込めるようになる
口呼吸が改善されることで、睡眠の質が向上し、集中力や体力の維持にもつながります。

よく噛めることで、集中力の向上にもつながる
しっかりと噛むことは脳の働きを活性化させ、学習や日常生活での集中力を高めることがわかっています。食べる力が育つことは、心と体の成長に良い影響を与えます。

噛む・話す・呼吸など、日常動作の質が上がる
お口のまわりの筋肉バランスが整うことで、これらの動作がスムーズになり、発育にも良い影響を与えます。

成長期の免疫機能の安定にもつながる
正しい呼吸と食べ方が身につくことで、体の内側から健康を保つ基盤が育ちます。

 

このように、予防矯正は「歯並び」だけでなく、お子さまの成長全体を支える大切な治療といえるのです。 こうした土台を育てていくことが、小児育成矯正の大きな目的のひとつです。といった取り外しができるマウスピース型の装置を取り扱っており、お子さまにもやさしい設計です。

 

はじめての歯科医院はアクセスしやすくて安心できる場所で

信頼できるスタッフがいる小児歯科とは、治療だけではなく「お子さまの未来まで考えてくれる場所」です。大人とは違う子どもの気持ちやペースを大切にすることが、安心して通える医院につながります。

 

⬛おすすめの小児歯科医院のポイント

▪こわがらせず、楽しく通えるように工夫している
▪お子さまの成長を見ながら、先のことまで考えてくれる
▪やさしく丁寧に声かけしてくれるスタッフがいる
▪保護者の方へも分かりやすい説明をしてくれる

 

当院では「また来たい」と思ってもらえるような歯科医院を目指して、スタッフみんなでお子さまに寄り添っています。

 

成長に寄り添う当矯正専門クリニックの取り組み

名古屋市エリアで、小児歯科と矯正のどちらも安心して相談できる場所として、「プルチーノ歯科・矯正歯科」は多くのご家族に選ばれています。イオンモール新瑞橋の1階にあり、お買い物の前後に立ち寄りやすいことも魅力です。

 

当院の特徴
▪矯正歯科専門クリニックとして全国に4医院を展開
▪小児育成矯正、インビザライン・ファースト、プレオルソなど幅広い治療メニュー
▪管理栄養士による食育指導で、身体の内側から健康をサポート
▪iTero element 5Dによる歯型の3Dスキャンで、負担が少ない診療体験
▪虫歯予防を考えた診療や、安心して使えるデンタルローンプラン

 

特に管理栄養士が在籍している小児歯科であることは、お子さまの矯正治療にとって大きなメリットです。たとえば、硬いものが噛みにくい時期でも栄養がきちんと取れるようにアドバイスしたり、食べる力を育てる工夫をお伝えしたりと、「食べる」ことからも健康な口元づくりを支えています

 

「人生のターニングポイントとなる歯科へ」というテーマのもと、歯科医師・歯科衛生士・管理栄養士・受付スタッフが一丸となって、お子さまとご家族をサポートしています。 矯正治療の無料相談を、ぜひご利用ください。

当クリニックの「小児育成矯正」について詳しくはこちら>

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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。

小児の虫歯治療、放置は絶対ダメ|小児歯科での治療と予防法を紹介!何歳から治療を受けられるの?

25.05.08

カテゴリ:BLOG

「乳歯はどうせ抜けるから、虫歯は放置しても大丈夫」と考えていませんか? 乳歯の虫歯を甘く見ていると、後から生えてくる永久歯の形や色が変わったり、将来の歯並びが悪くなったりする可能性があります。 この記事では、プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院が乳歯の虫歯治療が重要な理由と治療法について詳しく解説します。 お子さんの健やかな口内環境を守るために、正しい知識を身に付けましょう。

 

子どもの虫歯は何歳から?

お子さんが色々なものを食べられるようになる1~2歳くらいになると、虫歯のリスクも少しずつ上がってきます。 特に、上の前歯の表面や、歯と歯の間に虫歯ができやすいため、注意してください。 1歳を過ぎたら、毎日歯みがきをする習慣をつけ始めましょう。 甘いお菓子やジュースをあげる時間や量も、少し気にしてあげてください。 お子さんが1人ですみずみまで歯を磨くのは難しいため、保護者の方が最後にチェック&仕上げ磨きをしてあげるのが大切になります。

子どもの虫歯治療は何歳から?

お子さんが虫歯治療を始める時期は、成長によってさまざまです。 1つの目安として、多くの場合、4~5歳を迎える頃には、治療に必要な「歯科医師の話を聞く力」や「しばらく口を開けている持久力」が育ってくるため、治療を受け入れやすくなります。 早いお子さんでは、3歳頃から治療を開始できるケースもあります。

子どもの虫歯の特徴

子どもの虫歯の特徴は以下のとおりです。

  • 虫歯の進行が早い
  • 虫歯だと気が付きにくい
  • 年齢によって、虫歯のできやすい場所は異なる

 

虫歯の進行が早い

乳歯は、永久歯に比べて、表面のエナメル質や中の象牙質が薄くて柔らかいのが特徴です。 そのため、1度虫歯になると進行が速く、気づいたときには大きく広がっている場合があります。

虫歯だと気が付きにくい

乳歯の虫歯は、永久歯の虫歯と違って、初期の段階では痛みを感じにくいのが特徴です。 子どもが「痛い」と言い出す頃には、虫歯が神経の近くまで進んでいる場合もあります。 「しみる」「食べかすが詰まる」といったサインを見逃さないようにしましょう。 また、永久歯の虫歯は茶色や黒色で比較的発見しやすいのに対し、乳歯の虫歯は初期に白っぽい色をしていることが多く、見た目だけでは見過ごされがちです。 気づきにくさが対応を遅らせる原因にもなるため、注意深く観察することが大切です。

年齢によって、虫歯のできやすい場所は異なる

子どもの歯は、成長と共に生え方や食べ物が変わるため、虫歯になりやすい「要注意スポット」も年齢によって変化します。 さまざまなものを食べ始める1歳半〜2歳頃に特に注意したいのは、上の前歯、特に歯と歯ぐきの境目あたりです。 まだ哺乳瓶を使っていたり、甘い飲み物を口にする機会があったり、歯みがきを嫌がったりすることが原因で、汚れがたまりやすいためです。 奥歯が生えてきて、しっかり噛めるようになる2〜3歳頃は、奥歯の噛む面にあるデコボコした溝が虫歯の危険ゾーンになります。 奥歯の噛む面にある溝は複雑な形をしているため、食べかすが残りやすく、歯ブラシだけではきれいに磨きにくいのが特徴です。 乳歯がすべて生えそろう3歳以降になると、歯と歯が隣り合っているすき間、特に奥歯同士の間にも虫歯ができやすくなります。 ここは歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れがたまりがちな場所です。フロスを使ったケアも重要になってきます。 このように、お子さんの年齢や歯の生え具合によって、虫歯になりやすい場所は変わっていきます。 それぞれの時期の「要注意スポット」を意識して、歯みがきや仕上げ磨きの方法を工夫したり、定期的に歯科医院でプロのチェックを受けたりすることが、お子さんの大切な歯を虫歯から守る鍵となります。

子どもの虫歯は早期治療が重要です

乳歯のむし歯は、永久歯に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。 乳歯の下で、永久歯は少しずつ成長して生え変わる準備をしています。 乳歯が虫歯になると、生えてくる永久歯も虫歯になりやすいです。 乳歯の虫歯が進行して、歯の根に膿ができると、乳歯の下にある永久歯を溶かしてしまうこともあります。

乳歯の虫歯は歯並びにも影響を与えます

乳歯の虫歯は、歯並びにも影響を与える場合があります。 乳歯が虫歯になり、本来の生え変わりの時期よりも早く抜いてしまうと、すぐに永久歯は生えてきません。 永久歯が生えてくるまでに、周りの歯が少しずつ移動して、永久歯が生えるスペースが狭くなる恐れがあります。 その結果、将来の歯並びが悪くなるのです。 歯並びに関しては、小児矯正を行う方法もあります。 小児矯正を行うと、食べかすが残りにくくなり、歯ブラシが隅々まで届くことで、プラークを落としやすくなる効果も期待できます。

子どもの歯の治療方法

お子さんの虫歯治療は、進み具合によってアプローチが変わってきます。 ごく初期の虫歯なら、歯を強くするフッ素を塗ったり、奥歯の溝を埋めて虫歯を予防するシーラントといった処置で対応できることがあります。 虫歯がもう少し進んで、歯に穴が開き始めた段階(専門的にはC0〜C2と呼ばれます)になると、虫歯の部分を削り取って、詰め物で修復する治療が必要になります。 さらに虫歯が深くまで進行し、神経にまで達してしまった状態(C3〜C4)では、お子さんはもうズキズキとした強い痛みを感じていることがほとんどです。 こうなると、歯の神経(根っこ)の治療が必要となり、より大掛かりな処置になります。

子どもの虫歯の予防方法

乳歯は永久歯よりも虫歯になりやすく、進行も早いため、当院では「虫歯にならないための予防」に力を入れております。 歯質を強化する「フッ素塗布」と、虫歯になりやすい奥歯の溝を保護する「シーラント」という、2つの効果的な予防方法をご提供しています。

ご自宅でのケア

 
 
 
 
 
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歯ブラシの持ち方は、鉛筆持ちが基本です。 毛先が広がらない程度の軽い力で磨く練習をしましょう。 歯の噛む面や側面を磨く際は、歯ブラシを直角に当てて、1~2本ずつ磨けるよう小刻みに動かしましょう。 前歯の裏側などは、歯ブラシを縦に当てて、同様に小刻みに磨いてください。 できれば歯間ブラシやフロスも活用して、歯と歯の隙間のお手入れも心がけましょう。 まだ1人では上手に磨けないため、10歳ぐらいまでは、保護者の方が必ず仕上げ磨きを行うようにしてください。

フッ素塗布

フッ素塗布で、歯の表面のエナメル質にフッ素が取り込まれると、虫歯菌が出す酸に溶けにくい、虫歯に負けない強い歯になります。 特に、生えたての弱い歯に効果的です。 また、歯は、食事のたびに酸によってわずかに溶け(脱灰)、唾液の力で修復(再石灰化)を繰り返しています。 フッ素は、修復(再石灰化)の働きを助けてくれるので、ごく初期の虫歯であれば、進行を抑えたり、元に戻したりする効果が期待できます。 フッ素は、虫歯の原因となる虫歯菌が酸を作り出す働きを弱めるのにも効果的です。 歯が生え始めた生後6ヶ月頃から、歯科医院で定期的にフッ素を塗るのがおすすめです。 3ヶ月に1回程度の塗布が、効果を持続させる目安です。 市販の歯磨き粉にもフッ素は含まれていますが、歯科医院で使うフッ素は濃度が高く、より効果的に歯を強くできます。

シーラント

シーラントとは、奥歯の噛む面にある溝を、フッ素成分が配合された安全な歯科用樹脂(レジン)で予防的に埋める処置です。 奥歯の噛む面にある溝は、形状が複雑で汚れが溜まりやすく、歯ブラシも届きにくいため、虫歯になりやすい箇所です。 特に、生えたばかりの永久歯(第一大臼歯から第二大臼歯)は、歯質がまだ弱く、溝も深くて複雑なため、虫歯になりやすい状態にあります。 シーラントで奥歯の溝を物理的に塞ぐことで、食べかすや汚れの付着を防ぎ、虫歯を効果的に予防することが可能です。 使用する材料は虫歯治療時の詰め物と同じもので、人体への安全性も確認されています。 当院では、乳歯の奥歯が生えてくる3~4歳頃、永久歯の奥歯(6歳臼歯など)が生えてくる5~6歳頃に、シーラント処置を受けることをおすすめしています。 お子さんの歯の健康維持のために、ぜひご検討ください。

定期健診

定期的に歯科医院に通院し、歯石取りなどの専門的なクリーニングを受けましょう。 虫歯の有無を確認し、早期発見・早期治療を心がけることも大事です。

まとめ

「乳歯はいずれ抜けるから虫歯は放置しても大丈夫」という考えは大きな誤解です。 乳歯の虫歯は、永久歯に比べてエナメル質などが弱いため進行が早く、初期には痛みを感じにくいため発見が遅れがちです。 乳歯の虫歯を放置すると、後から生えてくる永久歯の質や形、色に悪影響を与える可能性があります。 虫歯菌を引き継いでしまったり、早期に抜けることで将来の歯並びが乱れる原因になる恐れもあります。 虫歯のできやすい場所は、1歳頃の上の前歯から始まり、奥歯が生える2歳頃には噛む面の溝、3歳以降は歯と歯の間へと、年齢によって変化します。 治療は、多くのお子さんが協力できるようになる4~5歳頃から可能になる場合が多いです。 進行度に応じて、フッ素塗布やシーラント、詰め物、神経治療などを行います。 しかし、最も重要なのは治療ではなく予防です。 毎日の丁寧な歯磨きと、10歳頃までの保護者による仕上げ磨きは欠かせません。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、極力削らないように診療しています。定期的なフッ素塗布や、奥歯の溝を保護するシーラント、専門的なクリーニングと検診を行い、お子さんの歯の健康をサポートしています。 子どもの歯の健康についてお悩みの方は、当医院のスタッフにお気軽にご相談ください。予約も受付中です。お待ちしています。

子どもの虫歯を削らない歯医者!名古屋の小児歯科の「削らない治療法」と虫歯の「予防法」を紹介

25.05.08

カテゴリ:BLOG

「子どもの虫歯が見つかったけれど、あのキーンという音や痛みを思うと、歯医者さんに連れて行くのが憂鬱」

「できるだけ歯を削らずに、将来も健康な歯でいてほしい」

子どもが歯科医院への受診を嫌がる主な理由として、治療の際のドリルの音や、歯を削る際の不快感などが挙げられます。

保護者の方にとっても、無理強いはできず、どのように対応すべきか悩ましい問題です。

この記事では、小児歯科で行われる「削らない・削る量が少ない」治療法について解説します。

記事を読めば、削らない治療法や虫歯の予防法がわかり、大切なお子さんの歯を守るためのヒントを見つけることが可能です。

 

なぜ「削らない虫歯治療」が選ばれるの?

近年、「削らない虫歯治療」への関心が高まっている背景には、保護者の方のさまざまな想いがあります。

子どもの恐怖心を和らげたい

多くのお子さんにとって、歯医者さんは「怖い場所」というイメージがあります。

ドリルの音や振動、治療中の痛みや不快感が、強い恐怖心やトラウマにつながる場合も少なくありません。

「できることなら、怖い思いをさせずに治療してあげたい」といった親心から、痛みが少なく、ドリルの使用を最小限に抑える「削らない治療」が求められています。

大切な歯をできるだけ残したい!歯の保存への意識

歯は、1度削ってしまうと2度と元には戻りません。

たとえ乳歯であっても「できるだけ削らずに、自分の歯を長く健康に保ってほしい」と願うのは自然なことです。

MI治療(Minimal Intervention:最小限の侵襲)の考え方や、歯質を強化するフッ素塗布、虫歯になる前に溝を塞ぐシーラントといった予防処置への関心も高まっています。

乳歯の虫歯も油断できない!永久歯への影響を心配

「乳歯はどうせ生え変わるから、少しの虫歯なら大丈夫」と思っていませんか?

実は、乳歯の虫歯を放置すると、後から生えてくる永久歯の質が悪くなったり(形成不全)、歯並びが悪くなったりするリスクがあります。

また、口の中の虫歯菌が多い状態が続くと、新しく生えてきた永久歯もすぐに虫歯になってしまう可能性があります。

乳歯の健康が永久歯の土台を作るという認識から、早い段階での適切な対応、例えば進行止めや初期治療への関心が高まっているのが現状です。

小児歯科の「削らない」「削る量が少ない」虫歯治療法を紹介

小児歯科で行われる、代表的な「削らない」「削る量が少ない」治療法をいくつかご紹介します。

ただし、どの治療法が適しているかは、虫歯の大きさや深さ、場所、お子さんの年齢や協力度によって異なります。必ず歯科医師の診断を受け、相談の上で決定しましょう。

虫歯を柔らかくする【カリソルブ】とは?

カリソルブとは、虫歯になってしまった部分だけに作用する特殊なお薬を使って、虫歯を柔らかく溶かす方法です。

ドリルで削るのではなく、柔らかくなった虫歯を専用の器具でやさしく取り除くのが特徴です。

カリソルブの大きな魅力は、健康な歯を削る量を最小限にできることです。

大切な歯をできるだけ多く残せる可能性があります。

また、ドリルをほとんど使わないため、独特の音や振動、そして治療に伴う痛みを大幅に軽減できます。

痛みが少ないことから、麻酔を使わずに済んだり、使うとしても少量で済んだりするのも嬉しいポイントです。

ただし、カリソルブは万能ではありません。

虫歯がとても深かったり、神経に近い場合など、状態によってはお使いいただけない場合もあります。

また、手作業で慎重に進めるため、通常の治療よりも少し時間がかかる場合があります。

加えて、多くの場合、保険が適用されない自費診療となる点もご理解ください。

虫歯の進行をストップ!【サホライド(進行抑制剤)】

サホライドは、「フッ化ジアンミン銀」という成分を含んだ薬剤で、虫歯の進行を抑制する効果があります。

歯を削らずに、虫歯の部分に塗るだけの簡単な処置です。

サホライドの大きなメリットは、治療が簡単なことです。

歯磨きができれば小さなお子さんでも受けられ、短時間で終わり、痛みも全くありません。

虫歯がそれ以上ひどくなるのを防ぐ効果が期待でき、初期の虫歯などでは保険が適用される場合もあります。

ただし、サホライドを塗った部分は黒く変色してしまいます。

また、虫歯そのものを治すのではなく、あくまで進行を抑えるための処置であり、効果を持続させるために定期的に塗り直す必要がある場合もあります。

このため、サホライドは主に乳歯の虫歯や、治療が難しいお子さん、あるいは奥歯などあまり目立たない部分の初期虫歯に対して使われることが多いです。

見た目が気になる前歯への使用は、黒くなることを考慮して慎重に判断する必要があります。

初期虫歯に有効!【フッ素塗布】と【シーラント】

 

 
 
 
 
 
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「フッ素塗布」と「シーラント」は厳密には「治療」というより「予防」や「初期対応」ですが、「削らない」といった観点から重要です。

フッ素塗布は、歯の表面にあるエナメル質を強化し、酸に溶けにくい丈夫な歯質を作る働きがあります。

虫歯になりかけのごく初期の状態(脱灰)であれば、歯の自然な修復力(再石灰化)を助ける効果も期待できます。

歯科医院で定期的に高濃度のフッ素を塗ることはもちろん、ご家庭でもフッ素入りの歯磨き粉を使うことで、日常的に歯を強くすることができます。

一方シーラントは、特に虫歯になりやすい奥歯の複雑な溝をターゲットにした予防法です。

奥歯の溝に「レジン」という白いプラスチックを流し込んで埋めることで、食べかすや歯垢が入り込むのを防ぎ、虫歯菌の温床となるのをブロックします。

生えたばかりの永久歯(6歳臼歯など)は溝が深く虫歯になりやすいため、シーラントは大変効果的です。

シーラントは日常生活で剥がれてしまうこともあるため、定期的に歯科医院でチェックすることが大切です。

そもそも虫歯にさせない!今日からできる予防ケア

どんなに優れた治療法があっても、虫歯にならないことに勝るものはありません。

「削らない」ための最善の方法は、虫歯を予防することです。

今日からできる予防ケアを見直しましょう。

毎日の歯磨きを見直そう

虫歯予防の基本は、毎日の丁寧な歯磨きです。

お子さんの年齢に合った歯ブラシを選び、虫歯予防効果のあるフッ素入り歯磨き粉を使って、1本1本意識しながら磨くことが大切です。

特に、1日の汚れをリセットする寝る前の歯磨きは欠かせません。

小さなお子さんだけでなく、小学校中学年くらいまでは、まだ自分だけでは十分に磨ききれないことが多いため、保護者の方が必ず仕上げ磨きをしてあげてください。

磨き残しやすい奥歯や歯と歯の間、歯と歯茎の境目を特に意識してチェックしましょう。

歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスや歯間ブラシを使う習慣をつけることで、より効果的に虫歯を予防できます。

おやつ・食事のルールを決める

お口の健康を守るためには、食事やおやつの摂り方も非常に重要です。

時間を決めずにダラダラと食べたり飲んだりしていると、お口の中が酸性の状態が長く続き、歯が溶けやすくなって虫歯のリスクが高まります。

おやつやジュースを与える際は、時間をしっかりと決めることが大切です。

おやつの内容にも気を配りましょう。

糖分の多いお菓子や甘い飲み物はできるだけ控え、栄養も摂れる果物やイモ類、チーズなどを選ぶのがおすすめです。

普段の水分補給も注意が必要です。

スポーツドリンクや乳酸菌飲料は意外と糖分が多いので、日常的にはお水やお茶を選ぶように心がけ、お口の中を健康な状態に保ちましょう。

定期検診でプロのチェック&ケアを受ける

 

 
 
 
 
 
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毎日のセルフケアに加えて、歯科医院での定期検診とプロのケアを受けることは、虫歯予防に不可欠です。

特に痛みなどの自覚症状がなくても、3ヶ月から半年に一度は定期検診を受けましょう。

専門家の目で確認することで、自分では気づかないごく初期の虫歯を発見でき、削らずにフッ素塗布や経過観察で対応できる可能性が高まります。

また、普段の歯磨きでは落としきれない歯垢や歯石を、専用の機器を使ってきれいに取り除くプロのクリーニング(PMTC)も受けられます。

当院では、パウダーを使うことで、歯や歯茎、被せ物などを傷つけることなくクリーニングできる「エアフロー」も行っていますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

さらに、フッ素塗布やシーラントといった予防処置を定期的に行うことで、虫歯になりにくい強い歯を作ることができます。

お子さんの成長や歯並びに合わせた効果的な歯磨き方法の指導も受けられます。

お子さんの「削らない治療」「予防」なら、プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院へ

 
 
 
 
 
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子どもの虫歯に対する「削らない治療」や「予防ケア」の重要性について解説しました。

名古屋市南区のイオンモール新瑞橋1階にある「プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院」では、お子さんの歯を大切にする治療と予防に力を入れています。

お子さんのペースに合わせた治療

当院では、決して無理やり治療を進めることはありません。

お子さんの気持ちに寄り添い、まずは慣れてもらうところからスタートします。

疲れたら、治療を中断・休憩することも可能です。

お子さん一人ひとりのリスクに合わせた治療

当院では、以下のお子さん一人ひとりのリスクに合わせた治療を行っています。

  • 歯を削らずに虫歯の進行を抑えるサホライド塗布
  • 虫歯になりやすい奥歯の溝を埋めるシーラント
  • 歯質を強化するフッ素塗布

 

キッズルームやガチャガチャを用意

「歯医者さんは怖いところ」そんなイメージを少しでも和らげられるよう、院内にはお子さんが楽しく過ごせるキッズルームを完備。

さらに、治療を頑張ったご褒美に、ガチャガチャを1回サービスしており、多くのお子さんに「また来たい!」と喜んでいただいております。

音や痛みに配慮した治療

 

 
 
 
 
 
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麻酔の針が苦手な方、怖い方は、大人の方もお子さんも多くいらっしゃいます。

当院の歯科治療では、針の麻酔を行う前に必ず表面麻酔といって、塗るタイプの麻酔を塗らせていただいております。

表面麻酔を塗布することによって、針のチクッとした痛みを軽減することが可能です。

削りたくないお子さんの虫歯治療|当院の小児歯科にご相談ください

プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児歯科では、お子さん一人ひとりのペースを尊重し、「できるだけ歯を削らない、負担の少ない治療」を心がけています。 また、キッズスペースや治療後のガチャガチャをご用意し、お子さんがリラックスして通える環境づくりにも努めています。

当院は土曜日・日曜日・祝日も午前・午後ともに診療を行っておりますので、平日お忙しい方にも通いやすい環境です。 お子さんのお口のことで気になる点がございましたら、どうぞお気軽にご来院ください。

 

 

 

 

 

How to find us
 医院までのアクセス

Our clinic is easily accessed by public transport. Car parking can also be easily found. We are conveniently located in AEON mall Aratamabashi which is just a short walk from Aratamabashi subway station or Yobitsugi Meitetsu station.

プルチーノ歯科・矯正歯科は、イオンモール新瑞橋内にあるので、大型駐車場が完備されております。診療と合わせて、お買い物など、とても便利な立地です。また様々な交通機関を利用しての来院が可能です。

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