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お子さんの初めての歯科治療で、保護者の方は「うちの子はちゃんと治療を受けられるだろうか」「痛くないかな、怖くないかな」など、さまざまな不安を感じると思います。 そのような中で「レストレーナー」という言葉を耳にしたり、実際に使用を提案されたりすることがあるかもしれません。 レストレーナーと聞くと、なんだか少し怖いイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、お子さんの安全を守り、必要な治療を確実に行うために、やむを得ず検討される医療用の補助具の一つです。 この記事では、小児歯科で使われるレストレーナーとは何か、なぜ使用が検討されるのか、安全性やメリットなどを、保護者の方の疑問や不安に寄り添いながらわかりやすく解説します。 Contents1 2 2.1 治療中のお子さんの動きによる事故を防ぐ2.2 治療が難しいお子さんへの対応2.3 安全かつ確実な治療の実現3 3.1 使用前の歯科医師からの十分な説明と同意の重要性(インフォームド・コンセント)3.2 歯科医院ごとの使用方針と判断基準3.3 お子さんの精神的負担を最小限にするための配慮4 5 レストレーナーとは、小児歯科治療において、お子さんの身体の動きを優しく抑制し、安全な治療環境を確保するために使用される「身体固定具」の一種です。 ネット状の布や柔らかいベルトなどでできており、お子さんの身体を治療ユニット(診療台)に優しく包み込むようにして固定します。 「固定具」と聞くと少し抵抗を感じるかもしれませんが、治療中にお子さんが不意に動いてしまうことで、鋭利な歯科用器具で口の中を傷つけたり、転倒したりする危険からお子さんを守るためのものです。 また、歯科医師やスタッフが安全に治療に集中するためにも重要な役割を果たします。 レストレーナーは、お子さんにとってストレスの少ない素材や形状が工夫されており、あくまで「治療を安全かつスムーズに進めるための補助器具」として、細心の注意を払って使用されます。 レストレーナーを使用する具体的なケースとメリットについて解説します。 治療中のお子さんの動きによる事故を防ぐ レストレーナーの最も重要な使用目的は、治療中のお子さんの動きによる事故を防ぐことです。 例えば、 といった事故のリスクが考えられます。 レストレーナーを使用することで、これらのリスクを大幅に軽減し、お子さんも医療スタッフも安全な環境で治療に臨めます。 治療が難しいお子さんへの対応 言葉でのコミュニケーションがまだ難しい年齢のお子さんや、歯科治療に対する恐怖心が非常に強いお子さん、あるいは発達上の特性により、じっと座っていることや指示に従うことが難しいお子さんの場合、安全に治療を行うことが困難な場合があります。 具体的には、 といった状況です。 このような場合、レストレーナーを使用することで、身体の動きを最小限に抑え、必要な歯科治療(例えば、痛みを伴う虫歯の治療や、放置するとさらに悪化するような状態の治療)を安全に進めることが可能になります。 安全かつ確実な治療の実現 レストレーナーを使用する最大のメリットは、繰り返しになりますが「安全性の確保」です。 安全が確保されることで、以下のようなメリットも生まれます。 レストレーナーの使用を検討するにあたり、保護者の方が事前に知っておくべき大切なポイントがあります。 それは、歯科医院からの十分な説明と、それにもとづく同意(インフォームド・コンセント)、そしてお子さんへの精神的なケアです。 使用前の歯科医師からの十分な説明と同意の重要性(インフォームド・コンセント) 歯科医師がレストレーナーの使用を提案する場合、必ず事前に保護者の方に対して、なぜレストレーナーが必要なのか、どのような器具でどのように使用するのか、使用することで得られるメリットと、考えられるデメリット(お子様の精神的負担など)について、わかりやすく丁寧に説明する義務があります。 保護者の方は、この説明をしっかりと聞き、疑問や不安な点があれば遠慮なく質問し、十分に理解・納得した上で使用に同意することが「インフォームド・コンセント」の基本です。 決して、よくわからないまま同意してしまうことのないようにしましょう。 歯科医院ごとの使用方針と判断基準 レストレーナーの使用に対する考え方や方針は、すべての歯科医院で同じというわけではありません。 など、さまざまです。 お子さんをどの歯科医院に連れて行くか選ぶ際には、その医院の治療方針(レストレーナーの使用に対する考え方を含む)を事前にホームページで確認したり、初診相談の際に質問したりすることも大切です。 お子さんの精神的負担を最小限にするための配慮 レストレーナーを使用することは、程度の差こそあれ、お子さんにとって身体的・精神的な負担となる可能性があります。 その点を理解した上で、歯科医院側も、お子さんの負担を少しでも軽減するためのさまざまな配慮を行っています。 例えば、 といった工夫です。 また、保護者の方も、治療前には「大丈夫だよ」「先生が虫歯をやっつけてくれるよ」といった前向きな言葉をかけ、治療後には「よく頑張ったね」「えらかったね」とたくさん褒めて抱きしめてあげるなど、精神的なサポートをしてあげることが重要です。 歯科治療が「怖い体験」として記憶に残らないよう、親子と歯科医院が協力して取り組む姿勢が求められます。 お子さんの歯科治療を安全に進めるためのレストレーナーの使用は最終手段であり、それ以外にもさまざまな工夫や選択肢があります。 まず大切なのは、歯科医院の雰囲気作りです。 当院では、お子さんがリラックスできるよう、キッズスペースを設けたり、楽しい絵本やおもちゃを用意したりしています。 また、治療前に歯科医師やスタッフが優しく声をかけ、治療器具に触れてもらうなどして、歯科治療への恐怖心を和らげる工夫も行っています。 どうしても治療が難しい場合は、笑気麻酔という方法もあるのでご相談ください。 笑気麻酔は、甘い香りのガスを鼻から吸うことで、リラックス効果や軽い鎮静効果が得られ、不安や恐怖心を軽減しながら治療を受けられるものです。 全身麻酔ではないため、体への負担も少なく、多くのお子さんに安全に使用することが可能です。 まだごく初期の小さな虫歯や、永久歯への生え変わりが近い乳歯などの場合は「虫歯の進行を抑えるお薬」を使って注意深く様子を見るという治療法を選択できる場合もあります。 治療の必要性が低い初期の虫歯であれば、フッ素塗布やシーラントといった予防処置で進行を抑え、お子さんの成長を待ってから本格的な治療を行うという選択も可能です。 当院では、お子さんが歯科治療を少しでも楽しく、そして「頑張ろう!」と思えるように、治療後にガチャガチャを1回サービスしています。 ガチャガチャの中身は、虫歯の原因にならない「キシリトール100%のガム」なので、安心して食べていただくことが可能です。 レストレーナーは、小児歯科治療において、お子さんの安全を確保し、必要な治療を確実に行うためのやむを得ない選択肢の一つです。 決して安易に使用されるものではなく、歯科医師が専門的な知見にもとづいて慎重に判断し、保護者の方の十分な理解と同意のもとで用いられなければなりません。 お子さんの歯科治療において最も大切なのは、保護者の方と歯科医師との信頼関係です。 治療方針について疑問や不安があれば、どんな些細なことでも遠慮なく質問し、納得いくまで話し合うことが、後悔のない治療につながります。 そして、治療が無事に終わった後には、お子さんをたくさん褒めてあげてください。 また、忘れてはならないのは、そもそも虫歯や歯周病にならないように、日頃からの予防ケアが最も重要であるということです。 定期的な歯科検診を受け、正しい歯磨き習慣を身につけ、食生活にも気を配ることで、治療が必要な状態を防げます。
「歯医者さん、イヤ!」「痛いのはキライ!」お子さんのそんな言葉に、歯科医院へ連れて行くのが億劫になってしまう保護者の方も多いのではないでしょうか? 過去に歯科治療でネガティブな経験があると、お子さんの不安や恐怖心は一層強まります。 しかし、大切なお子さんの歯の健康を守るためには、定期的な検診や歯科治療は欠かせません。 「子どもがリラックスして治療を受けられる方法はないかしら」そんな悩みを抱える保護者の方に知っていただきたいのが「笑気麻酔」です。 笑気麻酔は、お子さんの不安や緊張を和らげ、穏やかな気持ちで治療を受けられるようサポートする安全性の高い鎮静法です。 この記事では、小児歯科で用いられる笑気麻酔の仕組みや効果、メリット・デメリットなどについて詳しく解説します。 Contents1 1.1 仕組み1.2 効果2 3 3.1 痛みの軽減と不安感の緩和3.2 身体への負担が少なく安全性が高い3.3 治療後の回復が早い4 4.1 まれに副作用が現れることがある4.2 完全な「無痛」ではない5 5.1 初めての歯科治療で不安が強いお子さん5.2 じっとしているのが苦手なお子さん6 7 笑気麻酔は、お子さんがリラックスした状態で、安心して歯科治療を受けられるようにサポートするための鎮静法の一つです。 「麻酔」と聞くと少し怖いイメージを持つかもしれませんが、全身麻酔とは異なり、意識を失うことなく、リラックス効果や軽い鎮痛効果を得られるのが特徴です。 仕組み 笑気麻酔は「亜酸化窒素(あさんかちっそ)」というガスと「医療用酸素」を混合したものを、鼻から吸入することで効果を発揮します。 亜酸化窒素は、ほんのりとした甘い香りを持ち、気分を鎮静させ、痛覚を鈍らせる作用があります。 一方、医療用酸素は、安全な麻酔実施に不可欠であり、常に十分な酸素濃度を維持した状態で使用されるのが特徴です。 これらのガスを専用の機械で適切な濃度に調整し、鼻にかけたマスクを通して吸い込むことで、数分後にはリラックスした状態へと導かれます。 体への負担が少なく、吸入を中止すれば速やかに体外へ排出されるため、安全性の高い鎮静法として知られています。 効果 笑気麻酔の主な効果は「鎮静効果」と「鎮痛効果」、そしてそれに伴う「リラックス効果」です。 まず鎮静効果によって、歯科治療に対する不安や恐怖心が和らぎ、気持ちが落ち着きます。 ぼんやりとした心地よい感覚になるお子さんもいます。 次に鎮痛効果ですが、痛みを完全になくすのではなく、痛みの感覚を鈍らせ、感じにくくする効果です。 多くの場合、笑気麻酔と併用して局所麻酔(注射の麻酔)も行われますが、笑気麻酔によって局所麻酔の注射のチクッとした痛みの軽減が期待できます。 これらの効果により、お子さんはリラックスした状態で治療を受けられるようになります。 小児歯科で笑気麻酔が積極的に用いられるのには、いくつかの理由があります。 最大の理由は、お子さんの歯科治療への協力を得やすくなることです。 恐怖心や不安感が強いお子さんでも、リラックスすることで治療を受け入れやすくなり、結果として安全で質の高い歯科治療を行うことが可能です。 また、治療中に暴れたり、急に動いたりするリスクが減るため、歯科医師やスタッフも落ち着いて治療に専念でき、双方の精神的な負担軽減にもつながります。 さらに、笑気麻酔によって治療時の不快な体験を避けられれば、歯科医院へのマイナスイメージの定着を防ぎ、将来的な歯科受診に対する心理的な抵抗感を和らげる効果が期待できます。 小児歯科で笑気麻酔を使うメリットは以下のとおりです。 痛みの軽減と不安感の緩和 笑気麻酔の最大のメリットは、 治療に伴う痛みや不快感を和らげ、精神的な不安を軽減できる点です。 多くのお子さんが歯科治療を嫌がる原因である「痛み」への恐怖を和らげることで、治療に対する抵抗感を減らせます。 特に、麻酔の注射をする際のチクッとした痛みを感じにくくする効果は、お子さんにとって大きな安心材料となるでしょう。 「歯医者さんは痛い、怖い」というネガティブなイメージを払拭し、前向きな気持ちで治療に臨むための助けとなります。 身体への負担が少なく安全性が高い 笑気麻酔に使用される亜酸化窒素は、体内で分解されることなく、呼吸によって速やかに体外へ排出される性質を持っています。 そのため、肝臓や腎臓などの内臓への負担がほとんどなく、アレルギー反応を引き起こすことも極めてまれであるとされています。 もちろん、どのような医療行為にも100%の安全はありませんが、適切な濃度管理とモニタリングのもとで使用すれば、安全性の高い鎮静法であると言えるでしょう。 治療後の回復が早い 笑気麻酔は、ガスの吸入を中止すると速やかに薄れていくのが特徴です。 治療終了後に数分間、100%の医療用酸素を吸入することで、体内に残った笑気ガスは効率よく排出され、意識もはっきりとしてきます。 そのため、治療後しばらく院内で安静にしていれば、ふらつきなどもほとんどなくなり、多くの場合、すぐに普段通りの生活に戻れます。 日常生活への影響が少ない点も、笑気麻酔の大きなメリットです。 小児歯科で笑気麻酔を使うデメリットと注意点は以下のとおりです。 まれに副作用が現れることがある 笑気麻酔は安全性の高い鎮静法ですが、まれに副作用が現れることがあります。 主な副作用としては、眠気や軽い吐き気、嘔吐、頭痛、めまいなどが報告されています。 しかし、これらの副作用の発生頻度は低く、症状も一時的であることがほとんどです。 万が一、治療中や治療後に気分が悪くなった場合は、すぐに歯科医師やスタッフに伝えましょう。 純酸素を吸入したり、しばらく安静にしたりすることで、多くの場合、症状は速やかに改善します。 完全な「無痛」ではない 笑気麻酔は痛みを和らげる効果がありますが、痛みを完全になくす「完全無痛」の状態にするものではありません。 あくまで痛みの感覚を鈍らせ、感じにくくするものです。 そのため、虫歯の治療など、痛みを伴う可能性のある処置を行う際には、笑気麻酔と併用して局所麻酔(注射の麻酔)を使用することが一般的です。 「笑気麻酔をすれば全く痛くない」と過度な期待を持つのではなく、痛みをコントロールするための一つの有効な手段と理解しておきましょう。 笑気麻酔が有効なお子さんのタイプは以下のとおりです。 初めての歯科治療で不安が強いお子さん 初めての歯科治療は、お子さんにとって未知の体験であり、大きな不安を伴うものです。 最初の体験がネガティブなものになってしまうと、その後の歯科医院への通院に影響を与えかねません。 笑気麻酔を利用することで、初めての治療をできるだけ快適な経験として終えることができれば、お子さんの歯科医院に対するイメージ向上につながり、将来的な口腔ケアへの意識の高まりも期待できます。 じっとしているのが苦手なお子さん 小さなお子さんや、ADHD(注意欠如・多動症)などの発達特性を持つお子さんの中には、長時間同じ体勢でじっとしていることが難しい場合があります。 無理に押さえつけて治療を行うと、かえって恐怖心を増大させてしまうかもしれません。 笑気麻酔には、身体の緊張を和らげ、少しぼんやりとした状態にすることで、落ち着いて治療を受けやすくする効果が期待できます。 もちろん、完全に動きを止めるものではありませんが、治療への協力度を高める助けとなります。 笑気麻酔の適用年齢に明確な下限や上限はありませんが、一般的には、自分で鼻マスクを装着し、鼻呼吸をある程度意識して行えるようになる3歳~4歳くらいからが対象となることが多いです。 ただし、年齢よりも、お子さんの理解力や協力度、コミュニケーション能力などが重要な判断基準となります。 小さなお子さんでも、落ち着いて指示が聞けるようであれば適用可能ですし、逆に年齢がある程度高くても、極度に不安が強い場合には有効な手段となり得ます。 お子さんの歯科治療における不安や恐怖心は、保護者の方にとっても大きな悩みの一つです。 笑気麻酔は、そのような悩みに対する有効な解決策の一つとなり得ます。 歯科治療に伴う痛みを和らげ、リラックスした状態で治療を受けられることで、お子さんの歯科治療へのハードルを大きく下げられます。 お子さんが「歯医者さんは怖くない」というポジティブな経験を積むことは、将来的な口腔ケアへの意識を高め、生涯にわたるお口の健康を守るうえで大切なことです。 もし、お子さんの歯科治療に関して不安なことや、笑気麻酔についてもっと詳しく知りたいことがあれば「プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院」にご相談ください。 お子さんの性格や年齢、歯科治療への慣れ具合などを考慮し、最適な治療方法やアプローチをご提案させていただきます。
【小児歯科】矯正に医療費控除は使える?対象条件から申請方法までわかりやすく解説!
25.07.02
「うちの子の歯並び、そろそろ矯正を考えたいけれど、費用が心配…」 「子どもの矯正治療費って、税金が戻ってくる制度があるって本当?」 小児矯正は単に歯並びをきれいにするだけでなく、お子さんの将来の健康にとっても、大切な治療と言えます。 とはいえ、決して安くはない治療費に頭を悩ませる保護者の方も多いでしょう。 実は、お子さんの矯正治療費の一部は「医療費控除」の対象となり、確定申告をすることで納めた税金の一部が戻ってくる可能性があります。 この記事では、小児矯正と医療費控除の関係について詳しく解説します。 Contents1 2 3 3.1 還付金の目安をシミュレーション3.2 ローンや分割払いでも医療費控除は使える?4 4.1 兄弟姉妹の分もまとめて申告できる?4.2 治療が数年にわたる場合はどうすればいい?4.3 領収書を紛失してしまったら4.4 医療費控除について、どこに相談すればいい?5 5.1 お子さん一人ひとりの成長に合わせた矯正治療をご提案5.2 医療費控除に関するご相談も承ります5.3 さまざまなお支払い方法に対応しています6 医療費控除の大きなポイントは、矯正治療が「治療目的」であるかどうかです。 一方で、主に見た目の美しさを追求する「審美目的」「美容目的」と判断される矯正治療は、医療費控除の対象外となります。 例えば「歯並びは悪くないけれど、もっとモデルさんのように歯をきれいに見せたい」といった理由での矯正は、治療とは見なされにくいでしょう。 ただし、子どもの矯正の場合、成長過程における問題の改善が主な目的となることが多いため、大人の矯正に比べて美容目的と判断されるケースは少ないと言えます。 一般的に、18歳以下であれば、すべての矯正治療が医療費控除の対象となります。 医療費控除とは、ご自身またはご家族のために、その年の1月1日から12月31日までの間に10万円を超える医療費を支払った場合に、所得税の一部が還付される制度です。 医療費控除を受けるためには、原則として毎年2月16日から3月15日までの確定申告期間中に、所轄の税務署へ申告する必要があります。 万が一、その年の申告期間を過ぎてしまっても、過去5年分まで遡って申告できるため、次回の確定申告時に合わせて手続きを行うことも可能です。 医療費控除の対象となる費用は以下のとおりです。 交通費は領収書が出ない場合も多いですが、日付や交通手段、区間、運賃などを記録したメモ書きで代用できます。 ただし、自家用車で通院した場合のガソリン代や駐車場代は対象外なので注意しましょう。 医療費控除で戻ってくるお金(還付金)は、以下の計算式で大まかに算出できます。 (その年に支払った医療費の合計額 - 保険金などで補填される金額)- 10万円※ ※その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5% 還付金の計算式は、以下のとおりです。 医療費控除額 × あなたの所得税率 = 還付される所得税額 つまり、支払った医療費がまるまる戻ってくるわけではなく、「医療費控除額」に「所得税率」を掛けた金額が還付されます。 所得税率は、所得が多いほど高くなるため、同じ医療費控除額でも所得によって還付金額が変わります。 また、医療費控除は所得税だけでなく、翌年度の住民税も減額される効果があります(住民税の場合は、医療費控除額の10%が減額の目安)。 還付金の目安をシミュレーション 例えば、年間の医療費(小児矯正費用)が80万円かかり、保険金などの補填がなく、所得税率が10%の方の場合(総所得200万円以上と仮定)の還付金の計算方法は以下のとおりです。 ご自身の所得税率は、源泉徴収票などで確認できます。 ローンや分割払いでも医療費控除は使える? 高額になりがちな矯正費用のお支払いに、デンタルローンやクレジットカードの分割払いを検討される方も多いと思います。 デンタルローンやクレジットカードを利用した場合でも、医療費控除の対象になります。 デンタルローンは、信販会社が立て替えて支払った金額を、その立て替え払いが行われた年(契約した年)の医療費として申告することが可能です。ただし、ローンの金利や手数料は控除の対象外です。 クレジットカード払いは、カードで支払った日(決済日)が属する年の医療費として申告できます。分割払いやリボ払いの金利・手数料は対象外です。 いずれの場合も、領収書や契約書の控えなどをしっかり保管しておきましょう。 ここでは、小児矯正の医療費控除に関してよく寄せられる質問にお答えします。 兄弟姉妹の分もまとめて申告できる? A. はい、できます。 生計を同一にする家族(配偶者や子ども、その他の親族)のために支払った医療費は、実際に支払った人がまとめて申告することが可能です。 例えば、お父様がご自身と長男、長女の医療費を支払った場合、お父様が3人分の医療費を合算して医療費控除を申告できます。 治療が数年にわたる場合はどうすればいい? A. その年に支払った医療費を、毎年申告します。 小児矯正は治療期間が長くなることもあります。 医療費控除は、治療が完了した年ではなく、実際に医療費を支払った年ごとに申告する点に注意してください。 例えば、3年間の治療で毎年費用を支払う場合、3年間それぞれで確定申告を行うことになります。 領収書を紛失してしまったら A. まずは歯科医院に再発行を依頼してみましょう。 再発行が難しい場合でも、支払いの事実が確認できる他の書類(デンタルローンの契約書や銀行の振込明細など)で代用できるケースもあります。 諦めずに税務署や税理士に相談してみてください。 日頃から領収書を大切に保管することが重要です。 医療費控除について、どこに相談すればいい? A. まずは、治療を受けている歯科医院の先生やスタッフに尋ねてみましょう。 一般的な医療費控除の概要や、その治療が対象になりそうかといったアドバイスをもらえることがあります。 具体的な税金の計算や申告手続きについては、管轄の税務署に問い合わせるのが確実です。 確定申告の時期には無料相談会が開催されることもあります。 また、税理士に相談するのも一つの方法です。 ここまで小児矯正と医療費控除について解説してきましたが、実際にお子さんの矯正治療をどこで始めるかお悩みの方もいらっしゃるかと思います。 お子さん一人ひとりの成長に合わせた矯正治療をご提案 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お子さんの顎の成長段階や歯並びの状態をしっかりと検査・診断し、一人ひとりに最適な矯正治療プランをご提案しています。 「プレオルソ」や「インビザライン・ファースト」といった「取り外せる装置」を中心にした小児矯正を行っており、お子さんの負担を押さえつつ、効果的な治療を進めることを大切にしています。 医療費控除に関するご相談も承ります プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、治療内容だけでなく、費用面や医療費控除に関するご不明点についても、できる限りわかりやすくご説明するよう心がけています。 「うちの子の場合は医療費控除の対象になるの?」といったご質問も、お気軽にご相談ください。 お子さんと保護者の方が安心して治療に臨めるようサポートいたします。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児矯正について詳しく知りたい方はこちら さまざまなお支払い方法に対応しています プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、現金での一括払い以外に、クレジットカード払いやデンタルローンでのお支払いにも対応しています。 デンタルローンは歯科専用のローンで、一般的なローンよりも金利が低いことが大きなメリットです。 支払い回数も多いので、月々のお支払い金額を抑えて小児矯正を受けていただけます。 当院のデンタルローンにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。 この投稿をInstagramで見る […]
名古屋市でおすすめの子供の矯正歯科|小児矯正が得意なクリニックを紹介!
25.07.02
カテゴリ:小児歯科小児歯科小児矯正インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児歯科小児矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児歯科小児矯正矯正歯科
子供の矯正治療について「いつから矯正を始めればいいの?」「どんな治療法があるの?」と悩む保護者の方は多いでしょう。 小児矯正は、単に見た目を整えるだけでなく、子供の健やかな成長をサポートするうえでも重要です。 適切な時期に小児矯正を始めることで、顎の成長を利用した治療が可能です。 この記事では、名古屋で子供の矯正歯科をお探しの方へ、プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院が提供する「プレオルソ」や「インビザライン・ファースト」といったお子さんへの負担が少ない治療法について詳しく解説します。 お子さんが楽しく通える当院ならではの工夫や、保護者の方から寄せられる疑問にもお答えします。 Contents1 1.1 顎の成長バランスを整えやすい1.2 永久歯がキレイに生え揃うためのスペースを確保しやすい1.3 指しゃぶりや舌癖などの悪習慣を改善しやすい1.4 抜歯の可能性を減らせる1.5 コンプレックスを解消できる2 2.1 早期治療(1期治療)2.2 本格治療(2期治療)3 3.1 プレオルソ:お口周りの筋肉を鍛え、正しい顎の成長をサポート3.2 インビザライン・ファースト:目立ちにくく快適な最新マウスピース矯正4 4.1 精密な診断と丁寧なカウンセリング4.2 高精度3Dスキャナー「iTero」による負担の少ない歯型採り5 6 6.1 院内はバリアフリー設計!ベビーカーでも安心6.2 キッズルーム完備!待ち時間が楽しくなる6.3 治療後のご褒美!ガチャガチャを1回サービス6.4 明るく親しみやすいスタッフがお子さんをサポート7 7.1 小児矯正は何歳までに終わらせるべき?7.2 治療中の食事や歯磨きで気をつけることは?7.3 スポーツや習い事との両立は可能?8 子供の矯正治療において、成長の力を利用すると大きなメリットがあります。 大人の矯正治療が主に歯を動かす治療であるのに対し、子供の矯正治療(特に早期治療)では、顎の骨の成長をコントロールしながら歯並びや噛み合わせの問題を改善できます。 顎の成長バランスを整えやすい 上顎の成長不足や下顎の過成長など、顎の成長バランスに問題がある場合でも、早期に治療を行うことで、将来必要となるかもしれない外科手術のリスクを軽減できる可能性があります。 永久歯がキレイに生え揃うためのスペースを確保しやすい 顎が小さいために歯が並ぶスペースが足りず、永久歯が乱れて生えてしまう状態を防げます。 指しゃぶりや舌癖などの悪習慣を改善しやすい 指しゃぶりや舌癖など、歯並びに悪影響を与える癖を早期に改善することで、よりスムーズな矯正治療につながります。 抜歯の可能性を減らせる 顎の成長を適切にコントロールすることで、将来的に永久歯を抜かずに済む可能性が高まります。 コンプレックスを解消できる 出っ歯などの見た目の問題を早期に改善することで、お子さんは自信を持って学校生活を送れるようになります。 子供の矯正治療は、大きく分けて「早期治療(1期治療)」と「本格治療(2期治療)」の2つの段階があります。 子供の歯並びの状態や年齢によって、1期治療のみで済む場合、1期治療と2期治療の両方が必要な場合、2期治療から開始する場合など、治療の進め方は異なります。 早期治療(1期治療) 主に混合歯列期(6歳〜12歳頃)に行われる治療で、骨格的な問題の改善や、永久歯がキレイに生え揃うための土台作りを目的とします。 具体的には、顎の成長をコントロールして上下の顎のバランスを整えたり、歯が並ぶためのスペースを確保したり、指しゃぶりや口呼吸などの悪習癖を改善したりします。 使用する装置は、取り外しが可能な床矯正装置やプレオルソ、マウスピース型矯正装置(インビザライン・ファーストなど)が中心です。 1期治療だけで理想的な歯並びになることもありますが、多くの場合、その後の2期治療が必要となることを見越した治療計画となります。 本格治療(2期治療) 主に永久歯列期(12歳頃〜)に行われる治療で、永久歯の一本一本を正しい位置に動かし、精密な噛み合わせを作り上げることを目的とします。 ワイヤーとブラケットを用いた矯正装置や、マウスピース型矯正装置(インビザラインなど)を使用して、最終的な歯並びを完成させます。 1期治療を適切に行った場合、2期治療の期間が短縮されたり、抜歯の必要がなくなったり、より安定した治療結果を得られたりする点がメリットです。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お子さんの健やかな成長と美しい歯並びのために、最新の知識と技術にもとづいた小児矯正治療を提供しています。 お子さんの負担が少なく、効果的に治療を進められる装置として「プレオルソ」と「インビザライン・ファースト」を使った矯正治療に力を入れています。 プレオルソ:お口周りの筋肉を鍛え、正しい顎の成長をサポート プレオルソは、主に混合歯列期のお子様に使用する、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置です。 シリコンのような柔らかい素材でできているため、装着時の違和感や痛みが少なく、お子さんにも受け入れられやすい矯正装置です。 「歯を直接動かす」というよりも、お口周りの筋肉(舌、唇、頬など)のバランスを整え、顎の骨の正しい成長を促すことで、間接的に歯並びを改善していくことを目的としています。 プレオルソは、出っ歯や叢生(デコボコ)、開咬、受け口などの初期治療に適しており、お口の悪い癖を改善しながら、将来的な本格矯正の必要性を減らしたり、治療期間を短縮したりする効果が期待できます。 日中1時間と就寝時のみ装着するため、学校に装置を持って行く必要がなく、お子さんの日常生活への負担が少ない矯正方法です。 インビザライン・ファースト:目立ちにくく快適な最新マウスピース矯正 インビザライン・ファーストは、成長期の子供(主に6歳〜10歳頃の混合歯列期)のために開発された、透明なマウスピース型矯正装置です。 大人向けのインビザラインと同様に、見た目を気にすることなく、快適に矯正治療を進められます。 食事や歯磨きの際には簡単に取り外せるため、普段通りの食事を楽しめ、歯磨きもしっかりと行えます。虫歯や歯周病のリスクも抑えやすいです。 プラスチック製の装置なので、金属アレルギーのお子さんも安心して使用できます。 インビザライン・ファーストは、顎の成長をコントロールしながら、早期に歯並びの問題を改善したいお子さんや、見た目を気にするお子さん、スポーツなどを活発に行うお子さんにとって、有効な治療選択肢です。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の子供矯正治療の特徴は以下のとおりです。 精密な診断と丁寧なカウンセリング 当院では、レントゲン撮影や口腔内写真・顔写真撮影、高精度3Dスキャナー「iTero」を使った歯型採りなど、必要な精密検査を丁寧に行い、お子さんの現在の状態を詳細に把握します。 そのうえで、保護者の方が治療内容を十分に理解し、納得したうえで治療を開始できるよう、説明の時間を十分に確保しているのが特徴です。 精密検査の結果や、iTeroで取得した3Dシミュレーション画像などをお見せしながら、お子さんの現在の歯並びの問題点、治療の必要性、具体的な治療方法、予測される治療期間、費用の内訳などをわかりやすくご説明します。 治療のメリットだけでなく、起こり得るデメリットやリスクについても正直にお伝えし、保護者の方が総合的に判断できるようサポートすることが可能です。 治療途中での疑問や、お子様の装置の使用状況に関する不安なども、いつでもお気軽にご相談いただける体制を整えています。 高精度3Dスキャナー「iTero」による負担の少ない歯型採り 従来の歯型採りは、粘土のような材料をお口の中に入れるため、嘔吐反射のあるお子さんや、じっとしているのが苦手なお子さんにとっては大きな負担となりました。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、最新の口腔内3Dスキャナー「iTero」を導入しています。 iTeroは、小型のカメラでお口の中をスキャンするだけで、精密な歯型データを短時間で取得することが可能です。 不快感が少なく、放射線の心配もないため、お子さんにも安心して受けていただけます。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児矯正にかかる費用の目安は、550,000円(税込)~880,000円(税込)です。 「すぐに治療を始めたいけれど、1度に全額支払うのは難しい」という方のために、クレジットカード払いやデンタルローンの選択肢もございます。 プレオルソ&部分ワイヤー治療による一期治療 550,000円(税抜:500,000円) (部分ワイヤー追加など追加装置代含む) [期間:1.5年制約] 一期治療から二期治療(インビザライン)への移行 440,000円(税抜:400,000円) (二期治療 インビザライン に移行する場合) [期間:3.5年制約] インビザライン ファースト+インビザライン 二期治療 セット料金:880,000円(税抜:800,000円) ※2025年5月時点の料金です。詳しくはお問い合わせください。 矯正治療は長期間かかる場合が多いため、お子さんが「歯医者さんは怖い」「行きたくない」と感じてしまうと、治療の継続が難しくなってしまいます。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お子さんがリラックスして、少しでも楽しく通院できるよう、様々な工夫を行っています。 院内はバリアフリー設計!ベビーカーでも安心 当院の院内は、段差の少ないバリアフリー設計です。 […]
小児歯科でおすすめの矯正装置の種類とは?特徴や費用、食育指導についても解説!
25.05.22
カテゴリ:小児歯科小児歯科小児矯正インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児歯科小児矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児歯科小児矯正矯正歯科BLOGインビザライン小児歯科小児矯正矯正歯科
「うちの子、少し出っ歯かも…」 「口をぽかんと開けていることが多い気がする」 「歯並びがガタガタで将来が心配」 お子さんの歯並びについて、このようなお悩みや疑問を抱えている親御さんは少なくありません。 子どもの歯並びは、見た目の問題だけでなく、虫歯や歯周病のリスク、噛み合わせ、発音、さらには全身の健康にも影響を与える可能性があります。 しかし、小児矯正は、矯正装置の種類や開始時期、費用など、わからないことが多いですよね? この記事では、愛知県名古屋市にあるプルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院が行っている小児矯正の内容について、詳しく解説します。 当院が力を入れている「プレオルソ」や「インビザライン・ファースト」といった矯正装置の種類、それぞれの特徴や費用、当院ならではの「食育指導」についてもご紹介します。 この記事を読めば、お子さんの歯並び改善のためにどのような選択肢があり、どのように治療を進めていくのか、具体的なイメージを持っていただけるはずです。 Contents1 2 3 3.1 特徴1:歯並びが悪くなる根本原因にアプローチ3.2 特徴2:舌や口周りの筋肉を正しくトレーニング3.3 特徴3:顎の健やかな成長をサポートし、ズレを改善3.4 特徴4:歯並びの悪化予防につながる3.5 プレオルソがおすすめのお子さんのタイプ4 5 5.1 目立たない5.2 自身で取り外せる5.3 痛みや口内炎などのトラブルが少ない5.4 通院回数を抑えられる5.5 インビザライン・ファーストがおすすめのお子さんのタイプ6 7 7.1 歯並びと食生活の深い関係7.2 なぜ食育が大切?生涯の健康を見据えたサポート7.3 当院の管理栄養士ができること8 この投稿をInstagramで見る プルチーノ歯科・矯正歯科(@pulcino_dental_office)がシェアした投稿 当院が目指す小児矯正は、単に歯をきれいに並べるだけではなく、お子さんの健やかな成長段階に合わせて、顎の骨の成長を適切にコントロールする治療です。 歯並びが悪くなる根本的な原因(指しゃぶり、口呼吸、舌の癖など)にアプローチすることで、将来的な歯並びの安定と、正しいお口の機能(噛む、飲み込む、話す)を育むことを大切にしています。 特に、6歳から11歳頃に行う「一期治療」は、お子さんの成長する力を最大限に利用できる重要な時期です。 6歳から11歳の時期に適切な治療を行うことで、以下のメリットが期待できます。 プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お子さん一人ひとりのお口の状態や成長段階、ライフスタイルに合わせて、最適な治療計画をご提案します。 ■一期治療(6歳~12歳頃):顎の骨の成長を利用して、将来永久歯がきれいに並ぶための土台作りをする治療 ■二期治療(12歳頃~): 永久歯が生えそろった後、歯並びや噛み合わせを最終的にきれいに整える治療 当院が小児矯正(1期治療)で主に使用している装置の一つが「プレオルソ」です。 プレオルソは、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期(主に6~11歳頃)に使用する、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置です。 主に夜間と、日中1時間程度、ご自宅で装着していただきます。 プレオルソは、従来の矯正装置(ワイヤー矯正)のように歯を直接動かす力を主とするのではなく、お口周りの環境を整えることで、歯並びの改善を目指します。 特徴1:歯並びが悪くなる根本原因にアプローチ 「お口ぽかん(口呼吸)」や「舌で歯を押す癖」は、歯並びが悪くなる大きな原因です。 プレオルソは、装着することで自然と口を閉じることを促し、舌を正しい位置(上顎)に誘導します。 これにより、歯並びを悪化させる原因そのものを改善へと導きます。 特徴2:舌や口周りの筋肉を正しくトレーニング 正しい噛み合わせや歯並びには、舌や唇、頬の筋肉のバランスが重要です。 プレオルソは、お口周りの筋肉を適切にトレーニングし、正しい筋肉の動きを覚えるサポートします。 特徴3:顎の健やかな成長をサポートし、ズレを改善 プレオルソは、顎の骨の前後的・左右的なズレの改善を促し、バランスの取れた顎の成長をサポートします。 特徴4:歯並びの悪化予防につながる プレオルソでお口の環境が整うことで、永久歯が本来生えるべき位置にスムーズに萌出しやすくなり、将来的な歯並びの悪化を予防する効果が期待できます。 歯ぎしりの改善に役立つケースもあります。 プレオルソがおすすめのお子さんのタイプ インビザライン・ファーストは、世界中で広く使われているマウスピース型矯正装置「インビザライン」の、混合歯列期のお子様(主に6~11歳)向けに開発されたシステムです。 透明で目立ちにくく、取り外しが可能なマウスピースを段階的に交換していくことで、歯並びと顎の成長をコントロールします。 インビザライン・ファーストには、従来のワイヤー矯正のデメリットを克服できるメリットが多くあります。 目立たない 透明なマウスピースなので、装着していても周りに気づかれにくいです。 自身で取り外せる 食事や歯磨きの際には取り外せるため、普段どおりに行えます。虫歯のリスクも抑えやすいです。 痛みや口内炎などのトラブルが少ない 金属のワイヤーやブラケットを使用しないため、口内炎などのトラブルが少なく、痛みも比較的少ないと言われています。 通院回数を抑えられる インビザライン・ファーストは、治療開始前に口腔内スキャナー「iTero」などで精密な歯型データを取得し、専用のソフトウェア(クリンチェック)上で3Dシミュレーションを行いながら治療計画を立案します。 このデジタル計画により、歯の動き方や治療のゴールがある程度予測できるため、一度に複数のマウスピース(アライナー)を患者さんにお渡しすることが可能です。 患者さんは自宅で指示どおりにマウスピースを交換していくことで治療を進められるため、ワイヤー矯正のように毎回の来院でワイヤー調整を行う必要性が低減します。 インビザライン・ファーストがおすすめのお子さんのタイプ 二期治療(ワイヤー/インビザライン)は、一期治療を経ずに始める場合でも、880,000円(税込)からの費用がかかります。 早めに治療を開始し、一期治療(440,000円(税込)から)のみで完了できれば、費用を抑えられます。 もし二期治療へ移行することになっても、最終的な総費用が、二期治療から始めた場合の費用より高くなることはありません。 したがって、早期の矯正治療開始には費用的なメリットもあります。 プレオルソ&部分ワイヤー治療による一期治療 ¥550,000(税抜:¥500,000-) (部分ワイヤー追加など追加装置代含む) [期間:1.5年制約] 一期治療から二期治療(インビザライン)への移行 ¥440,000-(税抜:¥400,000-) (二期治療 インビザライン に移行する場合) [期間:3.5年制約] […]