• ja
  • en

名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では矯正(小児矯正)・インビザラインの矯正診療を行っております。

無料相談も行っております!お問い合わせはこちら 052-693-8241 24時間WEB予約 初診診療予約はこちらから

プルチーノ歯科・矯正歯科

診療のご予約・お問合せ TEL:052-693-8241

矯正歯科

知っていますか?医療費控除の対象になる矯正歯科で受ける治療について

24.11.19

カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正予防歯科治療矯正歯科

歯科矯正治療は、他の歯科治療よりも治療時間が長くかかったり、特別な装置や器具を使うことが多いため、治療費が高額になります。 しかし、「できるだけ費用を抑えたい!」と思うのは、誰でも同じだと思います。 そういう時にはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、歯科矯正治療を受けた時に対象となる税金控除に関して解説します。 Contents1 1.1 所得控除とは2 2.1 ①歯科矯正治療の目的2.2 ②治療を受ける患者の年齢2.3 ③医療費控除の対象となる歯科矯正治療法3 3.1 治療費以外に医療費控除の対象となるもの3.2 医療費控除の金額の計算方法4 日本には、税金控除という制度があります。その中でも「医療費控除」という制度は、その1年間(1月1日~12月31日)に家族全員で支払った医療費が一定以上になった時に、確定申告で申請した金額に応じて定められた額の所得控除が受けられるという制度です。 所得控除とは 所得税や住民税は、1年間(1月1日~12月31日)にどれだけ収入があったかや家族構成などで算定されます。所得控除というのは、収入(所得)から決まった金額をひいて(控除して)、残りの金額で所得税や住民税を算定するというものです。これを税務署に申告(確定申告)することによって納税金額が少なくなり、結果的に支払金額が少なくなるということです。 しかし、医療費控除は病院で支払った料金が全て対象になるわけではありません。国税庁が定めている、医療費控除の対象と認められる歯科矯正治療に関する条件をご紹介します。 ①歯科矯正治療の目的 (1)審美的な目的 歯科矯正治療は、歯並びや顎などの見た目をきれいにするために行われることがあります。美の価値観はひとそれぞれですが、「出っ歯」や「受け口」などの外見が気になったり、将来的にそうなることが想定される場合に、歯科矯正治療をうけることで直すことができます。 (2)不正咬合の治療 不正咬合というのは、歯並びや顎の位置の問題で上下の歯の咬み合わせが上手く合っていないことをいいます。不正咬合の場合、食事をうまく咬み切ったり飲み込むことができなかったり、頭痛や顎関節症などの問題が起きてくることがあります。 歯科矯正治療は、歯の位置や向きを整えたり、顎の位置を正常の位置にしたり大きさを整える不正咬合の治療の一つとして行われています。 歯科矯正治療は、主にこの2つの目的で行われます。 しかし、医療費控除の対象になるのは(2)不正咬合の治療の場合のみです。 (1)審美的な目的で歯科矯正治療で治療を受けた場合には、必要な医療を受けたとは認められないため、医療費控除の対象にはなりません。ですが、歯並びなどに気になる箇所がある場合は、患者さん自身はあまり気になっていなくても歯科医師に不正咬合の症状があると判断して診断される場合もあります。 歯科矯正治療を検討する場合には、一度歯科医院で矯正歯科治療に詳しい歯科医師に相談することをおすすめします。 ②治療を受ける患者の年齢 歯科矯正治療は何歳からでも始めることができます。子どもの場合、遺伝や先天性の問題で将来的に不正咬合などが想定される場合には、成長段階に合わせて始めることもよくあります。 また、子どもの頃から不正咬合がある場合には、発音が難しかったり食物を上手く摂食できないなどの問題が起こることがあります。 このようなことが原因で子どものことから歯科矯正治療を受ける場合、「発達段階における子どもの成長を阻害しないための治療」と認められて、医療費控除の対象になる事があります。 ③医療費控除の対象となる歯科矯正治療法 医療費控除は①か②の為に必要な治療だと認められた場合、治療法に限らず医療控除が適用されます。 したがって、患者さんは自分に合った治療法を選ぶことができます。 歯科矯正治療は患者さんの状態などによって、矯正治療の専門知識を持った歯科医師が治療方針を決めていきます。 歯科矯正治療法にはいくつもの種類がありますが、歯の位置や向きを動かす治療法としては大きく二つの治療法があります。 ワイヤー矯正治療法 ワイヤー矯正治療法は、歯に直接ブラケットという装置を接着して、ブラケットにワイヤーとゴムをひっかけます。このゴムのけん引力で歯を動かし、ワイヤーによって目的の位置に歯を誘導します。1か月に1度くらい歯科医院に来院して、歯の清掃などのメンテナンスとゴムやワイヤーのかけなおしをしながら、治療を進めていきます。 この治療法は良く使われますが、ブラケットなどの装置は患者さん自身で取り外しができません。 それが原因で、歯磨きなど口の中のメンテナンスを自分でするのが難しく、歯周病やむし歯になってしまうリスクも高くなります。 また装置は金属などが使われているので、歯の中の粘膜にあたってしまうと傷になってしまうことがあります。それ以外にもゴムが引っ張る力が強すぎてしまうことなどが原因となって、痛みがでてしまうこともあります。  マウスピース矯正治療法 マウスピース矯正治療法は、シリコンなどの素材でできたマウスピースを装着して歯列矯正をしていきます。マウスピースは患者さんが自分で取り外しができ、歯科医師に指示に従い指定された時間だけマウスピースを装着します。 そのため、ワイヤー矯正治療法よりも歯ブラシなどのメンテナンスを自分でするのも簡単です。また、柔らかい素材のマウスピースを使用するので傷もできにくく、強い力がかからないので痛みが出ることも少ないのが特徴です。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正治療法の中でも最新の治療法であるインビザラインシステムを導入しています。 患者さんのお口の中のデータをスキャナーでコンピューターに取り込み、患者さんの現在の状態を確認しながら、インビザライン矯正の特別な知識と技術を持ったインビザドクターが患者さんの希望をしっかり聞いて治療計画を立てていきます。 治療を始めるときからゴールとなる歯並びもコンピューター上でシミュレーションして治療計画を立てることができ、一日に20時間装着するだけでいいので食事などの時は外すこともできます。 治療費以外に医療費控除の対象となるもの 医療費控除は、治療費以外にも対象になるものがあります。 また、医療費控除の合計は一人ずつではなく世帯(家計を一つにしている複数人)ごとにまとめて計算して申告します。自分一人では医療費控除の対象金額には足りないからと捨てずに、レシートや医療費の領収書は取っておきましょう。 また、申請書類に記載した内容のレシートや領収書は参考資料として税務署から提出を求められる場合もありますので、大切に保管しておきましょう。レシートの中の一部分のみが控除対象に該当している場合は、後で分かりやすいようにラインを引いておきましょう。 1.医薬品代 病院でもらった処方箋で薬局で薬剤師から受け取った薬の他に、治療のために薬局やドラッグストアで購入した医薬品も医療費控除の対象になります。ただし、病気やケガを治したり症状を改善するために必要だと認められたものに限ります。 また、医師の診断書がある場合には寝たきりの高齢者のおむつ代なども対象となります。 2.通院費 病院や診療所、整体院などの治療を目的に移動した場合に支払った交通費も医療費控除の申請する対象になります。しかし対象になるのは電車・バスなどの公共交通機関の運賃やタクシー代などを利用した場合のみで、自家用車のガソリン代などは対象外となります。 以上のものと、1年間に支払った医療費を合計したものが医療費控除の対象となります。 医療費控除の金額の計算方法 医療費控除の対象金額がそのまま控除される金額ではなく、ここから引かれるものがあります。 医療保険以外の保険金に該当した医療費 高額医療や個人で加入している傷害保険などの保障対象となり、保険金がおりた医療費に関しては医療費控除の対象金額 10万円(または総所得金額の5パーセント) その年(1月1日から12月31日まで)の総所得金額が200万円以上の人(世帯)は10万円、200万円未満の人は総所得金額の5パーセント 以上の2つの金額を申告した金額から引いたものが医療費控除の対象金額となります。 今回は、歯科矯正治療で受ける事のできる税金控除、「医療費控除」について説明していきました。 歯科矯正治療は、不正咬合の治療だけではなく見た目をきれいにするために歯列矯正を希望される患者さんも多くいらっしゃいます。 医療費控除を申請できない場合もありますが、それでも歯科矯正治療によって歯並びやお口の周りの状態を整えることは、私たちの生活を健やかで豊かにすることに繋がります。 治療を受けるときには、治療費や医療費控除の情報に関しても丁寧に説明してくれたり、治療に関する要望に関してしっかりと相談できる歯科医院を選ぶことが重要です。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、治療内容や治療費に関して患者さんとしっかりと時間をかけて話をしながら、治療を進めていきます。歯科矯正治療に興味のある方は、ぜひプルチーノ歯科・矯正歯科にご相談ください。24時間webでご予約を受け付けています。

記事を見る

さまざまな理由や原因で、頭痛に悩む人が多くいますが、矯正歯科治療を受けている最中にも頭痛が起きる場合があります。 それはなぜでしょうか。 Contents1 1.1 ワイヤー矯正治療法で起こる頭痛の原因2 2.1 ①激しい運動や入浴、飲酒を避ける2.2 ②頭を冷やす2.3 ③痛み止めを飲む3 4   矯正歯科治療は、歯や顎などを正常な位置や状態に整えることで、嚙み合わせを直したり顎関節症を改善することや、見た目をきれいにするなどの理由で行われる治療です。 治療方法などは患者さんの状態や目的などによっても違いますが、むし歯治療などの他の歯科治療とは違う治療法を用います。 そのため、歯科矯正治療には他の歯科では使わない特殊な器具や装置を使ったり、治療期間も他の歯科治療に比べると長時間になることが多いです。 このようなことから、矯正歯科治療を受けている時に頭痛が起きることがあります。 ワイヤー矯正治療法で起こる頭痛の原因 ワイヤー矯正治療法は、歯に直接ブラケットという装置を歯科用接着剤で接着し、その上にワイヤーとゴムをひっかけます。歯に掛けたゴムが引き合う力を利用して歯の向きや位置を整えていきます。 歯科矯正治療の中では良く使われる治療方法で、乳歯が永久歯に生え変わる時期から矯正を始める場合や、成人してからの歯科矯正治療にも用いられます。 1.矯正器具を装着している為に起こる痛み ワイヤー矯正治療法では、口の中にブラケット、ワイヤー、ゴムという特殊な装置をつけた状態が続きます。慣れない器具が口の中に入っているので、最初のうちは唇や舌などにあたって傷になる事もよくあります。 定期的に歯科医院でメンテナンスをするのと同時に、装置をつけなおしたりゴムの力を強くしたりしていきます。このため、ゴムをつけなおしたりした直後は痛みが強いこともあります。咬み合わせも少しずつ変わっていき、食事の時にも顎などに痛みを感じる場合もあります。 頭痛はこのようなこととも関連して起きる場合もあるので、歯科矯正治療中に頭痛が起きる原因になると考えられます。 2.ストレスなどの精神的なことから起こる痛み ワイヤー矯正治療法で装着する装置は見た目にも目立ちやすく、矯正歯科治療をしていることがすぐにわかります。患者さんの中にはそのような見た目を気にしてしまい、あまり人前で口を大きく開けることができないといわれる人もいます。 また、ワイヤー矯正治療法の矯正装置は自分では取り外しができないため、自分で歯を磨いたり清潔に保つことがなかなか難しいということもあります。 このように、矯正歯科治療中はさまざまなことが原因でストレスになり頭痛が起こりやすい状態にあるといえるでしょう。 ①激しい運動や入浴、飲酒を避ける  激しい運動や入浴や飲酒などで体温があがって体全体の血流がよくなると、頭痛が起きることがあります。頭痛が起きている時には、避けた方がいいでしょう。 ②頭を冷やす 頭を冷やして血流を緩やかにすると、頭痛がおさまることがあります。安静にしたり、保冷材や氷水をビニール袋に入れた氷嚢などで痛みのある部分を抑えることで、痛みが和らぐことがあります。急激に冷やしすぎると痛みが強くなることもあるので、冷たくなりすぎないようにタオルなどで調整しながら冷やしてください。 ③痛み止めを飲む どうしても痛みが収まらなかったり、すぐに痛みを取りたい場合には痛み止め(鎮痛剤)を使うことも効果的です。 しかし、痛み止めを飲む場合には用法・容量をしっかり守って飲みましょう。間違ってしまうと体に悪影響が起きたり、効果がうまく出ないこともあります。 また体質によってアレルギー反応などが出てしまったり、他に飲んでいる薬がある場合には飲み合わせなどにも注意が必要なので、医師に薬を処方してもらうか薬局で薬剤師に相談して購入したものを飲むのをおすすめします。   頭痛や痛みの少ない歯科矯正治療法の一つとして、マウスピース矯正治療法があります。 マウスピース矯正治療法とワイヤー矯正治療法の大きな違いは、口の中に装着する装置がマウスピースのみという事です。この治療法に使うマウスピースは、透明で目立たないようになっていて、自分で取り外すこともできます。 マウスピース治療法に使うマウスピースの素材は多くの場合柔らかく、ブラケットの様な装置もついていないので、口の中を傷つけたりすることもありません。 また、ゴムで引っ張るような強い力を歯にかけないので歯に加える負担も少なく、治療中の痛みも少ないです。 マウスピースはつけたままなのではなく、医師の指示した装着時間に合わせて自分で着脱をすることができます。そのため、食事や激しいスポーツをする時にストレスを軽減したり、歯磨きなどをする時に取り外すこともできるので口の中もマウスピース自体も清潔に保つことができます。 マウスピース矯正治療法の中でも注目を集めているのが、最新の治療法であるインビザライン矯正です。 インビザライン矯正は、アメリカで作られた矯正システムで、2006年に日本の歯科医院で導入が始まりました。現在では世界100以上の国で1500万人がこの治療を受けています。 インビザライン矯正の最大の特徴は、患者さんの口から3Dスキャナーで取り込んだデータをもとに、患者さんの口に合わせたオーダーメイドのマウスピースを使う事です。 このマウスピースは、歯科医師が患者さんと相談しながらコンピューターで作った理想の歯並びを目的として、最初に工程に合わせて複数作り患者さんに渡します。そのマウスピースを歯科医師が指示したタイミングで数週間ごとに交換していくことで、治療を進めていくのです。 まず最初に完成図を確認してから、随時歯科医師が患者さんのお口の中の状態を確認しながらタイミングを指示してくれるので、安心して治療を進めることができます。 インビザライン矯正は、マウスピースを1日のうち20時間装着して治療を進めていくので、患者さん自身のタイミングで取り外して食事やスポーツを楽しんだり、歯磨きなどをすることができます。 また、インビザライン矯正に使うマウスピースは、常に改良がされていて、患者さんの負担が少ない状態で治療を進めていくことができるように考えられています。 この様なことから、インビザライン矯正は治療による痛みも少なく、見た目や衛生面での心配も少なくストレスも軽減されるために、頭痛などの痛みも少なく歯科矯正治療を進めていくことができます。   プルチーノ歯科・矯正歯科では、大人のインビザライン矯正治療はもちろん、子どもの頃から治療を始める事のできるインビザライン・ファーストという治療法も導入しています。 また、プルチーノ歯科・矯正歯科では、歯科矯正治療の専門的な技術と知識だけでなくインビザライン矯正に関しても熟練した知識と技術を持っていると認定されたインビザドクターが患者さんにあった治療法を計画して治療を進めていくので、安心して治療を受けることができます。   歯科矯正治療は、治療法が特殊である事や他の歯科治療よりも治療期間が長くなることもあり、患者さんへの負担が大きくなりやすい治療です。 しかし、信頼できる歯科医師やスタッフが治療に携わることで、その痛みは軽減します。 患者さんそれぞれの悩みや希望をしっかりと聞いて、患者さん自身にあった治療法を考えてくれる歯科医院をみつけましょう。   プルチーノ歯科・矯正歯科では、24時間webで予約を受け付けています。あなたに合った矯正歯科治療法をご提案しますので、お気軽にご相談ください。

記事を見る

あなたの安心できる歯科医院のイメージは? 歯科医院を選ぶときに、あなたはどんな基準で選んでいますか? 祝日や土日に診療をしているかや、アクセスのしやすさも重要なポイントですが、それ以外にはどんなポイントがあるでしょうか。 病院にいくと緊張してしまったり、不安になってしまう人は多いのではないでしょうか。 また歯の治療をする時には色々な器具を口の中に入れて作業をするので、患者さんは何をされているのか目視できないぶん不安を感じることがあります。そのため、他の病院で治療を受けるよりも不安や恐怖を感じてしまう人がいます。 そんな時は、自分自身が安心できる要素が一つでも多い歯科医院を選ぶ人が多いと思います。 今回は、どんな歯科医院が安心して通うことができる歯科医院かを考えていきましょう。 Contents1 2 3 3.1 矯正歯科治療の特徴4 4.1 1.患者さんの気持ちに寄り添った対応のできる歯科医師やスタッフがいる矯正歯科4.2 2.治療法や治療費などについて、専門的な知識と技術を持った歯科医師が適切にアドバイスしてくれる矯正歯科5 医師よりも患者さんと関わる時間が長くなることが多い看護師や歯科衛生士は、9割以上を女性が占めています。その理由としては、やはり女性に対して安心するイメージが大きいからではないでしょうか。 最近では、歯科医師にも女医が増えてきています。女医さんがいる歯科医院は、男性医師が診療を行っている歯科医院よりも安心感を持つ患者さんは多いかもしれません。 2022年12月の時点で、日本全国の歯科医師のうち女性医師の占める割合は25%(厚生労働省統計)となっています。 一般歯科に比べ、矯正歯科と小児歯科は女性医師が多いと言われています。   患者さんが緊張していると口を開けてもらっていても筋肉が硬直してしまい、うまく頬を引っ張ることができなかったり治療中に急に動いてしまうようなこともあるので、安全に効率よく治療をすることが難しくなる場合もあります。 特に子どもの患者さんの場合は急に動いてしまうと危ないので、安心して治療を受けることができるのは大きな要因だと思います。 また、矯正歯科も子どもの頃から矯正歯科治療を始める患者さんも多くいらっしゃるので、女医さんがいると安心することが多いのかもしれません。 歯科矯正治療の主な目的は歯並びや顎の位置などを正常な位置や向きに整えることで、噛み合わせなどの口や顎の機能を改善したり、見た目をきれいにすることです。 むし歯や歯周病の治療や口腔外科などの治療とは違うことがいくつかあり、それによって患者さんが他の歯科治療よりも緊張したり不安を感じることもあると思います。 矯正歯科治療の特徴 ①治療期間が長い 歯科矯正治療は顎や歯をゆっくり動かしていくため、他の歯科治療にくらべると治療期間が長くなることが多いです。治療目的によっては、顎の成長のスピードや成長をする時期に合わせて症状が現れる前に予防を目的に治療を進めることもあります。そのため子どもの頃から治療を始めて数年かかる場合もあります。 また、最近では大人になってから矯正を始める患者さんも多くなっていますが、顎の成長が完了してから矯正を始める場合は治療期間が長くなることが多いです。 ②特殊な器具や装置を使うことが多い 矯正歯科治療は、他の歯科治療とは治療内容が違うことが多くあります。 そのため、他の歯科治療では使わない矯正歯科治療独自の器具や装置を使うことがよくあります。 例えば、歯科矯正治療法のなかでもよく使われるワイヤー矯正治療法では、歯の表面にブランケットという装置を接着してワイヤーとゴムをかけてゴムの引っ張る力で歯を動かす方法です。 この治療法の場合は、ブラケット、ワイヤー、ゴムを口の中に装着することになるのですが、どの装置も他の歯科治療で使うことはほぼありません。また、それらの装置を装着する器具も他の歯科治療では使われることがない物がほとんどです。 ③治療に専門的な技術と知識が必要 矯正歯科治療は、口の中ではなく顎関節など様々な部位との関係が重要です。 最近では歯のかみ合わせなどの咬合異常や上手く口を閉じることが難しいなどの開口障害が頭痛などの原因になることが分かってきました。 このことから、口の中の状態を整えることは体全体の健康のためにとっても、非常に重要な意味を持っていると言えます。 そのため、歯科矯正治療を行う歯科医師には、歯科矯正に関する適切な技術や専門的な知識だけではなく、体全体に関する知識も求められることになります。 ④保険外治療が多いので、治療費が高額になることが多い 歯科矯正治療は、①から③にあげたように、他の歯科矯正治療よりも期間が長くかかります。 その上、歯科矯正治療は他の歯科治療とは異なる特殊な装置や器具を使い、それを使いこなす技術と専門知識を持った歯科医師とスタッフが治療にあたるため、治療費が高額になります。 また歯科矯正治療では、『「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対しての矯正歯科治療』など、限定された場合にしか医療保険が適用できません。 たとえば、「見た目をきれいにしたい」などの目的で歯科矯正治療を受ける場合には、医療保険が適用されないのです。 では、患者さんはどんな矯正歯科なら安心して歯科矯正治療を受けることができるのでしょうか。 1.患者さんの気持ちに寄り添った対応のできる歯科医師やスタッフがいる矯正歯科 歯科治療は矯正歯科治療に限らず、患者さんにはどんな治療を今しているのか、次にどんな治療をするのかという事が、分かりづらいことがよくあります。 そんな時に、状態に合わせて気遣いの言葉をかけてくれたり、いたわりの言葉をかけてくれる歯科医師やスタッフは、患者さんにとってはとても安心できる存在になります。 そういった意味では、女医さんのいる矯正歯科で歯科矯正治療を受けることで安心感を持てる事は、とても重要なことだと思います。 2.治療法や治療費などについて、専門的な知識と技術を持った歯科医師が適切にアドバイスしてくれる矯正歯科  矯正歯科治療は、専門的な知識と技術を持った歯科医師が患者さんの状態を的確に判断し、患者さんの困りごとや希望などを聞いて熟考したうえで、適切な治療法を提案することがとても重要です。 患者さんが歯科矯正治療を受ける時に持つ不安や悩みとして、矯正歯科治療を受けている間にブラケットなどの装置をつけている見た目が気になったり、治療中に痛みが出るのではないかなどの悩みを持たれる方もいらっしゃいます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、新しいマウスピース矯正治療法の「インビザライン矯正」を受ける事ができます。 インビザライン矯正は、最新の3Dシステムを使って口の中の状況を分析し、患者さんそれぞれの目的の歯並びにするために最適のマウスピースを作成し、マウスピースを交換していきます。 ワイヤー矯正治療法に比べると歯に一度に加える力も少ないので治療に伴う痛みも少なく、マウスピースは目立ちにくく取り外すこともできるので安心して治療を受けることができます。 また、患者さんの口からスキャンした情報をもとにコンピューター上で理想の歯並びを確認しながら治療を進める事ができるので、とても効率的かつ計画的に治療を行うことができます。このことから、治療にかかる期間や費用に関しても、相談しながら進めることができるのです。 今回は、歯科医院で安心して治療を受けるためのポイントを説明しました。 不安になる要素は人それぞれだと思いますが、今回のポイントをもとに自分に合った歯科医院で矯正歯科治療を受けてください。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、24時間webで予約を受け付けています。矯正に関する相談も行っていますので、お口のことで気になる事や困ったことがあればご予約してください。

記事を見る

矯正歯科でのメンテナンスを解説!矯正治療中にメンテナンスが必要な理由とは? 矯正歯科では歯列矯正を行うだけではなく、矯正治療と並行して定期的にメンテナンスを行います。今回は、矯正歯科でのメンテナンスがなぜ必要なのか、実際にどんなことをしているのかなどをお話していきます。また、矯正治療を滞りなく進めるためには、毎日のセルフケアも非常に大切です。正しいブラッシング方法や矯正装置の清掃方法の紹介もしているので、矯正治療に興味がある方はぜひ最後までご覧ください。 Contents1 2 2.1 歯並びの定期チェック2.2 矯正装置の調整2.3 歯のクリーニング2.4 口腔衛生指導3 3.1 1.歯ブラシの準備3.2 2.ブラッシング方法3.3 3.補助清掃用具の活用4 5 矯正歯科は歯科矯正だけを行うわけではありません。矯正治療を滞りなく行うためには、定期的にメンテナンスを行っていく必要があるのです。以下のようなトラブルが起こらないためにもしっかりとメンテナンスを受けましょう。 ・虫歯や歯周病の予防 ・痛みや不快感の軽減 ・矯正装置の破損の予防 矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまうと、最悪の場合矯正治療を中断して虫歯や歯周病の治療を優先しなければなりません。また、定期的に歯の動きをチェックすることで、歯の動きに合わせて適切に装置を調整していき、痛みや不快感にも対応することができます。矯正装置の変化にもいち早く気が付くことができるので、トラブル防止にも繋がります。 矯正治療中は、定期的に矯正歯科を受診していただき、以下のようなメンテナンスを行います。 ・歯並びの定期チェック ・矯正装置の微調整 ・歯のクリーニング ・口腔衛生指導 お口の中の健康を維持しながら、スムーズに矯正治療を進めていきましょう。 歯並びの定期チェック 歯並びの変化を確認し、歯が予定通りに移動をしているかを確認していきます。ワイヤー矯正の場合は、2週間~1ヶ月に1度のペース、マウスピース矯正の場合は、1~2ヶ月に1度程度の受診が望ましいとされています。歯並びの状態によっても変わるので、歯科医師の指示通りに受診をするようにしましょう。 矯正装置の調整 定期検診の際に矯正装置の調整を行います。ワイヤー矯正は、ワイヤーの交換や器具の調整などを行う際に時間を要するため、1回の調整時間が1時間程かかることもあります。一方のマウスピース矯正は、矯正開始前の3Dシミュレーションにて、最終形態までのマウスピースが出来上がっているため、基本的に大幅な調整は行いません。必要があれば、微調整を行う程度なので、調整自体は15~30分くらいで終わることが多いです。 歯のクリーニング 矯正治療中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、定期的にクリーニングを行います。特にワイヤー矯正の場合は、常に矯正装置を装着しているため、ワイヤーやブラケット周辺に食べかすや歯垢が残りやすくなっています。毎日のブラッシングだけではカバーできない部分は、矯正歯科でのクリーニングでしっかりと汚れを落としましょう。クリーニングでは、専用の器具を使用し、歯垢や歯石を除去します。ワイヤーやブラケット周辺の汚れもしっかりと落としたところで、最後に歯の表面を研磨して滑らかにします。 口腔衛生指導 正しいブラッシング方法や、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方などを指導します。特に、ワイヤー矯正の場合は、通常通りの磨き方では装置周辺の汚れが落としきれないため、矯正歯科で正しいブラッシング方法を指導してもらうことで、自宅でも効果的なセルフケアを行うことができます。また、一人ひとりのお口の状態に合わせたケア用品のご提案もできるので、どれを選んだらいいかわからないという方は相談してみてはいかがでしょうか。 矯正歯科でのメンテナンスと併せて、毎日のセルフケアも非常に重要です。矯正治療をスムーズに進めるためにも正しい歯磨きを習慣化し、治療の妨げとなる虫歯や歯周病を予防していきましょう。 1.歯ブラシの準備 歯や歯肉を傷つけないように柔らかい毛の歯ブラシを選びましょう。ワイヤー矯正の場合は、矯正用の山形の歯ブラシを使うとワイヤーやブラケット周辺にしっかりと毛が当たりやすいです。また、歯間ブラシやタフトブラシを使用することで、細かい部分の汚れが落としやすくなります。タフトブラシは、毛束が1つの小さな歯ブラシで、歯ブラシでは届きにくい部分の清掃に適しています。このように場所によって使い分けることで、効果的に汚れを落とすことができます。 2.ブラッシング方法 歯ブラシの持ち方は、「ペングリップ」という鉛筆の持ち方と同じ持ち方で握ることで、余分な力が入らずに磨くことができます。優しい力で、歯や歯茎に毛を当てて、小刻みに動かしていきましょう。ワイヤー矯正の場合は、矯正装置の上下に分けて細かく磨いていきます。ワイヤーに沿って、歯ブラシを斜め45度に当てて細部まで磨きましょう。ブラケット周りは、さまざまな角度から磨くことで汚れが落としやすくなります。ワイヤーの真下の部分は磨きにくい部分ですが、歯ブラシの毛を入れ込み磨いてみましょう。その他、歯と歯茎の境目や奥歯などの普段から汚れが溜まりやすい部分も入念に磨きます。 3.補助清掃用具の活用 歯間ブラシやタフトブラシを使用することで、歯ブラシの毛が入りづらい矯正装置周りもしっかりと汚れを落とすことができます。特に、ワイヤーの真下の部分は矯正用歯ブラシでも届きにくい場合があるので、補助清掃用具が活躍します。歯間ブラシは、サイズ展開が豊富なため、自分に合ったサイズを使用し、無理に入れ込まないようにしてください。   取り外しができるマウスピース矯正は、矯正装置を清潔に保つために毎日メンテナンスを行います。取り外すたびに清掃するのが理想ではありますが、最低でも1日1回は清掃を行うようにしてください。基本的に、流水と柔らかい歯ブラシで汚れは落ちます。さらに、1週間に2~3回程度、専用の洗浄剤を使用することで、マウスピースをより清潔に保つことができるでしょう。一般的な洗浄剤は「つけ置きタイプ」が多く、水やぬるま湯に洗浄剤を入れて、マウスピースをつけ置きします。使用後はしっかりと流水で洗浄剤を洗い流してください。清掃の際は、熱湯を使うことは避けてください。マウスピース矯正の矯正装置は、プラスチックでできているため、熱への耐性がなく、変形の原因になってしまいます。 また、マウスピース矯正の場合、取り外している時はしっかりと乾燥させてから、専用のケースに入れて保管をしましょう。破損や紛失の防止にもなります。   矯正治療中の矯正歯科でのメンテナンスについてくわしく紹介しました。矯正治療が滞りなく行われるためには、矯正歯科でのメンテナンスが重要だということがおわかりいただけたと思います。また、それに併せてご自宅での毎日のセルフケアも非常に重要です。正しいブラッシングのやり方や、矯正治療中におすすめの歯ブラシや補助清掃用具もしっかりレクチャーするので、ご安心ください。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、矯正治療前に行う無料相談を行っております。無料カウンセリングでは、患者様のご要望をしっかりと伺ったうえで、1人1人に合った矯正方法をご提案しています。矯正治療がスタートしてからは、治療の進行状況を定期的にチェックしながら、矯正治療が完了するまで患者様のお口の健康を守っていきます。

記事を見る

ガミースマイルは矯正治療で改善できる?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説します! 笑うと歯茎がたくさん見えて気になるという方はいらっしゃいませんか?そのような状態を、「ガミースマイル」と呼びます。今回は、ガミースマイルは矯正治療で改善できるのかという疑問にお答えしながら、ガミースマイルの原因やその他の治療法も併せて解説していきます。 Contents1 2 3 3.1 歯並びや骨格の問題3.2 唇や口周辺の筋肉の問題3.3 歯の長さや位置の問題3.4 歯茎の問題4 4.1 矯正治療4.1.1 ワイヤー矯正4.1.2 マウスピース矯正4.2 外科手術4.2.1 上顎骨切り術(ルフォー)4.2.2 上唇粘膜切除術4.2.3 歯冠長延長術4.3 ボトックス注射4.4 セラミック矯正5 6 ガミースマイルとは、笑った時に大幅に歯茎が見える状態のことを指します。通常、上下の歯を噛み合わせた際は、上顎の歯茎は見えないか多少見える状態になりますが、歯茎が3mm以上口元から見えている場合はガミースマイルと診断されることが多いです。ガミースマイルは、見た目にコンプレックスを感じてしまったり、機能面でも問題を引き起こしたりする場合もあります。 結論から言うと、ガミースマイルは矯正治療で改善することができます。軽度の場合は、通常の歯を動かす矯正治療で改善する場合もありますが、さまざまな問題が関係している場合は、外科手術を併用することもあります。歯並びや骨格の問題以外にも、ガミースマイルになってしまう原因は複数あり、それぞれの原因に合った治療をしていきます。 ガミースマイルの原因は以下の通りです。 ・歯並びや骨格の問題 ・唇や口周辺の筋肉の問題 ・歯の長さや位置の問題 ・歯茎の問題 1つの原因だけの場合もありますが、複数の問題が重なって重度のガミースマイルとなっている場合もあります。 歯並びや骨格の問題 ガミースマイルの原因として多く見られるのが、上顎骨が過剰に発達しているパターンです。顎が長く、前に出てしまうことで、歯や歯茎も前に出てしまい、ガミースマイルとなってしまうのです。歯や歯茎が過剰に突出している状態を、「上顎前突」と呼びますが、これはいわゆる「出っ歯」の状態を指します。出っ歯とガミースマイルが組み合わさることで、非常に見た目に対し、コンプレックスを抱えやすくなってしまいます。 唇や口周辺の筋肉の問題 「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」という上唇と小鼻を引き上げるが強いことで、唇が歯茎の上まで上がり、笑ったときに歯茎が目立ってしまいます。また、上唇が薄い場合も笑った時に歯茎が見えやすくなってしまいます。 歯の長さや位置の問題 歯の長さが短いと歯の面積よりも歯茎の面積が広くなり、「イー」と歯を噛み合わせたり、笑顔を作ったりすると、歯茎が多く見えてしまいます。また、歯が低い位置から生えている方も歯よりも歯茎の面積が多くなり、ガミースマイルになりやすい状態です。 歯茎の問題 歯茎が発達し過ぎて歯に覆いかぶさっている場合、相対的に歯の面積が少なくなってしまいガミースマイルになってしまいます。   ガミースマイルの治療は主に4つの方法で行います。 ・矯正治療 ・外科手術 ・ボトックス注射 ・セラミック治療 ガミースマイルの原因となる問題に合わせて適切な方法で治療を行います。 矯正治療 歯並びや骨格に問題がある場合は、矯正治療を行います。矯正治療では、ワイヤー矯正やマウスピース矯正を用いて歯を動かしていきますが、場合によっては「アンカースクリュー」を組み合わせて効果的に歯を動かしていく必要があります。アンカースクリューを用いた治療は、歯の根元に小さなネジ(アンカースクリュー)を埋め込むことでより精密な動きを可能にします。 アンカースクリューと組み合わせることにより、以下のようなアプローチをしていきます。 ・歯を後ろに移動させる ・歯の位置を上げる(圧下) 出っ歯や口ゴボ(横顔を見たときに口元が盛り上がっている状態)の場合、歯を後ろに移動させることで、口が閉じやすくなり、歯茎の露出も軽減させることが期待できます。十分なスペースがない場合は、抜歯が必要になることもあります。また、上顎の前歯が短い場合は、歯を歯茎の方に移動する、「圧下」という動かし方で矯正します。歯の位置を上げることで、歯茎の露出を少なくすることが期待できます。 ワイヤー矯正 ワイヤー矯正は、歯にブラケットという部品を装着し、そこにワイヤーを通すことで歯に力を加えます。矯正装置の見た目が目立つことや、痛みや違和感を感じやすいというデメリットもありますが、さまざまな症例に柔軟に適応できる点が大きなメリットです。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、透明なマウスピース型矯正装置を装着し、歯を動かす方法です。矯正治療をしていることが周囲にわかりにくく、取り外しができるため、食事や歯磨きを通常通りにできるという特徴があります。また、金属を一切使用していないため、金属アレルギーの心配もなく、痛みや違和感も感じにくくなっています。軽度のガミースマイルの場合は、マウスピース矯正で対応できる場合もありますが、歯並びの乱れが複雑な場合はワイヤー矯正のほうが適している場合もあります。 外科手術 骨格に問題がある場合や、唇や歯茎の形状に問題がありガミースマイルになっている場合は、外科手術を行う場合もあります。 上顎骨切り術(ルフォー) 上顎骨切り術は、顎が前に突出している場合や顎が縦に長い場合などに行う外科手術です。上顎骨を切除し、顎の位置を調整することで、歯茎が見える面積を少なくします。ガミースマイルの原因を根本的に解決することができ、後戻りの心配はありません。しかし、大掛かりな外科手術を伴い、全身麻酔を使用するため、基本的に入院の必要があります。また、一般的な歯科医院では対応できない場合が多く、総合病院の口腔外科や美容外科などで手術を受けることになることを知っておいてください。 上唇粘膜切除術 唇の位置や形状に問題がある場合に行います。上唇の内側の粘膜を切除することで、上唇挙筋の運動が制限され、必要以上に上唇が引き上げられることが解消します。表面麻酔や局所麻酔を使用するため、入院の必要はなく、60分程度で手術が完了することが多いです。 歯冠長延長術 歯の長さが短かったり、歯茎がかぶさっていて歯が短く見えたりすることで、歯より歯茎の面積が大きく見えてしまう場合に行う手術です。歯茎を切開し、骨の形状を整えることで、歯が見える面積を広げます。表面麻酔や局所麻酔を使用し、60分程度で手術が完了します。傷口も残りにくく、骨の形状を整えているため、後戻りの心配もありません。 上唇粘膜切除術と歯冠長延長術を組み合わせて、唇の状態と歯の長さを同時に治療する場合もあります。 ボトックス注射 筋肉の過剰発達が原因でガミースマイルになっている場合、ボトックス注射を行うことで、筋肉を麻痺させて上唇が必要以上に引き上げられることを抑制します。ボトックスとは、ボツリヌス菌が作り出すA型ボツリヌス毒素を有効成分とする薬剤(ボツリヌストキシン製剤)を用いた治療法で、歯科分野ではガミースマイルの他に、歯ぎしりや食いしばりの治療などにも用いられます。外科処置の必要がなく、短時間で治療ができることから、気軽にガミースマイルの治療を受けることができます。しかし、持続性がないため、約3~6ヶ月程経過すると効果が薄れてきます。効果を継続させるには定期的に治療する必要があります。 セラミック矯正 セラミック矯正とは、セラミックの被せ物を被せることで、歯並びや歯の形、色などを美しくすることを目的とした審美治療の一つです。一般的な歯列矯正とは異なり、歯を移動させることはないので、短期間で治療が完了します。ガミースマイルを改善させるためには、セラミック矯正のみではカバーできないため、歯冠長延長術などの歯茎の形状を変える治療と併用することが多いです。しかし、以下のようなデメリットもあるので注意しましょう。 ・健康な歯を削る必要がある ・場合によっては神経を取る必要がある ・セラミックには寿命がある 健康な歯の寿命を縮めてしまうリスクがあることやセラミックを将来的に作り変える可能性があることなど、リスクをしっかりと理解したうえで治療の選択をしてください。   ガミースマイルを放っておくことで、見た目の問題だけでなく、機能的な面においても問題が生じることがあります。 ・見た目にコンプレックスを持ってしまう ・虫歯や歯周病リスクが高まる ・口臭の原因となる 歯茎が過剰に見えることで口元の審美性が低下してしまい、自分に自信が持てなくなってしまうことがあります。それによって、笑顔になれなかったり、コミュニケーションが取りづらくなったり、精神的にふさぎこんでしまうことにも繋がりかねません。また、上顎骨が前に出てガミースマイルになっている場合は、歯並びや噛み合わせが影響しており、食べかすが残りやすかったり、歯垢が落としにくかったりすることで虫歯や歯周病のリスクが高まります。さらに、上の前歯が出っ歯になっていると、口が閉じづらく、お口の中が乾燥し、口臭などの原因にも繋がります。このように、見た目だけでなくお口の中の健康維持にも悪影響を及ぼすのです。   ガミースマイルは矯正治療で改善できるの?という疑問にお答えしました。ガミースマイルは、矯正治療によって改善できることもあります。しかし、ガミースマイルの原因はさまざまなため、しっかりと原因を究明したうえで適切な治療を行うことが重要です。笑うと歯茎が目立つのが気になるという方は、1度プルチーノ歯科・矯正歯科までご相談にいらしてください。

記事を見る

How to find us
 医院までのアクセス

Our clinic is easily accessed by public transport. Car parking can also be easily found. We are conveniently located in AEON mall Aratamabashi which is just a short walk from Aratamabashi subway station or Yobitsugi Meitetsu station.

プルチーノ歯科・矯正歯科は、イオンモール新瑞橋内にあるので、大型駐車場が完備されております。診療と合わせて、お買い物など、とても便利な立地です。また様々な交通機関を利用しての来院が可能です。

ページの先頭へ