小児矯正歯科専門の歯科医に矯正歯科医院での治療について聞いてみました! 子供専用のマウスピース矯正歯科治療「プレオルソ」とは?
25.05.22
カテゴリ:BLOGインビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正予防歯科治療小児矯正矯正歯科
口腔機能発達不全症とは 口は、体の中に食べ物を取り込む入り口であり、体に栄養を取り込みやすくするために食べ物を歯や舌を使って咬み砕いたりすり潰して食塊(しょっかい)を作り、喉から食道に送り込むという重要な役割を持つ体の器官です。 そのため、お口の機能がうまく使えない状態になってしまうと、栄養を効率よく取り込むことができなくなってしまうため、さまざまな異常がでてしまいます。 また、口は呼吸をしたり発音をするためにも欠かせない器官であり、問題が起こってしまうと体の様々なところに影響してしまいます。 人間は体の筋肉や骨などの成長とともに、体の動かし方も身に着けていきます。しかし、成長途中の時期に指しゃぶりなどの悪い習癖や遺伝的な骨格などの発育問題などから、口の機能がうまく機能を使えなくなってしまうことがあります。 このような状態になってしまうことを、「口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)」といいます。 この記事では、口腔機能発達不全症の治療法や治療の流れについてご紹介します。 口腔機能発達不全症は、口の開け閉めがうまくできなかったり(開口不全)、口がいつの間にかポカンと開いてしまって鼻呼吸ができなかったり(口唇閉鎖不全症)、顎が動かしづらかったり痛みが出る(顎関節症)を引き起こしてしまいます。また、受け口などの顎のバランスの異常にもつながります。 また、このような状態が続くと口腔内や顎の筋肉がうまく発達せず、歯並びにも影響が出てきてしまいます。 歯科では、口腔機能発達不全症の治療として口の周りの筋肉(口腔周囲筋)を鍛えたり、歯並びを整えたり舌の動きを正常に整えるための治療を行います。 これらは同時に行う場合もあれば、その時の状況に合わせて時期をずらして前後に行う場合もあります。 どちらの場合も、小児歯科専門歯科医が検査をした結果をもとに診断をし、患者さんの状況などをカウンセリングで確認しすべてを考慮したうえで適切な治療法を案内し治療計画を立てていきます。 ・MFT(Oral Myofunctional Therapy) mftは、口腔機能発達不全症の治療や口腔習癖(舌などの動かし方などの癖)を改善するためのトレーニングです。普段使うよりも口唇や周りの筋肉をしっかりと動かしたり、舌を上手く使えるように筋肉を鍛えたりすることで、口の周りの筋肉のバランスを整えれるように促していきます。 口をしっかりと動かせるようになると口腔機能が向上するのと同時に、空気を大きく体に取り込んだりすることができるようになり、集中力の向上や不眠症の改善などにも役立ちます。 口腔機能発達不全症は、一つの要因ではなく複合的な要因が関わっている場合が多くあります。その場合は、MFTと同時に歯科矯正治療を行います。 歯科矯正治療は、一般的には「歯列矯正をするのが歯科矯正治療」というイメージがあると思いますが、正しい目的は「歯の向きや位置を動かしたり、顎の向きや大きさのバランスなどを整えて、機能的にも審美的(見た目的)にも改善するための歯科治療」のことです。 10歳ごろまでの子どもさんの歯科矯正治療の場合は、歯並びだけではなく顎の位置や大きさを整えたりすることで、将来に向けて歯ならびが悪くなることを予防したりする場合も多くあります。 ・歯並びを整える歯科矯正治療 歯並びを整える歯科矯正治療をする場合には、レントゲンなどの検査結果をもとに治療計画をたてていきます。治療を開始する前には患者さんの要望や悩み相談などのカウンセリングを行い、歯科医師が患者さんのタイプや状況に最適な治療プランを説明し治療計画を作成します。 治療の種類としては大きく分けてワイヤー矯正治療法とマウスピース矯正治療法が使われますが、どちらにもメリットとデメリットがあるため、歯科医師が患者さんの希望を踏まえたうえで選択します。 【ワイヤー矯正治療法】 歯並びを整える為の歯科矯正治療としてよく使われるワイヤー矯正治療法は、歯の表面にブラケットという装置を接着し、そこにワイヤーやゴムなどを装着する方式で治療を行います。 ワイヤーやゴムには形を変えたり伸ばすと元に戻ろうとする力が働くため、その力を利用して歯を動かして向きや位置を整えていきます。 歯には力が強くかかるため、抜歯でできた大きなスペースに歯を並べるなど大きな移動を必要とする症例にも効果的ですが、治療中には痛みや違和感を感じてしまうことがあります。 さらに、ワイヤー矯正治療で装着するブラケットなどの装置は、歯医者で定期的に検診メンテナンスで調整する時以外には取り外したりすることができません。 そのため食事や歯磨きをする時にも装置を装着したままなので、食事で残った食べかすが残りやすくなってしまって気になったり、歯磨きがうまくできずに歯周病や虫歯になるリスクが高い状態になってしまいます。 【マウスピース矯正治療法】 マウスピース矯正治療法は、患者さんの口から採取した歯型から作ったマウスピースを利用して治療を行います。 マウスピースは、クリニックで定期的にメンテナンスを行いながら歯科医師の指示に従って1日のうち決まった時間のみ患者さん自身が家や学校などでマウスピースを装着し、指示されたタイミングで新しいマウスピースに交換することで治療を進めていきます。 マウスピースは柔らかい素材でできていてあまり強い力をかけて歯を動かす治療法ではなく、部分的な矯正治療や向きを少し変える程度の矯正治療に適用されることが多いのが特徴です。 そのかわり歯にかける負担が少ないので治療による痛みが出にくいので無理せず治療を続けることができ、食事や歯磨きなどを行うときには外すことが可能なので歯周病やむし歯になるリスクも低く抑えることができることなどが、メリットだと言われています。 また、マウスピースはホワイトニング治療にも使用できることがあります。 愛知県名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、3Dスキャナーを用いるマウスピース矯正治療「インビザライン・システム」を導入しています。 3Dスキャナーでお口の中の情報を取り込んでコンピューターで、矯正治療が完了するまでの歯並びのシミュレーションを作り、それをもとにマウスピースを作成します。通常のアルジネート印象材で採得する歯型よりも精密にマウスピースを作ることができるので、より効率的に治療を行うことができます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、乳歯から永久歯に生え変わる前のこどもの為に開発されたインビザライン矯正治療「インビザライン・ファースト」も導入しています。 インビザライン・システムに関する専門的な知識と技術・経験を持っていると認定されている院長をはじめとしたインビザドクターや専門的な知識を持った歯科衛生士などのスタッフがお子様の治療を担当するので、安心して治療を受けることができます。 口の筋肉を鍛える歯科矯正治療 口腔機能発達不全症は、歯や顎などの不整だけが原因ではなく、舌や口腔周囲筋がうまく使えなかったり、動かす力が弱いことが問題であることもあります。 その場合には、MFTと並行して口の筋肉を鍛える歯科矯正治療を行います。 【プレオルソ】 プレオルソは、マウスピースを口の中に装着して、舌や口の中の筋肉を鍛えていきます。舌は筋力が弱いとうまく使うことができず、発音が変わってしまったり食事をとる時に大きく影響がでてしまいます。プレオルソを装着することで舌の動きが正しい動きに矯正されて、口呼吸や開口などを治すことができます。 プレオルソのマウスピースには金属などは使われていないので、お口の中を傷つけることもなく、安心して治療を受けることができます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、プレオルソ治療も行っています。 インビザライン矯正治療と合わせて治療を受けることができるので、お口の負担が少なく口腔機能発達不全症の治療を受けることができます。 また、歯科矯正治療を将来的に行うことになった場合に、お口の他の機能を整えておくことで治療期間を短縮でき、治療費用を抑えることができる場合もあります。 プルチーノ歯科・矯正歯科は、日曜祝日などの休診日でも24時間ホームページからアクセスして、初診前の矯正治療に関する診療無料相談の予約をすることができますので、ぜひお気軽にご利用ください。
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おすすめできる歯科医院とは 小児歯科や矯正歯科の情報を知りたいとき、インターネットで「2025年おすすめの歯科医院一覧」や特集などのさまざまな紹介や評判口コミ記事を見かけることが多くあると思います。 そういった解説記事では、どのようなことを基準におすすめの歯科医院を選んでいるのでしょうか? ①自宅や学校などからの通院の利便性 子どもさんが通う小児歯科を探す時に重要なのは、通いやすさです。 クリニックの住所を確認して、車や自転車で通うルートや公共交通機関など、基本的にいつも使う交通手段以外にも複数の通院手段を考えて、通いやすい歯科医院を探すことをおすすめします。 小児歯科は歯の治療に複数回通う必要があったり、むし歯や歯周病を予防して健康的な歯を守るために定期的に歯科検診に通うこともよくあります。そういった場合、子どもさんの就学や進学などのライフステージの変化によって、生活エリアや交通手段も変わってきます。そういった場合に、通院の手段の選択肢は広い方が、長く通えるデンタルクリニックを選ぶ時には重要になります。 また、まだお子さんが小さい場合には、駐車場やバス停などから降りた次に医院まで歩く地域の距離や経路も把握しておくと便利です。突然雨が降ったりするなどのトラブルが発生した場合、歩く距離が5分以上と長いと負担が大きくなります。 愛知県名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科は、イオンモール新瑞橋の中にクリニックがあるので、とても便利です。 公共交通機関での通院もしやすく、イオンモールに完備された大きな屋内駐車場が利用できるので雨の日でも車で安心して通院することができます。 ホームページにぜひアクセスしてみてください。 ②歯科医師や治療に関わるスタッフの小児歯科に関する専門性 小児歯科は、小児(こども)のための歯科クリニックです。 人間の骨格は20歳ごろに成長が完了するといわれており、乳歯から永久歯に生え変わったり(混合歯列期)、骨以外の神経組織や筋肉などの器官や臓器も同時期まで日々成長を続けます。 体の成長段階にある小児期の治療は成長期の体に影響することがあるため、その後の筋肉や骨格の発育段階や子ども特有の病気や医薬品なども考慮しながら適切に実施する必要があり、大人の永久歯の治療とは大きく異なります。小児の治療が安全に行われるためには細心の注意が必要であり、治療に携わる医師や歯科医師、看護師や歯科衛生士などにも特別な知識や豊富な経験が求められます。 歯科クリニックのホームページや紹介の中には歯科医師や治療をサポートするスタッフの経歴などのプロフィールや日本小児歯科学会などの日本の国内の学会での専門医などの資格に関する情報提供や得意な治療内容などがされていることがあり、そのような詳細情報を確認することも重要です。 ③クリニックにある小児対応の設備や器具 子供は成人よりも歯科治療の経験が少ないことも多く、治療に対して恐怖心などが強い場合があります。小児歯科では、子どもさんの恐怖心を和らげるために動物や子どもの好きなキャラクターの絵が待合室や治療室の壁に書いてあったり、診療台の上で緊張を和らげるために子供向け番組やアニメの映像が各台のモニターに流れている歯科医院などがあります。 また、体の小さな子どもに合わせて用いる器具なども適して小さめにできていたり、「麻酔が怖い」などの声に応じてなるべく痛みの少ない麻酔針や機器を用意するなどの配慮をしている歯科医院もあります。 愛知県名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、治療前の子どもさんの緊張を和らげたり、待ち時間に退屈してしまわないように、院内の待合室の一角にキッズスペースが設けられています。このキッズスペースは受付などからも見やすい場所に確保してあり、一緒に来院した兄弟の治療の間などもお子さんが安心して遊んで待ってもらうことができるように配慮されています。 ④小児歯科以外の治療ができるのか 小児歯科は、子どもの治療をすることが主ですが、子ども以外の患者さんの治療も行っている歯科医院もあります。家族で同じ歯科医院に通院するのは、歯のプラークコントロールのための歯磨き指導の内容などの情報の共有がしやすいなどのメリットも多く、歯科医院を決める際の大きなポイントになるといえるでしょう。 また、子どもの頃から治療に通っている患者さんが成長して年齢が成人に達した後も、同じ歯科医院で治療を受けるというケースもあり、これに関しても治療歴などの把握ができている状況で安心して納得した歯科治療を受けることができるなどの大きなメリットがあります。 さらに、歯並びなどを正しい位置に整える歯列矯正治療や、着色を気にする女性の方などのための歯をきれいに保つためのホワイトニング治療などを行う審美(美容)歯科などが同じ歯科医院で受けれるのかなども重要な点になります。 一つひとつの治療目的のために複数の歯科医院に通うよりも、全てを一括して同じ歯科医院で治療を受けることができる方が、治療時間や治療費の軽減にも効果的だといえます。 矯正歯科治療は、特殊な装置を装着し指しゃぶりなどの習癖などが原因で上下がうまく咬み合っていない歯列や顎のバランスなどを整えて、口呼吸や出っ歯(上顎前突)、受け口(下顎前突)などの不正咬合症例を直し、悪くなった噛み合わせや発音を治すなどの機能的な問題と笑顔の時の歯の見た目などをきれいにする審美的な問題を改善するための歯科治療です。 ①自宅や学校などからの通院の利便性 矯正歯科治療は、専門医が口周りのバランスを時間をかけて悪い状態から調整してその後に整った状態を維持するための保定治療をしたり、口周りの筋肉のトレーニング(mft)をして整えたりする為、複数の段階の治療方針を決めて行う治療法です。そのため、最終的に治療が完了するまでには長い期間クリニックに通院する場合がほとんどです。最初のうちは毎月通院し、治療によっては数年単位でかかるので、その間に通学先や引っ越しなどで生活環境が変わって通院が継続しにくい状態になることもあると思います。 そういった場合でも、矯正歯科治療は原則同じ歯科医院で治療を継続することになるため、不測の事態に備えておくのも大切です。 できれば、公共交通機関や自転車・徒歩での通いやすさや、それに加え最寄りの駅や停留所からの距離、車の場合は駐車場の数や位置もしっかり確認しておくことをおすすめします。 ②歯科医師や治療に関わるスタッフの矯正歯科に関する専門性 矯正歯科治療は、むし歯などの処置や抜歯などの一般歯科治療とは大きく違う点がいくつもあります。 そのため、クリニックの設備や器具なども大きく違うことから、矯正歯科に関する専門的な知識が必要な治療です。専門的な知識や技術を持った歯科医院を選んで治療を受けることは、治療時間の短縮や治療成果の向上につながる重要な要因の一つです。 歯科クリニックのホームページや紹介の中には歯科医師やスタッフごとの経歴や専門医などの資格に関する情報が掲載されていることがありますので、是非確認してみてください。 ③患者さんの状態や希望に合わせて選べる矯正治療法の選択肢の有無 歯科矯正治療には、目的などによって複数の方法が確立しています。 どの治療法を選択するかは歯科医師が始めに患者さんの悩みや治療に関する心配事などの不安や疑問、要望を聞き、レントゲンなどの検査結果を参考にしたり口腔内の状態や嚙み合わせの症状などから精査し、患者さんの病状を総合的に検討して診断し判断して治療計画を提案します。 患者さんは、どのような治療法を希望するかや自身の気になる点を事前に考え、歯科医師に治療を開始する前のカウンセリング時に話して了承して治療を始めることで、よりカウンセリング内容を生かして治療を進めることができ、より患者さんの目指している結果を得ることができる治療を受けることができます。 そのためには、 ①矯正治療法に関して、治療を始める前に治療が必要な歯の本数や拡大するスペースの大きさなどや、詳しい治療方法の説明や期間の目安や治療にかかる追加の料金などに関するカウンセリングがあるか。 ②治療方法の選択肢は複数あるか。また、それぞれの金額などのメリット・デメリットやリスクなど詳しい説明を丁寧にしてくれるか。または、ホームページなどに詳しい説明や案内が書いてあるか。 ③歯科矯正治療は治療費が比較的高い場合が多いので、治療費用がクレジットカードや分割払い制などの複数の選択肢から支払いプランを選ぶことが可能かどうか。利用できるクレジットカードやデンタルローンの運営会社の手数料や、治療や支払いに関する個人情報保護の対策について。 などを確認しておくことをおすすめします。 愛知県名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、従来の金属線やマルチブラケットを使用した歯の表側のワイヤー矯正治療法や裏側矯正治療法のほかに、最新のマウスピース矯正治療法「インビザラインシステム」を採用しています。 3Dスキャナーを患者さんのお口に入れて口腔内から取得した現在の情報をコンピューターに取り込んで管理し、そのデータに基づいて治療完成までのシミュレーションを行って作った歯型からマウスピースを作成します。マウスピースは歯科医師の指示したタイミングで患者さんが自分で交換しながら、1日のうち決まった時間のみ装着して、マウスピースの形に合わせて歯の移動を促すことで治療を進めていきます。 そのため、より精巧で効率的なマウスピースを使って少ない力で前歯などを対象に部分的にゆっくり歯を動かしていくことができます。また、取り外しが可能なマウスピースを使用するので、ブラケットなどの装置が原因で口腔内や舌に傷をつけたりするようなトラブルも軽減できる可能性が高く、患者さんに与える負担を少なく抑えて治療を行うことが期待できます。 またプルチーノ歯科・矯正歯科では、6歳頃の早期の段階から始める事のできるお子さんのための「インビザラインファースト」も提供しています。 インビザラインシステムに関する専門的な医療知識を持ち十分な経験と技術を持つと認定されているこの記事を監修している院長先生をはじめとしたインビザドクターが治療を行いますので、プルチーノ歯科・矯正歯科ならリラックスして治療を受けることができます。 ここまで、小児歯科や矯正歯科を探す時にチェックしておくべきポイントをご紹介しましたが、こんなポイント等はもちろんどのような歯科を探す時にもチェックしておくと良いポイントです。 その他に重視するチェック項目としては、クリニックの診療時間が曜日によって違うこともあるので、確認しておくと良いでしょう。たとえば、歯科医師が複数在籍しているため、曜日や時間によって担当歯科医師が違う歯科医院もあります。 また、土曜日・日曜日や祝日が休診なのかどうかやその他の休診日があるのか、平日の月火水木金のなかで木曜日などに診療時間の変更はないのかや土日祝日の診療時間に関する情報は重要ですので、確認してみてください。 予約方法も電話だけではなく、最近ではサイトでネット予約ができる歯科医院や病院も増えています。診療時間以外でも予約をとったり変更ができるので、非常に便利です。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、初診前の矯正治療に関する無料相談や治療の予約をオンラインで行うことができます。ぜひ、お気軽にご利用ください。
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歯科治療の「痛いイメージ」の原因は? みなさんの中で、歯医者さんでの治療は「痛い」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。 歯の治療は内科の治療のように薬などで治すのではなく、歯を削ったり歯を抜くなどの直接的な治療が多く、どうしても痛みや恐怖を伴いやすいことが多いです。 今回は、痛みなどの不安を取り除いて安心して歯科治療を受けられるための対策や対応、痛みの少ない最新の歯科治療に関してご紹介します。 痛みというのは、体の大事な危険信号です。痛みを感じる時というのは、体の内部に大きな異変が起きていたり、外からの衝撃などで傷ができたり注意すべきことが起きた時なのです。 また、治療のような体を治すための処置でも、体は危険だと感じてしまい痛みを伝達してしまいます。 子供のころから歯周病になっていると、大人になってから更に悪化してしまい将来的には抜歯をすることになって入れ歯になってしまうリスクもあります。 歯の構造について 歯は主に歯髄・象牙質・エナメル質で形成されています。 ここでは、それぞれの特徴について説明していきます。 ・歯髄(しずい)歯髄は「歯の神経」とも呼ばれ、歯が受けた刺激を感じる部位です。歯髄は象牙質やエナメル質を形成するための大切な役割を果たし、歯を形作るのに重要な器官です。 また、象牙質から刺激が伝わってきた時には、象牙質を治すための修復象牙質を算出したり、細菌感染などで炎症が起きた場合には、免疫反応を働かせるなど、歯を守るためにも重要な器官です。 ・象牙質(ぞうげしつ) 歯髄の外側を覆うようにある象牙質は、歯の大半を占めている部分で、上部はエナメル質に覆われて下の根元部分はセメント室に覆われています。 象牙質の中には刺激を感じる象牙細管が通っていて、これを通じて歯髄に痛みとして伝わります。また、象牙質は硬い組織ですが、弾力性がある為に外から強い衝撃を受けた場合にも割れにくいという特徴を持った構造になっています。 ・エナメル質 エナメル質は歯の一番表面の層で、非常に硬い組織です。その強固な性質で、噛む衝撃などから歯を守っています。しかし、エナメル質は酸に弱い性質を持っていて、むし歯の原因菌が歯垢などから作り出す酸で溶けてしまいます。また、レモンなどの酸の強い食物の酸でも溶けてしまうことがあります。その他にも、歯ブラシが当たるなどの強い刺激でもエナメル質は薄くなってしまいます。 エナメル質が溶けて薄くなってしまうと、刺激が象牙質に伝わるようになるので、むし歯や知覚過敏などで痛みの症状が出てしまいます。 歯の痛みの原因 歯科の治療で痛みを感じるのは、むし歯が進行してしまい歯を大きく削るような治療をする場合です。むし歯(う蝕)は、歯がむし歯の原因になる菌に侵されて、その菌が歯の内部に入り込んでいくことで進行してしまいます。 むし歯の原因菌や食物などから発生して酸がエナメル質を溶かして象牙質まで侵攻すると、象牙細菌を通り、歯髄に刺激が伝わります。そして歯髄がその刺激を受け取ると、危険信号として痛みを脳に伝達します。 歯が痛みを感じる状況とは ◎エナメル質から象牙質までむし歯が進行してしまった時 ◎歯の根元のエナメル質が酸や歯ブラシなどの刺激で薄くなってしまったり、歯周病で歯肉がひいて歯の根元が露出してしまい歯髄が冷たい水などの刺激を感じてしまった時(知覚過敏)など では、乳歯(子供の歯)の治療で歯の痛みを避けるためにはどのようにしたらいいのかをご案内します。 虫歯を予防する やはり重要なのは、むし歯をつくらないように予防することです。 むし歯を予防するのに重要なのは、「①歯に歯垢を残さない」「②歯の資質を強くする」ことです。 ①歯に食物残渣(しょくもつざんさ)や歯垢(しこう)を残さない 食べ物を口の中に入れると、前歯で咬みちぎったり奥歯の臼歯ですり潰しながら唾液と混ぜ合わせて食塊(しょっかい)を作って飲み込みます。その時にどうしても、食べかす(食物残渣)が口の中に残ってしまいます。 食べかすは食事の後に数時間かけて歯垢という細菌の塊を作ります。歯垢の中ではむし歯や歯周病の原因菌が増殖を繰り返して酸を作り出し、エナメル質を溶かしてしまいます。 食物残渣や歯垢は、ほとんどが歯磨きをすることで除去することができます。 この時に重要なのは歯磨きをする適切なタイミングと正しい歯ブラシの使用方法です。 食べ物は口に入って咬み砕かれるとすぐに酸を出し始めるので、食後はできるだけ早く歯を磨くといいでしょう。 また、細菌は寝ている間に口の中で増殖するので、就寝前と起床後には歯を磨くことをおすすめします。 歯の磨き方に関しては、小児歯科に定期的に通って歯科医師や歯科衛生士から自分の歯並びや口の中の環境に合った歯磨きの方法を指導してもらいましょう。 また、定期的に歯科医院で歯医者の先生や歯科衛生士さんにプロフェッショナルケアをしてもらうと、更に口の中の細菌や歯垢を歯科でクリーニングして取り除くことができます。 歯垢が石化して歯石になってしまうと、歯ブラシでは取り除けなくなってしまいます。 自分で歯石を無理に取り除こうとすると、歯肉などを傷つけてしまい痛みの原因になるので避けましょう。 歯石がついている場合は、歯科クリニックにある特殊な歯石除去装置や器具で除去します。 歯石は歯に付着してから時間が経過するにつれて硬くなり、付着した歯を酸で溶かしてしまいます。 そのため、あまり放置せずに早めに歯科医院で歯石を除去することが重要です。 小児歯科での定期メンテナンスでは、むし歯ができていないかの点検やむし歯を予防するために、患者さんに負担の少ない専門的な機械で歯を清掃して歯垢や歯石を取り除くためのプロフェッショナルケアを行います。 また、エナメル質を強くして歯が酸で溶けにくくするフッ素を歯科医院で塗ることで、虫歯になるのを防ぐのに効果的です。 虫歯を悪化させない どんなに気を付けていても、歯がむし歯になってしまうこともあります。 その場合は気づいたら放置せず、すぐに小児歯科や一般歯科医院に行きましょう。 まだ歯の痛みが出ていない小さなむし歯のうちに治療をすれば、治療での痛みもなく治すことができますし、その歯が再びむし歯になってしまうリスクも抑えることができます。 また、歯垢や歯石をプロフェッショナルケアで除去したり、エナメル質を強くして歯が酸で溶けにくくするフッ素を歯科医院で塗布することで、虫歯がひどくなるのを予防することができます。 乳歯のむし歯は生え変わりで抜けたら終わりではなく、奥までむし歯の原因菌が入り侵食すると、その後に生えてくる永久歯(大人の歯)にも影響が出てしまいます。 痛みを軽減する麻酔方法や治療方法 麻酔は歯茎に注射をすることで神経を麻痺させ、痛みを感じにくくする方法です。「麻酔=注射=怖い」という患者さんもいますが、実際は麻酔をする前に注射をする箇所にクリーム状の表面麻酔を塗って針の痛みを感じにくくしたり、先の細い注射針や伝道麻酔器を使って痛みを和らげたりと、様々な対策がされています。 小児歯科の場合は、麻酔の機械装置をみると恐怖心がでてしまうことがあるので、ドクターの判断で事前に患者さんには見せないようにしたり、音楽をかけるなどリラックスした環境で治療を行うなどの工夫がされています。 歯科治療に関しても、むし歯があまり奥まで進行していない状態であれば、歯の一部を削ってプラスチックを埋めたり、あまり歯を削らずにセメントを埋めるだけで治療を終えることが可能な場合もあります。また、最近ではセメントなどを埋める前にレーザーで歯面を消毒する治療法もあります。 痛くない歯科治療を受けたい場合には、できるだけむし歯を悪化させないことが非常に大事です。 安心して治療を受けられる小児歯科をみつける インターネットで検索するとたくさんの歯科クリニックが出てきます。その中から患者さんそれぞれに合った歯科医院をみつけるためには、来院前に治療内容や祝日などの診療時間などの情報を確認しておくのも大事な事です。 痛みは、緊張や不安など様々な理由から増幅することがあります。そのため、苦手な治療を避けて、できるだけリラックスして落ち着いた状態で治療をうけるのも、痛みを避けるためには有効な条件です。 そのためには、定期的に歯のメンテナンスで通える歯科医院をみつけて、信頼できる先生やスタッフのいる環境で治療を受けることも必要なポイントです。 また、むし歯の治療以外にも歯並びや顎の痛みなど、お口の健康に関する悩みや相談もすることができて、慣れた先生やスタッフに治療をしてもらえることも重要なポイントです。 愛知県名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、患者さんが安心して治療を受けることができるように、さまざまな取り組みを行っています。 歯科医院はJR駅から近くて徒歩で行くにも公共交通機関を利用していくにしても便利な場所のショッピングモール内にあり、オムツ交換などにも便利なユニバーサルトイレや大きな駐車場もあるので、お子さんと一緒に通院するのに非常に便利です。 また、待合室で子供さんが安心して遊べるキッズスペースを完備し、受付のスタッフが見守る中で、院内で安心して待ち時間を過ごすことができます。また、小児歯科治療に関する専門的な知識と技術を持ち経験豊富な院長をはじめとしたスタッフが、緊張や恐怖心を最小限にして、患者さんがリラックスして診察を受けることができる環境づくりに配慮し取り組んでいます。 歯科矯正治療に関しても、成長途中の子どもさんから始められるマウスピース矯正「インビザライン・ファースト」を、インビザラインに関する専門的な知識と技術や経験が認められたインビザドクターが行っています。 小児歯科や小児矯正治療内容や料金に関する無料カウンセリングも行っていますので、ぜひホームページからアクセスしてweb診療予約をご利用ください。
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乳歯のむし歯予防はとっても大事! 乳歯(子供の歯)は、体の成長とともに永久歯(大人の歯)に生え変わります。「どうせ抜けてしまうなら、むし歯は放置しても大丈夫だろう」と思っている人もいると思いますが、実はそうではありません。 乳歯のむし歯が酷くなってしまうと、その後に生えてくる永久歯にも大きな影響を与えてしまうのです。 この記事では、乳歯のむし歯がどのようなものかを解説し、どうやって予防すればいいのかをご案内します。 乳歯は、お母さんのおなかの中にいる胎児の頃に、乳歯のもとになる「歯胚(しはい)」ができるところから始まります。 歯の生えてくる時期には個人差がありますが、一般的には初めて歯が生えてくるのは上下の真ん中の2本(上下で4本)が生後6から12ヶ月頃で、2歳から3歳になるまでの時期に全て生えそろいます。 乳歯は全て生えそろうと上下左右で5本ずつの合計20本で、永久歯の28本(親しらずを除く)に比べると、上下左右それぞれ2本ずつ(全部で8本)奥歯が少ないのが特徴です。 歯は、乳歯と永久歯ともに表側から主にエナメル質・象牙質(ぞうげしつ)・歯髄(しずい)という層に分かれて構成されています。 むし歯(う蝕)は、歯の表面に付着した虫歯菌(むし歯の原因菌)が、食べかすなどを栄養にして出す酸性の物質で歯を溶かして歯の表面に穴を開けて少しずつ内部に進行していく感染症です。 そして、エナメル質を溶かした虫歯菌がその奥の象牙質に進行し、更に内部に入り込んで歯髄(歯の神経)まで侵してしまうのです。 むし歯がエナメル質の層の間は痛みを感じることはありませんが、その中の象牙質には象牙細管(ぞうげさいかん)という細かい管が通っていて、それを通じて歯髄に刺激が伝わり冷たい水を飲んだ時などでも痛みを感じるようになります。 乳歯のエナメル質や象牙質は永久歯よりも薄くて酸に弱い特性があります。そのため、乳歯のむし歯は永久歯よりも早く進行して痛みを感じてしまいます。 成長期の大事な年齢の時期にむし歯になって口の中に痛みがあると、飲み物を口から摂取した時にも痛みがあるため、硬いものをあまり食べ無くなったり、食べ物をしっかりと噛んで十分な栄養を摂りこめないようになると、体全体に悪影響を与えてしまいます。 また、硬いものをあまり噛まないでいると、顎の成長がスムーズに進まないことで歯並びや噛み合わせにも影響が出てしまい、不正咬合や出っ歯や受け口などの顎変形症、顎関節症などを起こしてしまうこともあります。 乳歯は自然に抜ける順番や時期が決まっていますが、それはその後に生えてくる永久歯(後続永久歯)が十分に形成されて生えてくる準備が整うためのものです。 乳歯のむし歯は悪化してしまうと最悪の場合は歯が抜けてしまいます。あまりに早い時期に抜けてしまった場合には後続永久歯が生えるまでに時間が開いてしまいます。そうすると支え合っている他の乳歯が倒れて斜めになってしまったり、他の永久歯が斜めに生えたりしてしまい、本来そのスペースに生えてくるはずだった永久歯が生えてくるスペースがなくなってしまい、歯並びが崩れてしまうことがあります。 また、虫歯菌が歯髄まで進行すると根尖部に膿がたまってしまうことがあります。この場合、形成途中の後続永久歯の成長に悪影響を与えてしまい、永久歯が変色したり形成不全(形がきれいに整わない)になってしまう可能性があります。 そうなると、一生その状態の歯を使わなければいけなくなります。 このような事から、乳歯のむし歯はできるだけ予防することと、むし歯を発見した場合には早いうちに治療をして他の乳歯や後続永久歯に影響を与えないようにすることが、将来的なお口の健康を守るために非常に重要です。 では、乳歯の虫歯予防のためには何をしたらいいのでしょうか。 ここでは、どんなタイミングでどんな風に歯磨きをすればいいのか、小児歯科ではどのようにしてむし歯を予防するのかをご紹介します。 効率的な歯磨き方法 歯に付着した虫歯菌はおやつや食事の食べかす(食物残渣(しょくもつざんさ))などを栄養にして、歯垢(しこう)を作ります。歯垢は歯に付着した状態で石化して歯石(しせき)になります。歯石の中では虫歯菌が増殖を続けて酸を出し、歯に穴を開けてむし歯を悪化させていきます。 食べかすや歯垢は歯ブラシで除去することができるので、できるだけ早い時期に歯の表面から取り除くのが重要です。 最近では赤ちゃんが哺乳瓶で砂糖の入った飲料を飲んでむし歯になるケースも増えています。 また、虫歯菌は口が乾燥していると増殖しやすいので、寝ている間に増殖しやすいという特徴があります。朝起きた時に口がネバネバしているのを感じることがあるかもしれませんが、これは口の中が乾燥して虫歯菌や歯周病菌が口の中でたくさん繁殖しやすくなっているのが原因であることがあります。 このことから、歯を磨くのは「①朝起きてすぐ朝食前②朝食後すぐ③昼食後すぐ④夕食後すぐ⑤寝る前」というタイミングが最適です。毎日同じタイミングに決めて歯を磨くのを習慣にしましょう。 また、歯並びや歯の大きさは人によってそれぞれ違います。鏡で見てみると、歯はきれいに並んでいても凸凹していて、1本ずつ少しずつ向きや生えている高さや溝の部分の深さなどが違うのが分かります。歯を磨くときには全ての歯に歯ブラシをしっかりと当てて適切な力で磨く必要があるので、多い歯をまとめて磨くのではなく1本ずつゆっくり丁寧に磨いていきましょう。また、歯間ブラシやフロスを併用して歯ブラシでは磨けていない場所を掃除するのもとても効果的です。 最近では小児用の歯を強くするフッ素の含有量が多いバナナやアップル味などの歯磨剤(歯磨き粉)も薬局などで販売されていますので、歯磨きをする時には使用するのもおすすめです。 子どもさんの場合は、お子さんが自分で歯を磨いただけでは十分に磨けていない可能性もありますので、できるだけ親御さんや周りの大人が仕上げに歯を磨いてあげると良いでしょう。 歯科クリニックでの予防方法 歯科医院では、患者さんのお口の中の状態を確認して、むし歯を早期発見したり、歯周病やむし歯を予防するための処置をする検診を定期的に行っています。 お家で丁寧に歯を磨いて口腔ケアをしていたとしても、どうしても磨き残しなどはでてしまいます。それをチェックしてお口の中の様々な悩みやリスクを軽減するために、クリニックではいろんな処置を行います。 ◎プロフェッショナルケア(歯石除去・機械的歯面清掃) 歯垢や食物残渣は歯ブラシで除去することができますが、石化して歯石になってしまうと難しくなってしまいます。その場合は、歯科医院で歯石を除去してもらいましょう。 歯科医院では、特殊な装置で歯石除去をした後、歯の表面を研磨剤でクリーニングして整えます。この時に、歯の表面に薄く残ったバイオフィルム(歯周病菌や虫歯菌が生息している膜)や着色汚れも除去します。(機械的歯面清掃) これらの歯科医院の診療室で歯科医師や歯科衛生士が行う処置を「プロフェッショナルケア」といいます。 ◎フッ素塗布 お家での歯磨きの時に使う歯磨剤にも最近よく含まれているフッ素化合物は、エナメル質の中に入り込み歯を強化する性質があります。歯科クリニックでは、フッ素化合物を歯の表面に塗布することで、歯の表面に虫歯菌を付きにくくしたり、虫歯菌の酸が歯の中に侵入できないようにしています。 歯医者で塗布するフッ化化合物は、家で使う歯磨剤に配合されているフッ素よりも濃度が強いもので、6か月に1度歯に塗布することで予防効果が持続します。 また、それに併用して日頃の歯磨きで濃度の高いフッ素が入れてある歯磨剤を使うことで、虫歯菌の増殖を防ぐ効果を高い状態に維持できることが実際に科学的にも立証されています。 これ以外にも、生えてきたばかりの臼歯の溝をフッ素の入った薬剤で塞いでむし歯を防ぐシーラント処置などの予防方法もあります。 愛知県名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、大切な歯を虫歯や歯周病から守るために、予防歯科定期検診を実施しています。検診では、医療スタッフがお口の健康状態や虫歯リスクを専門の機器で測定し、その結果・情報をもとに患者さんそれぞれに合わせた予防法を提案し、むし歯になる心配のあるリスクを下げるために気を付けるべきポイントの指導をきちんと実践してくれるので安心です。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、むし歯や歯周病になるリスクを抑えることができるマウスピース矯正治療「インビザライン矯正」や、歯をきれいに保つための「ホワイトニング治療」などの審美歯科や、いつまでも噛める口を維持するための「インプラント治療」なども行っています。 院長をはじめとしたインビザラインに関する専門的な技術や経験・知識を持ったインビザドクターが矯正治療に関する料金などの疑問や不安に関する無料相談を行っていますので、電話でのご予約か土日祝日などの休診日でも24時間予約ができる専門ホームページからのアクセスでweb予約をぜひご利用ください。
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おすすめの小児歯科医院のみつけ方 インターネットなどで子供の歯の治療をする病院や歯科医院を探すと、たくさんの小児歯科クリニックが出てきます。その中で、お子さんが安心して通える小児歯科医院をみつけるためにはどうしたらいいのでしょうか。 小児歯科医院はその名の通り、小児(こども)の治療を専門にした歯科医院のことです。 小児歯科では、成長発育段階の小児に配慮した治療を行います。 人間の骨格は成長が完了するのは20歳前後と言われていますが、一般的に小児歯科では「乳歯(子供の歯)から永久歯(大人の歯)への生え変わりが完了する頃まで」が対象と考えられています。 しかし、歯科医院の方針によっては継続して治療を受ける場合などもありますので、人それぞれいつまで通い続けるのかは変わってきます。 また、一般歯科(虫歯や歯周病の治療などをする歯科)と小児歯科を両方とも診療している歯科医院も多いので、永久歯に生え変わった後も治療に通えるデンタルクリニックもあります。 小児歯科には0歳からの患児(子供の患者さん)が通うので、体の大きさなども患者さんによってまったく違います。そのため、大人の通う歯科医院においてある歯科ユニット(治療台)よりも比較的小さくて手足をはさむ心配が少なく掃除もしやすいなど、子供の特徴に配慮してあることが多いです。座ってから治療台を倒すのではなく、最初からベッドのように寝そべるタイプのユニットもあります。 また、治療に対する恐怖心を軽減するために子供用の音楽やDVDを院内の待合室や治療室での待ち時間に流す設備がある場合や、治療器具に目隠ししたり、どうしても患児が動いてしまい危ない場合には体を抑えるためのネットなどが用意されていることがあります。 患児の年齢によっても治療内容や対応方法は違いますが、治療を行う前には不安を取り除くために必ず患児やご家族に向けて優しく丁寧にインフォームドコンセント(治療に関する丁寧な説明)を行います。 また、患児の中には生まれて初めて歯科医院に来て治療を受ける子供さんも多くいます。 そのため、最初の歯科医院の印象が「怖い場所」にならずにリラックスして安心できる雰囲気で治療を受けることができるように、小児歯科の専門医や歯科衛生士や受付などのスタッフが配慮してサポートしながら治療を行っていきます。 では、小児歯科ではどのような治療をするのでしょうか? ①乳歯の虫歯・歯周病の予防治療 小児歯科では、乳歯の虫歯や歯周病を予防するための予防治療を行います。 「乳歯が虫歯になってもどうせ生え変わるから大丈夫」と考える人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。 むし歯は、虫歯の原因菌に歯が感染して起こる感染症で、その原因菌は乳歯の下の歯肉の中に埋もれている永久歯にも感染してしまうことがあります。 そのため、まず乳歯が虫歯の原因菌に感染しないようにすることが、大人になってからも歯の健康を保つためにはとても重要なのです。 また、こどもの頃に歯周病の初期段階である歯肉の炎症「歯肉炎」になってしまうと、体の成長とともに歯周病も進行してしまい、大人になってから歯の周りの組織にも炎症を起こしてしまう「歯周炎」になってしまいます。歯周炎はひどくなってしまうと最悪の場合にはひどい痛みを起こしたり歯が抜けてしまう原因になってしまうので、予防することは非常に重要です。 歯石除去・歯のクリーニング むし歯や歯周病の原因菌は、口の中に残っている食べかすからできる歯垢(しこう)を餌にして、増殖していきます。そのため、口の中から歯垢を取り除くことが一番の予防方法です。歯石(しせき)は歯垢が固まって石化したもので、歯にへばりついたままにしておくとその中でむし歯や歯周病の原因菌が急激に増殖してしまいます。 歯石は歯垢とはちがい、一度ついてしまうと自分ではなかなか除去することができません。 そのため小児歯科では、歯科医師や歯科衛生士が特別な器具を使って歯や歯肉のクリーニングを行います。家で歯磨きをするだけでは除去しきれない汚れや歯垢を綺麗に取り除くことで、お口の中を健康な状態に保ちます。それと同時にむし歯や歯肉炎のチェックもしています。 むし歯や歯周病を予防するためには、定期的にこのような歯の検診を行うことが大事です。 歯磨き指導 歯科医院で定期的に歯石などを除去していたとしても、お家での日々の歯磨きは欠かすことができません。歯垢が歯石になるまでには24時間かかるといわれているので、24時間以内に歯垢を除去すれば歯石になってしまうことも防げます。 小児歯科では、クリニックでのメンテナンスを行う時に、自宅での歯磨き指導もおこないます。子供のころから正しい歯磨き方法を覚えておくことは、将来の歯の健康の為に必要不可欠です。 フッ素塗布 歯の表面は、エナメル質とよばれるものでコーティングされていて、むし歯を予防する為にはこのエナメル質を守ることも重要です。 フッ素には、歯のエナメル質を虫歯の原因菌からでる酸から守る働きがあります。 またその他にも虫歯菌によってダメージを受けた歯の再石灰化を助けたり、虫歯菌の働きを抑制する働きもあります。 小児歯科では、このフッ素を歯に塗布することで、歯を虫歯菌から守るための処置を行います。歯科で使うフッ素は濃度が高いので、6か月に1度塗布することで効果を持続することができます。また、ドラッグストアなどで買えるフッ素成分を入れた歯磨き粉を自宅でも使用することで、フッ素の効果を高めることができるのも科学的に証明されています。 ②生え変わったばかりの永久歯のむし歯予防治療 乳歯は総合で20本生えますが、永久歯はその奥に二本ずつ生えて全28本になります。(親しらずを除く) 6歳ごろに乳歯の奥に生えてくる永久歯は第一大臼歯(だいいちだいきゅうし)と言いますが、「6歳臼歯」とも呼ばれます。 6歳臼歯は今まで歯が生えていなかったスペースに出てくることもあり、自宅での歯磨きで一番磨き残しが多くむし歯になりやすい歯です。 さらに、生え始めの頃の永久歯はまだ完全に組織ができていないため、虫歯の原因菌の感染への抵抗力が低い状態です。 そのため、小児歯科では生え変わって間もない6歳臼歯などの永久歯にむし歯予防の為の処置を行います。 フッ素塗布 永久歯のむし歯予防にも、乳歯のむし歯予防と同じようにフッ素が使われます。 乳歯と同様に6か月に1度塗布することで効果を持続することができます。 シーラント 臼歯は文字の通り、「臼(うす)のように食べ物をすり潰して体に栄養を取り込みやすい食塊にする」役割があります。そのため、臼歯には臼のように上部(咬合面)に少しごつごつした臼のような溝(小窩裂溝しょうかれっこう)ができています。歯の上に食べ物を乗せてすり潰すと、どうしても溝に食べかすが残りやすく、むし歯ができやすい環境になってしまいます。 そのため、歯科ではその歯の溝に食べかすが残りにくくするために埋めてしまい、さらにフッ素を含んだ薬剤を塗ることで虫歯の原因菌の感染を予防しています。 シーラントで埋める厚みはほんの少しなので、物をすり潰すのに影響することはありません。 ③乳歯の虫歯の治療 むし歯は正式名称を「う蝕」といい、むし歯の原因となる細菌が歯に感染することにより起こります。 う蝕は、初期の治療とその後の治療は感染の進行具合で変わってきます。 進行したむし歯治療は大人とほぼ変わらないため、今回は初期う蝕に関してのみ紹介します。 フッ素塗布 小児の麻酔などを使う歯科治療は、患児にとっては「怖い」体験となってしまうことが多くあります。そのため、う蝕がまだ小さい初期の場合には、歯を削るなどの処置を行わない場合があります。 この場合、むし歯の予防処置でも用いるフッ素を患部に塗布してむし歯の進行を防ぎます。 コンポジットレジン充填 前歯などの歯と歯の隙間などは食べかすが残りやすく、むし歯ができやすい場所です。 むし歯になってしまうと黒くなって目立ってしまうこともあります。 銀歯などの詰め物をつけるほどむし歯が進行していない場合には、患部を削り取りコンポジットレジンというプラスチックの詰め物をする治療を行います。 コンポジットレジンは歯と同じような色をしているので治療痕も目立ちにくく、特殊なUV光線を充てて硬化します。 ④小児矯正歯科治療 歯は、噛み合わせが少しずれてしまったりするだけで、体全身にも影響がでてしまいます。 子どもの頃の噛み癖や指しゃぶりなどの影響や生まれつきの骨格の問題などで、かみ合わせや歯並びなどに問題が起きている場合には、矯正歯科治療を行います。 小児歯科矯正は「第一次歯科矯正」とも呼ばれ、乳歯が生えそろった時期から永久歯に生え変わるまでに行う治療です。 小児歯科矯正では、歯並びだけではなく顎の成長を制御したり口の中を広げて永久歯がキレイに並ぶスペースを確保する為の治療なども行います。 今回は、歯並びをきれいにするための矯正歯科治療法についてご紹介します。 ワイヤー矯正治療法 ワイヤー矯正治療法は、歯の表面にブラケットという装置を接着し、そこにワイヤーやゴムなどを引っかけて力をかけ、歯を動かしていく治療法です。 歯に強い力をかけて矯正力が強いため、広い範囲や複数の歯の移動に適しているというメリットがあります。 歯に比較的強い力をかけて動かすので歯や顎が痛いなどの症状が出たり、ワイヤーなどの装置が口の中の粘膜や舌に当たって傷になってしまうことがあります。 また、患者さんが自分で装置を取り外すことはできないので、歯磨きなどの口腔ケアがしにくいため、むし歯や歯周病のリスクも高くなってしまうなどのデメリットがあります。 マウスピース矯正治療法 マウスピース矯正治療法は、患者さんの口から採得した歯型からマウスピースを作製し、そのマウスピースを少しずつ交換していくことで歯を動かしていきます。 マウスピースによる矯正力はあまり強くはないため、狭い範囲や部分的な矯正治療に適しています。 マウスピースは1日のうち歯科医師に指示された時間のみ装着するので、それ以外の時間は患者さんが取り外すことができます。そのため、歯に強い力がかからないので治療による痛みが少なく、歯磨きや食事も装置を取り外した状態ですることが可能なため、むし歯や歯周病のリスクを抑えることができるのがメリットだといえます。また、マウスピースは柔らかい素材なので口の中を傷つけることもなく、水洗いなどができて清潔に保ち快適に使用することができます。 愛知県や東京都に医院のあるプルチーノ歯科・矯正歯科では、3Dスキャナーで患者さんのお口の中の情報を読み込ませていただき、その情報をもとに精密なマウスピースを作製して治療ができるインビザラインシステムを導入しています。キッズのインビザライン矯正「インビザライン・ファースト」も導入しており、院長先生をはじめインビザライン矯正治療の専門的な知識と技術や経験を持っていると認定されたインビザドクターが、患者さんのお口の中に関する質問や悩みを聞きながら治療計画を立ててくれるので、安心してマウスピース矯正治療を受けることができます。 24時間webからアクセスして矯正歯科治療の無料相談の予約ができます。患者さんの相談内容などの個人情報保護にも対応していますので、ぜひお気軽にご利用ください。 ここまで、小児の専門の歯医者ではどのような治療が行われていくのかを解説してきました。 現在インターネットで小児歯科医院を検索するとたくさんのクリニックのホームページが出てきますが、医院によって行う治療内容などはそれぞれ違います。 また、治療を担当する歯科医師やスタッフの小児歯科医療に関する知識や技術などに関しても、医院によって大きな差があるのが現状です。 医院を調べるときには、サイトの口コミの内容や良い悪いの評判や情報だけではなく治療内容や歯科医院の専門的な知識と技術に関する項目の掲載内容や女性の歯科医師も在籍しているかなども見ておきましょう。 その他にも抜歯やインプラントなどの口腔外科治療に対応しているかや、土・日曜日や祝日などの休診日や木曜日や土曜日などの診察時間に関しても確認しておくとさらに便利です。また、通院する時に公共交通機関を降りた後に徒歩でかかる時間の目安や、駐車場の数や歩く距離などが分かっているといざという時に助かりますので、詳細を確認しておくことも、お子さんと通う歯科医院を探す時にはおすすめします。 サイトの更新があまりされていないこともあるので、最新の情報は電話で確認しておくのも重要です。その際に、親切な対応をしてくれるかどうかもチェックしてみてください。 ご自宅や学校からや最寄りの駅から近いエリアの安心してファミリーで通える小児歯科を受診前にインターネットなどで検索して探したい時には、この記事でご案内した治療などが受けられるのかぜひ確認してみてください。 みなさんの希望にあった歯科医院が見つかりますように。
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