こんにちは。 今回からは歯周病と糖尿病についてのお話を始めます。 糖尿病と歯周病は双方向の関連性が指摘されている慢性疾患で、長年の数々の研究において糖尿病による高血糖状態は、歯周組織に悪影響を与えることが指摘されています。 前回までのお話の通り、歯周病は口腔衛生状態の悪化によって発症しますが、進行については全身疾患、遺伝要因(宿主因子)、環境因子(喫煙・ストレス・食習慣など)が関与し複雑な病態・個人差が出ます。 糖尿病もまた宿主因子・環境因子が関連し、複雑な全身合併症を伴うことがあります。 次回は糖尿病とは のお話です。
歯周炎、肥満、糖尿病、関節リウマチなどを含む多くの炎症状態におけるメカニズムの理解は完全でないものの、自然・獲得の両免疫システムが同調して炎症反応や組織破壊に関与していることが分かっています。 健康な時は歯肉や自然免疫は自然なバリアーとして機能し細菌の侵入を予防する。しかし、歯周病では歯肉ポケットは細菌に対して脆弱であり、細菌の入り口としての役割をはたしてしまい、ブラッシングや咀嚼で血中に細菌が入り込み(菌血症)全身的に広がり顕著な全身性炎症を惹起します。 歯周病は、歯周ポケット内の感染がいくつかの経路を経て、全身疾患を引き起こします。 次回からは 歯周病と糖尿病 についてのお話です。
こんにちは。 前回は離乳食無料セミナーを行いましたが、今度は6月17日にこどもの矯正、大人の矯正の無料矯正セミナーを行います。 こどもの矯正と大人の矯正を2部制で行いますので、どちらかのみの参加でも構いませんし、ご家族で2部参加していただいても構いません😊 セミナー後は無料個別矯正相談も行います。 参加される方は受付まで直接またはお電話でのご予約をお願い致します。 . セミナー日以外でも矯正相談は随時受付ておりますのでご連絡ください。 . ☎︎:)052-693-8241
こんにちは、管理栄養士の鈴木です。 さて、昨日は吉田さんが “歯周病は全身のあらゆる病気と関係している” と触れました。 それは、 “ 歯周病が全身的な疾患に悪影響を及ぼしたり、その逆に全身性の慢性炎症性疾患が歯周病を増悪させる ” という事なのです。 そのことは世界的にも注目されています。 そして日本国内において ●多くの成人が 肥満や糖尿病などの “ 炎症性疾患に罹患 ” し、医療費が大きく膨らんでいる ●昔は結核や肺炎などの感染性死因が多かったが、現在は脳・心疾患などの “ 炎症性疾患 ” による死因が上昇している などで感染性疾患から炎症性疾患の対応へと大きく動いています。 歯周病は細菌感染由来の炎症性疾患で全身性の炎症性疾患の一部としてとらえる必要があります。 皆さん、体に異常(特に自覚症状)が無いとなかなか病院に行かないと思います。 しかし、歯科は検診や歯石取りなど 特に異常がなくとも定期的に通える唯一の医療機関なのです。 歯周病を治すと体の具合も良くなることが期待できるのです! 体の不調、もしかしたら歯周病のせいで良くならないのかも知れません。 ぜひ、プルチーノ歯科・矯正歯科にお越しください! 歯周病を治して身体も健康に! 長らく歯科にかかっていない方、ぜひ 検診しにプルチーノ歯科・矯正歯科へ いらして下さい、お待ちいたしております。
こんにちは!初めまして! プルチーノ歯科・矯正歯科の管理栄養士の吉田です。 本日から、同じく管理栄養士の鈴木さんと一緒に 歯周病と全身疾患との関りを皆さんにお伝えしようと ブログを書かせていただくことになりました! 皆さん歯周病って一度は耳にしたことがあると思いますが 自分は大丈夫と思っていませんか? 歯医者でこのように歯茎をちくちく刺す検査を受けたことは ありませんか? 歯周ポケットが4ミリ以上から歯周病と言われます。 5ミリ以上になるとスケーリング(歯石取り)では取り切れず 歯茎を切り開かないと取れないと言われています! 私は以前の診断で奥歯の歯周ポケットが4ミリのところがありました…。 痛みや違和感は全くなくても、知らず知らずのうちに歯周ポケットが 深くなっているんです! 歯周病は口の中だけの問題ではなく 全身のあらゆる病気と関係しています。 例えば ・糖尿病 ・肥満 ・メタボリックシンドローム ・周産期合併症 ・認知症 などなど… これらの病気が歯周病とどのように関係しているかをこれから ブログで発信していきたいと思います! 次回から歯周病についてお話していきます。