歯の矯正治療をしている時に、頭痛が起きることがあります。 その理由は何なのでしょうか。 ここでは歯科矯正治療とはどのような治療で、何を目的としているのか。矯正治療のメリットや、治療途中に頭痛が起こる原因について説明します。 Contents1 2 3 4 5 6 7 8 歯列矯正というのは、歯並びを正常にするための治療です。 骨格や咬み方のくせなど様々な原因で変わってしまうので、歯並びは人それぞれちがいます。 歯科矯正は、歯を削って被せものをするような治療とは違ってじかんがかかります。 歯に矯正装置を付けて力を加えることで、歯や顎の骨をゆっくり動かして正常な歯並びに近づけていきます。 歯並びがよくないと、どんな問題があるのでしょうか。 これは「不正咬合(ふせいこうごう)」といい、様々な問題を引き起こしてしまいます。 歯科矯正をすることで、不正咬合によっておこる様々な問題を解決することができます。 矯正治療をしている間は、口の中の環境が少しづつ変わっていきます。矯正治療中は一時的に咬み合わせが悪くなってしまったり、歯の位置や向きを動かすことで顎の筋肉や口の中に痛みが起きることもあります。 また、矯正治療は他の歯の治療に比べると治療期間が長くかかります。 その期間は歯に装置を付けていることで精神的ストレスや口の中が気になることが原因で、いつも以上に歯を噛みしめてしまったり、寝ている間に歯ぎしりをしてしまうこともあります。 これらの事が原因で、歯科矯正治療の間には頭痛を引き起こす可能性があります。 頭痛の対処法は、その原因によって違います。 しかし自分で原因を突き止めて頭痛を止めるのは、難しいことです。 頭痛が長く続く場合は、矯正治療を受けている歯科医院に予約をして受診した時に相談してみましょう。 では、一時的にでも頭痛を和らげるにはどのような方法があるのでしょうか。 ①痛い所を冷やす 頭痛がする時に他に痛むところがある場合は、症状のある患部を冷やすと痛みが落ち着くことがあります。保冷材や氷水を入れたビニール袋などで冷やすのがおすすめですが、ハンカチや薄いタオルで包んでゆっくり冷やしましょう。急激に冷やしすぎると痛みが強くなることがあります。 ②鎮痛剤を飲む 鎮痛剤を飲む場合は、容量用法を守りましょう。痛みが強いからと多めに飲んでしまったり、時間を空けずに飲んでしまうと効果がうまくでないことがあります。 他に飲んでいる薬やアレルギーなどがある人は、病院で処方してもらうか薬局で薬剤師に相談して購入してください。 ③運動や入浴、飲酒を避ける 体の血行が良くなると痛みが強くなることがあるので、避けた方がいいでしょう。 運動や入浴をすると、体温が上がって血行が良くなります。またお酒をのむと血管が拡がるので、血行が良くなります。 歯科矯正治療をwebなどで検索した時に、インビザラインという歯科治療について目にすることも多いと思います。 ここでは、インビザラインについて説明したいと思います。 インビザラインは取り外しができるマウスピースを使って、歯並びを矯正する治療法です。 1日20時間以上口の中に装着して、定期的に新しいマウスピースに交換していくことで少しずつ歯並びを整えていきます。 食事の時の食べ残しや歯磨きで磨き残した歯垢が口に残った状態でマウスピースを使用すると、歯周病や痛みなどの原因になることもあります。 マウスピースは口の中をきれいにした状態で装着するようにしましょう。 歯列矯正治療には、色々な治療法があります。 最もポピュラーな方法としては、ワイヤー矯正が多く用いられています。歯にブラケットという装置を接着して、そこを通すようにワイヤーを歯の間に固定します。そしてブラケットにゴムをひっかけて、そのゴムの引っ張りあう力を利用して歯を動かしていく方法です。自分で着脱することはできないのでつけっぱなしの状態で使用し、定期的にワイヤー交換やゴムのきつさを調整することで歯を動かします。 最近では、上あごの内側に着脱できる装置を付けて、ネジを締めることで歯を動かす方法なども多く使われるようになりました。 他にも顎の骨を削る手術をして顎を小さくしたり、ヘッドギア装置を使って顎の位置を矯正する方法もあります。 専門的な知識を持つ歯科医師に相談して、自分の状態に適切な矯正治療方法を見つけてもらうことも重要です。 ↓↓ 詳しく知りたい方はコチラもチェック ↓↓ 色々な治療法がある中で、インビザラインが注目されているのには大きな理由があります。 ここでは、ワイヤー矯正と比較して説明しましょう。 ①矯正器具が目立ちにくい ワイヤー矯正の場合、装置はつけっぱなしになので、口を開けた時にすぐに見えてしまいます。しかしインビザラインは透明なマウスピースを使用するので、見た目にもあまり目立つことはありません。 ②歯周病や虫歯を予防しやすい ワイヤー矯正の場合は、矯正器具の隙間に食べかすなどが詰まりやすく、歯磨きなどの口腔ケアを丁寧にしたとしても磨き残しが多くなりやすくなってしまいます。その為、矯正治療中に歯周病を発症したり虫歯ができてしまう可能性が高くなってしまいます。 インビザライン法ではマウスピースを外した状態で口腔ケアができるので、口の中を清潔に保つことができます。また、マウスピースも洗うことができるので、いつでも清潔に利用できます。 ③歯を抜かないことが多い 歯科矯正が必要な不正咬合の場合、歯列がきれいに並ぶスペースが無いことが多くあります。このような場合はワイヤー矯正では犬歯(前から四番目の歯)などを抜いてスペースを作ることがあります。しかしインビザライン法は奥歯を後ろ(奥)に動かすことが得意なので、多くの場合は歯を抜かずに矯正治療をすることができます。もちろん歯を抜くことが必要な場合もありますので、歯科医師と相談して治療法を決めてください。 以上の事が、インビザラインのメリットといえます。 ↓↓ 詳しく知りたい方はコチラもチェック ↓↓ 歯の矯正治療には、他の歯科治療に比べるとたくさんの時間が多くかかる場合があります。そのため口や体全体への影響も大きく、ストレスも多くかかることがあるかもしれません。 しかし、歯並びなどの口の環境を整えることは、おいしく食事をとったり睡眠の質の向上にも役立ちます。健康的な毎日を過ごすためには、必要不可欠なことだといえるでしょう。
Contents1 1.1 硬いものやくっつきやすいものを食べた1.2 歯並びが影響する1.3 被せ物やセラミックの歯が多い1.4 歯磨きが不十分1.5 防湿・乾燥が不足している1.6 無意識に触ってしまっている1.7 噛む力が強すぎる1.8 フッ素を塗布している2 2.1 ブラケットが外れた場合2.2 アーチワイヤーが外れた場合2.3 リガチャーワイヤーが外れた場合2.4 パワーチェーンが外れた場合2.5 バンドが外れた場合3 3.1 1.食べものに気をつける3.2 2.歯磨きを丁寧におこなう3.3 3.なるべくさわらない3.4 4.定期的なメンテナンスを受ける4 ワイヤー矯正中の歯磨きのポイント5 6 ワイヤーやブラケットが外れる理由はさまざまですが、注意を払うことで外れてしまうことを防止することができます。 矯正器具が外れてしまう主な要因をご紹介します。 硬いものやくっつきやすいものを食べた 矯正直後は気にかけていても、矯正期間が長くなると、食べるものを気にすることが難しくなってしまいます。 以下のものは、ワイヤーやブラケットが外れる原因となるため、なるべく食べるのを避けるようにしましょう。 おせんべい 氷 ナッツや豆 キャラメル おもち ガム 歯並びが影響する 元々の歯並びによっては、矯正器具が外れやすくなることがあります。 ディープバイトと呼ばれる不正咬合(こうごう)は前歯の噛み合わせが深い歯並びのことです。 上の前歯が下の前歯に覆いかぶさるような形となっていることから、ブラケットに歯があたりやすくなるため、ワイヤーやブラケットが外れる要因となることがあります。 また、叢生(そうせい)とよばれるような、歯がガタガタに並んでしまっている状態では、引っ張る力も強くなるため、矯正器具が外れやすくなります。 被せ物やセラミックの歯が多い 被せ物として使用する銀歯や、セラミックの素材は、天然の歯よりもブラケットが外れやすい傾向にあるのです。 あまりにも外れる頻度が高く、矯正治療に支障をおよぼす場合には、接着剤の種類を変更したり、一時的に仮歯に置き換えたりすることがあります。 歯磨きが不十分 ワイヤー矯正中は、矯正器具が歯磨きの邪魔をしてしまい、理想通りのブラッシングをおこなうことが難しいです。 不十分なブラッシングはむし歯や歯周病の原因となり、歯の表面に歯垢(しこう)や食べものが残っている状態が続くと、矯正器具が外れやすくなります。 防湿・乾燥が不足している ブラケットを歯に装着するときには、接着剤を使用します。この接着剤は水分に弱いため、お子様のようにだ液量が多い場合には防湿処理が非常に難しくなってしまうのです。 無意識に触ってしまっている 特に矯正治療の開始直後は、装置が気になってしまい無意識のうちに舌や指で触ってしまっていることがあります。 頻度が高くなると、矯正器具が外れる原因ともなるため、意識をして触るのを控えるようにしましょう。 噛む力が強すぎる 顎やお口周りの筋肉、姿勢、歯並びなどによって、お一人おひとり「噛む力」が異なります。 もともと噛む力が強い方は、矯正器具にも強い力が働くため、外れやすくなることがあるのです。 何かに集中しているときに歯を食いしばる癖がある方や、寝ている間に食いしばる癖がある方は注意が必要です。 朝起きて「なんとなく顎がだるい」「顎が疲れていて痛い」と感じる方は、夜間に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。 フッ素を塗布している 定期的にフッ素(フッ化物)を塗布されている方は、むし歯予防のためエナメル質が強化されています。 矯正器具を装着する際には、装着しやすいようエッチングと呼ばれる前処理をおこないます。 この処理は歯の表面のエナメル質を脱灰させるため、フッ素を定期的に塗布されている方ではうまくエッチング処理ができず、矯正器具が外れやすくなってしまうのです。 定期的にフッ素塗布をおこなっていることを歯科医師に告げ、前処理を長くすることで、外れやすくなることを防ぐことができます。 まず始めに歯科医院へ連絡するようにしましょう。 担当歯科医に装置が外れてしまったことを伝え、対処法を相談することが重要です。 歯科医院へ行くまでの応急処置として以下の対応をとることができます。 ブラケットが外れた場合 歯科矯正用の「ワックス」で固定ができます。 このワックスは、矯正器具がお口の内側にあたって痛みがでたときに保護剤として使うものです。 このワックスを使用して一時的に固定をすることができます。 一方で以下のような場合には注意が必要です。 奥歯のブラケットが外れてしまった 全てのブラケットが外れてしまった 奥歯のブラケットが外れると、ワイヤーも外れてしまう可能性があります。すぐに歯科医院へ連絡しましょう。 全てのブラケットが外れてしまった場合には、しっかりと清掃し保管しておく必要があります。再利用できる可能性もあるので、歯科医院へ持参するようにしましょう。 アーチワイヤーが外れた場合 アーチワイヤ―は歯を動かすメインのワイヤーのことです。 まずはブラケットに差し込むことができるかを確認しましょう。差し込めない場合には歯科矯正用のワックスでブラケットに固定します。 固定が難しい場合には、飛び出たワイヤーを爪切りやニッパーを用いてカットしお口の中が傷つかないようにします。 この時にお口の中を切ってしまったり、切ったワイヤーを誤って飲み込まないよう注意しましょう。 リガチャーワイヤーが外れた場合 リガチャーワイヤーとは、メインとなるアーチワイヤーとブラケットをつないでいる細いワイヤーのことです。 リガチャーワイヤーが外れてしまった場合には、つまようじやお箸の先端などを使って、メインワイヤーの内側に押し込んで固定します。 パワーチェーンが外れた場合 パワーチェーンとはワイヤーだけで歯を動かすことが難しい場合に使用する、ゴム製のチェーンです。 パワーチェーンが切れたり外れたりしてしまった場合には、他の矯正器具に傷がつかないよう気をつけながらハサミで邪魔になっている部分を切ります。 パワーチェーンを使用している場合には通常2週間程度で交換をおこなうことが多いです。 次の診察まで日が短い場合には、そのままの状態で生活し、次の診察で付け直しを提案されることがあります。 バンドが外れた場合 バンドとは、おもに奥歯に装着する輪っか状の金具のことです。 ご自身で戻すことは不可能で、バンドが外れたままでいると矯正治療の効果が得られなくなることがあります。 必ず早めに歯科医院を受診するようにしましょう。 https://www.photo-ac.com/main/detail/22165738&title=%E6%AD%AF%E7%A7%91%E7%94%A8%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%A8%E5%A5%B3%E6%80%A7 歯科矯正中にワイヤーやブラケットなどの矯正器具が、外れないようにするコツをご紹介します。 1.食べものに気をつける 矯正直後は気をつけていても、矯正期間が長くなるにつれて硬い食べものや、くっつきやすい食べものを食べてしまいがちになります。 矯正期間中はなるべく我慢して、硬いものやくっつきやすいものを食べるのは避けるようにしましょう。 2.歯磨きを丁寧におこなう […]
矯正治療で心配なことのひとつに「歯を抜く」ことをあげる方も多いのではないでしょうか? 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が歯を抜かない矯正治療について解説していきます。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 3 3.1 健康な歯を残すことができる3.2 抜歯のための費用がかからない3.3 精神的、身体的なストレスがかからない4 4.1 適応症例が限られてしまう4.2 抜歯に変わる処置が必要になる5 歯を抜かない治療の誤解5.1 ゴリラ顔になる5.2 後戻りしやすい6 6.1 歯列拡大によって出っ歯になる6.2 噛み合わせが崩れる6.3 歯がきれいに並びきらない7 7.1 非抜歯を目的にしないこと7.2 コミュニケーションが取りやすい歯科医院を選ぶこと7.3 メリット・デメリットを教えてくれる歯科医院を選ぶ7.4 通院しやすい歯科医院を選ぶ7.5 歯科医院を比較検討して決める 矯正治療とは歯並びを改善することで、健康面の改善、見た目の変化によって自信を持って人前に出られることなどにつながる治療のひとつです。 矯正治療は歯科医師のスキルや経験、知識が非常に重要になるため、慎重に歯科医院選びをする必要があります。 矯正治療の現在は健康な歯でも抜歯をして行う矯正治療が主流となっています。 しかし、抜歯をしないで矯正治療ができないというわけではありません。 非抜歯でも十分に矯正治療を行っている歯科医師も存在します。 歯を抜かないことのメリットはどのようなものがあるでしょうか? 歯を抜かないメリットは以下の3点です。 健康な歯を残すことができる 抜歯のための費用がかからない 精神的、身体的なストレスがかからない 健康な歯を残すことができる 矯正治療で抜歯をするのは第一小臼歯や第二小臼歯が多いとされています。 健康的な歯を抜いてしまうことも多くなるので、非抜歯での矯正治療では健康な歯をそのまま抜かずに置いておくことが可能です。 抜歯のための費用がかからない 抜歯は矯正専門の歯科医院では行わないで、一般歯科のある歯科医院で抜くことがあります。 そのために紹介状も必要です。 紹介状を書いてもらうなど手間はもちろんですが、さらに抜歯にも費用がかかり、5,000〜15,000円程度は支払う必要があります。 抜歯したところの治療にも時間がかかってしまいますので注意が必要です。 精神的、身体的なストレスがかからない 健康な歯を抜くことに抵抗がある方は少なくありません。 抜歯後には痛みや腫れもでてしまうこともあります。 歯を抜いた後の穴が気になってしまい神経質になる可能性もあります。 そのような精神的な身体的なストレスがかからないのが「歯を抜かないこと」です。 歯を抜かないことのデメリットの紹介をします。 デメリットは以下の2点です。 適応症例が限られてしまう 抜歯に変わる処置が必要になる 適応症例が限られてしまう 非抜歯での矯正は限度があるため「抜歯をしないと対応できない」歯並びには対応できません。 そのため非抜歯で治療を行いたくてもできないこともあります。 抜歯に変わる処置が必要になる 抜歯をしないで歯を動かす必要があるため、歯列拡大などが必要になってきます。 歯列拡大とは、上顎や下顎の歯を外側に移動させて歯を動かすスペースを作る方法です。 歯を抜かない治療の誤解 歯を抜かない治療をおこなうことへの誤解が多く出回っています。 その代表的な誤解を紹介します。 ゴリラ顔になる 代表的な誤解のひとつが「歯を抜かないで矯正するとゴリラ顔になる」ということです。 歯を抜かないことから無理やり歯をなら並べてしまって、口元が前に出てゴリラ顔になるといった誤った認識がありますが、正しい方法で歯を移動させスペースを作るのでゴリラ顔になることはありません。 過去の失敗例などからこのような噂が広がった可能性があります。 後戻りしやすい 後戻りしやすいという誤解も存在します。 しかし、後戻りは歯を抜くのか抜かないのかは関係ありません。 矯正治療で後戻りをさせないためには、きちんと保定装置を利用することが大切です。 一人一人の歯の状況によって適切な治療は違ってきます。 そのため、無理に歯を抜かない矯正治療をすることはおすすめできません。 無理に歯を抜かないで矯正治療をすると失敗につながることもあります。 代表的な失敗例は以下になります。 歯列拡大によって出っ歯になる 歯列拡大によって歯を移動させるスペースを確保していきます。 発達過程の子供の矯正治療で用いられることが多いですが、大人でも利用することがあります。 そんな歯列拡大ですが、無理に行ってしまうと出っ歯になってしまうリスクがあるので注意しておきましょう。 噛み合わせが崩れる 無理に歯列拡大をおこなってしまうと、噛み合っていた歯が噛み合わなくなることもあります 歯がきれいに並びきらない 本来歯を抜かなければならない症例の場合に、無理やり抜かない矯正治療を行うと、歯の移動スペースが十分に確保できない可能性があります。 そのため、歯がきれいに並びきらないという結果になるリスクが存在します。 抜かない矯正治療はメリットもたくさんありますが、デメリットも存在します。 抜かいない矯正治療で公開しないためにも以下のことに注意しておきましょう。 非抜歯を目的にしないこと 抜かないことを念頭に矯正治療を考えていても、歯の状態によっては「抜歯することが適切な処置」と診断されるケースはあります。 しかし、そこで強引に「歯を抜かない矯正治療」を進めようとしてしまうと失敗につながりかねません。 あくまで「歯を抜かない」ことは手段であって目的ではないことを念頭に入れておきましょう。 コミュニケーションが取りやすい歯科医院を選ぶこと 矯正治療で大切なのは、治療のゴールを医師と患者さんがきちんとすり合わせて治療を進めていくことです。 […]
矯正治療を検討している方は多いですが、費用の問題がみなさん気になりませんか? 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が大人の矯正治療の費用について解説します。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 2.1 コンプレックスの解消2.2 お口の健康の維持2.3 治療スケジュールが立てやすい3 3.1 治療中の見た目3.2 痛みや違和感3.3 虫歯や歯周病の可能性4 5 5.1 プラスチックブラケット5.2 セラミックブラケット5.3 ジルコニアブラケット6 6.1 1.情報を集める6.2 2.相談6.3 3.検査6.4 4.治療開始6.5 5.保定7 矯正治療とは、歯並びを改善することによって身体的にも精神的にも健康的になる方法のひとつです。 歯並びで見た目のコンプレックスを持っている方は、矯正治療によって自信を持って人前で笑顔を見せることができるようになったり、社交的な性格になったりする人もいます。 特に社会人になってからは仕事で人前に出ることも多くなり、印象面が気になる方も多いのではないでしょうか? そんな気になる印象面を大人になってからも改善できるのが矯正治療です。 しかし、大人になってから矯正歯科を始めても大丈夫なのか気になる方もいるかもしれませんが、安心してください。 大人になってから矯正治療を始めても全く問題ありません。 以下で大人になってからの矯正治療のメリットとデメリットを紹介します。 コンプレックスの解消 歯並びが気になり「自信を持って笑顔が見せられない」というコンプレックスの解消に繋がります。 歯並びが影響する滑舌の改善にもなり人前で仕事をする方には非常にプラスになるでしょう。 お口の健康の維持 歯並びが悪い場合はどうしてもきちんと歯磨きができません。 磨き残しは、虫歯や歯周病の原因になります。 また、歯並びの影響で上手く口が閉じられない場合はお口の中が乾燥しやすくなり細菌が繁殖しやすくなってしまいます。 歯並びが改善されると、お口の中の状態を良い状態に維持することができます。 治療スケジュールが立てやすい 大人が矯正治療を行う場合は、子供の矯正治療とは異なり成長過程による影響が少なく済むので計画通りに治療を進めやすくなります。 計画通りに進めやすくなるということは、費用の面でも想定外の負担が少なくなります。 治療中の見た目 治療中はどうしても矯正装置が目立ってしまいます。 治療方法によっては目立ちにくい治療方法もありますので、自分に合った治療方法と費用で矯正歯科治療を選びましょう。 痛みや違和感 矯正治療は歯を動かしていくため痛みを伴う場合もあります。 また、矯正装置を装着するため器具への違和感も治療中は感じることがあります。 もし、日常生活に支障がでてしまう場合は担当の医師に相談するようにしましょう。 虫歯や歯周病の可能性 矯正治療中は装置に食べかすや汚れが溜まりやすいです。 そのため、きちんとケアを行わないと虫歯や歯周病となる可能性が高くなってしまいます。 普段からのケアを心がけておくことが大切です。 大人の矯正治療にかかる費用の相場がこちらになります。 全体矯正 部分矯正 ワイヤー矯正(表側矯正) 60万〜100万円 20万〜60万円 ワイヤー矯正(裏側矯正) 100万〜180万円 30万〜80万円 マウスピース矯正 55万〜100万円 10万〜50万円 支払い方法は現金一括払い、クレジットカードの一括払いや分割払い、デンタルローン、院内ローンなどがあります。 初めの支払いのハードルは高いですが、現金一括払いやクレジットカード一括払いは、支払いが1回なので、支払った後ストレスなく治療を受けることができます。 クレジットカード分割払い、デンタルローンなどの分割払いに関しては、手数料がかかるので、トータルの支払い額は多くなることを理解しておきましょう。 院内ローンは手数料がかからないですが、分割回数が24回までが一般的です。 矯正治療は高額になるので無理のない範囲で支払える方法を選ぶようにしてください。 子供や大学生では費用の面で手が出せませんが、ある程度の収入が入ってくる大人だからこそできる矯正治療を紹介します。 ワイヤー矯正のブラケットは素材によって大きく費用が変わりますが、支払える場合は大きなメリットになりますのでご紹介します。 プラスチックブラケット プラスチックブラケットはポリマー素材で作られており、透明で目立たないのが特徴です。 一般的なメタルブラケットに比べてソフトな触感なので違和感や痛みが少ないです。 費用が約60〜90万円程になっており、メタルブラケットは約30〜80万円ですので一般的なブラケットに比べ高くなっています。 メリットは「メタルブラケットに比べてお口への刺激が少ない」「セラミックブラケットやジルコニアブラケットに比べて費用が安い」「目立ちにくい」などがあげられます。 デメリットは「耐久性が低いため破損しやすい」「コーヒーやワインなどによって変色の可能性」「歯垢が着きやすい」などがあげられます。 セラミックブラケット セラミックブラケットはセラミック素材で作られています。 目立たないため審美性が高いのが特徴です。 費用は約65〜100万円程になります。 メリットは「歯の色と似せて作れるので目立ちにくい」「プラスチックブラケットに比べて破損しにくい」「着色のリスクが少ない」ことです。 デメリットは「費用が高くなる」「強い衝撃の場合割れる可能性がある」「取り外し時は慎重にしないと歯の表面を傷つける可能性がある」などがあげられます。 ジルコニアブラケット ジルコニアブラケットはセラミックの一種で高い強度と耐久性、耐熱性を持っている素材です。 強度が高いため割れにくく審美性の高さが特徴です。 費用は約65〜100万円程になります。 メリットは「自然な見た目で審美性が高い」「メタルブラケットと同等の高い強度」「変色しにくい」「歯垢も付着しにくく違和感が少ない」ことです。 デメリットは「他のブラケットに比べて費用が高くなる」ことです。 矯正治療を受けるまでの流れを紹介していきます。 流れは大きく5ステップです。 情報を集める 相談 […]
矯正治療を検討している方の多くが気になっているのは「費用」ではないでしょうか? 「どのように支払ったらいいのか?」 「分割での支払いは可能なのか?」 「治療によってどのくらいの金額になるのか?」 といったさまざまな疑問が出てきます。 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が矯正治療の費用や支払い方法などについて解説します。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 2.1 2.2 ワイヤー矯正(表側矯正)2.3 2.4 ワイヤー矯正(裏側矯正)2.5 2.6 マウスピース矯正3 4 4.1 4.2 クレジットカード分割4.3 デンタルローン4.4 院内分割5 6 7 8 8.1 患者さんの悩みに寄り添った丁寧なカウンセリング8.2 治療費の分割払いも可能8.3 患者さんのQOL(生活の質)向上を目指している 矯正治療の費用が「高い」ということは多くの方がご存じではないでしょうか。 矯正治療の高い理由は大きく2つあります。 1つ目は「保険適用されないこと」です。 通常の歯医者で虫歯の治療を行った際は、健康保険が適用されるために自己負担が総額の3割の負担で大丈夫です。 しかし、矯正治療は保険適用外になるために全額患者さんが負担することになります。 2つ目は「技術料や材料費が高い」ことです。 矯正治療で使用する装置などは専門性の高い矯正歯科医師が装着担当します。 そのため、高い技術と比例して金額も上がってきます。 さらに特殊な材料も多いため材料費が高額です。 以上のことが矯正治療の高額になる理由になります。 矯正治療の費用の相場は以下のようになります。 全体矯正 部分矯正 ワイヤー矯正(表側矯正) 60万〜100万円 20万〜60万円 ワイヤー矯正(裏側矯正) 100万〜180万円 30万〜80万円 マウスピース矯正 55万〜100万円 10万〜50万円 ワイヤー矯正(表側矯正) ワイヤー矯正はワイヤーの力を利用して歯を動かしていく矯正方法のひとつです。 表側矯正はその中でも歯の表側に矯正装置を装着して行うもっともオーソドックスな矯正方法です。 表側矯正は「矯正治療の中では比較的治療費を抑えることができる」「ほとんどの症例に対応している」「発音の影響を受けにくい」といったメリットがあります。 デメリットは「装置が目立つ」「食事のときに食べ物が引っかかりやすい」などがあげられます。 ワイヤー矯正(裏側矯正) 裏側矯正は歯の裏側に装置を装着して歯を動かしていく矯正方法です。 表側矯正に比べて「装置が目立たない」「前歯を前方へ動かしやすい」「口腔内を傷つけにくい」などがメリットとしてあげられます。 デメリットは「費用が高くなりやすい」「歯磨きが難しい」などがあげられます。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、マウスピース型の矯正装置を利用した矯正方法です。 メリットは「目立たない」「取り外しが可能なので食事や歯磨きが楽」「異物感や痛みが少ない」などがあげられます。 デメリットは「1日20時間以上の着用が必要」「適応できない症例がある」などです。 矯正歯科治療の費用は分割できます。 分割方法に関してはさまざまありますので以下で解説します。 支払いの分割は代表的な3種類を紹介します クレジットカード分割 デンタルローン 院内ローン クレジットカード分割 1つ目はクレジットカードの分割払いです。 クレジットカードの分割払いの方法としては2回、3回、10回などさまざまな分割回数で支払うことができます。 カード会社によってポイントが付くことや自分に合った分割回数で支払えることは非常にメリットではありますが、3回以上の分割払いの場合手数料が発生するため、一括で支払う場合より総額が高くなるのがデメリットといえるでしょう。 分割払いには毎月一定の金額の支払いになる「リボ払い」という分割方法もあります。 デンタルローン 2つ目はデンタルローンです。 デンタルローンは歯科治療専用のローンで、必要な治療費を銀行や信販会社がいったん立て替えて支払い、患者さんは銀行や信販会社に分割で返済していく方法です。 デンタルローンのメリットは金利が他の融資のサービスに比べて低いことにあります。 しかし、審査があるので審査に通過した人しかサービスを受けることができません。 安定した収入があり、一定の年齢以上ではないと審査に通過しないことを念頭にいれておきましょう。 院内分割 3つ目は院内ローンです。 院内ローンとは、歯科医院が独自で行っている支払い方法です。 基本的には分割の手数料や金利が発生しないものがほとんどで、デンタルローンの審査が通らなかった方でも利用可能になります。 医院によって分割回数が決まっているのでカウンセリング時に確認するのがよいでしょう。 「収入が少ない学生や主婦でも分割払いができるのか?」ということを気になる方もいるかと思います。 結論からいいますと分割払いは可能です。 しかし支払い方法によって分割できない場合があります。 デンタルローンは審査があり、一定の収入が必要なため、審査に通らない可能性が高いです。 学生に関しては親御さんの名前でローンを組む場合や、クレジットカードを利用したら分割払いも可能です。 院内ローンの場合は歯科医院によって独自の審査があり収入のない方なども、保証人を立てて利用することも可能になります。 「費用の支払いに分割で支払うことはお得なのか?」この疑問に関しての答えはケースバイケースとも言えるでしょう。 一括払いは1回で支払いは済むので、支払い後のストレスも少なく治療を進めることができます。 一方、1回で支払うためのまとまったお金が必要です。 分割払いの場合は、支払い回数は多くなりますが1回ずつの支払いが少なく、まとまったお金を必要としないので初回の支払いのハードルを下げることができます。 しかしながら、手数料などがかかり、総額は一括払いに比べ高くなるため、総額を抑えたい方へはおすすめできません。 ご自身の貯金額や収入状況などによってお得と感じる支払い方法を選ぶことがいいでしょう。 […]