矯正歯科の専門医「認定医」を知っていますか?おすすめの歯科の選び方もご案内します
24.09.18
カテゴリ:BLOGインビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児矯正成人矯正矯正歯科
矯正歯科について 矯正とは、国語辞書によると「欠点・悪い慣習などを正常な状態に直すこと。」という意味になっています。つまり、気になる所や良くないもの、悪い癖などを問題のない状態に整えるという意味です。 矯正歯科は、字のごとく「矯正をする」事を専門とする歯科のことです。 では、歯科の「矯正」とは具体的にはどのようなことをするのでしょうか。 矯正歯科の主な目的は、「口の中やその周りを、問題のない状態にすること」です。 たとえば、歯並びをキレイに直すことで、見た目や噛み合わせなどを問題のない(気にならない)状態にするのも、その一つです。それ以外にも、顎の位置や大きさを整えることで、正常な状態に戻したりもします。 問題がある歯や口の周りの状態とは では、どのような状態だと「問題がある」と言えるのでしょうか。 以上の10項目に該当することがあれば、「問題のある状態」といえます。 このセルフチェックに該当するような状態だと、 食事を上手く咬み切ったり飲み込むことができない 口を上手く閉じておくことができず、いびきや鼻呼吸の原因になってしまう 歯ぎしりや顎の痛みなどが起きてしまう などの症状が起きてしまう可能性があります。 しかし、これはセルフチェックの一例です。 自分では判断できない場合やこれ以外にも気になる事がある場合は、歯科医院で相談してみましょう。 ↓こちらの記事も要チェック!↓ 他の歯科治療と何が違うの? 歯科治療は、口腔外科や小児歯科や障がい者歯科、歯周病や歯内療法など、たくさんの専門分野に分かれています。 歯科医院の看板を見ると、たくさん書かれている事もあるといいます。 あれは「標榜(ひょうぼう)」といい、その医院に在籍する歯科医師が行うことのできる歯科治療のことです。 現在の日本の歯科医師法では、歯科医師はどの分野の歯科治療でも自由におこなうことが認められています。 したがって、その歯科分野の専門知識や技術、経験が乏しくてもすべての治療内容を標榜することができるのです。 しかし実際は、それぞれの分野での専門知識、技術、経験は非常に重要なものであり、軽視することはできないものです。 このような状況の中で、患者さんとの間で治療内容などでトラブルが起きてしまうケースも残念ながら少なからずあります。 矯正歯科治療は、専門性が非常に高い医療です。歯科大学を卒業し歯科医師免許を取得した後で、またさらに矯正歯科治療を専門として修練を積んだ歯科医師が行うことで、高い効果と結果を得る事ができます。 正確な治療を行うためには、精密な検査を行ったり、特殊な機器を使います。そのため治療を行う医師だけではなく、専門的な機器やそれを扱うために専門的な技術を持ったスタッフの配備や教育体制も重要な要素となります。 このように、矯正歯科治療には、専門的な知識や技術が必要なため、それらを習得している歯科医師には認定制度があります。 それは、どんなものなのでしょうか。 矯正歯科治療は、歯科医師免許を持っている歯科医師であれば行うことができます。 しかし、専門的な知識を持った歯科医師に治療を行ってもらうことで、治療の成功率を上げることができます。 認定医・・・5年以上の矯正歯科の学識、技術および臨床経験を有している。 指導医・・・12年以上の研究や教育、および臨床経験を有している。 臨床指導医・・・さらに高度な学識や技術はもとより、豊富な臨床経験等を有している。 以上の様に、矯正歯科治療に従事した臨床経験の期間や、知識や技術をもとに認定が行われています。 日本で矯正歯科治療を行っている歯科医師約35,000人のうち、日本矯正歯科学会の認定医は3,400人ほどで全体の10%以下、臨床指導医になると全体の約1%ほどと、きわめて少数の歯科医師が持つ資格となっています。 ↓認定医の説明はこちらにもあります↓ 矯正治療と一言で言っても、目的によって方法は大きく違います。 歯並びを治すだけなのか、顎の位置を動かすのか、などで使用する器具は全く違います。 また、同じ歯並びを治す治療の中でも、様々な種類があります。 以前は歯に特殊な器具を接着し、そのフックにワイヤーとゴムで力を加える事で歯を動かす治療が主流でした。 この方法だと、自分で取り外しはできず治療が終了するまで器具は装着したままになります。 しかし、今は歯に器具を装着するのではなく、1日に決まった時間だけマウスピースを装着することによって歯を動かす治療法が確立されています。 その中でも最も注目されているのが、インビザライン矯正という治療法です。 インビザライン矯正は、まず初めに3Dスキャナーで目標となる歯並びなどの完成図を確認し、それに向けて治療を始める事ができるのでゴールも分かりやすく安心して治療を受ける事ができます。また、その完成図を基にマウスピースを作成するので、患者さん個人に合わせたマウスピースを用いる事ができるのです。 インビザライン矯正は、目立つ器具を装着する必要もなく、家の中で行うことができるので、治療中の見た目も気にする必要がありません。 そして、矯正歯科治療中に最も重要なのが治療中の歯や口の中のメンテナンスです。矯正器具を装着していると、どうしても歯磨きなどでは十分に口の中を保つのは難しく、歯周病やむし歯になってしまうことが多くあります。しかし、インビザライン矯正ではマウスピースを外せば問題なく口腔ケアをすることができるのです。 このように多くの利点を持つインビザライン矯正ですが、この治療法においても矯正歯科治療に関する専門知識は必須のものです。コンピューターの力を借りた最新のテクノロジーですが、そこにこそ歯科医師の専門的な知識や技術、そして積み重ねられた経験が重要になるのです。 またインビザライン矯正は特殊な知識と技術が求められるため、インビザライン矯正の経験の少ない矯正専門医では効果的な治療結果を得ることは難しいと言われています。 その為、インビザライン矯正を検討中の方や治療を受ける病院選びに悩まれている方が、安心して治療を受ける事ができるように、「インビザドクター」を認定しています。インビザドクターは、インビザライン矯正治療の経験が50症例以上のドクターのみを認定しています。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、インビザライン矯正認定医(インビザドクター)が患者さんそれぞれの状態に合わせた治療プランをつくり、治療を行います。24時間いつでもwebから予約ができますので、気になる方はぜひ治療相談を受けてみてくださいね。 ↓インビザライン矯正についてはこちらから↓ 歯科治療には多くの治療分野があり、それぞれに高度な技術・知識・経験が重要であるとお話してきました。 歯科治療はどんな治療でも歯科医師の技量が重要ではありますが、その中でも専門性の高い矯正歯科治療においては特に重要視することです。 また、それ以外にも治療に関したインフォームドコンセント(事前説明)で、治療期間や治療費、その間のメンテナンス方法や治療を行うにあたってのメリット・デメリットに関しての説明をしっかりしてもらえるかなど、重要な点は多くあります。 ここでご紹介した事を参考にして、あなたにあった矯正歯科治療の専門医を選んでくださいね。
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矯正歯科治療を大人になって(20歳以降)から始める患者さんが増えています。 それはなぜでしょうか? 今回は、大人になってから矯正歯科治療を始めるメリットや費用に関して説明していきたいと思います。 矯正歯科治療の目的 矯正歯科治療は歯の向きや位置を正常な位置に整えたり、顎の位置を調整したりすることで、見た目や機能的に改善するための治療法です。 見た目・・・見た目の美しさの基準は人それぞれですが、ご自身の希望にそった状態に口の周りを整える為に行います。 機能性・・・上下の咬み合わせが上手くいかないことなどで起きている問題を改善する為に行います。食事の時の咬みにくさや飲み込みにくさの改善や、口が上手く閉じられないことで鼻呼吸になってしまっていたり、顎の位置の関係で生じている顎関節症の治療のために行うこともあります。 以上の事で気になる事がある場合は、矯正歯科治療を専門とした歯科医院で相談してみましょう。 矯正歯科治療の治療法 矯正歯科治療は、治療の目的によって行う治療方法が変わってきます。 ここでは、歯の向きや位置を動かして整える治療法について説明します。 歯並びをキレイにする為に、現状ではどうしても歯を動かすスペースを確保するのが難しいことがあります。その場合は、歯を抜いてスペースを確保する場合があります。 1.ワイヤー矯正 歯の表側か裏側ににフックのついた特殊な器具を接着して、そのフックにワイヤーとゴムをかけます。ゴムのけん引力で歯を動かし、ワイヤーで目的の歯並びになるように位置を整えていきます。 1か月に一度くらい歯科に来院していただき、ワイヤーとゴムを調整して少しずつ動かしていきます。 メリット: 強い力で動かせるので、動かせる範囲が大きい。 デメリット: 器具を自分で外すことができない。 器具が目立ちやすい 歯ブラシなどの口腔ケアが自分では難しい 器具が出っ張っているので、唇や舌にあたって気になったり傷になることがある 引っ張る力が強いので、痛みが出やすい 2.マウスピース矯正 歯に器具を接着するのではなく、マウスピースを使って歯並びを整えます。 1日のうち、決められた時間のみマウスピースを装着します。 歯科医師の指示したタイミングで、事前に患者さんにお渡ししてある新しいマウスピースに交換していきます。1〜2か月に1度のペースで来院していただき、状態の確認とメンテナンスを行います。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、新しいマウスピース矯正治療法の「インビザライン矯正」を受ける事ができます。最新の3Dシステムを使って口の中の状況を分析し、患者さんそれぞれの目的の歯並びにするために最適のマウスピースを作成します。適切な使用法でマウスピースを装着することで、少しずつ歯の向きや位置を調整していきます。コンピューター上で理想の歯並びを確認しながら治療を進める事ができるので、とても効率的に治療を行うことができます。 メリット: 器具を取り外しができる 器具が目立ちにくい 歯ブラシなどの口腔ケアがしやすい マウスピースが柔らかい素材なので、口の中が傷になりにくい 治療による痛みが出にくい デメリット: 自己管理ができないと難しい 子どもの時から歯科矯正を始めるメリット 歯科矯正治療は、歯やお口の周りの骨格などと深い関係があります。 乳歯(子どもの歯)は、胎児のときに「歯胚(しはい)」という歯の基に組織ができて、生後8か月ごろから3歳ごろまでに20本の歯が生えてきます。6歳ごろから歯が永久歯(大人の歯)に生え変わり始め、14歳ごろには全て生えそろいます。永久歯は乳歯よりも奥に2本ずつ多くはえるので、全部で28本になります。 また親知らずはその奥に生えてくるので、親知らずもいれると32本ということになります。 また、人間の骨格は20歳ごろまで成長が続きます。顎の骨は思春期頃に成長が進み、個人差はありますが18歳ごろまでには成長が止まるといわれています。 子どもの頃から歯科矯正治療を始める場合には、歯の向きや位置を整える「歯列矯正」だけではなく、顎の大きさを促進したり制御するための治療法が行われることもあります。 遺伝などの要因で歯並びや顎の大きさなどが将来的に問題になると考えられる場合には、歯や顎骨の成長期に矯正歯科治療を始めることで治療をスムーズに進める事ができる場合も考えられます。 では、大人になってから矯正歯科治療をはじめるのは遅いのでしょうか? 大人になってから治療をすることにも、多くのメリットがあります。 ①治療の目的やゴールがわかりやすい 歯や顎骨が成長途中の場合、これからどのように変化していくのかはハッキリわからない場合があります。骨格の成長の速度や大きさは人それぞれで違うからです。また、食事や生活環境も大きな要因になるので、実際に大人になってからどのような状況になるのかを正確に把握することはできません。 その点、成長が完了している大人の場合は今の状況からこの先変化する可能性が少なく、問題点や改善方法も分かりやすい場合が多いです。 ②治療中の口の中の管理がしやすい 歯科矯正治療中はお口の環境も大きく変わってくるので、歯磨きなどの口腔ケアも重要になってきます。ワイヤー矯正治療の場合は矯正器具が邪魔になって、口の中に汚れが残りやすくなってしまいます。 マウスピース矯正の場合は、マウスピースを取り外して歯磨きをしたりマウスピースを洗うことができるので、口の中を清潔に保った状態で装着することができます。 もちろん定期的に歯科医院でメンテナンスを行っていきますが、やはり患者さんご自身がお口のメンテナンスをすることがとても重要です。大人の場合は自分のお口の中の状況や変化も理解しやすく、子どもの頃に治療をするよりも患者さんご自身が管理をしやすいと思います。 ↓矯正治療の定期検診は何をするのかご紹介します↓ ③治療費の支払い方法が選びやすい 矯正歯科治療は、他の歯科治療に比べると期間も長くかかったり、特殊な器具を用いるために専門的な技術や知識を持つ歯科医師が携わることになる為、治療費が高額になります。 だいたいの歯科治療では治療を受けたその日に治療費を全額支払うことが多いと思いますが、矯正歯科治療の場合は1度での支払いだと大きな負担になる場合もあります。 その場合、歯科医院によってはクレジットカード決済やデンタルローンが利用できるところもあります。プルチーノ歯科・矯正歯科では、様々な支払い方法を選択することができるので、とても安心です。 ↓デンタルローンの詳しい説明はこちらから↓ 矯正歯科治療は、体の成長途中である子どもの頃から始めた方が早く終わるともいわれていますが、大人になってから始めても決して遅くはありません。 あなたが「矯正歯科治療をしたい」と思ったタイミングで、矯正歯科治療の専門的な知識を持った歯科医院で相談してみることをおススメします。 では、大人の歯科矯正治療にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。 歯科矯正治療は、患者さんによって用いる方法や治療にかかる期間もそれぞれ違うので、金額はそれぞれ違います。 だいたいの治療費の相場としては、70万円~100万円程度だといわれています。 専門的な技術と知識を持った歯科医師が患者さんに合った治療方法を患者さんと相談の上決めていくため、カウンセリングがとても重要です。歯科医院によっては、カウンセリングを受けるだけでも費用が発生する所もありますので、しっかりと調べてから予約をするようにしてください。 ↓マウスピース矯正の費用に関してはこちらから↓ また、交通事故で負傷してしまいもとの機能を取り戻すための治療や特定の病気や疾患が原因の治療が必要と認められた場合は、保険診療が適用になる場合や医療費控除の対象になる場合があります。 参考HP:公益財団法人日本矯正歯科学会「矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは」https://www.jos.gr.jp/facility 歯科矯正治療の費用に関することは、歯科矯正治療の専門的な技術と知識を持った歯科医師にご相談ください。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、歯科矯正治療の専門医の治療に関する無料相談の予約が24時間ネットからすることができます。 この記事を読んで歯科矯正治療に興味を持った方は、ぜひ相談をしてみてくださいね。
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小児歯科と小児歯科矯正について 「小児歯科」という道路看板を見かけることがありますが、どのような歯科なのかご存じですか? 「子どもが通うんだろうなぁ」くらいのイメージではないでしょうか。 このページでは、小児歯科の特徴やどのような治療を提供しているのかを説明していこうと思います。 みなさんは、歯科医院に生まれて初めて行ったのは何歳ごろですか? どんなイメージを持っていたか覚えていますか? 子ども時代の歯の治療は、大きな音や振動が怖かったり、大きく開けた口の中で何が起きているのか分からず不安だった記憶がある人が多いのではないでしょうか? 正直、あまり「行きたい!」と思う場所ではなかったのではないかと思います。 小児歯科は、名前の通り「小児のための歯科治療」を行っている歯科医院です。 子どもが治療を受けるのが不安にならないように工夫が色々されていたり、乳歯が虫歯にならないように予防治療もしてくれます。 また、成長途中の子どもの場合は口の中や顎の発達も重要で、健やかな成長を促したり観察していくことも大切です。 歯科医院に行くファーストステップは、専門的な知識を持っている小児歯科をおすすめします。 小児歯科は主に永久歯の生えそろう中学生くらいまでが対象ですが、成人でも子どもさんと一緒に通院される方もいらっしゃいます。 歯の成長を見守る為の検診 子どもの歯(乳歯)は全部で20本あります。 胎児の時に乳歯のもとになる「歯胚(しはい)」が完成し、生後8か月ごろから徐々に生え始めてきます。 3歳になる頃には、すべての乳歯が生えそろいます。 生えてくる時期は個人差がありますが、1歳を過ぎたころになってもまだ1本も生えていない場合には、小児歯科に相談してみましょう。 乳歯のむし歯治療 「子どもの歯がむし歯になっても、どうせ大人の歯(永久歯)に生え変わるんだから、治療しなくても大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、これは大間違いです。 乳歯のむし歯がひどくなってしまった場合には、その後に生えてくる永久歯の成長にも問題が生じてしまいます。 ですから、乳歯のむし歯もちゃんと治療をすることが重要です。 乳歯がむし歯になる前に、「むし歯にならないように予防する」こともとても重要です。歯のむし歯治療はできるだけする回数が少ないに越したことはありません。 ですので、しっかりと小児歯科で乳歯のむし歯予防の処置を受けましょう。 ①歯磨き むし歯は、むし歯の原因菌が引き起こす感染症です。原因菌は、食べかすなどを栄養として増えていきます。 むし歯を予防するためには、まず第一にむし歯の原因菌と、食べかすをお口の中から減らすことが重要です。 その為に一番重要なのが、「歯磨き」です。歯磨きといっても、ただ歯ブラシでゴシゴシするだけではなかなか無くなりません。 小児歯科では、歯磨きの練習をしたり、歯科医師や歯科衛生士がプロフェッショナルケアをしてくれます。 これによって、お口の中をきれいに保つことができ、むし歯の予防につながります。 ②フッ素塗布 むし歯にならないようにするためには、歯面に虫歯の原因菌や食べかすがつかないことも重要です。 フッ素は、歯の表面の細かい隙間に入り込んで、むし歯の原因菌や食べかすが歯につく隙間を無くしてしまいます。そうすることで、むし歯ができにくくなったり、悪化しないように予防する効果があります。 小児歯科では、プロフェッショナルケアをした後にフッ素を塗布して、虫歯予防を行います。 フッ素塗布は半年ごとに一度行うことで効果が続きますので、定期的に小児歯科でしてもらうようにしましょう。 フッ素はあまり多く摂取すると、体に悪影響がある場合もあるとされています。小児歯科では半年に一度のペースで行うことで、その危険性にも配慮しています。 最近では、ドラッグストアなどで売られている歯磨き粉(歯磨剤)にもフッ素が含まれているものが多く販売されています。 しかし、薬事法であまり濃度の濃いフッ素の入った歯磨き粉は一般のお店では販売を禁止されています。 小児歯科では、毎日使っても問題のない濃度のフッ素が入った歯磨き粉が販売されているので、それを使用することもむし歯予防には効果的です。 また、フッ素塗布と毎日のフッ素入り歯磨き粉の使用で虫歯予防の効果は上がるといわれていますので、両方を利用されることをおすすめします。 ③シーラント 奥歯は、食べ物を噛んだりすりつぶしたりしやすいように臼のような形をしているので臼歯といいます。上を向いた部分は咬合面(咬合面)といい、小さな溝がたくさんあります。この溝にむし歯の原因菌や食べかすが入りやすく、歯磨きをしてもなかなかきれいに取り除くことはできません。 小児歯科では、乳歯や6歳ごろに生えてくる永久歯(6歳臼歯)の溝にシーラントという薬剤をいれて溝を埋めることで、むし歯の予防をします。この治療は、一つの歯に対して1度行えば長く効果を発揮します。薬剤は歯に近い色なので、薬を塗った箇所も目立つことはありません。 子どもの歯の治療でよく思い浮かべるのが、矯正歯科治療だと思います。 ここでは、3歳から12歳までの時期に行う歯科矯正治療についてお話しします。 なぜ子どものころから矯正するのですか? 子どもの体の成長にとって、お口の中の環境が整っていることや顎の発達はとても重要なことです。なぜなら、口は空気を取り込んで体を動かすために必要な酸素を取り込んだり、食べ物を摂取して体の栄養にかえる為の重要な器官だからです。 また、スポーツをする時に歯で食いしばったりすることが多くあるため、歯並びや顎の強さなどはとても重要な要素となります。 ↓小児の矯正のメリットとデメリットについてはこちらから↓ 歯の矯正治療の目的 ①歯並びをきれいにする 歯並びをきれいにするための治療とは、永久歯の歯並びをきれいに見えるように整えることをいいます。 子どものお口の中は乳歯が生えているため、将来的に永久歯が生えてくる時とは歯の位置が少し違います。しかし、口の中の大きさや顎の位置などで将来的に歯並びが悪くなることが予測できる場合や、乳歯が早く抜けてしまって隙間があいてしまったり、既に生えてきている永久歯の位置がずれている場合には、子どものころから歯科矯正治療を行う場合もあります。 ②噛み合わせを整える お口の大きさや歯の大きさは、ひとそれぞれです。そのバランスによっては、息をする時に口がうまく閉じることができずに鼻で呼吸し辛い「口呼吸(こうこきゅう)」になってしまうことがあります。これは夜中のいびきに繋がったりすることで睡眠不足になったり、昼間の集中力の妨げになってしまうこともあります。 また、上手く食べ物を噛むことができずに、必要な栄養を十分に体に取り込むことができない場合もあります。 このように、子どもの頃から噛み合わせを整えるのは、健やかな成長にとって大切な要素です。 ③顎の位置を正常な位置にする 骨格の成長は20歳ごろまで続くといわれています。顎骨も少しずつ大きくなっていき、顔の形が整っていきます。 顎骨の大きさや形は人それぞれですが、外見や咬み合わせなどのお口の機能にも大きく影響します。 どのように成長するかは遺伝的要素やその他の要素も大きく関係してきますが、歯科矯正では顎骨の成長を制限したり矯正することもできます。 小児の歯科矯正と大人の歯科矯正の違いは? では、3歳から12歳ごろまでの歯科矯正とそれ以降の歯科矯正とはどのような違いがあるのでしょうか。 3歳から12歳までの歯科矯正は、乳歯が多いため、現在の歯の位置を動かすという事よりも、口の中の形・大きさや顎の形や位置を整えることが重要です。 それに比べ、永久歯が生えそろってから以降の歯科矯正は、歯の位置を整えることが大きな目的です。 また、大人の歯科治療は矯正器具を付けている間の外観などにも気を配ることが多いので、子どもの時よりも目立ちにくい器具を使うことが多くあります。 例えば、マウスピースを利用したインビザライン矯正などもその一つです。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、大人のインビザライン矯正だけではなく、子どもの頃から使えるインビザライン矯正を導入しています。 歯科矯正治療を検討する時には、専門的な知識を持った歯科医師に「いつから始めるのが適切で、どのような治療が必要なのか」をしっかりと相談して、あなたにあった最適な治療プランを提供してもらいましょう。 ↓子どものマウスピース矯正についての説明はこちら↓ ↓目立たない歯科矯正「インビザライン矯正」についてはことらから↓
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ワイヤー矯正の種類や費用は?名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が徹底解説 歯科矯正と言えば、歯に金具を付けるワイヤー矯正を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。今回は、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科がワイヤー矯正の種類や費用などを詳しく解説していきます。また、ワイヤー矯正と比べられることの多い、マウスピース矯正との比較も併せて紹介していますので、矯正方法を比較、検討中の方もぜひご覧ください。 Contents1 1.1 歯が動くしくみ2 2.1 表側矯正2.2 裏側矯正2.3 ハーフリンガル3 3.1 ワイヤー矯正のメリット3.2 ワイヤー矯正のデメリット4 5 6 6.1 装置周辺を念入りに歯磨きする6.2 矯正装置に影響がある食べ物や、虫歯になりやすい食べ物を控える6.3 激しいスポーツを行う人は歯科医師に相談する6.4 痛みが収まらない場合や装置が取れた場合はすぐに歯科医院を受診する7 ワイヤー矯正は、ブラケットという器具を歯に装着し、そこにワイヤーを通して歯を動かす矯正方法です。ブラケットはワイヤーの力を歯に伝える役割があり、ワイヤーの弾性を利用し、歯を動かしていきます。ブラケットやワイヤーは金属製が一般的ですが、白く目立たないセラミックブラケットや白くコーティングされたホワイトワイヤーなどの、審美性の高いものもあります。 歯が動くしくみ 矯正装置は歯の表面に付いていますが、歯茎の中にある「歯根膜」にワイヤーの力が加わることで歯が動くしくみになっています。歯根膜とは、「歯根(歯の根っこ)」と「歯槽骨(歯を支える骨)」の間にある伸縮性のある膜のことで、常に一定の厚みを保つという性質があります。そのため、力が加わることで、一方が縮んで一方が引き延ばされると、歯槽骨を再生したり、溶かしたりすることで一定の厚みを保とうとします。この性質を利用し、歯を動かしたい方向にワイヤーによって力を加え、少しづつ歯を動かしていくのです。 ワイヤー矯正には以下の種類があります。 ・表側矯正 ・裏側矯正 ・ハーフリンガル 患者様のご希望と歯並びの状態によって最適な方法を選んでいきます。 表側矯正 表側にブラケットを装着し、ワイヤーを通す方法です。一般的な方法のため、対応できる歯科医院が多く安心して治療を受けることができます。一般的な金属のブラケットやワイヤーの場合は、装置が目立ちやすいという特徴がありますが、目立ちにくい材質を選ぶことも可能です。 裏側矯正 舌側に装置を付けることで、装置が目立ちにくいというメリットがあります。しかし、表側矯正に比べると口腔内に違和感を感じやすく、発語もしにくい場合があります。裏側矯正は治療の難易度が高いため、どこの歯科医院でも対応できるわけではありません。矯正装置をオーダーメイドで製作する必要があるため、表側矯正に比べて費用が高額になると言われています。 ハーフリンガル 装置が目立ちやすい上の歯は裏側に、下の歯は表側に装着する方法です。下の歯は表側に器具が付いていることで、裏側矯正のデメリットである、違和感や発語のしづらさが軽減され、費用負担も軽減できます。 ワイヤー矯正のメリット・デメリットは以下の通りです。 ワイヤー矯正のメリット ・幅広い症例に対応できる ・装置のつけ忘れや紛失の心配がない ワイヤー矯正の最大のメリットは、どんな症例でも柔軟に対応できる点です。また、マウスピース矯正のように装置の取り外しができないため、装置のつけ忘れや紛失の心配がない点から、自己管理ができるか心配な方にもおすすめの方法と言えます。 ワイヤー矯正のデメリット ・見た目が目立つ ・痛みや違和感を感じやすい ・食事やスポーツなどに制限がある ・ケアがしにくく虫歯や歯周病リスクが高まる ブラケットやワイヤーがあることで、見た目の印象が気になったり、痛みや違和感がデメリットとして挙げられます。また、食事やスポーツなどに制限があり、矯正装置周辺のケアがしづらいという特徴もあります。その点については、「ワイヤー矯正の注意点」の項目で詳しくお話しします。 ワイヤー矯正と共に主流となってきているのが、マウスピース矯正です。透明なマウスピースを用いて歯を動かす方法で、見た目が目立たない、痛みや違和感が少ないなど、ワイヤー矯正のデメリットをカバーできることで近年人気の矯正方法です。ただ、歯を大きく動かすことには向かないため、歯並びによってはワイヤー矯正が適している場合もあります。また、マウスピース矯正は取り外しができる点が特徴ですが、1日の装着時間を守らなければ治療が計画通り進まないため、自己管理に自信がないという方はワイヤー矯正が向いているかもしれません。 ワイヤー矯正の費用は種類によって異なります。裏側矯正は、矯正装置をオーダーメイドで製作する必要があるため、表側矯正に比べて費用が高額になると言われています。さらに、治療の難易度も高く、1回の診察も時間がかかる傾向があることも費用が高額になる要因と言えるでしょう。また、全体矯正か部分矯正かによっても費用は変動します。部分矯正のほうが当然費用は抑えられますが、歯並びの状態によっては全体矯正でなければ対応できない場合もあります。 ※あくまで相場なので、歯並びの状態によって費用は異なります。 ワイヤー矯正には以下のような注意点があります。 ・装置周辺を念入りに歯磨きする ・矯正装置に影響がある食べ物や、虫歯になりやすい食べ物を控える ・激しいスポーツを行う人は歯科医師に相談する ・痛みが収まらない場合や器具が取れた場合はすぐに歯科医院を受診する 装置周辺を念入りに歯磨きする 普通の歯ブラシで磨くだけでは矯正器具にだけ毛が当たり、歯に付いた汚れが落としきれず、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。万が一、矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまった場合、器具を取り外さなければいけなくなる場合もあり、矯正治療自体が長期化してしまいます。それを防ぐためにも、矯正装置周辺は歯間ブラシやタフトブラシなどを使用し、歯と矯正装置の間の汚れをしっかりと取り除きましょう。ワイヤー矯正中の歯磨きの仕方が不安という方には、歯科医院で歯磨き指導を受けることもできます。 矯正装置に影響がある食べ物や、虫歯になりやすい食べ物を控える 矯正装置が外れたり壊れたりすることを防ぐために以下のような食べ物は控えるようにしましょう。また、カレーやトマトソースなどの着色しやすい食べ物は、装置や歯を動かすために使用しているゴムへの着色の原因となります。大事な用事の前の日などは控えることをおすすめします。 ・硬い物 ・詰まりやすい、挟まりやすい物 ・粘着質な物 ・着色しやすい物 矯正中に痛みを感じる時は、柔らかいおかゆやうどんなど刺激が少ない物を召し上がってください。 激しいスポーツを行う人は歯科医師に相談する 格闘技やラグビーなど激しい接触のあるコンタクトスポーツを行うと、装置が外れたり、壊れたりする恐れがあります。また、接触が合った際に口腔内を負傷してしまう可能性があり、危険です。コンタクトスポーツを行う方は、事前に歯科医師に伝えて適切な治療法を選んだり、マウスガードを製作したりする場合もあります。 痛みが収まらない場合や装置が取れた場合はすぐに歯科医院を受診する ワイヤーを調整した後は痛みを感じることが多いです。耐えられない程の痛みが続く場合は、痛み止めを服用することで症状が収まる場合もあります。それでも痛みが収まらない場合や、調整後1週間以上痛みが続く場合は、歯科医院を受診しましょう。また、何らかの理由で装置が取れてしまった場合は、すぐに歯科医院を受診してください。取れてしまった装置は紛失しないように保管し、歯科医院に持参しましょう。 ワイヤー矯正の矯正歯科を選ぶときは以下のポイントを参考に慎重に選びましょう。 ・実績がしっかりある ・専門的な知見を持った歯科医師が在籍している ・ワイヤー矯正以外の方法も行っている ・治療前のカウンセリングをしっかり行っている ・場所が遠すぎない 歯科医院であれば矯正治療を行うことができてしまうので、しっかりと矯正治療の実績があるかどうか、歯科矯正の知見がある歯科医師が在籍しているかを確認することが重要です。また、ワイヤー矯正以外の方法も対応ができる歯科医院だと治療の選択肢が広がり、より患者様の歯並びの状態や生活に合わせた最適な治療が選択できるでしょう。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、丁寧なカウンセリングを行い、患者様1人1人の歯並びに合わせた治療プランをご提案いたします。ワイヤー矯正はもちろんのこと、マウスピース矯正で多くのシェアを誇るインビザラインを用いた治療にも力を入れており、多くの実績を積み上げた結果、「インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー」に認定されています。歯科矯正でお悩みの方は、ぜひ無料矯正相談にいらしてください。
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大人の歯科矯正の値段や支払方法について解説|名古屋の矯正歯科ならプルチーノ歯科・矯正歯科へ 大人の歯科矯正を行う場合、値段はいくらくらいかかるのだろう?と疑問に感じる方はいらっしゃいませんか?今回は、大人の歯科矯正に関しても多くの実績を積み上げてきた名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が、大人の歯科矯正の値段や支払方法について詳しく解説していきます。 Contents1 2 2.1 ワイヤー矯正(表側)2.2 ワイヤー矯正(裏側)2.3 ハーフリンガル3 3.1 インビザラインの費用相場4 4.1 歯科矯正治療の費用内訳4.1.1 治療開始前にかかる費用4.1.2 治療にかかる費用4.1.3 治療後にかかる費用4.2 歯科矯正治療費の支払い制度4.3 歯科矯正治療費の支払い方法5 5.1 医療費控除制度6 【まとめ】歯科矯正の値段や支払方法を知って無理なく治療を始めましょう 大人の歯科矯正治療の際に用いる矯正装置の値段を治療法別に紹介していきます。大人の歯科矯正治療は以下の方法で行います。 ・ワイヤー矯正(表側) ・ワイヤー矯正(裏側) ・ワイヤー矯正(ハーフリンガル) ・マウスピース矯正 それぞれの治療法の費用や特徴を踏まえたうえで、ご自身の歯並びに対応できる最適な方法を選択し、正しい歯並びや噛み合わせを手に入れましょう。プルチーノ歯科・矯正歯科では、無料矯正相談を行っております。丁寧なカウンセリングで1人1人に合った矯正方法をご提案いたしますので、歯並びが気になる方はぜひご相談にいらしてください。矯正無料相談のご予約はこちらから承っております。 歯科矯正と言えば、ブラケットを装着しワイヤーを通すワイヤー矯正を思い浮かべる方が多くいらっしゃると思います。ワイヤー矯正は複雑な歯並びや重度の歯並びの乱れにも柔軟に対応できる点が大きなメリットです。 表側に装置を付ける「表側矯正」と裏側に装置を付ける「裏側矯正」の2種類があり、それにより費用が異なります。 ワイヤー矯正(表側) 表側にブラケットという器具を装着し、ワイヤーを通します。一般的な方法のため、多くの矯正歯科で対応することができ、安心感がある方法です。しかし、装置が目立ちやすいというデメリットもあります。 全体矯正:60万円〜100万円 部分矯正:30万円~60万円 ワイヤー矯正(裏側) ブラケットやワイヤーを裏側に装着する矯正方法です。装置が目立ちにくいのが特徴ですが、表側矯正より違和感を感じやすい場合があります。表側矯正に比べると高度な技術が必要で、1回の診察も長くなる傾向にあり、費用が高額になります。 全体矯正:100万円〜180万円 部分矯正:40万円~70万円 ハーフリンガル ハーフリンガルは装置が目立ちやすい上の歯のみ裏側に、下の歯は表側に装置を装着する方法です。ハーフリンガルにすることで、舌への違和感の軽減や費用削減が期待できます。 全体矯正:65万円~135万円 部分矯正:35万円~65万円 マウスピース矯正は透明なマウスピース型矯正装置を用いる矯正方法です。従来のワイヤー矯正と比べると、見た目が目立たない、痛みや違和感が少ないなど、多くのメリットがあります。また、取り外しができるため、衛生管理がしやすく、虫歯や歯周病のリスクが軽減できる点も特徴です。マウスピース矯正はさまざまなメーカーが取り扱いをしていますが、世界でも多くのシェアを誇るのが、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供するインビザラインです。プルチーノ歯科・矯正歯科は、インビザラインの歯科矯正治療実績が評価され、「インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー」に認定されています。 インビザラインの費用相場 インビザラインの費用相場は以下の通りです。歯並びの状態によっては部分的な矯正のみで済む場合もあり、その場合費用も抑えることができます。 全体矯正:55万円〜100万円 部分矯正:10万円~40万円 インビザラインをはじめとしたマウスピース矯正はさまざまな矯正歯科で行われていますが、歯科医院によって費用に差があります。あまりにも相場より安価なマウスピース矯正を行っている歯科医院は、十分な実績がなかったり、専門のドクターが在籍していなかったりする場合もあります。安さだけで歯科医院を決めず、実績や知見を持ったドクターが在籍しているかどうか、しっかりと確認しましょう。 歯科矯正治療は基本的に自由診療となるため、費用が高額になります。そのため、実際に何にいくらかかるのか、支払いは1度にすべて支払う必要があるのかなどの疑問も多いと思います。実際にかかる費用の内訳と支払方法を紹介します。 歯科矯正治療の費用内訳 歯科矯正治療の費用内訳は以下の通りです。 治療開始前にかかる費用 ・初回カウンセリング料:無料~5,000円程度 ・精密検査・診断料:10,000~65,000円程度 精密検査により、虫歯や歯周病が見つかった場合は、治療費が別途かかります。また、矯正治療のためにやむ終えず抜歯が必要な場合は抜歯代が発生します。 また、初回カウンセリングは無料で行っているクリニックも多くあります。プルチーノ歯科・矯正歯科では、以下の内容に関して無料で実施しています。 ・初診料 ・カウンセリング料 ・歯並びシミュレーション 治療にかかる費用 ・矯正治療費(矯正装置料):10万~170万円程度 ・調整料(処置料):1回につき3,000~10,000円程度 矯正治療中は、どんな矯正方法でも定期的に歯科医院を受診する必要があります。その際に、調整料として1回につき上記の金額がかかります。 治療後にかかる費用 ・装置料:1万~12万円程度 ・観察料:1回につき3,000~5,000円程度 歯並びや噛み合わせが問題なく整った時点で治療は完了しますが、歯並びが元の状態に戻ってしまうことを防ぐため、保定期間が必要となります。リテーナーという後戻り防止のための装置を決められた期間装着し、歯科医院にて定期的に状態を確認します。保定装置料はリテーナーの製作の際にかかる費用とお考えください。 歯科矯正治療費の支払い制度 歯科矯正治療費の支払方法は2種類あります。 ・トータルフィー制 ・処置別支払い制 トータルフィー制は事前に矯正治療にかかる費用の総額を提示され、まとめて金額を支払う制度のことです。歯科医院によって含まれる費用が違うため、事前にどこまで含まれているか確認しておくことが重要です。一方の処置別支払い制は、処置ごとにかかった費用を支払う制度のことです。まとまった金額を用意しなくてもよい点はメリットですが、治療が長引いた際は追加で費用がかかる場合もあります。 歯科矯正治療費の支払い方法 矯正治療費の支払い方法は、一括払いだけではありません。具体的には以下のような支払い方法があります。 ・現金一括払い ・院内分割払い(現金分割払い) ・クレジットカード払い ・デンタルローン 現金一括払い以外にも、1回の支払い額を軽減させるためにいくつかの方法で分割払いを行うことができます。院内分割払いは歯科医院独自の制度のため、行っていない歯科医院もあります。また、治療完了までに支払いを終える必要があるため1回の支払額は高めです。クレジットカードの分割払いやデンタルローンは、手数料や金利がかかるため、トータルで考えるとその分費用が上乗せされます。デンタルローンは、ローンが通らない場合もあるため、万が一の場合は別の支払い方法を検討しなければならないこともあります。 歯科矯正治療は高額な費用がかかるため、中には治療を迷われる方もいらっしゃいます。しかし、費用負担を抑える方法を活用することで、無理なく治療を受けられます。ここでは、医療費控除制度について解説していきます。 医療費控除制度 その年の1月1日から12月31日までの間に自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額(下記「医療費控除の対象となる金額」参照))の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。 出典:国税庁 医療費控除の対象となる金額 医療費控除は自分自身で申請しなければ控除を受けることができません。期間内に申請をすることを忘れないようにしましょう。必要書類を準備して、確定申告を行います。医療控除の対象者は、その年の1月1日~12月31日までに支払った医療費を計算し、2月16日~3月15日に書類を税務署に提出します。 【まとめ】歯科矯正の値段や支払方法を知って無理なく治療を始めましょう 大人の歯科矯正の値段や支払方法について、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説しました。費用負担やそれぞれの治療法の特徴を踏まえた上で、無理なく矯正治療ができる方法を選択して、きれいな歯並びや噛み合わせを手に入れましょう。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、豊富な実績と専門的な知見があるドクターが在籍しているため安心して矯正治療を受けていただくことができます。無料矯正相談を承っておりますので、まずは下記予約サイトよりお申込みください。
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