大人と子どもの歯科矯正治療のご案内~どんな治療をするのかご説明します~
24.10.18
カテゴリ:BLOGインビザライン審美歯科小児矯正成人矯正
大人の矯正歯科治療について 矯正歯科治療は、以前は子どもがしているイメージが大きかったと思います。しかし今は、大人になってから矯正歯科治療を始める患者さんも多くいらっしゃいます。 ここでは、大人の矯正歯科治療についてご説明します Contents1 2 2.1 ・口の周りの外観(見た目)が気になるので、歯並びなどをきれいにしたい2.2 ・咬み合わせを良くしたい2.3 顎が痛くなりやすい(顎関節症)ので、症状を改善したい2.4 ・以前から矯正歯科治療がしたかったので、費用や時間に余裕ができた今から始めたい3 3.1 ①口の中や顎の状態を整えるため3.2 ②将来的に歯並びや顎の位置などに問題が出る可能性があるので、早期に治療を始める4 4.1 ①ワイヤー矯正治療4.2 ②マウスピース矯正 矯正歯科治療は、様々なことが原因で歯の位置や向き、顎の位置などが正常(見た目や噛み合わせなどの機能に問題ない)な状態とは異なっている場合に、正しい状態に整える歯科治療法のことです。 患者さんごとの治療内容によって違いはありますが、他の歯科治療に比べると時間が長くかかることが多くあります。 また、専門的な知識と技術を持った歯科医師が特殊な器具や装置を使って治療をするため、医療保険適用外な事も多く治療費もかかります。 大人になってから矯正歯科治療を始めるのは、どのような理由が多いのでしょうか。 ・口の周りの外観(見た目)が気になるので、歯並びなどをきれいにしたい 矯正歯科治療を始めようと思うきっかけとして、まず外見の悩みがあるのではないでしょうか。 写真を撮ったり、接客のお仕事で口の中が見えるときに、歯並びなどが気になる人は多いと思います。 歯科矯正治療を受けることで、気にすることなく大きくお口を開けて笑ったりすることができるようになります。 ・咬み合わせを良くしたい 上下の歯の咬み合わせが良くないと、色々な問題が起きてきます。 一つには、食べ物をうまくかめないことで栄養を効率よく摂取できないことです。 また、「食べ物をよく噛む」ということが、認知症の予防につながるという研究結果も出ています。 ダイエットや健康を考えて、「よく噛む」という事を意識して食事をする人も多いと思いますが、歯科矯正治療を受けて咬み合わせを整えることで効率的に噛むことができるようになります。 さらに噛み合わせの悪さは「歯ぎしり」や「いびき」の原因にもなり、質の高い睡眠の妨げにもなります。集中力の低下などにもつながりやすく、様々な悪影響があります。 噛み合わせを改善することで、生活の質が向上していきます。 顎が痛くなりやすい(顎関節症)ので、症状を改善したい ハンバーガーを食べるときに口が開け辛かったり、歯科治療をした日や友達とおしゃべりをたくさんした日に顎がしんどくなった経験はないでしょうか。 これらは、顎を動かしすぎたり、顎関節がうまく動かないことが原因で起こります。「顎が外れそうになった」という方がたまにいらっしゃいますが、顎関節の動きが悪くなると顎が外れてしまうことも実際にあるのです。 また、顎関節症などが原因で頭痛や肩こりが起きてしまったり、体全体のバランスが崩れてしまうこともあります。 顎が問題なくスムーズに動くようになる事で、多くの体の問題を解決することができるのです。 ・以前から矯正歯科治療がしたかったので、費用や時間に余裕ができた今から始めたい 子どもの頃から歯並びなどが気になっていたけれども、費用の問題や治療に通う時間の問題でなかなか歯科矯正治療が受けられなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 社会人になって、経済的にも時間的にも余裕ができたので矯正歯科治療を始めたいという方は結構いらっしゃいます。 今はデンタルローンやクレジット決済など、支払い方法も以前に比べると選択肢が増えたことで治療が始めやすくなっています。 ↓大人の矯正歯科治療の費用についてはこちらから↓ 一言で「矯正歯科治療を始める」といっても、患者さんごとに悩みや目的も違いますし、お口の中の状態や骨格もそれぞれ違います。 矯正歯科治療を始めたいと考えた時には、矯正歯科治療を専門的に行っている歯科医院に相談してみてください。 子どもの矯正歯科治療について 子どもの矯正歯科治療は、年齢などによって目的や治療方法などが違います。 目的によって治療を始める時期も異なりますが、だいたい3歳ごろから永久歯にすべて生え変わる14歳ごろまでに治療を開始します。 ①口の中や顎の状態を整えるため 乳歯は、胎児のときに「歯胚」という乳歯のもとになる組織ができていて、生後8か月から生え始めて3歳ごろには20本すべてが生えそろいます。 大人の歯(永久歯)に比べると小さく本数も少ないですが、子どもの健やかな成長のためには非常に重要なものです。 歯や顎の大きさなどには個人差がありますが、小さすぎたり大きすぎたりすると様々な問題が起きてきます。 乳歯の生えている位置が正常な位置とずれていると、食べ物をうまく咬み切ったりすりつぶして飲み込むことができないと、上手く栄養を体に取り込むことができず体全体の成長にも悪影響を及ぼしてしまうことがあります。 また、咬み合わせが合っていなかったり、顎の位置の影響によって、口がうまく閉じることができない場合があります。この場合は飲み物を飲むのが難しかったり、息をする時に口が空いたままで、鼻で息をしづらい「口呼吸」の状態になってしまいます。 これらの場合でも睡眠不足や集中力の低下につながってしまい、様々な面で子どもの成長の妨げになるといえます。 また、歯並びが悪い状態だとどうしても歯ブラシでの磨き残しができてしまいます。歯磨きがうまく入らない箇所は虫歯治療も難しいことが多いので、子どもにとっては治療の負担が大きくなることが考えられます。 「永久歯にそのうち生え替わるから大丈夫」と思われがちですが、乳歯のむし歯は悪化するとその後にはえてくる永久歯の成長にまで影響して、変形や変色した状態ではえてくる可能性があります。 乳歯のむし歯はできるだけ作らないこともとても重要なのです。 ②将来的に歯並びや顎の位置などに問題が出る可能性があるので、早期に治療を始める ご家族の歯並びなどの気になる事がある場合、遺伝的要因があると将来的に同じような状態になる事があります。 骨格の成長は20歳くらいまで続きます。口の中の大きさや顎の大きさなども成長とともに変化していきますが、子どもの頃から矯正歯科治療を始めることで困りごとを少なくすることもできます。 歯科矯正治療には、目的によっていくつかの治療法があります。 治療が終了する時期は、治療法や治療経過などによって違います。 状況によっては、歯をきれいに並べるためのスペースを作るために歯を抜歯することもあります。(この場合、犬歯(真ん中から4番目の歯)を抜く場合が多いです。) ①ワイヤー矯正治療 歯の位置や向きを動かして歯並びを整えるための治療法です。 歯に器具を接着して、その器具にワイヤーとゴムを繋げることで、ゴムのけん引力を利用して歯を動かします。 1か月に1度くらいの頻度でゴムのかけなおしとメンテナンスなどをしながら、治療を進めていきます。 この治療法は、歯に装置をつけたままなので、自分で取り外しをすることはできません。 口の中につけている器具やワイヤーが口の中の粘膜にあたったり、ゴムで引っ張る力が強いことで痛みを伴うこともあります。 また、取り外しをすることができないため自分で歯磨きをしにくいこともあり、虫歯や歯周病のリスクも高くなります。その為、メンテナンスの時に歯のクリーニングなどすることも重要です。 ②マウスピース矯正 歯並びを整えるために、マウスピースを使って矯正治療をする方法もあります。 これは、マウスピースを1日のうち20時間以上装着することにより、歯を動かしていく治療方法です。 1~2週間に1度、マウスピースを新しいのに交換したりメンテナンスをしながら、治療を進めていきます。 ワイヤー矯正ほど力は強くかからないため、痛みが少ないのが特徴です。 また、食事や歯磨きをする時にはできるので、ワイヤー矯正よりも口の中を清潔に保つことができます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、マウスピースを使った最新の治療法である「インビザライン矯正」を行っています。 ↓目立たないマウスピース矯正のご案内↓ 矯正歯科治療は、体の成長途中である子どもの頃から始めた方が早く終わるともいわれていますが、大人になってから始めても決して遅くはありません。 あなたが「矯正歯科治療をしたい」と思ったタイミングで、矯正歯科治療の専門的な知識を持った歯科医院で相談してみることをおススメします。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、治療相談の予約をインターネットから24時間受け付けています。 ↓プルチーノ歯科・矯正歯科では、しっかりと矯正歯科治療のご相談にのります↓
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矯正歯科について 矯正とは、国語辞書によると「欠点・悪い慣習などを正常な状態に直すこと。」という意味になっています。つまり、気になる所や良くないもの、悪い癖などを問題のない状態に整えるという意味です。 矯正歯科は、字のごとく「矯正をする」事を専門とする歯科のことです。 では、歯科の「矯正」とは具体的にはどのようなことをするのでしょうか。 矯正歯科の主な目的は、「口の中やその周りを、問題のない状態にすること」です。 たとえば、歯並びをキレイに直すことで、見た目や噛み合わせなどを問題のない(気にならない)状態にするのも、その一つです。それ以外にも、顎の位置や大きさを整えることで、正常な状態に戻したりもします。 問題がある歯や口の周りの状態とは では、どのような状態だと「問題がある」と言えるのでしょうか。 以上の10項目に該当することがあれば、「問題のある状態」といえます。 このセルフチェックに該当するような状態だと、 食事を上手く咬み切ったり飲み込むことができない 口を上手く閉じておくことができず、いびきや鼻呼吸の原因になってしまう 歯ぎしりや顎の痛みなどが起きてしまう などの症状が起きてしまう可能性があります。 しかし、これはセルフチェックの一例です。 自分では判断できない場合やこれ以外にも気になる事がある場合は、歯科医院で相談してみましょう。 ↓こちらの記事も要チェック!↓ 他の歯科治療と何が違うの? 歯科治療は、口腔外科や小児歯科や障がい者歯科、歯周病や歯内療法など、たくさんの専門分野に分かれています。 歯科医院の看板を見ると、たくさん書かれている事もあるといいます。 あれは「標榜(ひょうぼう)」といい、その医院に在籍する歯科医師が行うことのできる歯科治療のことです。 現在の日本の歯科医師法では、歯科医師はどの分野の歯科治療でも自由におこなうことが認められています。 したがって、その歯科分野の専門知識や技術、経験が乏しくてもすべての治療内容を標榜することができるのです。 しかし実際は、それぞれの分野での専門知識、技術、経験は非常に重要なものであり、軽視することはできないものです。 このような状況の中で、患者さんとの間で治療内容などでトラブルが起きてしまうケースも残念ながら少なからずあります。 矯正歯科治療は、専門性が非常に高い医療です。歯科大学を卒業し歯科医師免許を取得した後で、またさらに矯正歯科治療を専門として修練を積んだ歯科医師が行うことで、高い効果と結果を得る事ができます。 正確な治療を行うためには、精密な検査を行ったり、特殊な機器を使います。そのため治療を行う医師だけではなく、専門的な機器やそれを扱うために専門的な技術を持ったスタッフの配備や教育体制も重要な要素となります。 このように、矯正歯科治療には、専門的な知識や技術が必要なため、それらを習得している歯科医師には認定制度があります。 それは、どんなものなのでしょうか。 矯正歯科治療は、歯科医師免許を持っている歯科医師であれば行うことができます。 しかし、専門的な知識を持った歯科医師に治療を行ってもらうことで、治療の成功率を上げることができます。 認定医・・・5年以上の矯正歯科の学識、技術および臨床経験を有している。 指導医・・・12年以上の研究や教育、および臨床経験を有している。 臨床指導医・・・さらに高度な学識や技術はもとより、豊富な臨床経験等を有している。 以上の様に、矯正歯科治療に従事した臨床経験の期間や、知識や技術をもとに認定が行われています。 日本で矯正歯科治療を行っている歯科医師約35,000人のうち、日本矯正歯科学会の認定医は3,400人ほどで全体の10%以下、臨床指導医になると全体の約1%ほどと、きわめて少数の歯科医師が持つ資格となっています。 ↓認定医の説明はこちらにもあります↓ 矯正治療と一言で言っても、目的によって方法は大きく違います。 歯並びを治すだけなのか、顎の位置を動かすのか、などで使用する器具は全く違います。 また、同じ歯並びを治す治療の中でも、様々な種類があります。 以前は歯に特殊な器具を接着し、そのフックにワイヤーとゴムで力を加える事で歯を動かす治療が主流でした。 この方法だと、自分で取り外しはできず治療が終了するまで器具は装着したままになります。 しかし、今は歯に器具を装着するのではなく、1日に決まった時間だけマウスピースを装着することによって歯を動かす治療法が確立されています。 その中でも最も注目されているのが、インビザライン矯正という治療法です。 インビザライン矯正は、まず初めに3Dスキャナーで目標となる歯並びなどの完成図を確認し、それに向けて治療を始める事ができるのでゴールも分かりやすく安心して治療を受ける事ができます。また、その完成図を基にマウスピースを作成するので、患者さん個人に合わせたマウスピースを用いる事ができるのです。 インビザライン矯正は、目立つ器具を装着する必要もなく、家の中で行うことができるので、治療中の見た目も気にする必要がありません。 そして、矯正歯科治療中に最も重要なのが治療中の歯や口の中のメンテナンスです。矯正器具を装着していると、どうしても歯磨きなどでは十分に口の中を保つのは難しく、歯周病やむし歯になってしまうことが多くあります。しかし、インビザライン矯正ではマウスピースを外せば問題なく口腔ケアをすることができるのです。 このように多くの利点を持つインビザライン矯正ですが、この治療法においても矯正歯科治療に関する専門知識は必須のものです。コンピューターの力を借りた最新のテクノロジーですが、そこにこそ歯科医師の専門的な知識や技術、そして積み重ねられた経験が重要になるのです。 またインビザライン矯正は特殊な知識と技術が求められるため、インビザライン矯正の経験の少ない矯正専門医では効果的な治療結果を得ることは難しいと言われています。 その為、インビザライン矯正を検討中の方や治療を受ける病院選びに悩まれている方が、安心して治療を受ける事ができるように、「インビザドクター」を認定しています。インビザドクターは、インビザライン矯正治療の経験が50症例以上のドクターのみを認定しています。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、インビザライン矯正認定医(インビザドクター)が患者さんそれぞれの状態に合わせた治療プランをつくり、治療を行います。24時間いつでもwebから予約ができますので、気になる方はぜひ治療相談を受けてみてくださいね。 ↓インビザライン矯正についてはこちらから↓ 歯科治療には多くの治療分野があり、それぞれに高度な技術・知識・経験が重要であるとお話してきました。 歯科治療はどんな治療でも歯科医師の技量が重要ではありますが、その中でも専門性の高い矯正歯科治療においては特に重要視することです。 また、それ以外にも治療に関したインフォームドコンセント(事前説明)で、治療期間や治療費、その間のメンテナンス方法や治療を行うにあたってのメリット・デメリットに関しての説明をしっかりしてもらえるかなど、重要な点は多くあります。 ここでご紹介した事を参考にして、あなたにあった矯正歯科治療の専門医を選んでくださいね。
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安心して治療を受けるための、矯正歯科を選ぶ時のチェックポイント あなたは何か治療を受けたくて病院や診療所を探すときに、どんなことを基準に選んでいますか? 看板で見かけたりインターネットで近くのクリニックを探したり、自分の受けたい治療を実施しているかで探す人が多いのではないでしょうか。 では、同じような条件のクリニックがいくつかあった場合は、その中から自分に合った歯科医院をどのように選べばいいのでしょうか。 今回は、歯科矯正治療を受けたい時に、どのようなことを重要視して矯正歯科を選べばいいのかをご説明します。 この記事を読んで、あなたに合った矯正治療を受ける歯科医院を選んでくださいね。 歯科矯正治療と聞くと、「歯並びをきれいにする」というイメージがある方が多いのではないでしょうか。 では、実際にはどのような治療を行い、歯科矯正治療を受けることでどのようなメリットがあるのかをご説明します。 歯並びが悪くなってしまっているのは、大きく分けて3つの原因が考えられます。 1.歯が大きくてきれいに並ばない。 2.歯の生えてきた向きや隙間がきれいにそろっていない。 3.顎やお口の中が小さくて、歯がきれいに並ぶスペースがない。 「子どもの歯(乳歯)の時にはきれいに並んでいたのに、大人の歯(永久歯)が生えてくると歯並びが悪くなった」ということはよくあります。これは乳歯と永久歯では歯の大きさが違うので、乳歯では問題ないスペースだったとしても、永久歯だとスペースが狭くて入りきらなかったということです。 また、乳歯の生え変わる順番や時期には個人差があります。生えてくる順番によっては、隣の歯が邪魔になってしまったりすることで、向きが変わってしまうことがあります。 人によっては乳歯の下に形成されて後に生えてくるはずの永久歯がもともと無い場合や、乳歯を治療した影響などで永久歯の形が変形している場合もあります。 では、そのような場合にはどうしたらいいのでしょうか。 歯の向きや位置を動かす 歯の向きや隙間が正常な位置と違う場合、整えるために歯を動かします。 また、どうしても動かすスペースが確保できない場合は、抜歯することもあります。 上下の顎の成長を促したり、抑制したりする 上顎や下顎の大きさや成長する向きを促したり抑制したりすることで、顎の位置や形を整えます。 内側から行う場合と、外側から行う場合があります。 歯や顎の機能が正常に使えるようにする 正常な機能というのは、「上下の歯がかみ合っていて、食べ物をしっかりと噛んで(咀嚼)、飲み込む(嚥下)することができること」や、「息をする時に、口を閉じて鼻で呼吸できる」ことなどをいいます。 歯や顎の機能を整えることで、食事で十分に栄養を取り込むことや、質の良い睡眠を手に入れる事ができます。 また、最近はそれらを整えることで「集中力の向上」や「肩こり、頭痛、腰痛の予防」につながることが医学的に解明されてきました。 スポーツでも、歯や顎に力がしっかり入ることで「パフォーマンスの向上」にもつながります。 歯並びが良くなると、歯磨きがしやすくなるので、むし歯や歯周病の予防にも効果的です。 見た目をきれいにする きれいという認識には個人差がありますが、自分の口の中や顔の形などにコンプレックスを少なからず感じる人も多いのではないでしょうか。歯科矯正治療をすることで、自分の理想の外見に近づけることができます。 歯科矯正治療には、いろいろな治療法があります。 どの治療法が患者さんご自身の希望や状況などに適しているかは、歯科医師が患者さんと相談しながら決めていきます。 ワイヤー矯正治療 動かしたい歯に特殊な器具(アンカー)を付けてワイヤーで繋げ、ゴムをかけます。そのゴムの引っ張りあう力で少しずつ歯を動かしていきます。 月に一回くらいの頻度で来院して、ワイヤーやゴムを取り換えて矯正力を維持します。 矯正器具は表(頬側)に装着する場合と、目立ちにくい裏(舌側)につける場合があります。 マウスピース矯正 一日のうちの決められた時間のみマウスピースを装着し、歯を理想の位置に動かしていくという方法です。 技術の進歩によりさまざまな症例にも対応できるようになってきました。 1~2か月に1回来院して、状況を確認して、矯正力を維持します。 取り外しができるので、仕事の関係などで見た目が気になる患者さんには、受けやすい治療方法です。 歯科矯正治療は、主にこの二つの方法があります。 歯科矯正治療では、歯を動かすスペースがあまりない場合には抜歯をしたり、顎の位置や形などを矯正する場合には特殊な装置を口の中に装着したり、ヘッドギアの様な装置を用いる場合などがあります。 患者さんの状態やご希望を歯科医師がヒアリングをして、それぞれの患者さんにあった治療法をご提案します。 ↓矯正治療を受ける手順についてはこちらから↓ では、どのようなポイントに気を付けて、歯科矯正治療を受ける歯科医師を探せばいいのでしょうか。 ここでは、患者さんが安心して通うことのできる歯科医院を選ぶ時の重要な3つのポイントについてお話しさせていただきます。 歯科矯正治療に関する十分な知識と技術を持った歯科医師 歯科の中にも口腔外科や歯周病治療、歯科矯正治療など多くの分野があります。 歯科矯正治療は、歯科の治療の中でも専門的な知識を必要とする分野の一つです。 そのため歯科矯正治療の経験数やテクニックは、歯科医師によって大きく違うとも言えます。 歯科医院を選ぶ時には、その歯科医院に在籍している歯科医師やスタッフがどの専門分野において専門的な知識や技術を持っているのかを理解しておくのはとても重要なことです。 プルチーノ歯科・矯正歯科には、マウスピースを使った最新の歯科矯正法である「インビザライン矯正」の認定を持った歯科医師が診療を行っています。患者さんのお口の中の状況や悩みを聞いたうえで、適切な矯正治療を提案します。 マウスピース矯正などの色々な治療方法の説明をしてくれるか そのため、治療を開始する前には「現在の状況や問題点の説明」「どのような矯正治療法が適切なのか」など、詳しく説明を聞いたうえで患者さんご本人がどのような治療をするのかを理解してから治療を受けることがとても重要です。 このことから、しっかりと治療前の説明(インフォームドコンセント)を行ってくれる歯科医院を探しましょう。 また、様々な治療法のメリットとデメリットをしっかりと聞いて、患者さんご自身が納得して治療を受けることが大事です。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、治療を実際に始める前に「無料診断」を行っています。初診料・カウンセリング料・歯並びシミュレーション料金が無料になっていて、お口の中の現在の状態や矯正治療法について詳しく説明を受けることができます。 治療にかかる期間や費用に関しての詳しい説明をしてくれるか 歯科矯正治療は、他の歯科治療に比べると治療期間が長期間かかることや治療費が多くなることがあります。 治療経過によっては治療途中で変更することもありますが、最初に治療期間と治療費の目安を確認しておくことはとても重要です。 また、治療費の支払い方法について確認しておくことも重要です。たいていの歯科治療を受ける場合は診療したその日に治療費を支払いますが、歯科矯正治療の場合は一括や分割など、支払い方法はいくつかに分かれます。 歯科医院によっては、歯科専用の「デンタルローン」やクレジットカードでの支払いに対応しているところもあります。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、現金での支払いの他に各種クレジットカード決済やデンタルローンの利用も可能なので、患者さんご自身にあった支払い方法を選択することができます。 ↓歯科矯正治療にかかる期間に関する説明はこちら↓ ↓大人の歯科矯正治療の費用に関する説明はこちら↓ このように、歯科矯正治療をうける歯科医院を選ぶ時には、重要なチェックポイントがあります。 また、カウンセリングなどで歯科医師や歯科医院のスタッフと実際に対面で話をしてみて、患者さんご自身が安心して治療を受けれるかどうかを確かめてみることも大事です。 ぜひ、24時間予約受付対応のプルチーノ歯科・矯正歯科で「無料診断」を受けて、このチェックポイントを確認してみてください。 歯科治療を受ける歯科医院をしっかりと考えて選ぶことは、とても重要な事です。特に歯科矯正治療などの特殊な治療を受けるときには長く通院することが多いので、患者さんご自身が治療内容に納得して信頼できる歯科医院を選ぶことをお勧めします。
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小児歯科と小児歯科矯正について 「小児歯科」という道路看板を見かけることがありますが、どのような歯科なのかご存じですか? 「子どもが通うんだろうなぁ」くらいのイメージではないでしょうか。 このページでは、小児歯科の特徴やどのような治療を提供しているのかを説明していこうと思います。 みなさんは、歯科医院に生まれて初めて行ったのは何歳ごろですか? どんなイメージを持っていたか覚えていますか? 子ども時代の歯の治療は、大きな音や振動が怖かったり、大きく開けた口の中で何が起きているのか分からず不安だった記憶がある人が多いのではないでしょうか? 正直、あまり「行きたい!」と思う場所ではなかったのではないかと思います。 小児歯科は、名前の通り「小児のための歯科治療」を行っている歯科医院です。 子どもが治療を受けるのが不安にならないように工夫が色々されていたり、乳歯が虫歯にならないように予防治療もしてくれます。 また、成長途中の子どもの場合は口の中や顎の発達も重要で、健やかな成長を促したり観察していくことも大切です。 歯科医院に行くファーストステップは、専門的な知識を持っている小児歯科をおすすめします。 小児歯科は主に永久歯の生えそろう中学生くらいまでが対象ですが、成人でも子どもさんと一緒に通院される方もいらっしゃいます。 歯の成長を見守る為の検診 子どもの歯(乳歯)は全部で20本あります。 胎児の時に乳歯のもとになる「歯胚(しはい)」が完成し、生後8か月ごろから徐々に生え始めてきます。 3歳になる頃には、すべての乳歯が生えそろいます。 生えてくる時期は個人差がありますが、1歳を過ぎたころになってもまだ1本も生えていない場合には、小児歯科に相談してみましょう。 乳歯のむし歯治療 「子どもの歯がむし歯になっても、どうせ大人の歯(永久歯)に生え変わるんだから、治療しなくても大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、これは大間違いです。 乳歯のむし歯がひどくなってしまった場合には、その後に生えてくる永久歯の成長にも問題が生じてしまいます。 ですから、乳歯のむし歯もちゃんと治療をすることが重要です。 乳歯がむし歯になる前に、「むし歯にならないように予防する」こともとても重要です。歯のむし歯治療はできるだけする回数が少ないに越したことはありません。 ですので、しっかりと小児歯科で乳歯のむし歯予防の処置を受けましょう。 ①歯磨き むし歯は、むし歯の原因菌が引き起こす感染症です。原因菌は、食べかすなどを栄養として増えていきます。 むし歯を予防するためには、まず第一にむし歯の原因菌と、食べかすをお口の中から減らすことが重要です。 その為に一番重要なのが、「歯磨き」です。歯磨きといっても、ただ歯ブラシでゴシゴシするだけではなかなか無くなりません。 小児歯科では、歯磨きの練習をしたり、歯科医師や歯科衛生士がプロフェッショナルケアをしてくれます。 これによって、お口の中をきれいに保つことができ、むし歯の予防につながります。 ②フッ素塗布 むし歯にならないようにするためには、歯面に虫歯の原因菌や食べかすがつかないことも重要です。 フッ素は、歯の表面の細かい隙間に入り込んで、むし歯の原因菌や食べかすが歯につく隙間を無くしてしまいます。そうすることで、むし歯ができにくくなったり、悪化しないように予防する効果があります。 小児歯科では、プロフェッショナルケアをした後にフッ素を塗布して、虫歯予防を行います。 フッ素塗布は半年ごとに一度行うことで効果が続きますので、定期的に小児歯科でしてもらうようにしましょう。 フッ素はあまり多く摂取すると、体に悪影響がある場合もあるとされています。小児歯科では半年に一度のペースで行うことで、その危険性にも配慮しています。 最近では、ドラッグストアなどで売られている歯磨き粉(歯磨剤)にもフッ素が含まれているものが多く販売されています。 しかし、薬事法であまり濃度の濃いフッ素の入った歯磨き粉は一般のお店では販売を禁止されています。 小児歯科では、毎日使っても問題のない濃度のフッ素が入った歯磨き粉が販売されているので、それを使用することもむし歯予防には効果的です。 また、フッ素塗布と毎日のフッ素入り歯磨き粉の使用で虫歯予防の効果は上がるといわれていますので、両方を利用されることをおすすめします。 ③シーラント 奥歯は、食べ物を噛んだりすりつぶしたりしやすいように臼のような形をしているので臼歯といいます。上を向いた部分は咬合面(咬合面)といい、小さな溝がたくさんあります。この溝にむし歯の原因菌や食べかすが入りやすく、歯磨きをしてもなかなかきれいに取り除くことはできません。 小児歯科では、乳歯や6歳ごろに生えてくる永久歯(6歳臼歯)の溝にシーラントという薬剤をいれて溝を埋めることで、むし歯の予防をします。この治療は、一つの歯に対して1度行えば長く効果を発揮します。薬剤は歯に近い色なので、薬を塗った箇所も目立つことはありません。 子どもの歯の治療でよく思い浮かべるのが、矯正歯科治療だと思います。 ここでは、3歳から12歳までの時期に行う歯科矯正治療についてお話しします。 なぜ子どものころから矯正するのですか? 子どもの体の成長にとって、お口の中の環境が整っていることや顎の発達はとても重要なことです。なぜなら、口は空気を取り込んで体を動かすために必要な酸素を取り込んだり、食べ物を摂取して体の栄養にかえる為の重要な器官だからです。 また、スポーツをする時に歯で食いしばったりすることが多くあるため、歯並びや顎の強さなどはとても重要な要素となります。 ↓小児の矯正のメリットとデメリットについてはこちらから↓ 歯の矯正治療の目的 ①歯並びをきれいにする 歯並びをきれいにするための治療とは、永久歯の歯並びをきれいに見えるように整えることをいいます。 子どものお口の中は乳歯が生えているため、将来的に永久歯が生えてくる時とは歯の位置が少し違います。しかし、口の中の大きさや顎の位置などで将来的に歯並びが悪くなることが予測できる場合や、乳歯が早く抜けてしまって隙間があいてしまったり、既に生えてきている永久歯の位置がずれている場合には、子どものころから歯科矯正治療を行う場合もあります。 ②噛み合わせを整える お口の大きさや歯の大きさは、ひとそれぞれです。そのバランスによっては、息をする時に口がうまく閉じることができずに鼻で呼吸し辛い「口呼吸(こうこきゅう)」になってしまうことがあります。これは夜中のいびきに繋がったりすることで睡眠不足になったり、昼間の集中力の妨げになってしまうこともあります。 また、上手く食べ物を噛むことができずに、必要な栄養を十分に体に取り込むことができない場合もあります。 このように、子どもの頃から噛み合わせを整えるのは、健やかな成長にとって大切な要素です。 ③顎の位置を正常な位置にする 骨格の成長は20歳ごろまで続くといわれています。顎骨も少しずつ大きくなっていき、顔の形が整っていきます。 顎骨の大きさや形は人それぞれですが、外見や咬み合わせなどのお口の機能にも大きく影響します。 どのように成長するかは遺伝的要素やその他の要素も大きく関係してきますが、歯科矯正では顎骨の成長を制限したり矯正することもできます。 小児の歯科矯正と大人の歯科矯正の違いは? では、3歳から12歳ごろまでの歯科矯正とそれ以降の歯科矯正とはどのような違いがあるのでしょうか。 3歳から12歳までの歯科矯正は、乳歯が多いため、現在の歯の位置を動かすという事よりも、口の中の形・大きさや顎の形や位置を整えることが重要です。 それに比べ、永久歯が生えそろってから以降の歯科矯正は、歯の位置を整えることが大きな目的です。 また、大人の歯科治療は矯正器具を付けている間の外観などにも気を配ることが多いので、子どもの時よりも目立ちにくい器具を使うことが多くあります。 例えば、マウスピースを利用したインビザライン矯正などもその一つです。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、大人のインビザライン矯正だけではなく、子どもの頃から使えるインビザライン矯正を導入しています。 歯科矯正治療を検討する時には、専門的な知識を持った歯科医師に「いつから始めるのが適切で、どのような治療が必要なのか」をしっかりと相談して、あなたにあった最適な治療プランを提供してもらいましょう。 ↓子どものマウスピース矯正についての説明はこちら↓ ↓目立たない歯科矯正「インビザライン矯正」についてはことらから↓
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医療控除の対象になる歯科矯正の条件とは? 様々な治療を受けるときに、気になる事の一つとして医療費に関することがあるのではないでしょうか。 できるだけ治療費を抑えたいというのは、誰もが思うことです。 そんな場合に重要な節税のための制度が医療費控除です。 では、医療費控除とはどのような制度で、どのような時に適用されるのか。そして、矯正歯科治療で医療費控除を申請するには、どのようにすればいいのかを解説していきます。 Contents1 1.1 どんな治療が医療費控除の対象?1.2 医療費控除の計算方法や申請方法は?2 2.1 歯科矯正治療はどんな治療?2.2 歯科矯正治療の医療費控除の対象条件は?2.3 歯科ローンを組んでいて、医療費控除の申請をする方法 医療費控除とは、今年度中(1月1日から12月31日までの間)にご本人とそのご家族(生計を同じ人)が病院や診療所で支払った治療費などが一定の金額を超えた場合に、医療費などの合計額から算出して出した金額を所得税から控除する(差し引く)という制度です。 どんな治療が医療費控除の対象? では、医療費控除の対象となる治療とはどのようなものでしょうか。 医療費控除は、「医師または歯科医師による診療または治療」が対象であると定められています。 ここでいう「診療または治療」というのは、医師または歯科医師の診断により治療が必要と判断された治療の事です。 ただし、病院や診療所で行っている診療の中でも、見た目の改善などの美容に関することなどは「病気や症状を改善させるために必要な処置」とは判断されないことも多く,対象外となってしまうこともあります。 医療費控除の計算方法や申請方法は? ・医療費控除の計算方法 ①本人、本人と生計が同じ家族が今年度中(1月1日から12月31日までの間)に支払った医療費や通院費(交通機関やタクシー利用の場合)、または治療のために購入した医薬品の合計金額 医療費控除の申請をする本人と、生計を同じくしている家族の1年間に支払った医療費の合計金額が対象です。 診療所や病院で支払った治療費とは別に、薬局やドラッグストアで購入した風邪薬などの病気やケガの治療や症状の改善のために購入した薬品も対象になります。また、通院の時に利用した交通機関やタクシー代も対象です。ただし、自家用車のガソリン代は対象外となります。 また、寝たきりの高齢者が使用するオムツなども対象となります。(医師の診断書が必要です。) ★医療費の領収書が多い場合は、国税庁の医療費集計フォーム(Excel)を使うと便利です。 ②加入している保険などで給付された保険金 健康保険から支給された高額医療費・出産一時金・家族療養費など、健康保険以外に加入している医療保険や生命保険などがら給付された給付金など ③10万円 (今年度の総所得金額等が200万円未満の方の場合は、その5%の金額となります。) ・医療費控除の申請方法 医療費控除を受けるためには、病院や診療所でもらった医療費の領収書が必要です。それを基に「医療費控除の申請書」を作成して、確定申告書と一緒に提出します。 ・書類の作成・提出方法 医療費控除の申請方法は、大きく分けて二つあります。 ①管轄の税務署の窓口に提出する 国税庁の医療費控除に関するホームページから「医療費控除の明細書(PDF)」を印刷して記入するか国税庁 確定申告書等作成コーナーで書類を作成してプリントアウトした書類を、確定申告書と一緒にお住いの管轄の税務署に提出してください。 ②パソコンかスマーフォンを使って、e-taxのサイトで書類を作成して提出する 医療費控除申請などの確定申告をする場合には、パソコンやスマートフォンを利用してインターネットの専用サイト(e-tax)を利用するのも便利です。 e-taxを初めて利用する場合は、初期設定が必要です。 ・マイナンバーカードを使わない方法:国税庁 確定申告書等作成コーナーで書類を作成し、そのままe-taxで書類を送信して申請することができます。この場合は、事前にIDとパスワードの設定が必要です。 ・マイナンバーカードを使う方法:マイナポータルサイトから医療費通知情報を取得して、書類を作成してe-taxで提出することができます。この場合は、マイナポータルサイトを利用するための初期登録が事前に必要です。 詳しく知りたい方は、こちらも確認してください。 参考HP YouTube「国税庁動画チャンネル」 ↓ここから詳しい医療費控除の説明書類と用紙をダウンロードすることができます。↓ https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2023/pdf/008.pdf ↓医療費集計フォーム↓ https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/keisubetsu/iryou-shuukei.htm 医療費控除はケガや病気の治療のためにかかった治療費が対象だと解説しましたが、それでは歯科矯正治療はどうなのでしょうか? ここでは、歯科矯正治療とはどのようなもので、医療費控除の対象となるのかを解説していきたいと思います。 歯科矯正治療はどんな治療? 歯科矯正治療とは、歯の向きや位置を正常(見た目や、物を噛むなどの機能的にも問題のない状態)に整えるために行われる治療のことです。 患者様それぞれの状態で治療の内容や期間は違いますが、他の歯科治療に比べると専門的な治療と長期間の治療期間が必要なため、治療費も高額になる場合が多くあります。 また、特別な治療を除くと保険医療対象外(保険外治療)となる事が多いのも特徴です。 歯科矯正治療の医療費控除の対象条件は? 医療費控除は、「医師または歯科医師の診断により病気やケガを治したり症状を軽減させるための治療が必要と判断されておこなわれた治療」に対しての措置です。 したがって、「医師が現在の状態では機能的に問題があり、治療の必要がある」と診断していなければ、歯科矯正治療は医療控除の対象とはなりません。 例えば、子供の発達段階において「現在の状態では成長を阻害する可能性がある」と認められた場合には、歯科矯正治療が医療費控除の対象になることもあります。 また、歯科矯正治療を希望される成人の患者様の多くは「見ためをキレイにしたい」という希望を持たれて来院されますが、それでも歯科医師が「顎や口腔内に治療する必要のある症状があり、歯科矯正治療によって改善または治癒する」と診断し治療をした場合には、医療費控除の対象となる可能性も大いにあります。 このように、同じ様に思われる歯科矯正治療でも、治療を受ける患者様の年齢や目的などで歯科医師が「治療が必要である」と認めた場合には医療費控除の対象であると認められます。したがって、あなたの現状で歯科矯正治療をした場合に医療費控除が対象になるのかは、歯科矯正治療を行っている歯科医院で相談されてみることをおすすめします。 ↓歯科矯正の「認定医」についてご説明します↓ 歯科ローンを組んでいて、医療費控除の申請をする方法 それでは歯科医院で医療費控除対象の歯科矯正治療を受けた場合、医療費控除に申し込むにはどのようにすればよいのでしょうか。 高額になる事が多い歯科矯正治療を受ける場合、歯科ローンを組んだり分割で支払いをする場合も多いのではないでしょうか。その場合は、信販会社とローン契約をした年が医療費控除の対象となります。 医療費ローンなどを利用した場合には、患者様の手元には歯科医院で支払いをした領収書がない場合が多いと思います。その場合には、医療費ローンの契約書や信販会社の領収書を医療費支払いをした証明する書類として保存しておきましょう。また、ローンにかかる金利や手数料は医療費控除の対象にはなりませんのでご注意ください。 ↓歯科治療の支払い方法(デンタルローンや分割払い)のご案内↓ このように、歯科矯正治療をした場合には、医療費控除という制度が使える場合があります。 しかし、最も大事なことは患者様ご本人にあった「適切な治療」を受ける事です。もちろん費用も大事な要件の一つですが、それ以上に自分に合った矯正治療を専門的な知識を持った歯科医師に相談の上お選びください。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、24時間web予約をすることができます。治療に関するご相談も受け付けていますので、ぜひ予約してみてください。
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