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矯正セミナー
17.06.18
カテゴリ:インビザライン
こんにちは!
薬用歯磨き粉のフッ化物配合濃度の上限が1,500ppmに!
17.06.16
カテゴリ:インビザライン
こんにちは
3月17日に厚生労働省により歯磨き粉のフッ素濃度の上限が拡大されました。
今までは1,000ppmでしたが、1,500ppmとなりました。これは国際基準の上限です。今まで日本は国際基準よりも低い上限でした。
しかし、ここで注意しなければならないことがあります。
濃度の上限は上がりましたが、条件があります。
① 「6歳未満の子供への使用は控える」旨を表示する(6歳未満は上限500ppm)
② 「6歳未満の子供の手の届かない所に保管する」旨を表示する
③ 濃度を直接容器などに記載する
④ 内容物が10g以下の場合、②を省略することができる
などの基準が設けられています。
実は歯磨き粉に含まれているフッ素濃度は1,500ppmまであがり、市販の歯磨き粉では、1,450ppmの歯磨き粉が販売され始めましたが、歯科専売の歯磨き粉で1500ppmのものはまだ販売されていません。
ただ、多くの市販の歯磨き粉には研磨剤が含まれています。研磨剤は確かに歯をツルツルにし、着色を取り除いてくれます。
しかし!
研磨剤は歯に傷をつけるので、着色しやすくなります。そして研磨剤の粒が歯肉の中に入り、歯肉に炎症をもたらし、歯周病やインプラント周囲炎をもたらします。
それから補足ですが、インプラントに対してフッ素は腐食効果があると言われているのでインプラントをされている方にはフッ素が配合されていない歯磨き粉をお勧め致します。
プルチーノ歯科•矯正歯科の扱う歯磨き粉は2種類ありますが、どちらも研磨剤無配合です。
着色しにくくなったと患者様からも御好評いただいております。下記ブログに詳しく記載しておりますので、是非ご覧下さい、
どちらも歯科専売商品になります。
フッ素濃度が気になるという方、歯医者で塗布しておりますフッ素は市販の歯磨き粉で扱う1500ppmの更に上を行く9,000ppmです。
そして、フッ素はムシ歯予防効果はありますが、1番大事なのはフッ素濃度ではなく、正しく歯ブラシを歯に当てられているか、フロスや歯間ブラシを使用しているかです。
そして、ムシ歯になる前に歯医者でチェックすることです!
プルチーノ歯科•矯正歯科で検診しませんか?歯磨きの仕方から歯周病、ムシ歯の予防についてしっかりとご説明させていただきます。
今は治療の時代ではなく、予防の時代です。プルチーノ歯科•矯正歯科は予防にちらかをいれておりますので、一緒に予防していきましょう。
歯が痛くなる前に、被せ物がとれる前に、歯石取り、検診にお越し下さい。
歯周病と心血管疾患・アテローム性動脈硬化のまとめ
17.06.16
カテゴリ:インビザライン
こんにちは! 管理栄養士の鈴木です。
今日は歯周病と心血管疾患・アテローム性動脈硬化のまとめです。
①心血管疾患は 心臓の病気 と 血管の病気 のことでした。
●心臓の病気は 心筋症、心不全、心不整脈、炎症性心疾患(心内膜炎、心筋炎)、心臓弁膜症、先天性心疾患です。
●血管の障害は 冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)、末梢動脈障害、脳血管障害(脳梗塞など)、腎動脈狭窄、大動脈瘤 です。
②血管障害のほとんどは アテローム性動脈硬化がきっかけとなっていることが多く、アテローム性動脈硬化の根源は高コレステロール血症であるとみなされています。
高コレステロール血症は LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の数値が140mg/dl以上のことです。
③アテローム性動脈硬化とは、動脈の内側に粥状(アテローム性)のプラーク塊が発生している状態をいいます。
動脈の内膜にプラークが発生して肥厚することにより、血液が流れる血管腔が狭くなって血液を流れにくくしてしまったり、内膜の中で成長したプラークが破綻してできた血栓が飛ぶと細い血管に詰まり(塞栓)、その先の血流を遮断してしまいます。
結果的に心臓や脳といった重要な臓器へ十分な栄養や酸素が運ばれず狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患、脳梗塞などの脳血管障害を引き起こします。
④歯周病とアテローム性動脈硬化は関連があります。
●歯周病原細菌は歯周ポケットで増殖し歯肉から侵入して血中を循環する。
●歯周病原細菌が血管内でのアテローム性動脈硬化を促進する。
●歯周組織での炎症反応による伝達因子は、血管内を含む全身の炎症レベルを上昇する。
上記のことをまとめるにあたり参考にした文献によりますと、、、
1. 歯周炎を持つ患者のほうが罹患していない患者に比べてアテローム性動脈硬化性心疾患の発症リスクが高い
2. 重度歯周病患者のほうが、軽度の患者に比べてアテローム性動脈硬化の発症リスクが高い、特に若年の患者は顕著。
3. 歯周病治療は 心疾患の低~中リスク患者のリスクを軽減する可能性がある。
という事で、
歯周病かも?という方、是非治療しましょう!
心疾患のリスクをお持ちの方は、歯周病が無いかどうかもチェックしてみましょう。
顕微鏡を使って歯周病菌を見る検査もしています!
まずは検診! お口の健康 は 身体の健康につながります☆
私たち 管理栄養士は、栄養相談、食事の相談なども承っております。
プルチーノ歯科・矯正歯科でお待ちいたしております♪
インビザライン矯正のメリット
17.06.15
カテゴリ:インビザライン
こんばんは!
PIT(プルチーノインビザラインチーム)の小島です!😊
今日はインビザライン矯正のメリットについて✨
〜ライフスタイル編〜
1.治療中でも自信に満ちた笑顔
インビザラインはアライナーという透明で目立ちにくいマウスピースを使用するため、装着していても治療中だと気付かれる事がほとんどありません。
2.気軽に華やかな場所へ
例えば結婚式など、特別な行事がある場合でもその間アライナーを取り外し、終了後再び装着してしていただければ問題ありません。
3.アクティブなライフスタイルを維持
インビザライン治療ではスポーツなどアクティブなライフスタイルにも適しています。
どうですか??
まず、ほとんど目立たないというのがとても嬉しいですよね!!✨
他にもインビザライン矯正はメリットがたくさんあるのでまた紹介します!
歯周病とアテローム性動脈硬化の関連
17.06.14
カテゴリ:インビザライン
こんにちは!
プルチーノ歯科・矯正歯科、管理栄養士の吉田と鈴木です。
今日は、歯周病とアテローム性動脈硬化の関連をお話します!
歯周病と動脈硬化の関連は次に示す3つの説が明らかとなっています。
①歯周病原細菌は血中を循環する。
②歯周病原細菌が血管内でのアテローム性動脈硬化を促進する。
③歯周組織での炎症反応による伝達因子は、血管内を含む全身の炎症レベルを上昇する。
この3つの説をもう少し詳しく書いていきます!
1.歯周病原細菌は血中を循環する
歯周病原細菌は歯の周りの歯周ポケット内で繁殖し、歯肉内に侵入します。
歯肉内の毛細血管に侵入し、血管内を循環します。
細菌の血管内への侵入は、食事や歯磨きの時にわずかではあるが常に起こっている現象です。
この血管内へ侵入する細菌の量が多く、継続的であった場合、血管内に侵入した細菌によって
活性化された血小板が固まって小さい血栓を形成することが動脈硬化の促進につながります。
歯周病原細菌のなかでも、グラム陰性桿菌(P.g)は、アテローム性動脈硬化との関連が強く
示唆されています。このP.gを認識するtoll様受容体からの自然免疫応答は、歯周病に罹患した
患者の歯周組織内で促進し、歯周組織を破壊します。
2.歯周病原細菌が血管内でのアテローム性動脈硬化を促進する
血管内に侵入したP.gが、アテローム部位で局所的に血管内皮組織などが発現した
toll様受容体によって認識されて局所的に炎症反応を引き起こし、アテローム性動脈硬化の
炎症反応を促進させることも示唆されています。
3.歯周組織での炎症反応による炎症性伝達物質は
血管内を含む全身の炎症レベルを上昇させる
炎症反応が始まった歯周組織では、炎症性伝達物質の産生が促進されます。
この反応は肝臓をはじめとして全身的にも起こる反応であり、血管内の炎症性伝達物質が上昇し
これらが循環することによってアテローム部での炎症反応が促進されることも
歯周病が動脈硬化を促進するひとつのメカニズムであると言える。
このようなメカニズムの複合的作用をもって、歯周病がアテローム性動脈硬化を
促進すると考えられています。
ちょっと今日の内容は難しいですが、皆さんに覚えておいて欲しいことは
歯周病菌は、口腔内だけで悪さをするわけではなく、血液にのって
血管の壁を攻撃してアテローム性動脈硬化を引き起こしやすくなってしまう!
という事を覚えておいてください。
最近、歯科検診受けましたか?
プルチーノ歯科では、歯周病検査の時に拡大鏡を使用しています!
もちろん、LDLコレステロールの値が高い人も動脈硬化のリスクが高いので
健康診断で引っかかった人は食事内容の見直しが必要ですよ☆
プルチーノ歯科・矯正歯科でお待ちしております!