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【大学生必見】矯正歯科は高い?費用を抑えて理想の歯並びにする方法を解説!
25.05.22
カテゴリ:インビザライン
「大学生のうちに歯並びをキレイにしたい」と思っても、矯正歯科の費用がネックになる大学生の方は多くいます。
特に親御さんからの仕送りに頼れない方の場合、「自分には無理かも…」と諦めかけてしまわれるかもしれません。
しかし大学生の方は、まだ若いため歯が動きやすく、治療がスムーズに進む可能性があるなど、矯正歯科治療を始めるのにメリットが多いタイミングでもあります。
この記事では、矯正歯科治療を受けたい大学生向けに、矯正歯科の費用相場や、月々の費用を抑えて矯正治療を受ける方法などを解説します。
Contents
なぜ大学生のうちに矯正治療をするのが良いのか?
歯並びや噛み合わせの悩みは、見た目のコンプレックスだけでなく、お口全体の健康にも影響する場合があります。
「いつか矯正したいな」と考えている大学生にとって、大学生活は矯正治療を始めるのに良いタイミングといえます。
大学生のうちに矯正歯科を始めるメリットは、以下のとおりです。
時間的な余裕がある
社会人になると、仕事のスケジュールに合わせて通院の時間を確保するのが難しくなる場合があります。
しかし大学生なら、比較的授業のスケジュールを調整しやすく、歯科医師の予約も取りやすい場合が多いです。
矯正治療の開始初期や調整時には頻繁な通院が必要になるため、時間的な融通が利きやすい大学生のうちに始めるメリットは大きいです。
比較的歯が動きやすい
大学生は顎骨の成長がほぼ完了しているとはいえ、歯周組織が柔軟で、歯がスムーズに動きやすい傾向があります。
骨が硬くなる成人以降に比べて歯が動きやすいため、治療期間が短縮されたり、より理想的な歯の移動が可能になったりします。
社会人になる前にコンプレックスを解消できる
歯並びのコンプレックスは、人前で話すことや笑うことに消極的になってしまう原因になりがちです。
大学生のうちに矯正治療を終えられれば、社会人として新しい環境に飛び込む際に、歯並びの悩みを解消した状態で自信を持って臨めます。
第一印象は重要ですから、大きなアドバンテージとなるでしょう。
自信を持って就職活動に臨める
社会人になる前の大きなイベントの一つが就職活動です。
面接などで人と対面する機会が増えるため、歯並びのコンプレックスがあると自信が持てない人もいます。
大学生のうちに矯正治療を進める、または終えることで、面接官に明るい印象を与えやすくなり、自信を持って自分を表現しやすくなります。
学生生活をより楽しめる
矯正治療でコンプレックスから解放されることで、友人との会話やサークル活動、アルバイトなど、さまざまな学生生活のシーンをより積極的に楽しめるようになります。
笑顔が増え、内面も外見もより輝くことで、充実したキャンパスライフを送れるでしょう。
大学生の矯正歯科、始める前に確認すべきこととは?
大学生の方が矯正治療を始める場合、最初に以下の項目を確認しましょう。
費用がかかる
矯正治療は、一般的に数十万円から百万円以上かかることの多い自費診療です。
費用をどのように捻出するのか(保護者の方との相談、デンタルローンなど)、事前にしっかりと計画を立てる必要があります。
当院では「株式会社ジャックス」のデンタルローンを採用しており、デンタルローンのご利用で月々3,200円(税込)から矯正治療を受けていただけます。
治療期間がかかる
矯正治療は、一般的に数ヶ月から2~3年、場合によってはそれ以上の期間がかかります。
大学卒業までに治療を終えたい場合は、逆算して早めに治療を開始する必要があります。
治療期間中は定期的な通院が必要になるため、長期的なスケジュール管理が重要です。
痛みを感じる場合がある
矯正装置を装着した直後や、ワイヤーやゴムの調整をした後には、歯が動く際の鈍い痛みや圧迫感がある場合があります。
痛みの感じ方には個人差がありますが、食事の際に固いものが噛みにくくなるなどの影響が出ることもあります。
透明なマウスピース矯正「インビザライン」は、ワイヤー矯正に比べて違和感や痛みが少ない矯正方法です。
大学生活での制約 (食事、見た目など)
矯正装置の種類によっては、食事の際に装置に食べ物が挟まりやすくなったり、硬いものや粘着性の高いものが食べにくくなったりすることがあります。
金属製のブラケットなど、見た目が気になる装置もあります。
大学生活でのイベント(食事会、写真撮影など)に影響がないか、事前に確認し、目立ちにくい装置(透明なマウスピース矯正「インビザライン」や裏側矯正など)も検討しましょう。
大学生の矯正歯科装置の種類と費用
大学生の方の矯正歯科装置の種類と費用について、プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院で取り扱っている装置と費用を紹介します。
透明なマウスピース矯正「インビザライン」
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、透明なマウスピース矯正「インビザライン」を中心とした矯正歯科治療を行っております。
インビザラインとは、透明なマウスピースを交換して歯を動かしていく矯正方法です。
当院では「株式会社ジャックス」のデンタルローンを採用しており、デンタルローンのご利用で月々3,200円(税込)からインビザライン矯正を受けていただけます。
インビザラインの治療中に、ワイヤー矯正での修正が必要な場合は無料で治療します。(インビザラインとワイヤー矯正には、それぞれ得意な歯の動かし方がございます)
■当院の院長は「インビザライン・ブラックダイヤモンド・プロバイダー」です
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インビザラインはどの歯科医師が治療しても同じ結果になるわけではなく、技術や経験が少ない歯科医師の場合は、満足のいく結果を得られない可能性があります。
プルチーノ歯科・矯正歯科の理事長は、インビザラインだけでなく矯正歯科治療全般の知識・経験が豊富な「インビザライン矯正認定医」であり、インビザラインの開発元であるアライン・テクノロジー社によるランク別認定制度の「ブラックダイヤモンド・プロバイダー」を取得しています。
ブラックダイヤモンド・プロバイダーは、年間401症例以上の実績を持つインビザラインドクターに対してインビザラインジャパンから送られる認定資格であり、全世界のトップから上位1%のドクターのみ受賞される名誉ある賞です。
審美的なワイヤー矯正
インビザラインではなく、ワイヤー矯正の方が、キレイな歯並びを目指せる方もいらっしゃいます。
しかし、シルバーのワイヤー矯正は目立つため、敬遠される方がほとんどです。
当院では、透明なブラケットやホワイトワイヤーを使った「審美的なワイヤー矯正」を行っています。
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の矯正歯科治療の料金
当院の矯正歯科治療にかかる料金は以下のとおりです。
初診料 | 0円 |
初回カウンセリング | 0円 |
歯並びシミュレーション | 0円 |
精密検査(初回のみ) | 66,000円 |
矯正装置 |
|
調整料・観察料 | 5,500円/回 |
追加アライナー | 9,900円/回 |
当院では無料の矯正相談を行っております。
当院に通っていただいている方も初めての方も大歓迎です。
大学生の矯正歯科の費用を安く抑える方法
高額になりやすい矯正歯科治療ですが、以下の方法で治療費を軽減させることが可能です。
- デンタルローンを利用する
- 医療費控除を申請する
- キャンペーンを利用する
デンタルローンを利用する
一括での支払いが難しい大学生にとって、デンタルローンは有力な選択肢の一つです。
デンタルローンとは、歯科治療費に限定して利用できるローン(分割払い)のことです。
当院では「株式会社ジャックス」のデンタルローンを採用しており、デンタルローンのご利用で月々3,200円(税込)から矯正治療を受けていただけます。
デンタルローンは金利が低めに設定されており、最長で120回までの分割払いが選べるため、無理のない範囲で計画的に返済していくことが可能です。
ただし、利用には審査があり、未成年の場合や収入が不安定な場合は、保護者の同意や連帯保証人が必要になることが一般的です。
また、金利が低めとはいえ、総支払額は一括払いより多くなります。
当院のお支払い方法は、デンタルローンだけでなく、現金やクレジットカードもご利用いただけます。
医療費控除を申請する
矯正治療にかかった費用は、医療費控除の対象となる可能性があります。
医療費控除とは、1年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費が一定額(通常10万円)を超えた場合に、確定申告を行うことで所得税の一部が還付される制度です。
ただし、単に見た目を良くするためだけの審美目的の矯正は対象外で、「噛み合わせの改善」など治療目的であると診断される必要があります。
大学生の方の場合、自身でアルバイト収入があり納税している場合は自分で申請できますが、親の扶養に入っている場合は、生計を同一にする親が申請することになります。
治療費そのものが割引されるわけではありませんが、税金の還付によって実質的な負担を軽減することが可能です。
医療費控除について詳しくは、当院の無料矯正相談でご相談ください。
キャンペーンを利用する
矯正歯科によっては、期間限定で特定の治療法の割引や、学生向けの特別プランなどのキャンペーンを実施していることがあります。
例えば「新生活応援キャンペーン」や「学生限定割引」といった形で、通常よりも費用を抑えて治療をスタートできるチャンスです。
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、2024年12月末まで「家族みんなでキレイな歯並びを」をテーマにした家族割キャンペーンを開催しておりました。
インビザライン・ファースト治療を完了または治療中の方の二親等以内のご家族(ご両親、ご兄弟姉妹、祖父母)であれば、矯正治療費が10%割引となる、ご好評いただいたキャンペーンです。
キャンペーン期間は2024年12月末(治療計画承認期限:12月31日まで)、対象院は新瑞橋、神宮前、東京、四日市の全クリニックでした。
現在はキャンペーン期間を終了しておりますが、ご家族での治療をご検討の場合はお気軽にご相談ください。
まとめ
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若くて歯が動きやすい大学生の期間は、治療がスムーズに進む可能性が高いなど、矯正歯科治療を始めるメリットが多いタイミングです。
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院は、透明なマウスピース矯正「インビザライン」を得意としています。
透明なマウスピースなので、周囲に気付かれにくく、痛みも少ないと感じる方が多い矯正方法です。
費用面でも、当院の提携デンタルローン(株式会社ジャックス)をご利用いただくことで、月々わずか3,200円(税込)からインビザライン矯正をスタートできます。
また、万が一ワイヤー矯正での修正が必要になった際も、無料で治療を行う安心の保証が付いております。
当院の矯正歯科にご興味のある方は、まずは「無料矯正相談」でご相談いただけますと幸いです。
「初診料」「カウンセリング料」「歯並びシミュレーション」のすべてが無料で、費用は一切かかりませんのでご安心ください。
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院は、イオンモール新瑞橋内にあり、大型駐車場を完備しています。
お買い物のついでにも立ち寄れる便利な立地で、各種公共交通機関でのアクセスも良好です。
「お電話」または「24時間Web予約」からご予約いただけます。
矯正歯科|小児矯正なら専門医がおすすめ!インビザライン認定医在籍で安心の治療
25.05.22
カテゴリ:インビザライン
「うちの子の歯並び、専門の先生に相談した方がいいのかな?」
「小児矯正って、どんな先生に診てもらうのが安心なんだろう」
「インビザラインみたいなマウスピース矯正も気になるけど、子どもでもできるの?」
お子さんの歯並びについて、このような疑問や不安をお持ちの親御さんは少なくありません。
大切なお子さんのことだからこそ、信頼できる専門的な知識を持った歯科医師に相談したいと考えるのは当然のことです。
小児矯正は、単に歯を並べるだけでなく、お子さんの成長発育を深く理解し、顎の骨格や顔全体のバランス、さらにはお口の機能まで考慮した治療が求められます。
そのため、小児歯科と矯正歯科、両方の専門的な知識と経験を持つ歯科医師の存在が重要になります。
この記事では、プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院が提供する専門的な小児矯正について詳しく解説します。
当院には、マウスピース型矯正装置「インビザライン」の治療経験が豊富な「インビザライン矯正認定医」が在籍しており、お子さんの状態やご希望に合わせた幅広い治療の選択肢をご提案できます。
記事を読めば、なぜ小児矯正に専門医が推奨されるのか、プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院でお子さんの大切な歯並びをどのようにサポートできるのか、具体的なイメージを持っていただけるはずです。
お子さんの健やかな笑顔と未来のために、最適な一歩を踏み出すお手伝いができれば幸いです。
Contents
小児矯正に専門的な知識が必要な理由
小児矯正には専門的な知識が不可欠である理由は、以下のとおりです。
- 成長の力を最大限に活かせるから
- 歯並びの根本的な原因にアプローチできるから
- 小児矯正のベストタイミングを見極められるから
成長の力を最大限に活かせるから
小児矯正の専門医は、単に歯をきれいに並べるのではなく、お子さんの顎の成長を利用して、顎の大きさやバランスといった「土台」から整えられます。
成長期のお子さんだけの特権で、将来の抜歯リスクを減らすことにもつながります。
歯並びの根本的な原因にアプローチできるから
指しゃぶりや口呼吸など、普段のちょっとした癖が、歯並びを悪くしている「根本原因」になっていることがよくあります。
小児歯科の専門医は、お子さんの歯並びを悪くする根本的な原因を見抜き、歯を動かすだけでなく、癖の改善も含めてアプローチできます。
小児矯正のベストタイミングを見極められるから
小児矯正の成否は、治療を開始する「タイミング」に大きく左右されます。
時期尚早であったり、逆に機を逸してしまったりすると、治療の効果は限定的になりかねません。
小児矯正の専門医であれば、お子さんの個々の成長過程を正確に把握し、最も効果的な時期を見定めて治療を始めることが可能です。
新しい時代の小児矯正では、口腔機能の成長を促して歯列を整えていきます
従来の矯正治療では、顎のスペースが不足している場合、歯列を整えるために健康な永久歯を抜歯することが一般的でした。
虫歯でもない、生えたばかりの歯を抜くことも少なくなかったのです。
しかし、近年の新しい考え方に基づく矯正治療では、抜歯を前提とするのではなく、歯並びが悪くなる根本原因にアプローチします。
特に、口周りの筋肉や舌の使い方の問題(口腔機能の発達不全)が顎の健やかな成長を妨げている点に着目し、まず口腔機能の改善・発達を目指します。
口腔機能が正しく発達すれば、顎も本来の大きさへ順調に成長しやすくなり、結果として永久歯が並ぶための十分なスペースの確保が可能です。
これに加えて、マウスピースなどの装置による物理的な力を利用して顎の成長をさらに促し、歯列をより効果的に整えていきます。
新しい時代の小児矯正で使用する矯正装置は「取り外せる装置」
新しい時代の小児矯正で使用する矯正装置は、取り外せるマウスピース型の矯正装置です。
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、以下の2種類のマウスピース矯正を行っています。
- プレオルソ
- インビザライン・ファースト
プレオルソ
プレオルソは、主に6~11歳頃の成長期のお子様に使用する、取り外し可能なマウスピース型矯正装置です。
お口周りの筋肉を鍛え、舌の正しい位置を覚えさせることで、歯並びが悪くなる根本原因(口呼吸や舌の癖など)にアプローチします。
メリットとして、日中の装着時間が短く(1時間程度と就寝時)お子さんの負担が少ない点、取り外せるのでむし歯のリスクが低い点などが挙げられます。
デメリットとしては、お子さん自身が毎日きちんと装着する必要があるため協力が得られないと効果が出にくい点、すべての歯並びに対応できるわけではない点があります。
インビザライン・ファースト
インビザライン・ファーストは、主に6~11歳頃の成長期のお子さん向けに開発された、透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置です。
一人ひとりの歯に合わせて作製されたマウスピースを段階的に交換していくことで、歯並びと顎の成長をコントロールします。
メリットとして、装置が透明で目立たないため、見た目を気にするお子さんでも抵抗感が少ない点、食事や歯磨きの際に取り外せるため衛生的でむし歯リスクが低い点、金属アレルギーの心配がない点などが挙げられます。
一方、デメリットとしては、お子さん自身が規定の装着時間(通常1日20時間以上)を守る必要があるため自己管理が求められる点、対応できる症例に限りがある場合がある点が考えられます。
当院の理事長は「インビザライン・ブラックダイヤモンド・プロバイダー」に認定されています
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当院の理事長は、マウスピース型矯正装置「インビザライン」の治療において、世界でもトップクラスの症例数と実績(年間401症例以上)を持つ歯科医師に与えられる「インビザライン・ブラックダイヤモンド・プロバイダー」に認定されています。
インビザライン・ブラックダイヤモンド・プロバイダーは、単にインビザラインの治療数が多いというだけでなく、小児歯科における様々な症例への深い理解と豊富な治療経験があることの証でもあります。
お子さん一人ひとりのお口の状態に合わせた最適な治療計画をご提案し、他院では難しいとされるような複雑な歯並び(難症例)にも、高い専門性をもって対応することが可能です。
また、インビザライン治療を進める中で、より精密な歯の動きや仕上げのために一時的にワイヤー矯正の併用が必要となるケースもございます。
ワイヤー矯正が必要な場合でも、当院ではワイヤー矯正への移行や併用に追加費用はいただいておりません。
使用するワイヤー矯正装置も、できる限り目立たない審美的な装置(白いワイヤーや透明なブラケットなど)を採用しておりますので、見た目を気にされるお子さんや親御さんにも安心して治療を受けていただけます。
小児矯正で失敗しない!専門医・クリニック選び5つの重要ポイント
ここでは、後悔しないための小児矯正の専門医・クリニック選びのポイントを5つに絞って詳しく解説します。
- 資格や経験、実績
- 説明の丁寧さ・コミュニケーションの取りやすさ
- 設備や衛生管理体制
- 通いやすさ(立地、診療時間)
- 初診相談・カウンセリングの費用・充実度
ぜひ、お子さんに最適なクリニックを見つけるための参考にしてください。
資格や経験、実績
まず確認したいのが、担当する歯科医師の専門性です。
小児矯正は、お子さんの成長発育を考慮した専門的な知識と技術が不可欠です。
「日本矯正歯科学会認定医・専門医」や「日本小児歯科学会専門医」「インビザライン矯正認定医」といった資格は、一定の基準を満たした歯科医師であることを示す一つの目安になります。
説明の丁寧さ・コミュニケーションの取りやすさ
治療内容や期間、費用、考えられるリスクなどについて、専門用語を避け、親御さんやお子さんにもわかりやすく丁寧に説明してくれるかは重要です。
疑問や不安に対して、親身になって耳を傾け、納得できるまで答えてくれる歯科医師やスタッフがいるクリニックを選びましょう。
お子さん自身がリラックスして治療を受けられるよう、優しく接してくれるか、お子さんとのコミュニケーションを大切にしているかも確認したいポイントです。
信頼関係を築けるかどうかが、治療をスムーズに進めるうえで大きなポイントとなります。
設備や衛生管理体制
精密な検査や診断、安全な治療を行うためには、最新の医療設備が整っていることも大切です。
例えば、3Dで歯並びや顎の状態を把握できる歯科用CTや、口腔内スキャナーなどがあれば、より正確な治療計画を立てやすくなります。
また、院内の清掃が行き届いているか、治療器具の滅菌・消毒といった衛生管理が徹底されているかは、感染予防の観点からも必ずチェックしましょう。
通いやすさ(立地、診療時間)
小児矯正は、数ヶ月から数年にわたる定期的な通院が必要です。
ご自宅や学校からのアクセスが良いか、無理なく通い続けられる立地であるかは重要なポイントになります。
共働きのご家庭も多い現代では、平日の夕方以降や土日も診療しているかなど、診療時間や休診日も確認しておきましょう。
初診相談・カウンセリングの費用・充実度
多くのクリニックでは、治療を始める前に初診相談やカウンセリングの機会を設けています。
初診相談が無料なのか有料なのか、有料の場合はどの程度の費用がかかるのかを事前に確認しておきましょう。
初診相談の費用だけでなく、相談時間の長さや内容の充実度も重要です。
お子さんの歯並びの状態をしっかり診てもらい、治療の必要性や具体的な治療法、期間、費用などについて、じっくりと話を聞けるかを確認しましょう。
複数のクリニックで相談を受けて比較検討することも、納得のいく選択をするためには有効な手段です。
小児歯科の矯正費用はどれぐらいかかる?子どもの矯正料金を安くする方法も解説!
25.05.22
カテゴリ:インビザライン
お子さんの歯並び、気になっていませんか?
「指しゃぶりや口呼吸の癖が抜けない」「受け口や出っ歯が目立つ気がする」「うまく噛めていないみたい」など、大切なお子さんのことだからこそ、些細なことでも心配になりますよね。
実は、子どもの頃の歯並びや噛み合わせは、見た目のコンプレックスだけでなく、将来の虫歯や歯周病リスク、滑舌や発音、食事の仕方、さらには姿勢や全身の健康にまで大きく影響する可能性があります。
「小児矯正はいつ始めるのがベスト?」「痛くないかな?」「どのような治療法があって、費用はどのくらいかかるんだろう」などの疑問や不安は、親御さんにとって切実な関心事ではないでしょうか?
この記事では、そんな親御さんの心配に寄り添い、プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院で提供している小児矯正の種類ごとの特徴や費用、月々の負担を抑えて治療を始める方法などについて詳しく解説します。
Contents
小児矯正とは?
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小児矯正は、成長期という特別な時期だからこそ行える矯正治療です。
歯並びや噛み合わせが整えば、食べ物をしっかり噛んで栄養を効率良く吸収でき、正しい発音も身に付けられます。
出っ歯や受け口などのコンプレックスを早期に解消することで、見た目を気にせず、人前で話したり笑ったりできるようになり、積極的な性格形成にも良い影響を与える可能性があります。
小児矯正のメリット
小児矯正は、顎の成長発育を利用して、顎の大きさやバランスをある程度コントロールできるのが大きなメリットです。
大人の矯正では難しくなる、骨格的な改善が期待できる貴重な機会といえます。
噛み合わせのバランスが良くなることで、顎の関節や特定の歯への負担が減り、将来的な顎関節症のリスクが軽減する点もメリットです。
成長期に骨格的な問題を改善しておくことで、将来全ての永久歯が生えそろってから行う本格矯正で抜歯の必要性が低くなったり、治療期間が短縮されたりする可能性もあります。
場合によっては、本格矯正(大人になってからの矯正)が不要になる場合もあります。
小児矯正にかかる費用の全体像:総額相場と費用の内訳
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児矯正にかかる、費用の全体像(総額相場と費用の内訳)について解説します。
小児矯正の費用の目安
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児矯正の費用の目安は、550,000円(税込)~880,000円(税込)です。
プレオルソ&部分ワイヤー治療による一期治療 | ¥550,000(税抜:¥500,000-) (部分ワイヤー追加など追加装置代含む) [期間:1.5年制約] |
一期治療から二期治療(インビザライン)への移行 | ¥440,000-(税抜:¥400,000-) (二期治療 インビザライン に移行する場合) [期間:3.5年制約] |
インビザライン ファースト+インビザライン 二期治療 | セット料金:¥880,000-(税抜:¥800,000-) |
※2025年5月時点の料金です。詳しくはお問い合わせください。
何にいくらかかる?費用の主な内訳を詳しく解説
小児矯正には、矯正装置の費用以外に、精密検査料:66,000円、調整料・観察料:5,500円/回、追加アライナーの費用:9,900円もかかります。
小児矯正の費用負担を軽減する方法・制度
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、安心して矯正治療を始めていただけるよう、費用負担を少しでも軽減できる可能性のある方法や制度についてご説明し、ご相談に応じています。
ここでは、保険適用の条件や医療費控除、当院でご利用いただけるお支払い方法についてご紹介します。
基本的に保険適用外?小児矯正と保険適用の条件とは
まず、ご理解いただきたい点として、ほとんどの小児矯正治療は、健康保険が適用されない「自由診療」となります。
歯並びの改善が、多くの場合「見た目をより良くする」という審美的な側面や、病気とはみなされない範囲での機能改善を目的としているためです。
ただし、例外的に保険適用となるケースも存在します。
例えば、国が定める特定の先天性疾患(唇顎口蓋裂など)が原因で噛み合わせに著しい問題がある場合や、顎の骨格に大きなずれがあり、外科的な手術(顎変形症の手術)が必要となる場合の矯正治療などが該当します。
一般的な「出っ歯」「受け口」「デコボコの歯並び」などを改善するための矯正治療は、原則として保険適用外です。
お子さんの状態が保険適用の対象となるかご不明な場合は、まずはお気軽にご相談ください。
確定申告で戻ってくる?医療費控除の対象となるケースと申請方法
小児矯正の費用は、医療費控除の対象となる可能性があります。
医療費控除とは、1年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費が一定額(通常10万円)を超えた場合に、確定申告を行うことで所得税や住民税の一部が還付される制度です。
重要なのは、医療費控除の対象となるのは「治療目的」の矯正であると認められた場合となる点です。
単に「見た目をきれいにするため」といった審美目的のみの場合は対象外となりますが、歯科医師が「噛み合わせが悪く、機能的な問題があるため矯正治療が必要」と判断した場合は医療費控除の対象となる可能性が高くなります。
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院で行う小児矯正は、お子さんの健やかな成長と機能改善を目的としていますので、多くの場合、医療費控除の対象となります。
医療費控除の申請には、治療費の領収書が必要となりますので、大切に保管してください。
医療費控除の詳しい申請方法やご自身のケースが対象となるかについては、お住まいの地域の税務署や税理士にご確認いただくのが確実です。
当院では、領収書の発行など、申請に必要な協力をさせていただきます。
金額に関係なく使用できる!クレジットカード払い
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プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、治療内容(保険診療・自由診療)やお支払い金額にかかわらず、各種クレジットカードをご利用いただけます。
当院で利用可能なクレジットカードは、JCB, American Express, VISA, Diners Club, MasterCardの5種類です。
高額になりがちな矯正歯科の費用も、クレジットカードを利用すれば、お手元にまとまった現金がなくてもスムーズにお支払いいただくことが可能です。
ご利用のカードによってはポイントが付与されるメリットもあります。
分割払いやリボ払いが可能なカードであれば、月々のご負担を調整することも可能です(※分割・リボ払いにはカード会社所定の手数料がかかる場合があります)。
まとまった費用がなくても安心!デンタルローンの活用
「すぐに治療を始めたいけれど、1度に全額支払うのは難しい」という方のために、デンタルローンの選択肢もあります。
デンタルローンは、信販会社などが提供する歯科治療費専用のローン(分割払い)サービスです。
事前に審査が必要となりますが、承認されれば、まとまった初期費用がなくても治療を開始でき、月々のご負担を抑えながら計画的にお支払いを進めていただけます。
当院は株式会社ジャックスのデンタルローンを採用しています。
株式会社ジャックスのデンタルローンは、一般的なローンよりも金利が低く、長期間での分割が可能です。
患者さんご自身のスマートフォンでお申込みいただけます。
※デンタルローンは24回まで金利が無料です。
「プルチーノ歯科・矯正歯科名古屋院」の小児歯科で取り扱っている矯正装置の種類と特徴を紹介
「プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児歯科」で取り扱っている矯正装置の種類と特徴について解説します。
- プレオルソ
- インビザライン・ファースト
プレオルソ
プレオルソは、永久歯が生え始める学童期(6歳~10歳頃)のお子さんを対象とした、取り外し可能なマウスピース型の小児矯正装置です。
単に歯を直接動かすだけでなく、「口腔筋機能療法」の考え方にもとづき、お口周りの筋肉のバランスを整え、舌の正しい位置への誘導や口呼吸、指しゃぶりなどの癖(口腔習癖)の改善を促します。
顎の健やかな成長をサポートし、歯並びが悪くなる根本的な原因にアプローチするのが、プレオルソの大きな特徴です。
装着時間が「日中1時間+就寝時」と比較的短く、学校など日中の活動中は基本的に外せるため、お子さんの生活への負担が少ない点もメリットです。
食事や歯磨きも普段通りできるので、お口の中を衛生的に保てます。
柔らかいシリコン素材のため痛みが少なく、口内炎などのトラブルも起きにくい点も、快適に治療を進められるポイントです。
インビザライン・ファースト
インビザライン・ファーストは、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期(6歳~10歳頃)のお子さん向けに開発された、透明なマウスピース型の矯正装置です。
大人向けのインビザラインと同様に、コンピューターによる精密な3Dシミュレーションにもとづき、オーダーメイドのマウスピース(アライナー)を段階的に交換していくことで歯を動かします。
透明で目立たないため、矯正治療中であることを周囲に気づかれにくく、多感な時期のお子さんの心理的な負担を軽減できます。
取り外しが可能なので、食事や歯磨きは普段通り行え、お口の中を清潔に保ちやすい点も大きなメリットです。
ワイヤー矯正に比べて痛みや口内炎などのトラブルが少なく、快適に治療を進めやすい点も魅力です。
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院が選ばれる理由とは?
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院が選ばれる理由は以下のとおりです。
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)の症例が1,970症例以上
- 「インビザライン矯正認定医」による無料カウンセリング
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の症例が1,970症例以上
プルチーノ歯科・矯正歯科は2017年から2024年12月までに、1,970件を超えるマウスピース矯正「インビザライン」の症例を手がけてまいりました。
軽度な症例から難症例まで、幅広い実績がございます。
お子さんがインビザラインで治療できるかご不安な方も、ぜひ1度ご相談いただけますと幸いです。
「インビザライン・ブラックダイヤモンド・プロバイダー」は、インビザラインの製造元であるアライン・テクノロジー社によって年間401症例以上の治療を行った歯科医院に付与される資格です。
「インビザライン矯正認定医」による無料カウンセリング
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当院では「まずは話を聞いてみたい」「子どもに合うか相談したい」という方向けに「無料矯正相談」を行っております。
「初診料」「カウンセリング料」「歯並びシミュレーション」の費用はかかりませんので、お気軽にお申込みください。
「無料カウンセリング」では、矯正治療全般のエキスパートである「インビザライン矯正認定医」が患者さんが抱えるお口のお悩みや、治療に対するご要望を詳しくお伺いすることから始めます。
そのうえで、インビザライン治療のメリットだけでなくデメリットも含めて正直にお伝えし、具体的な治療方法や期間、費用について、ご理解・ご納得いただけるまでわかりやすくご説明いたします。
「歯並びシミュレーション」では、お口の中の状態を3D上に表し、おおまかなBefore Afterを見ていただくことが可能です。
ご相談いただいたうえで、実際に治療を始めるかどうかはじっくりご検討いただけますので、どうぞご安心ください。
まずはお気軽にお問い合わせいただき、インビザラインに関する疑問や不安を解消することから始めてみませんか?
まとめ:お子さんの輝く未来のために、費用も治療内容も納得できる小児矯正を選びましょう
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小児矯正は、単に歯並びを整えるだけでなく、顎の健やかな成長を促し、正しい噛み合わせや呼吸、発音を身に付けることも可能です。
小児矯正で歯並びを改善すれば、早期にコンプレックスを解消し、お子さんが自信を持って笑顔で過ごせる未来にもつながります。
費用面でのご心配もあるかと思いますが、当院ではクレジットカードやデンタルローンといった、月々のお支払い金額を抑える方法のご提案も可能です。
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では「うちの子の歯並びはどうなんだろう?」「まずは話だけでも聞いてみたい」などのお悩みや疑問がある方向けに、無料の矯正相談を実施しております。
矯正歯科の豊富な知識・経験を持つ「インビザライン矯正認定医」が、お子さん一人ひとりの状況に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。
初診料やカウンセリング料、歯並びシミュレーションは無料で費用はかかりませんので、お気軽にお申込みください。
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【小児歯科】子どもの「受け口(反対咬合)」矯正治療|矯正歯科での最適な開始時期と方法
25.05.22
カテゴリ:インビザライン
お子さんの下の歯が上の歯より前に出ている『受け口』、気になりませんか?
「成長とともに自然に治るの?」「いつから治療を始めればいいの?」と、心配されている親御さんも多いのではないでしょうか。
実は受け口(反対咬合)は、見た目の問題だけでなく、放置すると噛み合わせや発音、顎の健やかな成長にも影響を与えてしまう可能性があるため、適切な時期に専門的な対応を検討することが大切です。
この記事では、小児歯科における受け口の原因や放置するリスク、治療を始めるのに適したタイミング、治療方法について、わかりやすく解説します。
記事を読めば、お子さんの受け口に関する疑問や不安が解消され、最適な治療法を見つけるための情報を得ることが可能です。
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お子さんの負担を考慮し、プレオルソやインビザライン・ファーストといった『取り外せる装置』を使った受け口治療を積極的に行っております。
無料矯正相談も行っておりますので、受け口などお子さんの歯並びでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
小児歯科|子どもの受け口とは?(反対咬合の定義)
受け口は「反対咬合」「下顎前突」「しゃくれ」とも呼ばれ、下の歯が上の歯より前に出ている状態です。
上の前歯が内側に傾いている場合や、上顎に対して下顎が大きい、あるいは下顎全体が前に出てしまっている状態をさします。
お子さんの受け口の場合、適切な時期に矯正治療を受けるかどうかで、将来の顔立ちが大きく変わる可能性があります。
子どもの受け口の主な種類
通常、上の前歯が下の歯に2~3mm程度覆いかぶさるのが正常な歯並びです。
一方、受け口とは、下の歯が上の歯よりも前方に位置してしまっている状態のことです。
受け口には以下の2種類があります。
- 成長期の治療で比較的簡単に治る「機能性の受け口」
- 時間をかけたアプローチが鍵となる「骨格性の受け口」
成長期の治療で比較的簡単に治る「機能性の受け口」
機能性の受け口とは、本来奥歯で噛むべきところを、無意識に前歯で噛む癖が原因となり、受け口を招いてしまう状態です。
前歯の傾きに不具合が生じて、噛み込むと、下顎が前歯に誘導されて受け口になってしまう症状も、機能性の受け口です。
食べ物を噛む際などに、まず上下の前歯の先端同士が接触し、そこから下顎が前方に滑り込むように動く傾向が見られます。噛み合わせも深くなる傾向です。
機能性の受け口は、下顎の骨格自体の大きさが原因ではないため、成長期に早期治療を開始し、上の前歯の傾きを適切に改善することで、比較的簡単に治るケースが多いです。
時間をかけたアプローチが鍵となる「骨格性の受け口」
骨格性の受け口とは、下顎の骨格が上顎に比べて大きい受け口です。
上顎の成長不足、あるいは逆に下顎の過成長といった、顎の骨格的な問題によって引き起こされる受け口のタイプとなります。
遺伝的要因の場合が多く、上下の前歯は当たりませんし、噛み合わせも浅いのが特徴です。
骨格性の受け口の場合、成長発育に合わせて、上顎の骨が前方へ成長するよう矯正治療を行います。
矯正治療が済んだ後も、定期観察が不可欠です。
なぜ?子どもの受け口の主な原因
受け口には先天性と後天性の2つの原因があります。
先天性とは遺伝的素因など生まれ持った要因をさし、後天性とは出生後の生活環境や癖などの影響による要因のことです。
遺伝的要因(骨格の影響)
受け口の多くは、遺伝的な要因で起こるとされています。
親御さんが受け口の場合、遺伝的影響によりお子さんも受け口になる傾向があります。
受け口が直接遺伝するのではなく、受け口を誘発しやすい歯や顎の大きさ、骨格といった特徴が遺伝するため、結果的に受け口になる可能性が高まるのです。
親御さんが受け口の場合、お子さんの歯並びや噛み合わせの状態を注意深く観察してみてください。
後天的要因
お子さんの受け口は、生まれつきの骨格だけでなく、日々の習慣や環境といった後天的な要因も大きく関わっているのが特徴です。
指しゃぶりや爪噛み、舌で下の前歯を押す癖などは、歯並びを乱したり下顎を不適切に前へ誘導したりして、受け口を引き起こす可能性があります。
アレルギー性鼻炎などによる鼻詰まりで口呼吸が習慣になると、舌の位置が下がりやすく、上顎の正常な成長を妨げ、下顎が相対的に前に出やすくなります。
うつぶせ寝のような生活習慣や、乳歯の虫歯を放置したり早くに失ったりすることも、顎の成長や噛み合わせのバランスを崩す一因です。
後天的な要因は、お子さんの健やかな顎の成長に影響を与える可能性があるため、気になる癖や兆候が見られたら、早めに歯科医師に相談するのがおすすめです。
放置はNG?受け口をそのままにしておくリスク・デメリット
受け口をそのままにしておくと、以下のリスクを高めます。
- 見た目への影響(コンプレックス)
- 発音への影響(サ行、タ行などが言いにくい)
- そしゃく機能への影響(食べにくい、消化不良)
- 将来的な外科手術の可能性
見た目への影響(コンプレックス)
お子さんの受け口は、放置しても自然に改善することはほとんどありません。
多くの場合、成長とともに受け口の特徴がより顕著になっていきます。
思春期を迎える頃には下顎が急激に成長するため、それまで軽度だった受け口も目立つようになりがちです。
遺伝的に下顎が大きい、あるいは前方に位置しているといった骨格的な要因が強い場合、顔立ちにも受け口の特徴が現れやすくなります。
ご両親やご親戚に受け口の方がいる場合、お子さんも似た顔つきになり、受け口が目立つ可能性は高まります。
たとえ初めは軽症の受け口であっても、適切な治療を受けずに放置していると、顎の骨の成長バランスが崩れ、より重度の「骨格性」の受け口へと移行してしまう可能性もあるため注意が必要です。
発音への影響(サ行、タ行などが言いにくい)
受け口になると、サ行やタ行の発音がしにくくなります。
そしゃく機能への影響(食べにくい、消化不良)
受け口の状態では、上下の前歯が正常に噛み合わないため、食べ物を前歯でうまく噛み切ることが難しくなります。
奥歯の噛み合わせにもズレが生じている場合が多く、食べ物を効率よくすり潰すのが困難です。
特定の食材が食べにくく感じたり、食事に時間がかかったりする場合もあります。
十分に噛み砕けないまま食べ物を飲み込んでしまうと、胃腸への負担が増え、消化不良や栄養吸収の妨げにつながる可能性も指摘されています。
将来的な外科手術の可能性
骨格性の受け口を放置すると、成長に伴い顎のズレが悪化・固定化することがあります。
骨の成長発育が完了した後では、歯の移動だけを行う矯正治療しかできないため、骨格の問題を根本的に解決できません。
重度の受け口を改善するには、顎の骨を切って位置を修正する外科手術(顎矯正手術)が必要になる可能性があります。
受け口は早期に治療が必要な歯並びです
子どもの歯の矯正をいつ始めるか、迷われる親御さんは多いと思います。
一般的には、上下の前歯が4本ずつ永久歯に生え変わる7歳から8歳頃が、矯正治療を検討し始める一つの目安です。
ただし「受け口」の場合は、少し事情が異なります。
受け口は、放置すると食べ物をうまく噛めなかったり、顎を前に出す癖がついてさらに悪化したりする可能性があります。
上顎の成長を促すような「骨格性の受け口」の治療法は、成長期でなければ効果が得られにくい場合があるため注意が必要です。
受け口のお子さんについては、一般的な開始時期(7〜8歳頃)よりも早く、就学前などから歯科医師に相談し、適切な治療開始タイミングを見極めることが重要になります。
お子さんの受け口が気になる場合は、お早めにご相談ください。
子どもの受け口の治療法
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児歯科では、以下の「取り外せる装置」を使った受け口の治療を行っています。
- プレオルソ
- インビザライン・ファースト
簡単に取り外せるため、受け口の治療中も、今ままでどおりに食事や歯磨きをしていただけます。
プレオルソ
プレオルソは、主に3歳から10歳くらいのお子さんを対象とした、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置です。
既製の装置をお子さんのお口に合わせて調整して使います。
プレオルソの大きな特徴は、お口周りの筋肉のバランスを整えたり、舌を正しい位置に導いたり、口呼吸を鼻呼吸に改善したりする「機能的なアプローチ」を重視している点です。
受け口の場合、プレオルソを装着することで、下顎を前に出す筋肉の力を抑えたり、舌を上顎につけるよう誘導したりします。
下顎の前方への成長を抑制し、上顎の健やかな成長を促す効果が期待できます。
装着時間は主に夜寝ている間と、日中1〜2時間程度なので、学校に付けて行く必要はありません。
お口の機能を改善しながら、受け口の原因に根本的にアプローチする方法と言えます。
インビザライン・ファースト
インビザライン・ファーストは、主に6歳から10歳くらいの、乳歯と永久歯が混在する時期(混合歯列期)のお子さんを対象とした、オーダーメイドの透明なマウスピース型矯正装置です。
コンピューターシミュレーションにもとづき作製された複数のマウスピースを段階的に交換していくことで、歯並びや噛み合わせを改善します。
受け口治療においては、下の前歯を後ろに移動させたり、上の前歯を前に出したりして、上下の歯の前後的な位置関係を改善します。
必要に応じて歯列の幅を広げる(側方拡大)ことで、顎のスペースを確保し、歯が並ぶ土台を整えることも可能です。
1日20時間以上の装着が必要ですが、透明で目立ちにくく、食事や歯磨きの際には取り外せるメリットがあります。
プレオルソに比べ、より精密に歯の位置をコントロールするのに適した方法となります。
子どもの受け口治療にかかる費用
子どもの受け口治療にかかる期間は、数か月~3年程度です。
治療費用は、550,000円(税込)~990,000円(税込)程度です。
別途、矯正治療を行うための検査に66,000円(税込)の費用がかかります。
受け口の治療期間や費用は、個々の症状や目指す歯並びによって異なりますので、まずは「無料矯正相談」でお話を伺えますと幸いです。
※2025年5月時点での料金です。変更になる場合もあるため、詳しくはお問い合わせください。
お子さんの受け口でお悩みの方は、当院の「無料矯正相談」でご相談ください
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お子さんの受け口について「このままで大丈夫?」「どんな治療が必要?」といった疑問や不安をお持ちでしたら、プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の「無料矯正相談」をご利用ください。
当院の無料矯正相談は、「初診料」「カウンセリング料」だけでなく、最新の「歯並びシミュレーション」まですべて無料です。
歯並びシミュレーションでは、受け口治療でお子さんの歯並びがどのように改善されるのか、治療前後のイメージ(ビフォー・アフター)をリアルな画像で具体的にご確認いただけます。
実際に受け口の治療を受けるかどうかは「無料矯正相談」の後にゆっくりご検討いただけますので、ご安心ください。
小児歯科のマウスピース矯正とは?矯正歯科で子どもが使用する装置を紹介!
25.05.22
カテゴリ:インビザライン
「うちの子、お口をぽかんと開けていることが多いけど大丈夫?」
「少し歯並びが気になるけれど、矯正はいつから始めるのがいいの?」
お子さんの歯並びやお口周りの癖について、悩んだり疑問に思ったりされている親御さんは多いです。
成長期のお子さんの歯並びは、将来の健康にも関わる大切な問題です。
小児歯科の矯正治療では、従来のワイヤー装置だけでなく、目立ちにくく取り外しが可能な「マウスピース型矯正装置」も選択肢として注目されています。
この記事では、小児歯科におけるマウスピース矯正の種類や特徴、治療を始める適切なタイミングなどについて、わかりやすく解説します。
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、お口周りの筋肉のバランスを整えながら歯並びを改善する「プレオルソ」や、精密な歯の移動が可能な「インビザライン・ファースト」といったマウスピース矯正を取り扱っているのが特徴です。お子さん一人ひとりの状態に合わせた最適な治療法をご提案しています。
大切なお子さんの健やかな歯並びと成長のために、マウスピース矯正について理解を深める第一歩として、ぜひ最後までお読みください。
Contents
小児歯科で矯正するメリットは、骨の成長発育を利用できること
「矯正治療は、永久歯がすべて生えそろわないと始められない」とお考えの親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、実際には乳歯が残っている段階から治療を開始できます。
子どもの矯正治療の大きなメリットは、顎の成長を利用できる点です。
大人の場合、顎骨の成長は完了しているため、骨格の大きさ自体を変えるには外科手術が必要となる場合があります。
しかし、成長期の子どもであれば、矯正治療によって顎の成長を適切に誘導し、上下の顎のバランスを整えることが可能です。
早期に顎のバランスを整えるアプローチによって、将来的に永久歯を抜かずに(非抜歯で)歯並びを整えられる可能性が高まります。
また、乳歯は永久歯に比べて弱い力で動かしやすいため、治療に伴う痛みが比較的少ない点も、お子さんにとってのメリットです。
出っ歯(上顎前突)のお子さんの場合、早期に治療を行うことで、転んだ際などに前歯をぶつけて傷つけてしまうリスクを低減する効果も期待できます。
小児歯科で矯正するデメリットは、治療期間が長いこと
小児矯正には、上下の顎の骨格的なアンバランスを治す一期治療と、永久歯が生え揃ってから歯を1本1本動かして噛み合わせも整える二期治療があります。
通常、一期治療と二期治療の2段階に分けて進めるため、早期治療後の経過観察を含めると、小児矯正は幼少期から始まり、成長発育が終わるまで続く長期的な取り組みとなる場合が多いです。
このように、小児矯正は治療期間が長くなる可能性があるため、お子さんご本人の治療に対する前向きな気持ちが大切になります。
小児歯科のマウスピース矯正には「予防歯科」の役割があります
お子さんの歯並びについて「食事に気をつけていたのにどうして?」と悩む親御さんは少なくありません。
実は、歯並びが悪くなる原因は食べ物だけでなく、お口周りの習慣や機能が大きく関わっている場合があります。
そこで注目したいのが、本格的な矯正治療が必要になる前に行うマウスピースによる「予防矯正」です。
小児矯正にマウスピースを使用することで、以下の改善が期待できます。
- 歯並びや咬み合わせの改善: 軽度の乱れを早期に整えられます。
- 口呼吸から鼻呼吸への移行: 鼻呼吸は顎や顔の正しい成長に不可欠です。マウスピースが唇を閉じやすくし、鼻呼吸を促します。
- 「お口ポカン」の改善: 無意識に口が開いてしまう状態を改善し、口周りの筋肉のバランスを整えます。
- 正しい飲み込み方の習得: 舌で歯を押すような間違った嚥下癖を改善し、正しい舌の位置や動きを覚えるサポートをします。
マウスピースは単に歯を動かすだけでなく、歯並びが悪くなる根本的な原因となりうる口呼吸やお口ポカン、間違った飲み込み方といった機能的な問題を改善します。
口呼吸やお口ポカン、間違った飲み込み方といった問題を早期に解決することが、顎の健やかな成長を促し、歯が正しい位置に並ぶための土台作りにつながります。
小児矯正でマウスピースを使用するメリット
小児矯正でマウスピースを使用するメリットは多くあります。
- 取り外しが簡単で衛生的
- 痛みが比較的少ない
- 口の中を傷つけにくい
- 金属アレルギーの心配がない
- 通院頻度が少なくなる場合がある
取り外しが簡単で衛生的
マウスピースは、食事や歯磨きの際に、お子さん自身や親御さんが簡単に取り外せます。
従来のワイヤー矯正のように食べ物が装置に挟まる心配が少なく、食事を普段どおり楽しめます。
歯磨きも装置を外して隅々までしっかりと行えるため、矯正期間中の虫歯や歯肉炎のリスクを低く抑えやすい点もメリットです。
痛みが比較的少ない
ワイヤー矯正は調整後に痛みを感じやすい場合がありますが、マウスピース矯正は、段階的に歯を少しずつ動かしていくため、比較的痛みが少ないとされています。
お子さんの治療への負担を和らげる効果が期待できます。
口の中を傷つけにくい
マウスピースには、ワイヤーやブラケット(歯に固定する装置)がないため、装置が口の中の粘膜(頬の内側や唇など)に当たって口内炎ができたり、傷つけたりするリスクが低減します。
スポーツをする際なども、比較的安心して装着できます。
金属アレルギーの心配がない
マウスピースは医療用プラスチックで作られているため、金属アレルギーの心配があるお子さんでも安心して使用できます。
通院頻度が少なくなる場合がある
マウスピース矯正「インビザライン」は治療計画にもとづき、一度に複数枚のマウスピースをお渡しし、ご自宅で交換を進めていく治療法です。
ワイヤー調整のために毎月通院する必要がある従来の矯正方法に比べ、通院頻度が少なくなる可能性があります(ただし、定期的なチェックは必要です)。
小児歯科の矯正で使用するマウスピースの種類
プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院の小児矯正で使用する主なマウスピースは、以下の2種類です。
- プレオルソ
- インビザライン・ファースト
プレオルソ
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お子さんに、次のような癖や習慣はありませんか?
- 頬杖をつく
- うつ伏せで寝る
- 日常的にお口がぽかんと開いている(口呼吸)
- 食べ物や飲み物を飲み込む際に、舌を上前歯に押し付けている
もし、これらの癖が見られる場合、それがお子さまの歯並びや顎の健やかな成長に影響を与えている可能性があります。
お口周りの癖の改善と歯並びの問題に対処するために用いられるのが、「プレオルソ」というお子さん向けのマウスピース型矯正装置です。
プレオルソは取り外しが可能で、日中1時間と就寝時に装着することで、舌を正しい位置へ導き、正しい飲み込み方を身に付けるサポートをします。
プレオルソの目的は、お子さんのお口周りの筋肉のバランスを整え、将来的な歯並びの問題を予防・改善することです。
プレオルソの適用年齢は、3歳~10歳ですが、5歳~6歳頃に始めるのがベストタイミングです。
インビザライン・ファースト
当院の矯正治療では、インビザライン(マウスピース矯正)をメインとした矯正治療を行っています。
インビザラインは、透明な医療用プラスチック製のマウスピースのため、矯正していることを他人に知られにくいのが大きなメリットです。
以前は大人向けだったマウスピース矯正(インビザライン)ですが、「インビザライン・ファースト」が登場したことにより、6歳から11歳頃のお子さんも、目立ちにくい透明なマウスピースを用いた矯正治療を受けられるようになりました。
前歯が少しガタガタしている歯並びはもちろん、嚙み合わせの改善が必要な歯並びまで適用できます。
※歯並びによっては、ワイヤー矯正の方が良い結果を目指せる場合もあります。当院では、透明なブラケットとホワイトワイヤーを使った目立ちにくいワイヤー矯正を行っております。
管理栄養士による食育指導を行っています
プルチーノ歯科・矯正歯科では、単に歯並びを美しく整えることだけを目的とせず、お子さんが生涯にわたってご自身の歯でお食事を楽しめることを大切にしています。
そのため、歯科治療と並行して、お子さんの健やかな成長を支える「食育」の指導に力を入れています。
院内には管理栄養士の資格を持つスタッフが常駐しておりますので、お子さんの食生活に関するご相談なども、どうぞお気軽にご相談ください。
当院では、随時「無料矯正相談」を行っております
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プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院では、矯正治療に関する無料相談を行っております。
「初診料」「カウンセリング料」「歯並びシミュレーション」のすべてが無料ですので、お気軽にご相談ください。
簡単なシミュレーションで、お子さんがマウスピース矯正をした場合の最終的な歯並びをご覧いただけるため、治療への期待感も高まるはずです。
- 費用や期間について詳しく知りたい
- 通院ペースが気になる
- そもそも、子どもに矯正が必要か知りたい
など、どのようなことでもお尋ねください。
矯正治療全般の知識・経験が豊富な「インビザライン矯正認定医」とスタッフが、丁寧にお答えします。
当院は、平日の通院が難しい方にもご利用いただきやすいよう、土日祝日も終日診療を行っている歯医者です。
お子さんの歯やお口周りのことで、ご心配な点や気になることがございましたら、どのような小さなことでも、お気軽にご相談いただければと思います。