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名古屋の矯正歯科医院が徹底解説!マウスピースによる歯並び矯正 『インビザライン』のほかにもある?
21.09.01
カテゴリ:インビザライン
薄く透明なマウスピースを使って歯並びを整える矯正法のうち、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科では米国アライン・テクノロジー社の『インビザライン』を採用しています。
このようなマウスピース矯正はインビザライン以外にもいくつか治療法がありますので、インビザラインとこれらの治療法の共通点や違いについて解説していきましょう。
マウスピースを使った歯並び矯正の種類
マウスピース(アライナー)を使った歯列矯正については、現在も国内外で様々な種類の治療システムが存在しています。メジャーなものをいくつか挙げるとすると、
インビザライン(アメリカ:アライン・テクノロジー社)
アイソライナー(日本:アソインターナショナル社
イークライナー(韓国:イークリアインターナショナル社)
オペラグラス(日本:オペラ社)
などが、日本の歯科医院で取り扱われてます。
マウスピースによる歯並び矯正に共通するメリットとデメリット
各システムのマウスピース矯正には、次のような共通するメリットとデメリットがあります。
メリット
・装着しても、装置が目立たない
・痛みや違和感が少ない
・自分で取り外しができる
・歯磨きや食事がしやすい
・金属アレルギーの人にも安心
・矯正治療をしながらホワイトニングもができる
デメリット
・毎日一定の時間(20時間以上)の装着が必要
・装着法や装着時間を守らないと、予定通りの歯並びにならないことがある
・歯並びの具合によっては、治療ができないことがある
インビザラインと他のマウスピース矯正との違い
インビザラインが他のマウスピース矯正と大きく異なるのは、インビザラインは1回の歯型の採取でゴールの歯並びまでのマウスピースを一気に作製していく点です。
インビザラインではまず、「iTero(アイテロ)」という光学3Dスキャンで患者様の歯型をスキャンし、それをコンピュータに取り込みます。
そのスキャンした歯型を元に、理想的な歯並びになるまでのシミュレーションをおこない、その結果をもとにマウスピースを数十枚ほど作製していきます。
一方で他のマウスピース矯正では、歯が動くごとに歯科材料(印象材)を用いた歯型の採取をおこない、それを元にマウスピースを作製していくのが一般的です。
したがってインビザラインよりも通院回数が多くなるほか、歯型を取る際に患者様に多少なりの負担がかかるようになります。
さらにインビザラインのもう1つの大きな特長は、他のマウスピース矯正よりも適用範囲が広い点です。
他のマウスピース矯正は前歯を中心とした部分矯正や軽い不正咬合などを得意とする一方で、抜歯が必要な大がかりなケースは適用の範囲外になります。
インビザラインは奥歯を動かすケースや抜歯が必要なケースなど、他のマウスピース矯正では治療ができない歯並びにも対応できます。
ご興味のある方は、お気軽にプルチーノ歯科・矯正歯科までお問合せください。
名古屋の矯正歯科治療
プルチーノ歯科・矯正歯科
〒457-0012 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7−10 イオンモール新瑞橋1F
名古屋の矯正歯科医院が徹底解説「インビザライン」で歯が動く仕組みについて
21.09.01
カテゴリ:インビザライン
インビザラインでは、複数枚の透明なマウスピース(アライナー)の着脱を繰り返しながら歯を動かしていきます。
ただマウスピースを着けたり外したりするだけで歯が動くと聞くと、少し不思議な感じがしますね。
そこで今回はインビザラインで歯が動く仕組みについて詳しくご紹介していきます。
インビザラインとワイヤー矯正 歯が動く仕組みは違う?
まず、インビザラインとワイヤー矯正(マルチブラケット)で歯が動く仕組みがどう違うのかについてですが、基本的には両者ともその原理は同じです。
いずれの矯正治療でも、歯の根っこの周りを囲む「歯槽骨(しそうこつ)」という骨の『吸収』と『再生』によって歯が動いていきます。
たとえば歯に力(矯正力)が加わると、その力によって圧迫された側の骨が吸収し、そこにできたスペースに向かって歯が動き出します。
一方でその反対側には歯が動いた分だけ新たなスペースができますが、そこには新しい骨が作られます(再生)。
矯正治療が他の歯科治療と比べて時間がかかってしまうのは、この骨の再生や吸収がゆっくりと進んでいくからです。
また歯を動かすにはそれに適切な力加減(至適矯正力)があり、強い力を加えたからといって歯が速く動くというわけではありません。
インビザラインのマウスピース(アライナー)で歯が動く仕組み
インビザラインとワイヤー矯正の歯を動かす原理はほぼ同じですが、両者は歯への力の加え方が少し異なります。
一般的なワイヤー矯正では、歯の表面(または裏側)に『ブラケット』という小さなボタンのような装置を貼りつけ、そこにワイヤーを通していきます。
ワイヤー矯正はこのワイヤーが元の形に戻ろうとする力や、ブラケットにかけるゴムの力を利用して歯を動かす治療法です。
一方のインビザラインは最終的な歯並びをあらかじめコンピュータ上でシミュレーションし、そのゴールに向かってマウスピース(アライナー)を数十個ほど作成します。
それを10日から2週間ごとに新しいものと交換していくのですが、それぞれのマウスピースはステップごとにゴールの歯並びに少し近づいた歯型になっています。
これにより新しいマウスピースを装着すると、次のステップに向けた力が新たなに加わって歯が動くようになるわけです。
インビザラインのアライナーでは近年、「SmartTrack(スマートトラック)」という新たな素材が開発されています。
この素材は従来のもよりも歯にピッタリと密着して、弱い力を持続的に与えながら歯を動かしていくのが特長です。
また従来の素材よりも柔らかいため着脱もしやすく、見た目(審美性)もさらによくなっています。
インビザラインでさらに効率よく歯を動かす仕組み
インビザラインではさらに「アタッチメント」や「顎間ゴム」などの補助装置を使うことで、歯を効率よく動かすことが可能になります。
アタッチメントとは歯の表面に付与するプラスチック製の突起で、この突起によってマウスピースの”浮き”を防ぎ、歯に無駄なく力が加わるようにしていきます。
顎間ゴムでは通常のワイヤー矯正にも使用されるもので、ゴムの弾性を利用して歯を動かしたいほうへ効率よく力を加えるのに役立ちます。
インビザラインに関してご不明な点などございましたら、いつでも当院までお気軽にご相談ください。
名古屋の矯正歯科治療
プルチーノ歯科・矯正歯科
〒457-0012 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7−10 イオンモール新瑞橋1F