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BLOG

歯周病と慢性閉塞性肺疾患(COPD)②

17.10.17

カテゴリ:BLOG一般歯科予防歯科治療

こんにちは!

愛知県名古屋市瑞穂区•南区イオンモール新瑞橋1F

プルチーノ歯科•矯正歯科、管理栄養士の鈴木です。

 

今日は、COPDと歯周病の関連性についてです。

COPDは咳、痰が主な症状です。

 

◆COPDと歯周病の関連性

1) 研究データの分析により、歯周炎はCOPDに対して喫煙とともに影響を与えることが確認された。

 

2) HymanとReidらの分析により、重度の歯周炎に罹患している喫煙者はそうでない人と比較して3倍近くCOPDになることがわかった。この研究において、喫煙の影響を除外するのは困難であり、喫煙はすべての歯周炎とCOPDとの関連性において修飾因子となり得ると結論付けた。

 

3) 中国の病院で行われた症例対象研究では喫煙者の階層分析において、歯周病とCOPDに関連性が見いだせなかった。また、COPDの患者の増悪頻度についても関連性を見いだせなかった。

 

4) Scannapiecoらによる情報の収集と吟味、分析の結果 さらなる研究が必要であると結論づけている。

 

◆COPDと歯周病の関連 根拠

2000~22010年の期間でCOPDと診断されて間もない22322名の患者を対象とした調査を2011年まで行った結果、COPD患者は非COPD患者に比べ1.19倍歯周炎になりやすいことが分かった。加えて、ステロイド投与を受けている症状の悪化したCOPD患者は、1-22倍歯周炎になりやすいことが示された。

また、60名の慢性歯周炎を併発しているCOPD患者を対象とした試験では歯周治療を受けた群は、治療を受けなかった群に比べて半年、1年、2年と経過観察をした中で、明らかに歯周炎の状態が改善した。加えてCOPDの増悪頻度も対象群に比べて2年間の経過観察中に明らかに減少し、歯周炎を有するCOPD患者において歯周治療を行うことがCOPD増悪頻度を減少させる可能性を示唆した。

 

 

 

まとめると・・・

 

・歯周炎がCOPDに与える影響

・歯周炎は喫煙と共にCOPDに影響を与える。

・喫煙はすべての歯周炎とCOPDとの関連性において修飾因子となり得るため、その影響を除外するのは困難である。

・歯周病を有するCOPD患者において、歯周治療を行うことがCOPDの増悪頻度を減少させる可能性がある。

・COPDが歯周炎に与える影響

・COPD患者は非COPD患者に比べて歯周炎になりやすく、特にステロイドを服用している患者はその傾向が強い

・COPDが重症化すると歯周炎を示す CAL、PPD、GIの値が悪化する。

 

 

 

 

COPDは喫煙する方がなりやすいのは一般的にも知られていますが、そこに歯周炎があるとさらになりやすいのですね。

喫煙は、歯周病を招きやすいのです・・・。

 

 

禁煙するのが一番良いのですが、、、

どーーーーーーーーーーしても タバコは止められない!!!(もしくは止めないっ!)

という方・・・

是非、こまめに歯科医院にかかり歯周ケアしましょう。

 

お待ちいたしております★

 

 

 

 

 

愛知県名古屋市南区イオンモール新瑞橋1F

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