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歯周病と心血管疾患・アテローム性動脈硬化のまとめ

17.06.16

カテゴリ:BLOG一般歯科

こんにちは! 管理栄養士の鈴木です。

今日は歯周病と心血管疾患・アテローム性動脈硬化のまとめです。

 

①心血管疾患は 心臓の病気 と 血管の病気 のことでした。

●心臓の病気は 心筋症、心不全、心不整脈、炎症性心疾患(心内膜炎、心筋炎)、心臓弁膜症、先天性心疾患です。

●血管の障害は  冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)、末梢動脈障害、脳血管障害(脳梗塞など)、腎動脈狭窄、大動脈瘤 です。

 

②血管障害のほとんどは アテローム性動脈硬化がきっかけとなっていることが多く、アテローム性動脈硬化の根源は高コレステロール血症であるとみなされています。

高コレステロール血症は LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の数値が140mg/dl以上のことです。

 

③アテローム性動脈硬化とは、動脈の内側に粥状(アテローム性)のプラーク塊が発生している状態をいいます。

動脈の内膜にプラークが発生して肥厚することにより、血液が流れる血管腔が狭くなって血液を流れにくくしてしまったり、内膜の中で成長したプラークが破綻してできた血栓が飛ぶと細い血管に詰まり(塞栓)、その先の血流を遮断してしまいます。

結果的に心臓や脳といった重要な臓器へ十分な栄養や酸素が運ばれず狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患、脳梗塞などの脳血管障害を引き起こします。

 

④歯周病とアテローム性動脈硬化は関連があります。

●歯周病原細菌は歯周ポケットで増殖し歯肉から侵入して血中を循環する。

●歯周病原細菌が血管内でのアテローム性動脈硬化を促進する。

●歯周組織での炎症反応による伝達因子は、血管内を含む全身の炎症レベルを上昇する。

 

上記のことをまとめるにあたり参考にした文献によりますと、、、

 

1. 歯周炎を持つ患者のほうが罹患していない患者に比べてアテローム性動脈硬化性心疾患の発症リスクが高い

2. 重度歯周病患者のほうが、軽度の患者に比べてアテローム性動脈硬化の発症リスクが高い、特に若年の患者は顕著。

3. 歯周病治療は 心疾患の低~中リスク患者のリスクを軽減する可能性がある。

 

という事で、

歯周病かも?という方、是非治療しましょう!

心疾患のリスクをお持ちの方は、歯周病が無いかどうかもチェックしてみましょう。

 顕微鏡を使って歯周病菌を見る検査もしています!

 

まずは検診! お口の健康 は 身体の健康につながります☆

 

私たち 管理栄養士は、栄養相談、食事の相談なども承っております。

 

プルチーノ歯科・矯正歯科でお待ちいたしております♪

 

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